エンタメ領域特化型クラファン
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はじめに・ご挨拶。

「服部が服部緑地でフェスやったら面白いんじゃない?」

そんな冗談から始まったのが『服部フェス』でした。

私は大阪で1番売れてないアイドル「くぴぽ」の服部真希(まきちゃん)です。

2020年、2021年と新型コロナウイルスの蔓延により2年連続の中止に見舞われたものの

2022年4月にやっと大阪の服部緑地野外音楽堂で私は念願の服部フェスを開催いたしました。

普段では味わえないような色んなジャンルのアーティスト様にご出演いただきとても楽しいイベントになりました。


服部フェスが与えた試練。

しかし、イベントが終わったのも束の間、私に重くのしかかってきたものがありました。

服部フェスは大赤字でした。

自分(たち)の力不足や2年連続のキャンセル手数料など理由を挙げればキリがありませんが

それでもこんなに楽しいフェスを主催できて「それだけで十分じゃないか」と自分に言い聞かせました。

こんなに大きな場所でたくさんの人に楽しんでもらえたフェスを開催できたことを胸に「またいつかここに戻ってこられるように頑張ろう」と。

服部フェスを続けること。

しかし驚くことにお客さんや関係者の方から「またやってほしい!」という声は後を絶ちませんでした。

「来年もやるのか?」

いつもくぴぽを応援してくれているファンの方の声だけでなく、名前も顔も知らない方からの声も多数ありました。

戸惑いと喜びと現実を行ったり来たりしていく内に「服部フェスって一体何なんだろう。」「私は何のために服部フェスをするんだろう。」という疑問が頭に浮かびました。

そしてその答えは服部フェスを続けないと分からないのかもしれないということも。

赤字なんて合間の時間にウーバーイーツのバイトでもして頑張って補填すれば良いじゃないか。

だって、あのステージから見たお客さんの見たこと無い表情。太陽が照らす数え切れないほど広がるクリーム色の椅子たち。青々と茂る芝生ゾーンからほのかに見える桜の木々。ライブの熱狂とは対照的な会場外をのどかに散歩する人たち。急な雨でもより一層高まる一体感。愛しか感じない汚いヤジ。いつもクールなスタッフからあふれ出る笑顔。急なトラブルを助けてくれた憧れの共演者の大きな手のひら。

どんなに苦しいことがあってもあの場所に帰ってこられるなら、またもう1年生きていけるんじゃないだろうか。

「やるしかない。」

決意しました。

私はもうひとりでは無い。

そしてそんなある日、お客さんから「クラファンやったら?」「クラファンやってよ!」と、いわゆるクラウドファンディングの存在を教えてもらいました。

私はひとりでずっと悩んでいました。

だけど「お客さんと一緒にイベントを作り上げたらいいんだ」と気付かせてもらってから、少し気が楽になりました。

私の夢は服部フェスを通してこの服部緑地野外音楽堂をたくさんの人でいっぱいにすることです。

何年かかるかは分かりません。

1人でも多くの方と同じ夢を見て叶えられたら素敵だなと思います。

もちろん今年も私が自信を持ってお届けできる素敵なアーティストの方々に出演していただきます。

ぜひ期待しててください!!!!!!!!

どうかみなさま、私と共に1つの大きな夢を叶える為に、そしてこれからも服部フェスが続くように、ご支援いただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

服部真希(くぴぽ・服部フェス主催)



資金の使い道

■フェス運営費(会場費、機材費、人件費、アーティストへのギャランティなど)
■リターン制作費・発送費
■プラットホーム手数料



リターンについて

【¥1,000コース】
●服部フェス-2023-特製ステッカー(3種)


【¥3,000コース】
●くぴぽメンバーからお礼動画(約30秒)
●くぴぽメンバーからあなたへお礼の手紙(チェキ付き)
●服部フェス-2023-ポスター(くぴぽメンバーのサイン入り)
●服部フェスのくぴぽ生写真セット(各10枚)


【¥4,000コース】
●昨年の服部フェス-2022-のDVD3種類(日程毎にそれぞれライブ+オフショットを含めた約60分を収録)


【¥5,000コース】
●服部フェス特別チェキ(メンバーのソロショット4枚+集合チェキ1枚の合計5枚)※サイン付き
●くぴぽメンバーのイベント中のオフショット動画(約5分)


【¥7,000コース】
●服部フェスの打ち上げ参加(会場近くのお花見スポットで後日打ち上げ)


