<お知らせ>

弊社人気の鯛茶漬けリターンを追加いたしました!
冷凍で置いておくと便利な一品です。お家で伝統のお味をお楽しみいただけます。

以下本文

【目次】

1.ごあいさつ
2.料亭ひだかとは?
3.なぜ文化財を残すのか
4.どのように残すのか
5.文化財の背景
6.プロジェクトで実現したいこと
7.これまでの活動
8.なぜ檸檬と唐辛子を栽培?
9.資金の使い道
10.さいごに

長文になりますが、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

はじめまして。RIK株式会社(屋号=料亭ひだか)代表の日高保彦と申します。
この度はページを閲覧いただき誠にありがとうございます。
私共は農水産物の加工販売をしながら、有形文化財・産業遺産を後世に残していく活動を行っています。

主には宮崎県延岡市の有形文化財に指定される、日高家住宅通称「ぶり御殿」内で、料亭ひだかの屋号にて飲食店事業、また伝統のもてなし料理の商品化、地域の農産物に特化した商品の加工販売をしています。
その収益で屋敷全体、調度品、その他歴史的遺産が残る庭、石垣等の修繕保存を行っています。

この度、新たに農産物の生産から開始するため宮崎フードチャレンジ事業に応募いたしました。
『農×食×環境保全×文化財を後世に』をキャッチコピーに、新たに「檸檬」と「唐辛子」の栽培を始めます!(なぜ檸檬と唐辛子かは後述します!)

ぶり御殿内大広間・横山大観(帰漁)・西園寺侯爵書・平沼前総理書・薩摩焼香炉等調度品
天井には明治時代のシャンデリアが灯す


入江に突き出すように造成され、海に浮ぶような外観。
建物に大きな改変は加えず、現在もそのまま保全しています。


料亭ひだかの屋号で、平成29年まで関東の百貨店を中心に自社製造の商品の販売事業、イートイン事業など幅広くい事業展開してを行ってきました。
平成28年に、日高家住宅通称「ぶり御殿」が宮崎県延岡市の有形文化財に指定されたことをきっかけに帰省し、ぶり御殿内で、「料亭ひだか」の屋号にて飲食店事業や、伝統のもてなし料理を商品化・販売しています。
コロナ禍中、庭にテラスを作り、屋敷内には説明の看板をたてて、非接触で楽しんでいただけるような事業展開も開始しています。

伝統のもてなし料理宮崎県産農産物の加工品

琥珀色のかつお出汁と
濃厚ごまだれの鯛茶漬け

豆乳出汁と濃厚ごまだれ、
延岡産唐辛子ラー油をかける豆乳鯛茶漬け








濃厚なごまだれをかけて食べる伝統の鯛茶漬けや、延岡市産の唐辛子を使った加工品。
炊飯器で簡単に炊ける、魚介香る「辛めし」は新商品!

その他「ゆず唐辛子オイル」「唐辛子にんにく醤油」など延岡産の唐辛子を広めるためにも様々な商品開発をおこなっています。

↑辛めしや唐辛子商品のリターンもご用意しています!

テラス席。ここでヨガなどのイベントも行っています。

「文化財」とは人類が歩んできた歴史の痕跡です。その土地の歴史は、今日現存する建物や自然、文化が今を生きる我々に教えてくれています。文化財を残すことは、歴史の裏付けを後世に残していくことにも繋がります。

「ぶり御殿」には屋敷そのものもですが調度品の中にも、延岡市ひいては宮崎の歴史の裏付けが多く現存しています。(詳しくは後述の「歴史の紹介」にて記載します。)

また昨今では、文化財を「活用」した地域振興の考え方があります。
文化財を活用することで、観光誘致などにつなげる「地域資源」の一つとして、残していくことが重要だと考えています。

後世に残すと言えど、「どのように残していくのか」が重要なポイントです。
文化財を保存するには、文化的・歴史的価値が損なわれないように管理・修繕が必要です。定期的に修繕しなければ、価値は失われます。
また、修繕し、保存はされても「誰も知らない」状態では意味がありません。
まとめると、保存を前提とした下記の内容が重要です。

1.文化財を良好な状態で維持し、次世代に価値を継承していくこと
2.文化財が地域にとって魅力的な資源になること
3.文化財の「保存と活用」のサイクルが止まらないこと

