ご挨拶

私、牛久保潔と申します。日本オラクルというソフトウェアベンダーで、部長として年間150-200名程度の中途採用、60-100名程度の新卒採用・海外採用・障害者採用を行ったほか、日本初と言われるインターネットベースの採用管理ツールを企画、導入いたしました。また、2003年に独立した後は、世界的なコンサルティングファーム、検索サイト会社、SIer、メーカー、ハウスビルダー等、多くのリーディングカンパニーから、数名規模の様々なお客様にまで、採用戦略の立案や離職率管理、各種人事制度改革のご支援を行うほか、人事専門誌、専門サイト等に多くの寄稿、連載等を行ってまいりました。


プロジェクトをやろうと思った理由

私はこれまで、多くのお客様とともに、採用、離職(退職)、目標管理、評価、給与などについての課題解決を行ってきました。しかしその過程では、図らずも多くの不幸な離職を目の当たりにすることになりました。人が離職を考える時、「引く力」と「押す力」のどちらか一方、または両方が働くと言われます。「引く力」とは他社からの魅力的な条件提示や興味深い業務内容、働き易そうな勤務体系、高い知名度、最先端の技術、おしゃれな職場、今いる会社とは関係ない将来の夢などで、本人にとって前向きな理由であることが多いでしょう。もう一つの「押す力」とは、本人が離職を決断する原因が社内にあるもので、評価への不満、上司との人間関係や職場環境の悪さ、長時間労働、業績の低迷、あるいは会社からの肩たたきなどが考えられます。私はこれまでの経験から、「押す力」の中に、経営者、評価者、被評価者が、目標管理や評価について正しく理解し運用するだけで、防げる離職が多く存在すると感じています。
そこで、本プロジェクトにおいて、ぜひいくつかの企業様にもご協力いただきながら、会社、個人の双方にとっての「不幸な離職」を減らしていく活動を行いたいと考えます。


背景

「採用」という範囲に限定して戦略を立案するなら、採用したい人材の数や質、かけられる採用コスト、採用までにかかる時間をどうバランスさせるかを検討し、それに合ったターゲティング、採用情報の発信、採用プロセスの設計、採用カルチャーの醸成などを考えます。しかし、「採用」をもう少し広く、「人材需要の充足」と捉えるなら、「今いる実績を上げている社員をいかに辞めさせないか」ということが有力な解決策の一つになります。人材紹介サービスや採用媒体を販売する会社からは、そうしたご提案はあまり聞こえてこないかもしれませんが、経営、人事戦略という面から見ると大切な視点です。採用する努力に勝るとも劣らず、活躍している人材を辞めさせない努力をしたいものです。



実現したいこと

目標管理や評価の仕組みは、就業規則に勝るとも劣らず、会社から社員への「こう働いて欲しい」というメッセー ジでもあります。ところが多くの会社の現場において、そうしたことはあまり意識されていないようです。評価制度の内容について、評価者はもちろん人事でさえ深く知らないことが多く、そのことが評価者の自信の無さや、代表的な離職理由とされる、「上司と部下のコミュニケーション不足や人間関係の悪さ」、「評価に対する不満」などの問題を引き起こす一因になっています。

そこで、「目標管理や評価とは、目標の達成に向けて上司と部下がコミュニケーションを活性化したり、実績を測ったりするためのツールである」と捉え、また、離職や離職率を結果ではなくコントローラブルなものとして捉えて、情報共有を図りながら、「不幸な離職」に苦しむ会社と個人を減らす活動を行っていきたいと思います。

 

書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」の刊行と実施スケジュール

本プロジェクトを行うにあたり、目標管理と評価の基本的な考え方について、経営者、評価者、被評価者のどなたにも理解しやすいストーリ仕立てにした書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」を準備中(2023年9月刊行予定)です。リターンを通してお聞きしたお話や事例を、ご了解いただける範囲で加筆の際の参考にさせていただくことがあります。



