<はじめに・ご挨拶>

こんにちは。
NPO法人生物行動進化研究センター理事長、アジア動物医療研究センター センター長、そして発起人のパンク町田でございます。
ひょっとしたら僕のことは、すでにご存じかも知れませんね。

ご存知でない方にわかり易く僕のことを説明しますと、動物関連の解説や指導、そして動物関連書籍等の執筆を生業としております。 

これまでも、人と動物の共生をテーマに活動をしてまいりましたが、これまで以上にもっとたくさんの動物たちと仲良くできるだけでなく、動物たちを幸せにできる世界を目指し、私にできることを進めて行きたいと思います。 

空港でのバードストライク対策
長年にわたり動物に関わる仕事をしてきましたが、人間の便利な生活の裏には、いつも犠牲になる動物たちがいることを忘れてはならないと思います。
家族の一員とし、ペットとして可愛がられて生涯を終えられる動物たちがいる半面、誰の気にも留まらず、邪魔者扱いをされ殺処分されてしまう動物たちもいる…。
そして僕は、後者のような犠牲になる動物たちをもう見過ごすことができません。


1匹でも多く、この手で何とかしたい、事故などで怪我を負った動物や、病気などにより弱ってしまい保護された野生動物のリハビリや治療を徹底して行い、野生復帰を促す。中には、何度野生に戻しても、繰り返し人里に下りてきてしまう、または事故などで負った怪我により野生復帰が難しい子もいますが、そんな動物たちには安住の地を提供し、この場所で最適な治療を施し、できる限りその動物らしい生活を送って欲しい。 

そんな想いから、動物たちの保護をできる施設を建てたいと思いました。


野生動物の中には、親が不慮の事故に合い、孤児となる幼い動物たちがいます。
人が飼育しているペットと遭遇した結果怪我を負う、または自動車事故に合い親が亡くなるなど、そのいずれも人が原因であることがほとんどです。

その結果、孤児となった動物たちは唯一頼ることができた親を失い、一人で生きることができずに、誰にも知られることなく亡くなってしまうでしょう。

傷病鳥獣の中には特定動物(危険動物)と言われるニホンザルも含まれており、飼育をするためには国の許可を得なければなりません。




もちろん当施設ではこの飼養許可を所持しておりますが、現在は法改正により特定動物を飼育するための新たな許可を得ることは不可能に等しいです。

そして飼養許可を得るだけではなく、保定などの取り扱いにも相応の知識と経験、技術を要している必要があります。

これはニホンザルに限ったことではなく、野生のオオタカなどの猛禽類も同様です。

怪我をして狩りができなくなったオオタカが、養鶏場のニワトリを狙って、鶏小屋に飛び込んでしまう事故も多くあります。

傷病鳥獣を保護し、治療をして飼育をするだけでなく、野生復帰の手助けをするためにはそれ相応の訓練が必要であり、当然訓練技術も不可欠です。
そしてこの訓練には技術のみならず、相当の時間も要します。

怪我をしたオオタカの手術

こういった状況を鑑みて、『僕がやるしかない』と思ったことも、このプロジェクトを形にするに至った大きな要因の一つです。
誰もやらないだろうことを実行するのは、本当に大変な事であるのはわかっています。
「かわいそうだ…」と思うだけでなく、言うだけでなく、実行に移さなければ現状は変えられません。

いくつかの施設で保護されている動物を見てきましたが、狭い檻の中でただ生きているだけの動物もいました…。
保護をするのであればできる限りその動物本来の習性を活かし、のびのびと幸せな環境で生活をさせたい。
それは時に、群れの中で小競り合いが起こることもあるでしょう。
人間も同じ動物、強い人もいれば弱い人もいる。
そんな時、ケガをした場合でも対応可能な動物医療の提供も不可欠だと考えます。 
彼らの住処を奪ってしまったのは紛れもなく私たちなのです。

今も野生のニホンザルの面倒を見ておりますが、繰り返し人里に下り、エサ欲しさに人を襲う…到底、自然に戻せる状態ではありません。

ニホンザルが来た当初


当施設に来た当初は、僕にも牙を剥き襲い掛かってきていましたが、時間をかけながら馴致をすることで現在は僕に牙を剥くことはなくなりました。しかしながらこのニホンザルは誰でも扱えるわけではなく、僕以外がコントールをすることは難しいでしょう。

