ご挨拶:ここは新潟県村上市。心と体の健康づくりがテーマの「ふくちゃカフェ」です。
みなさま、はじめまして。
新潟県村上市で「ふくちゃcafe」という小さなカフェを営んでいる、冨田と柏櫓(かしやぐら)と申します。
左:調理担当 冨田 絵里子(管理栄養士)
右:フロア担当 柏櫓 幸子(保健師・公認心理師・産業カウンセラー* )
*主に企業で働く人たちの不安やストレスを自ら解消できるように支援するカウンセラー
2人の出身はここ、村上市。小学校時代からの親友です。20代後半での久しぶりの再会をきっかけに、お互いの職業を生かして地域のお役に立てることをしたいと、2人の地元でカフェを開くことにしました。
地域で愛されるカフェとして、地元の食材をたっぷり使った身体に優しい食事を提供しています。
加えて、この「ふくちゃcafe」は、コミュニティカフェの役割も担っています。
※コミュニティカフェ:飲食店としてだけではなく、地域の人たちが集まって、情報交換・交流を行える場としての役割を果たしているカフェのこと。
子育てや子どもの発達について学びを深めるセミナー・ワークショップの定期開催や、栄養や健康に関する相談窓口の開設、放課後の時間は店内の一画を自習スペースとして地域の子どもたちに開放するなど、「どんな子どもでも笑顔になれる場所、そしてその家族を応援する場所」になることを目指し、さまざまな取り組みを行っています。
プロジェクトを立ち上げた背景:2022年夏、村上を襲った豪雨水害。カフェも営業停止せざるを得ない状況に。
そんな中、2022年8月3日、新潟県村上市が突然の豪雨水害に見舞われます。
ふくちゃcafeも床上浸水の被害にあい、2022年8月4日〜11月4日の3ヶ月間、休業せざるを得ない状況になりました。
村上市内、ときには市外からも多様な人々が集い、たくさんの方の「第3の居場所」として機能していたふくちゃcafeを休業することは、大変心苦しい思いでした。また、店内の泥水や破損した備品整理など、復興復旧作業も大変な作業です。
しかし、災害を受けたのは私たちだけではありません。子どもを預けて家の復興復旧作業に集中したいというお母さんや、遊び場がなくストレスを抱えている子どもたちなど、ふくちゃcafeのような「子育て家庭を応援してくれる場所」「気軽に助けを求められる場所」を必要とする人はさらに増加。
そんな声を受け、私たちは、ふくちゃcafeの復興復旧作業も行いながら、豪雨災害の影響を受けた子ども達が自由に遊び・過ごすことができる「託児支援サービス」の提供を行うことに。
託児支援サービスは、cafeのリピーターであった方々をはじめ、たくさんのご家族が利用してくださり、保護者の方々からは
「とても楽しそうに過ごす子ども達の笑顔の姿に感動し、帰りの車で涙が出ました。この災害によって、子どもたちにもしんどい思いをさせてしまったので、心から感謝します。」
「『ここでの活動が本当に楽しかった!夏休み一番の思い出だよ!』と笑顔で話す子どもの様子に安心しました。本当にありがとうございました。」
というようなお声をいただきました。
「ふくちゃcafeはいつから再開するの?」「自分の健康維持にはふくちゃcafeさんのサポートが欠かせない。復活を心より願っています。」とcafeの再開を望む声も多数寄せられ、ふくちゃcafeは、現段階でも多くの方々に必要とされている場所だということを再認識することができました。
また、今までは主に発達に不安を抱える子どもやご家族の居場所として機能していたふくちゃcafeですが、今回の災害をきっかけにさまざまな方とお話をする中で、被災者、貧困、引きこもり、不登校の方々など、「第3の居場所」を必要とする人はもっとたくさんいるということに気づき、より多様な方々を支援できる存在に広がっていきたいという思いも強まっていきました。
このプロジェクトで実現したいこと:誰もが安心して過ごせる「第3の居場所」であり続けたい。
私たちの望みは、「大人、子ども関係なく、誰もが安心して過ごせる場所」であるふくちゃcafeをできるだけ長く存続させることです。
気軽に愚痴がこぼせる、相談ができる場所や時間があれば、それだけで穏やかに日々を過ごすことができる。困難や問題に立ち向かうことができる。私たちは、今までそんな場面に多く出会ってきました。それは、子どもであろうと、大人であろうと同じだと考えています。
また、近年、コロナ禍による新しい生活様式が求められる中、様々な方面からストレスがかかり、メンタルヘルス不調を抱える方も増加しています。
そのような方が気軽に息抜きできる「第3の居場所」が、生活の場である“地域”にあったら、学校や職場・家庭といった環境以外にもあったら、今よりちょっとでも生きやすくなる方が増えるのではないか、と。
ふくちゃcafeは、そのような思いで活動を続けています。
その活動を続けるためには、ふくちゃcafeの存在を多くの方に知っていただくことや、今まで以上に地域の多様なニーズを満たす場所になるために、施設・企画・体制などを整えることが必要であると思っています。