「不幸な離職」のカウント

リターンの勉強会にご参加いただいた企業様のうち、ご協力いただける何社かにお願いして情報共有しながら、不幸な離職が減っていく過程を一緒に体験していきたいと考えています。ご参加いただける企業様のお声を頂戴しながら進めていきたいと思いますが、現在、削減できる離職の件数について、下のような方法で確認をしたいと思っています。
①離職インタビューまたは離職アンケートによる離職理由の確認とそれまでの記録との比較
②社員満足度調査における目標管理制度、評価制度への不満に対する離職者の割合と、不満割合の変化のすり合わせ
③書籍につけるアンケートに基づくカウント


いかしあい隊

本プロジェクトは、徳億会、ATM会を主催する全国規模の経営者団体、「いかしあい隊」の推薦を受けて実施しております。
いかしあい隊URL:https://ikashiai.com/

資金の使い道

下のような使い道を予定しています。
勉強会の会場利用料:3万円
勉強会コンテンツの制作費:3万円
リターンの送料:2万円
キャンプファイヤー利用料等:2万円


リターンについて
① 【 ご相談、ご質問への対応 】

目標管理、評価、採用、離職、転職等について、経営者、評価者、被評価者、個人の方からのご相談にメールでお答えいたします。備考欄に、情報漏洩にならない範囲で、なるべく具体的にご質問、ご相談の内容をご記入ください。2023年1月中旬以降3月までを目処に、順次お返事させていただきます。

 →   1,000円

② 【 書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」  1冊 + エクセル資料 】

現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」を、2023年9月を目処に刊行してお送りいたします。2023年2月後半~4月頃にリターンとして実施する、勉強会やご相談を通してお聞きしたご質問やご相談の一部を、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。                                

 →   1,500円

③ 【 書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」  5冊 + エクセル資料 】

現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」を、2023年9月を目処に刊行してお送りいたします。2023年2月後半~4月頃にリターンとして実施する、勉強会やご相談を通してお聞きしたご質問やご相談の一部を、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。5冊お送りいたしますので、組織でご活用いただければ幸いです。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。                                     

 →   7,000円

④ 【 書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」  10冊 + エクセル資料 】

現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」を、2023年9月を目処に刊行してお送りいたします。2023年2月後半~4月頃にリターンとして実施する、勉強会やご相談を通してお聞きしたご質問やご相談の一部を、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。10冊お送りいたしますので、組織でご活用いただければ幸いです。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。

 → 12,000円

⑤ 【 評価者向け目標管理評価制度勉強会へのご参加 】    

現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」の内容に沿った、評価者向けの目標管理評価制度勉強会にご参加いただきます。2023年2月後半から4月にかけて、2時間~2時間半程度の勉強会を、順次オンライン(TEAMS、またはZOOM)で実施する予定です。詳しい日程はプロジェクト終了後、メールで調整させていただきますが、事前アンケート等の状況により、実施時間を延長するか、内容を2回に分けて実施させていただく可能性がございます。被評価者向けの勉強会と6割程度同じ内容を含みます。勉強会やご相談を通してお聞きしたご質問やご相談の一部を、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。勉強会の実施にあたって資料をお渡しするほか、書籍完成後(2023年9月)、書籍1冊とで利用したエクセル資料をお送りいたします。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。

 → 15,000円

⑥ 【 “被”評価者向け目標管理評価制度勉強会へのご参加 】    

現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」の内容に沿った、被評価者向けの目標管理評価制度勉強会にご参加いただきます。2023年2月後半から4月にかけて、2時間~2時間半程度の勉強会を、順次オンライン(TEAMS、またはZOOM)で実施する予定です。詳しい日程はプロジェクト終了後、メールで調整させていただきますが、事前アンケート等の状況により、実施時間を延長するか、内容を2回に分けて実施させていただく可能性がございます。勉強会でご提出いただいた目標達成計画表は、後日添削をしてお返しいたします。評価者向けの勉強会と6割程度同じ内容を含みます。お聞きしたご質問やご相談の一部を、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。勉強会の実施にあたって資料をお渡しするほか、書籍完成後(2023年9月)、書籍1冊とで利用したエクセル資料をお送りいたします。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。

