ご挨拶、簡単な自己紹介

はじめまして!フォーティーズと申します。

東京(港区)と京都(関西文化学術研究都市)を拠点とし、主にスマートフォン関連のデジタル製品を企画/開発/販売している小さいメーカーです。フォーティーズ=FORTIES=40s=40代、という名の通り、40代の仲間達で日々活動しています。(50代になると強制定年!?)

会社は「FORTIES」、主力ブランドは「40s」と、40代全開となっております。

弊社メンバーは大手メーカー・ネット企業・スタートアップを経験したチームで構成されており、資金はあまり持っていないのですが(^^;)、経験、スキル、知識、人脈、情熱などはたくさん持っていて、足りない資金面を皆様にご支援頂きつつ、自社の持てる力をフル活用して新しい製品を創出したいと思い、こちらに初参加させていただきました!!


今回のプロジェクトの背景について

弊社が昨年発売した「CW1L」というBluetoothスピーカーは、メーカーに忖度せず純粋にプロが評価するテスト雑誌「家電批評」において、1万円クラスBluetoothスピーカー部門で「BEST BUY 1位」を獲得するなど、特に音質面で高い評価を頂いており、各ECサイトはもとより、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、といった大手量販店でも店頭展示され販売されています。ご購入されたお客様からも非常にポジティブなコメントやレビューを頂いております。


一方で、今後の改善要望として、「少々太いのでもう少し細いとありがたい」「アウトドアなどの充電ができない場所でも長時間使いたい」といったご要望を頂いています。
今回、こうしたご要望に真正面からお応えし、春のアウトドアシーズンに間に合うタイミングで一般発売するため、新製品「(仮称)CW1M」の開発プロジェクトを立ち上げたいと思います!


製品の特長・こだわり

#1 音質


スピーカーは、何をもっても「音質」が重要。
ただ「音質」ほど難しいものはありません。当然ながら、人それぞれ好みがありますし、利用環境や空間、再生音楽のジャンル、音源のソースやデータ等、様々な要因によっても音質は異なります。正解不正解はないんです。

ただ、客観的な指標として、当ブランドの「CW1L」は大手メーカー様のスピーカーを差し置いて「BEST BUY 1位」を受賞していますし、別のモデル「HW2」は生活家電部門で1年で一番欲しいものが受賞する「BEST BUY OF THE YEAR 2022」という賞を頂いています。これらの評価は、音響のプロの方々による批評と、一般モニター30人の方の批評をあわせた総合評価となりますので、ある程度の個人差を吸収して高音質であるとご評価頂いた、ということになるかと思います。

本プロジェクトの新モデルの音質にも、当然ながらこうした知見が引き継がれます。

弊社製品と見た目は似ている製品は市場に沢山あります。ハードウエアにおいて、外形は金型などの初期投資が必要ですし、コストを抑えようとすると、どうしても似てくるんです。ただ、弊社製品では中身、特に「音質に対するこだわり」は非常に強く持っていると自負しています。音質を左右するドライバ等の重要パーツの選定はもちろん、それらパーツに合わせた念入りなチューニング、最終的には人間の耳で聞いて納得して完成、という過程を経ています。言うは簡単ですが、実際には、コロナで海外出張して試行錯誤が思うように出来ない中、アッセンブルを担う中国の協力工場と、試作品のやりとりを幾度となく繰り返した結果、辿り着いた音質です。

更に今回のモデルでは「低音強化モード」も搭載予定。音に対する人の好みが一番分かれる部分、それは低音の強弱だと思うのです。この曲は低音利かせたい、というのもありますよね。そんなときBassボタンをワンプッシュで低音強化できる機能を搭載したいと思います。

このように、他製品でもご評価頂いた弊社の「音づくりに対するこだわり」を本製品にも活かし、妥協することなく更なる高音質を追求して、皆様に納得いただける音質に仕上げてお届けします。


#2 スタイル

プロジェクトの背景にもありますように、現行の弊社製Bluetoothスピーカー「CW1L」をご購入されたお客様からのご要望として「もう少し細ければ嬉しい」といったお声を頂いています。

確かに、もう少し細いと、自動車や自転車のドリンクホルダーにすっぽり収まり、アウトドアでの用途が大きく広がります。アウトドア用のチェアやテーブルに付属のドリンクホルダーにもぴったりですしね。
ということで、ドリンクホルダーに合う「500mlのペットボトルのサイズ」を目標として開発することにしました!