ふくちゃcafeは、2022年11月から営業を再開しています。しかし、正直なところ、3ヶ月間の休業により活動資金も枯渇しており、現在は、二人の貯金を切り崩しながらなんとか形を保っているという状態です。
使用できなくなった備品も多数あり、不完全な状態で営業しているため、理想的な形での活動にはまだまだ程遠いという現実があります。
また、私たちも水害の被害者のうちの一人です。この災害で、自分たちが長い年月をかけて作り上げてきた居場所を一時奪われたこと、そして完全に再起できるまでにどのくらい時間がかかるか分からないという現実、資金面での不安など、非常に苦しい思いを抱えています。
これから「ふくちゃcafeを、今まで以上に地域の多様なニーズを満たす場所にする」という大きな目標に立ち向かっていくにあたり、たくさんの方に応援していただき、私たちの背中を押していただきたい。
災害からの復旧をしっかりと行い、ふくちゃcafeの想いを改めてリスタートしたい。
以上の理由から、今回クラウドファンディングを行わせていただくことにいたしました。
これまでの活動:コミュニティカフェ「ふくちゃcafe」の代表的な活動をご紹介します。
「どんな子どもでも笑顔になれる場所、そしてその家族を応援する場所」になるために、これまで、ふくちゃcafeでは、カフェ営業以外でもさまざまな企画を行ってきました。
代表的なものをいくつかご紹介します。
【ごちピン】
「ごちピン」とは、飲食代金にごちピン代150円をプラスしてお支払いいただくと、その分が、15:30~来店する子ども達の軽食となるシステムです。お支払い頂いた「ごちピン」は店内に設置してあるコルクボードに刺して、掲示しています。
来店した子ども達はコルクボードから「ごちピン」1本を抜いて、軽食と交換することで、無料で小腹を満たすことができます。
【まちの保健室】
管理栄養士の冨田、保健師の柏櫓どちらかが、ふくちゃcafeの相談室にて、栄養相談や健康相談をお引き受けしています。1回30分〜60分、あなたの「こころ」と「からだ」を今よりもっと元気にするため、気になることや不安なことをご相談いただけます。
1回につき時間は30分〜60分、料金は2,000円(ワンドリンク付き)でお受けしています。※初回無料
【ふくちゃ部】
「ふくちゃ部」は2018年春に設立した、発達が気になる子どもとその家族のためのコミュニティです。メンバー同士で交流・相談・情報交換ができる場を作ったり、発達について学びを深めるセミナー、ワークショップを定期的に開催しています。
今後は、更に多様な方々のニーズを満たせるような企画を考えていきたいと思っております。活動が気になった方がいらっしゃいましたら、ぜひふくちゃcafeにお越しください。
資金の使い道
皆様からご支援いただきます資金は、以下のように使わせていただきます。
◎水害による損失の補填
◎水害による損失のうち公的支援の対象外となった部分
・調理や店舗運営のための電化製品一式
・ストックしていた食材
・子どもたち用の備品(文具等)
・保健室の備品 など
◎通常営業できなかった期間(8月-11月)の固定費
◎クラウドファンディング手数料
※調達内訳・資金の使い道については、詳細の見積りにより変更する場合がございます。
今後のスケジュール
今後のスケジュールは以下の通りです。
◎2023年1月:クラウドファンディング開始
◎2023年2月:クラウドファンディング終了
◎2023年3月:順次返礼品をご送付
リターンについて
今回ご支援いただきますみなさまに、ご支援金額ごとに返礼品をご用意させていただきました。
内容の詳細は、リターン欄をご覧ください。
最後に
最後までページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たちは、地域にいる誰もが心も体も健康で、笑顔で毎日を過ごせるようなサポートがしたい、そしてさまざまな方とコミュニケーションを取らせていただくことにより、私たち自身も笑顔でいたいという思いから、カフェをはじめました。
未熟な部分も多くありますが、多くの方々のご協力やご指導をいただきながら、今まで活動を続けています。
しかし、2022年夏の豪雨災害により、突然の営業停止。2022年11月からなんとか営業をスタートし、前向きに奮闘しておりますが、資金面でも、気持ちの面でも、まだまだ不安は残る状況です。
さまざまな人にとって「第3の居場所」であったふくちゃcafeを継続・充実化していくためには、気持ち新たに、リスタートを切らねばなりません。
どうか皆さん、その後押しをしていただけませんでしょうか。あたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
= 掲 示 事 項 =
酒類販売管理者標識 :
①販売場の名称及び所在地
新潟市岩船郡関川村大字上関1278番地8
②酒類販売管理者の氏名
五十嵐 智佳子
③酒類販売管理研修受講年月日
2021年11月10日
④次回研修の受講期限
2024年11月10日
⑤研修実施団体名
村上税務署館内小売酒販組合
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る