 → 15,000円

⑦ 【 いかしあい隊主催ランチ会と目標管理評価制度勉強会へのご参加 】    

経営者団体「いかしあい隊」主催のランチ会と目標管理評価制度勉強会にご参加いただきます。いかしあい隊ランチ会の後、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」の内容に沿った、目標管理評価制度勉強会を行います。2023年2月後半から4月にかけて、食事会と勉強会を合わせて3時間程度実施する予定です。詳しい日程はプロジェクト終了後、メールで調整させていただきます。都内主要駅近くでの開催を検討しておりますが、現地までの支援者様の往復交通費は、各自でのご負担をお願いいたします。勉強会は、評価者向けと被評価者向けのものを融合した内容で、お聞きしたご質問やご相談の一部は、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。勉強会の実施にあたって資料をお渡しするほか、書籍完成後(2023年9月)、書籍1冊とで利用したエクセル資料をお送りいたします。本リターンは、企業様、個人の方ともご利用いただけます。

 → 18,000円

⑧ 【 「目標管理と評価」、または「採用と離職」に関する個別の相談 + ご報告書 】

「目標管理と評価」、または「採用と離職」について、企業様にご訪問して3-4時間程度ヒアリングをさせていただき、調査の上、後日報告書としてご提出いたします。お聞きしたご質問やご相談の一部は、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。書籍完成後(2023年9月)、書籍1冊とで利用したエクセル資料をお送りいたします。一都三県以外へのご訪問、宿泊が必要な場合に限り、実費のご精算をお願いいたします。本リターンは、企業様向けのものになります。

 →  60,000円

⑨ 【 カスタマイズした内容での目標管理評価制度の勉強会の実施 】

個別の企業様向けにカスタマイズした内容で、目標管理評価制度の勉強会を実施いたします。ご要望に合わせて、評価者向け、被評価者向け、統合型のいずれかの形式で実施いたします。事前に2-3回程度のヒアリングや打ち合わせ(ご訪問、オンライン)を行い内容に反映して実施するほか、目標達成計画表の添削を実施いたします。評価面談等のロールプレイは含みませんが、ご要望があれば別途お請けいたします。お聞きしたご質問やご相談の一部は、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。書籍完成後(2023年9月)、ご参加者人数分の書籍(max20冊)とで利用したエクセル資料をお送りいたします。一都三県以外へのご訪問、宿泊が必要な場合に限り、実費のご精算をお願いいたします。本リターンは、企業様向けのものとなります。

 → 260,000円

⑩ 【 目標管理評価制度の構築と勉強会の実施 】

個別の企業様向けに目標管理評価制度を構築し、その内容に合わせた勉強会を実施いたします。3ヶ月、10回程度のヒアリングや打ち合わせ(ご訪問、オンライン)を実施して制度を構築した上で、社員向けに勉強会(max5回)を企画、実施いたします。お聞きしたご質問やご相談の一部は、現在制作中の書籍「目標管理と評価の二課(仮題)」に、ご了解いただけた範囲で参考にする場合があります。書籍完成後(2023年9月)、ご希望人数分の書籍(max30冊)と利用したエクセル資料をお送りいたします。一都三県以外へのご訪問、宿泊が必要な場合に限り、実費のご精算をお願いいたします。本リターンは、200名規模までの企業様を想定しております。それ以上の規模になる場合は別途のご相談をお願いいたします。

 → 880,000円


最後に

企業にとって、活躍している社員が離職で抜けた穴を埋めるのは、長い時間と労力とコストが必要なだけでなく、技術流出や情報漏洩のリスクも小さくありません。一方、個人にとっても、離職や転職は高い実績を上げているかいないかにかかわらず、どなたにも起こり得るものであり、仮にいったんキャリアが崩れてしまうと、思ったようなキャリアコースに戻すのは大変な上、仮に運よく戻せたとしても、長い年月がかかってしまうことがよくあります。
本プロジェクトにおいて、ぜひ一社でも、お一人でも多くの方にご賛同いただき、不幸な離職を減らしていきたいと思います。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください