はじめに

仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院であり、現在は真言宗御室派の総本山です。
境内には五重塔や二王門など江戸時代に建立された建造物が並びます。
同時期に植えられた御室桜は4月中旬に見頃を迎えますが、建物と同様、当時と同じ姿を現在に伝えています。平成6年には世界遺産に登録されました。

https://ninnaji.jp/


解決したい課題

こうした歴史を誇る御所庭園でありますが、明治20年の火災後に造営された殿舎の多くが経年により破損劣化しており、これらの屋根の葺替えや軒廻り木部の繕い、壁の塗り直し、礎石など基礎廻りの整備など早急な修理が必要な状態となっています。

また庭園内において、排水不良 や水系の不安定化、護岸の傷み、実生木の成長に伴う石組みへの影響などが見られるようになり、抜本的な修理が必要となっています。

庭園の建造物については、経年劣化により損傷を受けている仁和寺の黒書院や白書院、霊 明殿、廊下、宸殿、皇族門、皇族門高塀、勅使門、大玄関の修理を予定しており、先に各建物の破損や耐震性を調査したのち、実施設計を行い修理工事を実施したいと考えております。


このプロジェクトで実現したいこと

これまで寺の補修やメンテナンスは参拝料と国や自治体による支援によって賄われてきましたが、新型コロナウイルスなどの影響により、観光客・参拝者が減少したため、当初計画していた施設の維持や補修の計画に影響が出ております。

本寺での文化体験を通じた貴重な経験をしていただくとともに、貴重な文化財の保護や本寺の活動を多くの方に知っていただくために、クラウドファンディングの実施を考案しました。
クラウドファンディングという新しい手法にデジタル技術を導入した返礼品を加えることによって、補修やメンテナンスの資金を調達する新しいスキームを構築したいと考えております。


資金の使い道

CAMPFIREへの手数料と返礼品の制作・発送費以外については、仁和寺の名勝庭園の整備をはじめ敷地内の補修などに活用いたします。


実施スケジュール

■令和5年2月〜

リターンの実施と送付

■令和5年3月~

仁和寺の名勝庭園の整備

正式名称:令和4年度 名勝仁和寺御所庭園保存整備工事

期  間:令和3年11月~(契約日) 令和5年3月31日

工事内容:庭園整備及び、黒書院半解体修理

事業費 :53,000,000円


リターン

5,000円支援コース

感謝状(門跡)+名勝庭園拝観チケット


10,000円支援コース

仁和寺オリジナル桜御朱印帳


50,000円支援コース

門跡作成の色紙

888年より歴史を重ねた仁和寺の門跡直筆の色紙をお送りいたします。

ご希望の方には名勝庭園のNFTをお送りいたします。


100,000円支援コース

焼印コース

世界遺産「仁和寺」内の建造物の立て直しの際に回収された建材に焼印を押した記念品を発送いたします。


200,000円支援コース


護摩供体験コース+古材焼き印コース+門跡色紙

護摩供体験に加え、世界遺産「仁和寺」内の建造物の立て直しの際に回収された建材に焼印を押した記念品を発送いたします。

888年より歴史を重ねた仁和寺の門跡直筆の色紙をお送りいたします。

ご希望の方には名勝庭園のNFTをお送りいたします。


300,000円支援コース

五重塔特別拝観+御室会館宿泊付き


1,500,000円支援コース

特別宿坊「松林庵」貸し切りコース

一般拝観時間外の夕方から翌日の朝まで、世界遺産仁和寺で荘厳な日本文化と仏教芸術を存分に堪能し、さらにご宿泊頂けます。


古民家を改修した数寄屋造りの宿坊「松林庵」を一棟丸ごとご利用できます。5名様まで宿泊可能です。

宿泊記念画像のNFTを発行します。



京都 仁和寺について

仁和寺は京都市右京区に位置する、創建から1100年を超える京都を代表する名跡で、真言宗御室派の総本山です。

国宝の金堂や阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、国名勝の仁和寺御所庭園、国重要文化財の二王門に茶室・遼廓亭。

現在国宝12件をはじめとし、その他2万件に及ぶ文化財(宝物、什物など)を有し、境内の一部は史跡にも指定されています。


桜の名所としても知られ、春には金堂前の染井吉野、鐘楼前のしだれ桜などが競って咲き誇ります。

中でも、中門内の西側一帯に江戸時代に植えられた「御室桜」は、当時の姿を今に伝える名勝として有名で、多くの歌人・俳人に詠まれてきました。

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