それと、本体両端で低音を響かせる「パッシブラジエータ」について一つご説明させてください。
実はこのパッシブラジエータの蓋の部分、結構重要なパーツなのです。LED効果を出すためのビジュアル的なインパクトはもちろん、音質にとっても重要で、このパーツの大きさや素材を変更するだけで音の響きがガラッと変わります。
今回の製品には、現行モデルのプラスチック製の透過パネルではなく、ステンレス系メタル素材のレーザー加工タイプにしたいと思っています。既にいくつかのパターンを試作して聴き比べているのですが、金属系の素材を使うと"パリッ"とした音というのでしょうか、メリハリの効く音が出るため、ボーカルも聴きやすく、音が飛ぶ感があって、特にアウトドアで利用するにはこちらの方が合うんじゃないかと思っています。
しかも、見た目的に、洗練された感じでカッコいいでしょ?以下の通り。


#3 長時間再生


アウトドアなどの屋外で利用する時、やはり気になるのはバッテリー。

現行のモデルでも中音量(約60%の音量)で連続再生が10時間程度持続するのです。「連続再生時間」は「音量レベルに対する連続再生時間」という考え方が大切です。(長時間再生部分だけを強調されて、実は小さい音でしか継続しないというモノも世の中にはありますのでご注意を…!)

さて、今回、アウトドア環境(充電が出来ない環境)で存分に利用していただくためにはどれくらいバッテリーが持続するのが最適か、考えてみました。
例えば、1泊2日のレジャーで利用するとした場合、さすがに夜中睡眠中にスピーカーから音を流し放しは無いと思いますので、睡眠時間を8時間とし、それを除いた1日の再生時間を16時間とします。単純計算で2日間であれば32時間はほしい。
また、再生する音量は小音量では物足りなくて、やはり50%程度のボリュームでは聴いていたいですよね。(ちなみに50%でも結構大音量になります)
それと、両端にあるLED照明。これもバッテリーを消費しますが、それでもLED照明は点灯し続けたいですよね。

これらまとめると、50%の音量でLEDを点灯しながら最低32時間以上は継続してほしい、そうした仕様を満たす製品が最適。仮にこの仕様であれば、計算上では、もし50%以下の音量だったり、LEDを消灯すると、50時間以上も継続再生できそう。これは開発するしかないですね!
長時間再生は、充電環境の無い場所だけではなく、例えば、お店でSDカードのBGMを流すとか、イベントで音楽を流すとか、朝調整したらその日の夜終了まで放置、っていう使い方もできて、とても便利なのです。

ということで、35時間〜55時間使い続けられる超ロング継続再生スピーカーとして開発します!


#4 その他機能

上記した特長以外にも、Bluetoothスピーカーとしての基本性能・機能は充実しています。
そのうちいくつかを説明させていただきます。

●防水防塵性能

国際規格「IP55」に対応します。これは、防水性能「5」+防塵性能「5」の両方を満たすという意味になります。防水性能「5」とは、「あらゆる方向からの噴流水にも影響を受けない」という防水レベルであり、防塵性能「5」とは、「内部に粉塵が入って機器が影響を受けない」という防塵レベルです。
これらを併せ持つ本製品は、アウトドアで激しくご利用頂いても全く問題ありません。夏のビーチなどで思いっきり使ってください。砂浜の埃も水も一切気にすること無く、皆で音楽を楽しんでください!

