はじめに・ご挨拶

 長野灯明まつりは、長野冬季五輪の開催を記念して2004年から始まり、今回で二十回目の開催となります。五輪の平和を願う精神を後世に遺していくため、長野から世界に向けた平和の灯りを発信していく冬の祭りです。長野の象徴ともいえる善光寺をライトアップする「ゆめ常夜灯」を中心に、一般市民から広くご応募をいただき、全部で約800基に切り絵を並べて灯す「ゆめ灯り絵展」などにより日本を代表する冬の祭典になることを目指しています。

 今回は、一般市民からご応募いただく切り絵を灯す「灯り絵」約650基を、県立美術館前の城山公園内に設置し、コンテスト作品約150基を善光寺山門南の駒返り橋前に設置するなど、城山公園から善光寺一帯を中心に開催いたします。

 新型コロナウイルス感染症による影響に加え、様々な紛争、急速な円安などの影響も重なり、不安定な情勢が続いています。

 今回は「平和への想い~想いの継承~」をテーマとしております。ご来場の皆様には、この不安定な時代に、長野灯明まつりの「灯り」を通じて、平和な社会と平穏な日常、未来への希望を願い、「灯」を灯していただけると幸いです。

 結びとなりますが、第二十回長野灯明まつりの大成功に向け、実行委員の皆様はじめ、多くの方々の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。

第二十回長野灯明まつり実行委員長 水野 雅義

第二十回長野灯明まつり公式サイト https://nagano-tomyo.com/


このプロジェクトで実現したいこと

長野灯明まつりはこれまで世界に対して「平和の灯り」を変わらぬメッセージとして発信し続けてまいりました。特に地域の小学生を対象とした切り絵の灯籠「灯り絵」は、市内の小学生の卒業制作や授業にも採用され、切り絵制作を通じて未来のゆめや平和への想いを形にしてきました。

第二十回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に留意しつつ創始の想いや灯明まつりの原点に回帰し、20年を迎えることを記念した開催といたします。創始より脈々と受け継がれてきた、オリンピック開催都市である長野に芽生えたホスピタリティを発揮し、多様性と調和の重要性を再認識し、平和を祈り後世へ繋げる契機となるまつり開催を目指します 。

私たちの地域のご紹介

長野灯明まつりが開催される長野市は1998年冬季オリンピックが開催され、国際観光都市として栄えてきました。

また、長野市を代表する善光寺は特定の宗派に属しておらず、 身分の高い人しか参拝できなかったり女人禁制が当たり前であった昔から、身分や性別に関係無く誰でもお参りできる庶民の寺として全国から老若男女が訪れ信仰を集めてきました。

古より誰でも受け入れる文化が根差したこの地域では、オリンピック開催時においてもそのホスピタリティを発揮し、多様性と調和の重要性を大切にしてきました。 


プロジェクトを立ち上げた背景

長野灯明まつりは、長野冬季五輪の開催を記念して2004年から始まり、今回で二十回目の開催となります。五輪の平和を願う精神を後世に遺していくため、長野から世界に向けた平和の灯りを発信していく冬の祭典として始まりました。


これまでの活動

資金的な課題、運営メンバーの減少といった人的な課題がある中で、創始より引き継がれてきた「平和への想い」を今後も永続させ、長野灯明まつりの開催を通じて、争いにより世界情勢が不安定な時代だからこそ平和への想いを多くの人々に届け続けることが必要と考えています。運営事務局がすべてを担う組織体から、市民と一体となり能動的に参画する組織運営にしていくことで、このまつりを継続させていきたいと考えます。


資金の使い道・実施スケジュール

いただいた支援金で、地域の小学生が作成する切り絵を使った灯籠「灯り絵」の制作費用に使用します。

CAMPFIRE手数料にも使用されます。

リターンのご紹介

第二十回長野灯明まつり

2023年2月9日(木)~2月12日(日) 18:00~21:00(※最終日のみ20:00まで)

開催場所:善光寺周辺及び城山公園

こちらのまつり開催を記念したグッズとなります。

※ポストカード等画像はイメージになります。

最後に

これまで二十回続いてきた長野灯明まつりを長野の冬を彩る風物詩として後世に繋ぎ継続していくためには、より多くの皆さまのご支援、ご協力が必要です。皆さまのご支援何卒お願いいたします。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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