ご挨拶

はじめまして、合同会社IPEL(アイペル)代表 本窪田 智子です。

今回のプロジェクトは、日本の社会問題である「引きこもり」を解消するためのスクール事業の立ち上げです。
日本には現在、引きこもりの方が約70万人いると推定されています。引きこもりは、ご本人だけが苦しんでいるのではなく、その方を支えているご家族も多くの悩みを抱えています。

参考サイト:内閣府ホームページ https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_04_02.html

ご家族の悩みはいくつかありますが、悩みの一つが「自分達が働ける間は子どもの面倒を見れるが、自分達が働けなくなったらこの子はどうなるのか?」という不安です。現在、就労移行支援などのサービスもありますが、これらは家から出て活動できることを前提としたサービスで、家から出られない方には利用しづらいサービスです。

「子どもが社会に出て仕事ができるようになるにはどうしたら良いのか?」

その疑問に応えるプロジェクトが本プロジェクト「Fun Step School」です。

「Fun Step School」は家から出られない引きこもりの方が、「自分と向き合い自信を持ち、社会活動できる人材になる」ことを最初の目標にしています。本プロジェクトをご覧いただき、一人でも多くの方にご共感・ご支援いただければ幸甚です。

自らと向き合い、解放し、なりたい自分と出会うための学びの場。
多くの人が自分の成長にワクワク(期待)し、人生が楽しくなる機会を提供します。

事業内容
引きこもりや、不登校など社会で人と関わるのが苦手で、企業で働くのが難しいそんな方に、技術を身につけ、お仕事の喜びと、人と関わることへの恐怖を取り除き、生きることの「楽しさ」を知り、自分への「自信」を取り戻すスクールです。

事業のきっかけ:突然仕事ができなくなったプログラマーとの出会い

本プロジェクトを始めるきっかけは、あるプログラマーとの出会いでした。
以前、チームのプログラマーが突然仕事ができないと号泣し、辞めてしまったことがありました。


突然起こった出来事に私は何もできず、彼女を支えてあげることができませんでした。
当時の私には知識もなければ、相談できる専門家もいませんでした。

その出来事から「彼女のような人を救いたい」という思いが日に日に強くなり、多くの専門家に相談し、自身も知識を得ました。その過程で多くの賛同者が集まり、今回のプロジェクトチームができました。

このプロジェクトに7年間引きこもりだった20代半ばの男性が参加してくれました。

プロジェクトに参加した当初は会話もチャットでの会話しかできなかった彼が、1ヶ月後に電話で話せるようになり、3ヶ月後に対面で会うことができるようになりました。その後、簡単な作業ですが、アルバイトとして収入を得ることができました。自分に自信がついた彼は6ヶ月後に自分のやりたい仕事を見つけ、社会に出て働くまでになりました。

その彼を見て、同じようにこのプロジェクトチームで引きこもりから社会に出られる方のサポートができると強く思いました。
社会には引きこもりで悩んでいるご本人、ご家族がたくさんおられます。
当プロジェクトを通じて、一人でも多くの方が社会で活動できるようになってほしいと願っています。

Fun Step Schoolが取り組む課題

取り組む課題は、「引きこもり→社会で活動すること→労働収入を得ること」です。

内閣府が平成26年に調査したデータによると、日本の引きこもり人口は推計で約70万人いるとされています。引きこもりで苦しんでいる方が、自分と向き合い、自分を解放し自信をつけ、自分のスキルで仕事ができること目指します。

参考サイト:内閣府ホームページ https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26honpen/b1_04_02.html

本課題を解決することは、ご本人の悩みを解消することにつながる他、ご家族の不安を取り除くことにつながると考えています。そして、就労できる方が増えることは多くの企業や日本経済にもメリットだと考えます。