今回のクラウドファンディングは、「文化財を保存・活用していくための持続可能な事業の開始」が目的です。
農産物の生産から、加工・販売までを行いその収益で文化財の保存し活用のサイクルを回します。

具体的には、産業遺産であるカシ丸石の護岸にレモン(赤水檸檬)と唐辛子(延岡藩内藤家七萬石とうがらし)の栽培を開始します!(なぜレモンと唐辛子かは後ほど記載します)

【伝統のおもてない料理や宮崎産加工品を食べて】【海を見渡すベンチにお名前を刻んで】ぜひ文化財を残す活動にご参加いただけますと幸いです!
そして宮崎の食の美味しさや歴史を知っていただけると嬉しく思います。


おそらくこのページをご覧の多くの方は「ぶり御殿って何?」「宮崎県でぶり?」と疑問を抱かれていると思います。少しだけ歴史のご紹介をさせてください。(詳細

実は、ぶりを獲るためのぶり定置網の基礎は宮崎県から始まりました。

日高家祖先は300余年漁業家、海運業、水産加工品を営みながら幾つもの網(漁法)を発明してきました。後にぶりの捕獲に成功し「ぶり大尽」と呼ばれる日高亀市は、江戸時代、山の上から見えるぶりの群れをどうしても捕獲したい!という壮大なロマンを追い求めていました。(この山は現在「ぶり見山」の名前で親しまれています)

亀市は網の改良に精を出し成功し、イワシなど小さい魚の捕獲には成功し地元で庄屋職となりました。それだけでも成功ではあったのですが、生涯をかけて「日向灘に冬から春にかけ群れで来るぶりを捕獲する」という当時は無謀とされていた夢を追い続けました。

大正時代の漁の様子
網の改良の度重なる失敗で資金はも底をつきていきます。
当時ブリは一本釣りに頼るしかなく、無謀な挑戦だと、村の人々からも奇人扱いされていたと言います。
しかし諦めずに改良を重ねた結果、明治8年、ブリを一度に獲る「ブリ沖廻し刺網」が完成しブリの捕獲に成功をします。

その後も、東京水産伝習所(現在の東京海洋大学)を卒業した長男:栄三郎と共に改良を加え、ついに明治24年に完成した定置網「日髙式ぶり大式網」で漁期間を通して大漁が続きました。
日本全国14か所に漁場を持ち「日本水産業に革命をもたらした」と言われるほどの成功を収めました。
この定置網は日英博覧会に出品し、金賞を受賞。
現在に残る定置網の原型となっています。※日英博覧会でいただいた金メダルは屋敷内で展示しています。

その後、長男の栄三郎は貴族院議員となります。
三嶋子爵次女竹子との婚姻により、大久保利通の次男(牧野伸顕伯爵)と姻戚となったことでり、当時の財政界、文化人との交流が深まったとされています。
その歴史の裏付けとして、現在ぶり御殿には横山大観、菱田春草、東郷元帥等の書や調度品など数多く残されています。

東郷平八郎の書

武者小路実篤の書


店の棚に並んでいる

低い精度で自動的に生成された説明    ぶり御殿に残されている調度品の数々

このような歴史から、日高家住宅は「ぶり御殿」と呼ばれています。(詳細はこちら
木造2階建て、金物を使用しない伝統的な工法で建てられた和風建築ですが、浴室の天井や階段の手摺、玄関のタイル張り等に当時の洋風建築の意匠が取り入れられていたりと、近代らしさも感じられるつくりとなっています。

浴室の天井

広間からの景色。海を借景に


今回のクラウドファンディングで実現したいことは2つあります。

①農水産物生産から開始し、その収益で文化財を維持する仕組みを強化すること

指定文化財の保全活動に係る費用は、行政がすべて負担しているという印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。ですが実は全額支給されるという例はごく稀です。

また、行政機関からの支援補助に頼っていても、それが途絶えてしまっては文化財などの地域資源を守ることはできません。
文化財の保全、そして地域資源の活用を持続的に行うえる方法を何かと突き詰めた結果、事業収益を保存活動に充てることで、より先の未来へ繋ぐ仕組みを作れるとチャレンジしています。

具体的には以下の図のイメージです。

1―事業で発生した収益を文化財の保全に利用する

2―文化財をはじめとする地域資源が維持され、観光資源となる

3―観光資源により来客が増え、弊社事業も含めた地域全体で発生する収益が増える

今回のプロジェクトでは1の部分の事業柱を増やしたいと思っております。


②維持した文化財を観光誘客に活かすこと

ぶり御殿及び周辺にあります、ぶり見山・カシ丸石護岸地・カラミ煉瓦燻製棟などの地域資源をただ修繕・保全するだけでなく観光資源としても活かしていきたいと思っています。

ぶり御殿を核とした地域資源を活用した延岡市の地域活性化を目的として、県内外はもちろん海外からもお客さんが来るような、そんな形を目指しています。

ぶり見山や赤水湾東側に1km続く産業遺産であるカシ丸石護岸地に、レモン栽培や七萬石唐辛子の栽培を行い、生産から製造販売までの行い文化財保存のキャッシュポイント事業を実現したいと考えています。

栽培したレモンの花や唐辛子の真っ赤な風景も、新たな観光資源にとなると私たちは考えています。

※「カシ丸石」とは、赤水地区で産出されていた重さ30~50kgもの石。漁具に使用されていました。日高家では、建物基礎の束石や石垣、庭に使用されており、亀市が苦心して開発した漁網の一部として、当時を偲ばせる存在となっています。

私たちはこれまでもぶり御殿を軸に地域活性化、地域資源の有効活用をおこなってきました。
「海と日本」や「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、地元テレビ局など等のテレビ番組にてぶり御殿や、ぶり大尽の周知を行うための出演をさせていただきました。

その他にも、延岡市の方に認知していただくために以下のような活動を行なってきました。

●NPO法人「宮崎の海の歴史と文化を未来へ紡ぐ会」を設立
延岡商工会議所が主催する「えんぱく」にて茶会を開催し、第一回目から定置網体験やぶり御殿見学、地元区長から特攻基地説明会などを実施。

●産業遺産カシ丸石護岸を未来へ繋ぐ会を設立
延岡市市民まちづくり事業に採択され、 現在チェアリングなどの活動を産業遺産地で実施。

●地元延岡フィル管弦楽団×クラフトビール(地元のブルワリーが作る、世界一受賞栗黒生)×ぶり御殿のコラボ企画を2020年文化の日に開催

●延岡市散策ガイドガイドに日高家住宅の掲載

●赤水・鯛名周辺資源発掘プロジェクト立ち上げ 

赤水鯛名資源発掘プロジェクト
●ぶり御殿とシーカヤックのコラボ企画実施

ボートに乗っている人たち

自動的に生成された説明

●フットマップを作成し、ぶり見山など地域ごと楽しんでいただく活動


なぜ檸檬と唐辛子なのか。。疑問に思っている方がたくさんいらっしゃるかと思います。

●唐辛子

実は、今回栽培する唐辛子は、延岡藩内藤家七萬石とうがらしという延岡市に所縁ある種類です。
延岡藩主だった内藤家と始祖を同じくする高遠藩内藤家が栽培していた唐辛子です。

元は江戸時代、当時の蕎麦人気と相まって薬味として愛用されていましたが、新宿の都市化と鷹の爪の登場により内藤とうがらしはほぼ絶滅していました。
そんな中2015年に復活プロジェクトが開始され、延岡市で内藤家の縁を通じ譲り受けた5本の実をもとに栽培がスタートされました。

2018年4月から「日向の國 延岡藩内藤家 七萬石とうがらし」の名で市場展開しており、弊社は7組目の生産者として生産をしています。今までは少量の生産でしたが、今回のプロジェクトでより多くの栽培ができるようにしていきます。


レモンに関して

ぶり御殿、そして栽培予定地である産業遺産「カシ丸石護岸地」は温暖で風も強くないためレモン栽培に適している土地です。
レモン栽培で有名な地、シチリアにも似た気候なのです。


