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【サイパンに唯一の管楽器修理工房を作ろうプロジェクト】


自己紹介

初めまして。服部管楽器 代表取締役 服部 悟と申します。

服部管楽器とは岡山県岡山市に本店を構える管楽器の専門店です。

以前は西日本豪雨の際被災した楽器を修理するプロジェクト「楽器なおし隊」の活動に多くのご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございました。

今回のプロジェクトは

【サイパンに唯一の管楽器修理工房を作ろうプロジェクト】と題しました。


サイパン島の音楽文化醸成のために不可欠である楽器修理の施設がないため

それを作り維持をしていく活動です。


まずはこちらの動画をご覧ください。



以前私はサイパンに住む日本人アツコさんから依頼を受けて、サイパン島へ楽器の修理へ参りました。

そこで見たものは音楽を楽しむたくさんの子供とボロボロの楽器でした。

サイパンには楽器修理工房がないんです。

楽器が壊れたらどうなると思いますか?

①最寄りの楽器修理工房がある場所は日本、韓国、ハワイのいずれか。
 そこまで楽器を持って行き、修理を依頼する。

 ⇒この場合修理が終わるまでそこに滞在することになります。

②楽器を郵送して修理依頼。
 この場合、送り先によっては片道2か月かかることもある。

 ⇒替えの楽器があればいいのですが、残念ながら、替えの楽器も壊れています。

このどちらかの選択をすることになります。
どちらにしても時間と輸送費に膨大なコストがかかります。

しかし、現実はそのどちらも選べずに

③壊れたまま使う

これが選択されるそうです。


学校の音楽室の片隅には、壊れて演奏できなくなった楽器(修理すればまた演奏できるようになる楽器)が山積みになっています。

たとえ辛うじてまだ演奏できる状態だとしても、子供たちが使う学校の楽器はボロボロです。多分日本の皆さんが思っているよりボロボロです。

サックスだったらキーがなかったりパットが閉まらなくて息もれだらけの状態。

クラリネットだったら全てのタンポが破れている状態

金管楽器は全ての管が固着している状態。

ぺちゃんこに潰れていて、元々円筒形だったかわからない状態。

これで必死に練習に励んでいます。


もちろん日本から修理技術者が来ることもあるんです。

ただそれは金銭的な面、時間的な面から持続的な活動とは言い難いと考えています。


あくまでもサイパンの方が音楽生活に困らない日常を
作りたいと考えています。


このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトはサイパン島に楽器の修理をしに行くことではありません。

サイパンに島唯一の楽器修理工房を作ります。


それは服部管楽器の支店ということではなくて、

現地に住む皆さんの経営する工房です。


ここでお二人のサイパン在住の日本人を紹介します。

1人はアツコさん。

サイパンでコミュニティー吹奏楽バンドの指揮をされたり、演奏をされたりと
様々な音楽活動をしています。まさにサイパン吹奏楽の母です。
また、後述のように実業家としての活動の一歩を踏み出されました。


もう1人はスズキさん

かねてよりサイパン島の様々なホテルやレストランでシェフをしており、
彼もまたトロンボーン奏者として吹奏楽を愛する一人です。

さて、この度アツコさんが意を決しまして、実業家への道を歩まれました。
彼女はサイパンにレストランをオープンします。

そして、そのレストランの料理長として就任するのがスズキさんです!

さらに、このレストラン最大の特徴が
「サイパン島唯一の楽器修理工房を併設」していることなのです。

さらに、このレストランのオープンが今年12月に行われようとしています!

このガラスから修理工房が見えるようになる、とのことです。


この二人の日本人をサポートするため、
私は修理技術の伝達と修理工具・資材の調達を致します。

サイパンに暮らす音楽好きの二人が
決心してサイパンで修理工房を営むこととなりました。

ただ、凄まじいことに、この二人は楽器の修理の知識や技術はほぼありません。
だから私が皆さんに代わって、技術の指導をいたします。

「楽器の修理ってそんなに簡単なものなの?」と思われるかもしれませんが、
たしかに習得には時間が必要です。
ただ、現在日本で行われている「熟練の技術」をまずは求めません。


少なくともここに来れば

・動くところが動く。出るはずの音が出る。
・なくなったパーツが注文できて、待っていれば入荷する。
・応急処置でもとにかく演奏ができるようにする。
・ぺしゃんこのユーフォニアムが円筒形に近づく。
このようなところから始めていきます。

サイパン島に住む約5万人の方は音楽の生演奏を渇望しています。

日本では生演奏は珍しくありませんが、
サイパンでは生演奏(特に吹奏楽やオーケストラ等の室内楽)を聴ける機会というのは多くありません。

聴きたい人がいる、演奏したい人もいる。

そこにないのは楽器が壊れたときに修理する技術者なのです。


どうか皆さん

サイパンの方が豊かな音楽生活を送るべく

楽器修理工房の立ち上げにご支援ください!


資金の使い道

修理工具の調達

修理資材の調達

工房作りに関する経費

学校所有楽器の修理

渡航に関する経費

CAMPFIRE手数料


リターンについて

リターン①とにかく応援プラン 3000円
 がんばれよの気持ちをお寄せください。
 お礼のメールを送らせていただきます。


リターン②フォトブックプラン 5000円
 お礼のメール&フォトブック
 サイパンに管楽器修理工房ができるまでをフォトブックにします。
 サイパンのきれいな風景とそこに暮らす音楽家の物語をご覧ください。 

※フォトブックについての案 【内容は変更になる場合があります。】
 A5スクエア版 32ページ
 管楽器修理工房設立までの物語を収録予定です。
 フォトブック製作監督 トランペッターみづき 


リターン③お名前掲載プラン 10000円
 お礼のメール&フォトブック&お名前掲示
 フォトブック内にお名前を掲示いたします。
 本名でもニックネームでも構いません。もちろん社名でもOKです。


リターン④ロゴマーク掲載プラン 20000円
 お礼のメール&フォトブック&ロゴマーク掲示
   会社・団体向きプランです。
 フォトブック内にロゴマークを掲載いたします。


実施スケジュール

11月下旬クラウドファンディング開始
12月1日~5日 第一次サイパン視察
12月上旬 スーさんのレストラン&修理工房「Takumi」がオープン
1月下旬クラウドファンディング終了
2月末までにリターン送付完了


最後に

以前、楽器修理の依頼をいただき、サイパンまで管楽器の出張修理に行きました。

サイパン島の面積は115㎢と小さい島です。そこには様々な人種の人たち約5万人が暮らしています。その中でも高校・中学校とたくさんの生徒が授業の一環として、またクラブ活動として吹奏楽に関わっています。

サイパンは常夏の島。楽器の劣化を早める高温多湿、潮風と汗が常に隣り合わせにあり、新しい楽器を購入しても、1年と経たないうちに錆やカビが発生してくるのは珍しいことではありません。

残念ながら、学校で吹奏楽を習う子供たちは、完全でない「何とかすればどうにか音が出る」状態の学校所有の楽器で演奏している事がほとんどです。どれだけ素晴らしい才能が有っても、どれだけ練習をしても、楽器に欠陥がある状態では上達することができません。

また、過去に演奏していた経験がある大人がサイパンで再び楽器を始めたいと思っても、高温多湿の環境の上、メンテナンスができるショップが無いという理由で楽器を故郷の国に置いたままの人もいます。

サイパンで音楽活動を行う上で欠かす事が出来ない楽器修理工房の設立、サイパン音楽文化の向上のお手伝いにご支援をお願いします!




<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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