現在は少し落ち着いています

野生動物が絡む事故やトラブルがニュースで取り沙汰されるたびに、僕のところにも行政などからの相談が多数寄せられます。

これから保護される頭数は増加の一途をたどることは目に見えています。

皆さんにご支援いただき、1頭でも1匹でも多く保護していきたい、そんな想いです。


<このプロジェクトで実現したいこと>


所有地内に、ニホンザルを含む野生動物の保護を目的とした施設の建設。

怪我をして収容される傷病鳥獣の治療も可能な施設を開設。

併設している動物病院(日本ペット診療所)は、犬や猫以外のエキゾチックアニマルと言われる動物たちの診療経験、臨床数が豊富です。

その動物病院の協力のもと、保護した動物たちを少しでも健康な状態で管理・飼育してまいります。

併設する日本ペット診療所

犬や猫だけでなく様々な動物に対応しています



<プロジェクトをやろうと思った理由>


テレビ、インターネット、雑誌などで、連日のように取り上げられる動物問題。町に出没し、人間にケガを負わせてしまった野生動物たちは捕獲時に怪我や傷を負い治療や保護管理の方法が見つからず、生きるという選択しが奪われ殺処分になるケースが一般的である。
これは本当に正しいのだろうか。僕はいつも心を痛め悲しくなります。
殆どの場合において、少なくとも人間だったら死罪にはなりません。
この不当と言わざる人間のエゴにより負えない命の処分に僕は目を閉じてきました。
しかしもう限界です。もう見て見ぬ振りはできません。
国が動物を軽視する野蛮な体制を変えない限り、僕たちは問題を抱えた動物たちを収容し、保護しなければならないと思いました。今まで目を瞑ってきた自分を恥じるだけではなく、私たち日本人を含む人類は、未熟ゆえに知らぬうち、多くの動物たちに不当な影響を与え続けています。
この資金をもとに、多くの動物たちに罪滅ぼしと癒しを与えてゆきます。これからも人類はどこまでも進みます。すると何時もそこには命があります。その命をどうするか、もはや人間しか進路を正すことはできないのです。

<私たちの施設のご紹介>

当施設は千葉県旭市に位置しています。
周りはほとんどが田畑に囲まれており、メロン、ブドウ、イチゴ、キャベツ、ダイコン、トウモロコシが有名です。 
また緑豊かで、そばには海がありのどかな場所です。
そんな施設で多くの動物たちと動物が大好きなスタッフたちが暮らしていますので、その一部をご紹介します。
ここでご紹介している動物たちを含め、多くの動物たちの飼育管理、エサ代が常日頃からかかっております。


とにかく動物が好きで好きでたまらない
そんな愛に溢れるスタッフたちがたくさんいます


施設で暮らすアルパカたち


ケープペンギンの繁殖
希少動物の繁殖にも力を入れています

<これまでの活動>

当施設ではこれまで行く宛の無い傷病鳥獣を微力ながら受け入れてきました。

・傷病鳥獣治療設備(一部)
  ⇒ 7600万円
・既存動物獣舎
  ⇒ 2000万円
・スペース確保のための駐車場設備外構工事費用
  ⇒ 1500万円
・飼養ゲージ
  ⇒ 650万円

を投資致しました。

当施設の受け入れ体制を万全にするにあたり、残り6500万円が足りない状況になります。
施設等にかけた費用は上記の通りですが、既に保護をしている傷病鳥獣のエサを含む管理費もかかり続けています。 
2018年 連日ニュースを騒がせた静岡県牧之原市の噛みつきザル。
当時、行政が麻酔で捕獲をしたものを当施設で飼養していく旨を伝え保護しました。
その後は平和に生活しておりますが、野生復帰はとても難しい状況です。
そのため、終生、飼養管理を行っていく方針としております。
また、全国の行政から野生動物出没における捕獲や対処、治療の相談を年中受けております。
方法の指導は可能ですが、人間が限られた自然に幅をきかせ、野生動物の生息域に多大なる影響を与えていることもまぎれもない事実であり、不遇にも捕獲され、殺処分される動物たちを減らす具体的・物理的な方法を考え、行動に移してまいります。
今後も人・行政への情報を発信しつつ、活動を継続していきます。
これからは多くの動物を救うことを夢見るだけではなく、自らが実働し環境を守り保全しながら、動物たちと人類の未来をもっと良い方向に導けるものと信じています。 

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ニホンザル 6頭 飼養許可取得済み
特定動物飼養・保管許可番号 千葉県海健福指令 第360号の3(18-海健福360-3)