また、「観光」したい場所・景色を考えた結果、
真っ赤な唐辛子と、黄色い檸檬、その先に広がる海、この景色は将来必ず人を呼べる景色になると思っています。

今回栽培収穫したレモンは「赤水湾檸檬」の名前で商標をとる予定です。
産業遺産で育つ檸檬の景色は観光に、収穫した檸檬は商品になり持続可能な文化財・産業遺産の保存へつなげていきます。

砂浜で椅子に座っている

自動的に生成された説明レモン栽培予定地

今回のクラウドファンディングで集まった資金は、カシ丸石護岸地に植栽する檸檬苗木や、土、耕運機の購入のために利用します。


食べて活動にご参加いただくリターンと、体験型のリターンを7種類ご用意いたしました。
詳細はリターン欄をご確認くださいね。
※全ての商品を、レトルト機や急速冷凍機を備えた自社加工場で製造をしています。

1.宮崎県産酒粕でつくる甘酒5袋入りセット箱入り


2. 宮崎の食詰め合わせ!
延岡市発祥のチキン南蛮、宮崎産唐辛子や柚子の加工品詰め合わせ/8,000円
└唐辛子辛めし炊込みの素+煮しめ+チキン南蛮+柚子カボスぽん酢∔柚子唐辛子オイル

3.鯛づくしセット/10,000円
└鯛めし弁当×2+鯛茶漬け×2+鯛の利休漬け×2

4.海幸セット 伝統のもてなし料理/20,000円
└海幸チラシ蒸し寿司×2+鯛めし弁当×2+鯛茶漬け×2+鯛の利休漬け×2+牡蠣ぽん酢×2


5.海の上のテラスでコーヒー/5,000円
└コーヒーチケット40杯分
└1年間有効のパス1名分

土曜日限定で、テラスをご利用いただけます!
海を眺めながら、珈琲を楽しむ贅沢時間を。ワーケーションやリラックス時間に。


6.名前入りのベンチに座って、ゆったり赤水湾を眺めてみませんか?
カシ丸石護岸地ネーム入りの椅子を設置/30,000円
└コーヒーチケット50杯分
└1年間に産業遺産のカシ丸石護岸地に設置する椅子を使用いただけます。
土曜日限定2名様で入れるパスを発行いたします。


7.日高家住宅大広間でのお食事2名様クラファン限定。通常は大広間での提供は行いません)/50,000円
└日程は事前打ち合わせ必須。11時から17時まで間でご利用いただきます。


※調度品を展示している関係で中学生以下の入店はお断りさせて頂いております。
予めご了承くださいませ。


●七萬石唐辛子

七萬石唐辛子は2023年11月からの販売開始を見据えて下記のスケジュールで事業を進めます。

2023年3月〜 花壇づくり・苗育成

2023年5月〜 苗の植え付け

2023年7月〜 収穫開始

上記に並行して、商品開発・販売を行います。

●赤水湾レモン

赤水湾レモンは育成に3年程度の時間を要するため、2026年12月の販売を見据えて下記のスケジュールで事業を進めます。

2023年3月〜 果樹園へ土入れ

2023年5月〜 苗の植え付け、その後育成

2026年9月〜 収穫開始

上記に並行して、商品開発・販路営業を行います。

私たちは三百余年日高家に受け継がれてきました料理を自社製造、加工食商品として製造・販売し、その利益を文化財日髙家住宅の修繕、地域資源の保全を行うように努めてきました。 

文化財を保存する為、様々な修繕を行っておりますが、今後はより持続可能な取り組みとして、今回の活動に辿り行きつきました。 

延岡市にだけでなく宮崎県の観光資源として認知されるよう、今後も活動していきます。 

宮崎の片田舎から日本の水産業に革命を起こしたと言われる「ぶり大尽」。
江戸時代から夢を追いかけ、数代に渡りその夢を実現させたロマンは、今も「ぶり御殿」として日向の片田舎の海の上に残されています。

百数十年の月日を経て、ぶり大尽の子孫が次の夢を追いかけます!

応援よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/12/29 12:05

    現在までご支援いただいた13名の皆様、誠にありがとうございます!皆様よりご提案もいただきまして、本日鯛めし弁当と鯛茶漬け2種類のお試しセットを追加いたしました。お箱に入れて発送致しますので、ギフト利用がございましたら備考欄でご記載くださいませ。変な話かもしれませんが、我々のクラウドファンディン...

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