●SDカード再生機能

意外と皆様利用されるのが、SDカードからの再生。確かにBluetoothは便利ですが、公衆電波を使うので、環境によっては一瞬途切れたりノイズが入ることがありますが、SDカードからの再生ではそういった心配はナシ。予め入れておいた音楽を何度でも繰り返し聴くことができますので、毎日のお風呂のリラックスタイム、ダンスや体操の練習、イベントや店舗のBGMと、SDカードからの再生の用途は様々です。
また、再生方式として、ランダム再生機能も搭載。毎回同じ曲順で聞くのはちょっと、、、という方にはランダム再生がおすすめです。本製品の大音量再生や超ロング再生時間と相まって、SDカード内の音楽を垂れ流し用途、は様々です。

●TWS接続機能

本製品も弊社他機種同様、TWS機能に対応いたします。「TWS」とは"True Wireless Stereo"の略で、本製品を2台、Bluetooth技術を利用して無線接続する機能となります。2台を接続することで、1台が右チャネル(R)、もう1台が左チャネル(L)として、各スピーカーからそれぞれのチャネルの音が聴こえることになります。通常は1台のBluetoothスピーカー内の左右のドライバでステレオが完結しますが、無線で離れた機器同士を連動してステレオにすることから、単体でのBluetoothスピーカー利用とは音の臨場感の次元が全く異なります。当然無線ですので、設置場所も自由。部屋の角と角において、部屋全体を臨場感溢れるサウンド空間にしてお楽しみ頂くことも可能です



製品仕様

目下開発中ではありますが、主な仕様は次のようになる見込みです。

また、一般発売価格ですが、メーカー希望小売価格を税込 13,750円(税別 12,500円 )とさせて頂く方向で考えています。
 ※このところ為替レートや国際輸送費の変動が激しいので、実際の価格は発売日時点の環境等により決定となります。


リターンについて

本プロジェクトへのご支援頂いた方へのリターンとして、数量限定・先着順にてお得な割引をご用意しています。また、2台セットでご支援頂ける方には更にお得なリターンを提供させていただきます。正式販売開始されましたら、おそらくこの価格での販売にはならないであろう、非常にお得な価格設定となっています。

お届けは2023年3月を予定。生産完了して国内に届き次第、一般販売に先駆けて、リターンのお品を発送させて頂きます。

なお、当然のことながら、量産に合わせて電波法に基づく「技術基準適合証明」を取得しますので、リターン製品はお手元に届き次第、安心してご利用頂けます。


ご支援頂いた資金の使途について

今回のプロジェクトにご支援頂きました資金は、以下の用途に活用させていただきます。

・Bluetoothスピーカー CW1M(仮称)の企画/開発/試作/量産に関する費用
・技適認証など、製品の購入者様が利用するために必要なライセンスの取得費用
・製品の輸入、国内輸送、ご支援頂きました方への配送するための費用


今後のスケジュール

▶ 2022年11月〜12月 :試作・評価(実施中)
▶ 2023年1月 :量産準備(生産調整・部材手配・技適認証取得)
▶ 2023年2月 :量産開始
▶ 2023年3月上旬 :生産完了、日本へ輸入
▶ 2023年3月中旬 :ご支援頂いた方に先行発送
▶ 2023年3月中旬〜下旬 :一般発売開始

※スケジュールに沿ってお届け出来るよう最大限の努力をいたしますが、部材調達や生産、輸送等の事情により遅延する可能性もございます。また、協力工場のある中国は1月半ばから長期連休がある関係で、予期せぬ遅延が発生する可能性もございますこと、予めご了承ください。


是非応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m

日本の電機産業はかつて、世界に誇る素晴らしい製品を次々と生み出してきました。弊社のメンバーは40代ですので、子供の頃にそうした勢いを感じて育ちました。そのまま電機メーカーに就職したメンバーもいます。

そして現在、日本の電機産業をもう一度盛り上げたい、という志で日々努力を重ねています。大手ECサイト等をみると、海外製品で溢れている昨今ではありますが、弊社は日本発のメーカーとして、今後も一歩づつ、一製品づつ、積み上げてまいります。何卒ご支援のほど、よろしくお願いいたします!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



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