プロジェクトについて

目的は、

「引きこもり→社会で活動すること→労働収入を得るためのスキルを身につけること」

を実現することです。

そのために実施することは、大きく3つです。

1.スクールでの学びによって、受講者が自信をつけ、社会で必要なスキルを身につけること

2.受講者のご家族の悩みをサポートをすること

3.卒業後にスクールで身につけたITスキルで仕事ができるようになること

それを実現するために次のカリキュラムを実施します。


【自信を取り戻すためのサポート】

まず、受講生が自分を見つめ直し、自信を取り戻すためのサポートは、各分野の専門家がサポートします。

1.乗馬体験
五色ホースクラブ(淡路島)
乗馬することによって、筋肉が付いたりバランスが良くなる、馬に乗ることに集中することで自分に向き合う、馬に乗ることの楽しさを覚え、積極的な外出の機会を促します。

2.絵画セッション
神戸芸術工科大学アートクラフト学科 助教・画家 中山 玲佳
担当する絵画セッションでは、絵を描くことを、言葉では表現できない心の世界を目に見えるかたちにして現実世界にあらわす一つの方法としてとらえ、様々な材料を用いて思いのままに手を動かし自分自身を表現することで、解放されたり、整理されたり、自分でも気付かなかった「ありのままの自分」に出会うことを通して、自己成長や自己肯定の促進を目的としています。


3.カウンセリング
佛教大学キャリアサポートセンター講師
社会福祉士/精神保健福祉士/公認心理師 小島 登貴代

ご本人がご自身と向き合うためのカウンセリングです。これまで数千人のカウンセリングを行なってきた社会福祉士/精神保健福祉士/公認心理士で、佛教大学のキャリアサポートセンターの講師がしっかりとサポートいたします。

4.農業体験
株式会社山本商店 (淡路島) 増田 晋也
土に触れる。食物を育てる。収穫する。土に触れることで心を落ち着かせ、食物を育てることで感謝します。農業を通じて心を育てます。

4月 新玉ねぎ(極早生) 収穫体験 トウモロコシ種まき
5月 新玉ねぎ(早生)/春キャベツ収穫体験
6月 玉ねぎ収穫体験(中生)/稲つくり見学
7月 田植え体験/玉ねぎつるきり体験
8月 土壌消毒体験(バスアミド)
9月 稲刈り体験/玉ねぎ種まき-苗つくり体験 

この話をいただく前から、農業人口を増加させたく思っていたところ今回、引きこもりの方が対象との事でしたが、この体験をきっかけに農業活動だけではなく、色んな事に興味を持っていただきたいと考えております。また、今後については対象者もどんどん増加させ未来の日本の食卓も盛り上げれる様な農家を一人でも増やしていきたい。と考えています。

5.コミュニケーション講座
スマイルアドバイザー協会 理事長 上田 真弓
コミュニケーション講座では、「日常生活で笑うこと・笑顔でいること」を習慣化するための訓練を行います。
人は楽しいときや嬉しいときに笑ったり、笑顔になります。笑顔でコミュニケーションをとることで明るい気持ちになります。コミュニケーション講座では、笑顔でコミュニケーション取ることを習慣化することで、毎日を楽しく、元気で生活するサポートをしています。
人生にはいろんな苦難はあるけれど笑顔で乗り越えられる。元気は自分で作ることができる。笑顔で多くの受講生が幸せを感じることができるようになれば嬉しく思います。


【技術指導】

そして、卒業後にIT関連の仕事に就くためのスキルを身につけます。
1.プログラミング
HTML、CSS、JavaScriptなど、Web関連のプログラミングを学びます。
引きこもりの方はPCやスマートフォンの操作に長けている方が多く、その得意分野を仕事で使えるスキルとして伸ばします。

2.画像処理
PhotoShopをつかった画像処理の技術を学びます。Webサイト制作やECサイト制作では画像処理のスキルは必須です。そのスキルは今後のWebやIT業界でも引き続き求められるスキルです。卒業までにAdobe PhotoShopの資格を取得することを目指します。