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<資金の使い道>

併設してる日本ペット診療所の協力のもと、怪我や病気を患う傷病鳥獣の治療、リハビリ、飼養、自然復帰訓練を可能とする一貫的な施設が必要と考えております。


当施設内では、小動物をはじめとし、両生類、爬虫類、猛禽類、中型・大型哺乳類、海獣類など、様々な動物を常時飼養管理しており、常日頃から野生動物を含む多くの動物と接し、飼育管理を行っている技術の長けたスタッフが常駐しています。

そのスタッフたちが普段の飼養管理の延長で、できる限り負担が少ない状態で、不遇にもケガを負った野生動物達の治療を含む管理ができるような設備を建設する予定です。

所有敷地内に、問題を抱えた傷病鳥獣の治療および飼育管理が可能な施設の建設および運営・維持。


資金がどれだけ集められるか次第にはなりますが、より多くの資金が集まれば保護し管理できる動物の頭数を増やすことができます。

皆様のご協力により、目標金額である6500万円が達成できた場合には、以下の①の動物管理棟を建設いたします。

しかしながらもし集まる金額が6500万円を下回り、4500~5000万円となった場合には、予定している動物管理棟の規模を縮小し、建設をいたします。

6500万円を達成できた場合、たとえばニホンザルであれば15~20頭を収容、治療、飼養管理が可能となりますが、4500~5000万となった場合には以下②の規模を縮小した管理棟の建設となり、狭窄檻を諦める、また個室の数を減らすことになるため、6~10頭ほどの保護、収容になります。


①動物管理棟の建設 6500万円(イメージ)


【設備】保護檻、捕獲や治療時に使用するための狭窄檻、空調設備、餌用の調理台、洗浄用シャワー、診察室、宿直室などを完備。
また個室を設け、怪我をした個体等の隔離、個別管理を可能にします。
・屋内飼養管理舎・当施設内で管理している動物と同棟とすることにより、保護動物の管理もし易くします。
・治療、リハビリや屋内飼養の一貫した管理を可能とします。
・場合によってスタッフによる24時間体制の管理が可能な設備の拡充します。
・建物周辺の舗装工事を行い、管理環境の向上をします。

②動物管理棟の建設 4000~5000万円の場合
【設備】保護檻、空調設備、餌用の調理台、洗浄用シャワー、診察室、宿直室などを完備。
また個室を設け、怪我をした個体等の隔離、個別管理を可能にします。
・屋内飼養管理舎・当施設内で管理している動物と同棟とすることにより、保護動物の管理もし易くします。
・治療、リハビリや屋内飼養の一貫した管理を可能とします。
・場合によってスタッフによる24時間体制の管理が可能な設備の拡充します。
・建物周辺の舗装工事を行い、管理環境の向上をします。

③他、返礼(記念)品【※詳細をご確認ください。】、手数料 費用1000万円

<実施スケジュール>
●現在の敷地内に設置。建設許可申請区域外のため、クラウドファンディング終了後、着工可能
●2023年2月10日 HP、YouTube、TikTok上で告知を開始 
●2023年2月20日 クラウドファンディング開始
●2023年4月下旬 クラウドファンディング終了
●2023年5月初旬 返礼品発送開始 順次発送
●2023年5月下旬 管理棟(傷病鳥獣の治療も可能な飼育スペース及び管理施設) 建設着工
●2023年8月上旬 管理棟 建立
●2023年8月中旬 保護動物の受け入れスタート

特定動物等捕獲された動物の保護受け入れ開始までにかかる期間。
総計 18 か月を予定

【パンク町田】
NPO法人生物行動進化研究センター 理事長
アジア動物医療研究センター センター長
特定非営利活動法人日本福祉愛犬協会(KCJ) 理事
日本鷹匠協会鷹匠、日本鷹狩協会鷹師、翼司流鷹司、鷹道考究会理事、日本流鷹匠術鷹匠頭。

昆虫から爬虫類、鳥類、猛獣といったありとあらゆる生物を扱える動物の専門家であり、動物作家。

野生動物の生態を探るため世界中に探索へ行った経験を持ち、3000種以上の飼育技術と治療の習得を生かした執筆はベストセラーを生み出す原動力となっている。

鷹狩りの世界に造詣が深く、鷹匠文化の知識や鷹を扱う技術は群を抜き、ハヤブサや鷹を飛ばすトライアルで3年連続優勝するという偉業を成し遂げる。

また、オールラウンドな犬種を扱うことができる犬の訓練士でもあり、愛玩犬のしつけから、猟犬、バンドッグの訓練も行う。


【特定非営利活動法人 生物行動進化研究センター】
〒289-2704 千葉県旭市上永井875(※一般公開はしていません)
電話:0479-50-5065
動物取扱業登録:展示 海健福1000-1
理事長 町田 英文
動物取扱責任者 山川 晃平 


<応援メッセージ> ※順不同


(有) 宇都宮動物園 園長
荒井 賢治 様


たぶん大抵の人は命の重さについては人も動物も同じように大事であると答えるのではないのでしょうか。しかし、はやりの動物を何の知識もなくペットとして飼い、あきたら捨てるこうしたやりとりが行われていたのも現実。

沖縄のマングースをはじめアライグマなどたくさんの動物たちが害獣として処分対象に。

つまり捕まえたら保護するではなく殺せ、確かに人に害を与えるという点では考えなければいけないとは思いますが、元はと言えば人の動物に対するエゴ。彼らも被害者なのかもしれません。
法律により守れる動物は決して多くはありませんが、こうした動物たちを助けることに取り組む活動はたいへん意義のあることではないのでしょうか。

ニュースなどで人里出てきたニホンザルなど、どこにでもいるように思えて実は環境破壊や先の外来種により住処が減り混雑による血統の問題など守らなくてはいけない数を減らしている日本固有の動物なのを知っていましたか。
こうした動物たちを保護して守る、誰もが分かってはいても実際に行動に移すとなると動物に対する知識だけではなく、いろいろな負担を強いられるのも事実。

特に経済的な負担はこうしたプロジェクトの命運を左右するといっても過言ではありません。
同じ動物たちを取り扱う職業についているものとしてやりくりをするにも限界があることはよくわかります。
だから、少しでも多くの動物たちの命を助けると、いう思いを込めた日本でも先駆けのこのプロジェクトに少しでも多くのご支援が集まることを願い応援させて頂きます。


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(有)サクセス観光 ノースサファリサッポロ
代表取締役 星野和生 様


パンク町田氏には、当園のスタッフに動物の取り扱いを教えていただいたり、イベントに登場していただいています。
知識や経験が豊富なので困った時に頼りにしている存在です。

野生動物と人間が共生しづらい環境が増えてきています。
簡単に解決できることでは無いと思いますが、この取り組みは確実にその一助になると感じました。

不幸な野生動物を1頭でも減らすことが大事だと思います。
しかし、これから先まだまだ保護活動が必要なケース、現時点では考えられないような難しいケースなどが増えるとも感じます。
この取り組みが未来への第一歩になることを願っております。

野生動物の保護には相当な知識や経験、努力が必要だと思います。
パンク町田氏の思いに少しでも共感していただいたなら是非ご協力をお願い申し上げます。



<リターンのご紹介>

オリジナルTシャツ 3種類


クリアフォルダ 5枚組


オリジナルマスク 3種類









サイン著作本(サイン入り)2種類 












オリジナルキーホルダー

※他にもご支援いただいた金額により取り揃えております。


<最後に>

動物愛護や保護を語る議員や著名人が沢山います。
不思議に思いませんか?
彼らの多くは私達よりハイグレードな生活をしています。
その装飾品にかかる代金で、いったい何匹の空腹を満たせるのか…。
彼らが達成したことは皮肉にも、マイクロチップの体内埋め込み義務化。
人間はそんなバカではないはずです。
その前に、私達にはもっといっぱい出来ることがあり、やらなければならないことだって沢山あるはずです。
まずは自らの人生の一部を与えるところから始めなければ、言っているだけにすぎません。
いまさら…と思う方もいるかもしれませんが、僕自身の人生を動物たちに捧げるためにも、お力添えいただけると幸いです。 


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/10/07 18:00

    生物行動進化研究センターです。ご支援してくださった皆様。大変お待たせしました!いよいよ新管理棟の工事が始まります。地鎮祭の様子今回のクラウドファンディングでは残念ながら目標金額に達することができなかったのですが皆様からの暖かいご支援と生物行動進化研究センター同敷地内にある有限会社バーデン様のご...

  • 2023/06/30 20:00

    ご支援をいただいた皆様へ夏が目前に迫っている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?クラウドファンディング終了してから早くも1ヶ月あまりが過ぎました。返礼品の準備が整った順から発送をさせていただいておりましたが、昨日、物品の返礼品につきましては、全て発送のお手続きが完了いたしましたのでご報告...

  • 2023/05/25 19:00

    皆様、ご無沙汰しております。この度は、本プロジェクトへご理解とご支援いただき誠にありがとうございました。たくさんの皆様より、ご支援いただき感謝いたします。お待たせいたしました。返礼品の発送準備が整ってまいりました。2~3日前より返礼品の発送をさせていただいております。本日も画像にある返礼品の数...

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