【ご家族のサポート】

最後に、ご家族のサポートです。引きこもりの方が社会復帰するには家族の方のサポートが不可欠です


ご家族の接し方講座
一般社団法人LSB心身学協会 代表理事 星加 富士子

私は引きこもりの方が自信を取り戻し社会に復帰するためにはご家族のサポートがとても重要だと感じています。ご家族の接し方ひとつでご本人の自信になったり、プレッシャーから解放されることも少なくありません。ご家族の方々にも引きこもりの要因や原因を知って頂き、またご家族の方も世間や社会のプレッシャーを手放し、気持ちを軽くして頂きたいと考えています。家庭の中にご家族の笑顔が溢れると必ず良い影響が生まれます。そんな役割が微力ながら出来れば幸いと思っています。


【参考】1ヶ月のカリキュラム

*登校は週に1回でそれ以外は在宅でのプログラミング・画像処理の学習です。
登校時学習内容(スケジュールは暫定で、変更する場合があります)
1週目 プログラミング学習(新大阪・オンライン)
2週目 絵画セッション(新大阪・オンライン)
3週目 プログラミング学習(新大阪・オンライン)
4週目 乗馬体験・農業体験(淡路島)※淡路島に行くのが困難な方は、カウンセリング他学習メニューに変更します。

*登校時の内容は受講生の状況に応じて組み替えます。(オンラインでも可能)

*授業がない時も、LINEやDiscordなどのツールを使ってサポートいたします。

カウンセリング等
・個別カウンセリング1回
・保護者向けご家族の接し方講座1回
*卒業時、コミュニケーション講座を受講


応援メッセージ



資金の使い道について

【設備費】小計 130万円
・生徒用PC 10台 約80万円
・生徒用学習ソフト 10ライセンス(年間) 約25万円
・教室設備(机・椅子・モニター・ホワイトボード)約25万円
【広報費】小計 70万円
・Webサイト制作 約30万円
・Web広告掲載(スクール告知用) 約30万円
・チラシ制作 約10万円
【講師費用】小計 30万円
・体験講習時講師費用 約30万円
【リターン経費】小計 81万円
・絵画 約3万円
・笑顔のラジオ体操 約3万円
・玉ねぎ(2種) 約55万円
・カウンセリング 約20万円
【手数料等】
手数料及び税金:約120万円 

合計:約431万円

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


実施スケジュール

2022年12月上旬 スクールホームページ開設
       プレオープン(体験講座)受講生募集開始
2023年1月〜 スクール説明会開催
2023年2月〜3月 プレオープン・イベント講座開催
2023年4月〜 第1期生スタート(体験受講も併せてスタート)

*その後、6ヶ月毎に次期開講予定

リターン

1)合同会社IPELからのお礼状 1,000円
合同会社IPELからご支援いただいた方にお礼状をお送りいたします。

2)笑顔のラジオ体操動画 3,000円
笑顔のラジオ体操(ダウンロード版)をお届けします。

3)中山 玲佳作品集 5,000円
2011年作品「或る惑星」でVOCA賞受賞の中山玲佳先生の作品集・ポストカードセットをお届けします。

4)星加富士子カウンセリング(90分) 10,000円
一般社団法人LSB心身学協会 代表理事 星加先生のカウンセリング(90分)を受けていただけます。
カウンセリング日程については、クラウドファウンディング終了後にご連絡いたします。

5)淡路島たまねぎ(10キロ)10,000円

株式会社山本商店 で収穫した淡路島玉ねぎ10キロをお届けします。

6)淡路島たまねぎ(20キロ)+白菜・レタス 18,000円

株式会社山本商店 で収穫した淡路島玉ねぎ20キロと白菜2個、レタス1個をお届けします。

7)体験講座受講(1ヶ月) 50,000円
4月から始まる体験講座の優先受講です。(4月〜9月の間で1ヶ月間受講できます。)

8)体験講座受講(2ヶ月) 100,000円
4月から始まる体験講座の優先受講です。(4月〜9月の間で2ヶ月間受講できます。)

9)ホームページ制作(5ページ) 500,000円

プログラミング指導を行うWeb制作会社、ご希望のホームページを制作し納品します。




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