【¥15,000コース】
●今日は君がプロデューサー!くぴぽライブのセットリスト決め


【¥30,000コース】
●黄色チェキフリーパス券(交流&サイン付き)

【服部(まきちゃん)コース】
●服部(まきちゃん)の旧衣装① ¥100,000
●服部(まきちゃん)の旧衣装② ¥70,000
●服部(まきちゃん)のヘアセット体験 ¥15,000
●服部(まきちゃん)へお疲れマッサージ ¥10,000
●服部(まきちゃん)からお姫様抱っこ ¥3,000
●服部(まきちゃん)をお姫様抱っこ ¥3,000
●服部(まきちゃん)からジャイアントスイング ¥3,000
●服部(まきちゃん)をジャイアントスイング ¥3,000
●服部(まきちゃん)手作りのてるてる坊主「照子」 ¥3,000


【しゅりコース】
●あなただけの為にDJプレイを目の前で披露 ¥15,000/20min
●しゅり手作りのてるてる坊主「照美」 ¥3,000
●昨年のしゅり手作りのてるてる坊主の初代「照美」 ¥3,000


【うのコース】
●あなただけの為にうのちゃんの日常動画をプレゼント ¥15,000/60second
●うの手作りのてるてる坊主「照佳」 ¥3,000


【ちあきコース】
●あなたがリクエストした楽曲のピアノ演奏を目の前で披露 ¥15,000/1曲
●ちあき手作りのてるてる坊主「照代」 ¥3,000



実施スケジュール

・プロジェクト支援開始日:2023年3月7日(火) 21:00:00
・プロジェクト掲載終了日:2023年4月30日(日) 23:59:59
・リターン品お届け予定日:3月上旬から8月下旬まで(※リターンによってお届け日は異なります)



最後に。

クラウドファンディングをすると決めてから何度も「これでいいのだろうか?」と自問自答しました。

クラファンをしなくてもフェスを開催している人は居るからです。

「フェスを開催するのに今時クラファンするのは何もおかしいことでは無いよ。」という優しい声も頂きました。

リターンがあるとはいえお金を支援していただくということは、ただフェスを主催するということとは別のプレッシャーがありました。

私(たち)に多くの人を呼べる力があればこんなことしなくていいのでは?と思うと、情けなさや恥ずかしさを感じることもありました。

どれだけこだわっても大赤字になるイベントなんて価値が無いのでは?と思うと、身分不相応なイベントを主催しているのではないだろうかと不安になることもありました。

果たしてこんな文章で思いが伝わるのだろうか。

そもそも私が伝えたい思いって一体どんな思いなんだろうか。

これらのリターンは頂く金額に見合っているのだろうか。

これらのリターンは喜んでいただくものになっているのだろうか。

本当に私は赤字が嫌だからという理由でクラファンをしているのだろうか。


フェスに初めて行った時のあの何とも形容できなかった感情って一体何だったんだろう。

微妙に高いし冷静に考えたらそんなに美味しくないのについ浮かれて買ってしまうフェス飯。

自分なりのタイムテーブルを蛍光ペンで囲って作ったのに大体は疲れて半分も見れないことがほとんどだった。

好きな子が応援してるバンドを一緒に見に行って「良かったね」と言ったけど、本当は全然好きじゃなかった。

雨が降って最悪の状況だったのにあのジメジメした匂いとぬかるんだ地面のあの感触を今でも良い思い出として覚えているのは何故なんだろう。

少しでも大人になれる気がして勇気を出してダイブしようとした時に肩を貸してくれたお兄さんは今でもまだあの汗でびちょびちょに濡れた青春パンクバンドの黒いバンTを着ているのだろうか。

どうして目の前でこんなに沢山の人が熱狂してるのに、学校やバイト先の人たちはあんなに素敵な音楽たちを1つも知らなかったんだろう。

いつかこのフェスに出たいと家に帰ってすぐギターを弾いていたかつての自分は、今小さなライブハウスで全然人気の無いアイドルをしている。

あんなにフェスに行って勲章のように毎回日焼けしていたのに、そんなことも忘れたかのように私の肌は今真っ白で日焼けなんて絶対にしたくない。

「フェスの為に生きている」と言っていた友達はもうみんな結婚してフェスもライブハウスも行ってないどころか音楽を聴くことも無くなったらしい。

そういえば初めて行ったフェスで買ったあのバンドのオレンジのTシャツをあんなにいつも着ていたのに一体どこにいったんだろう。

良い思い出ばかりじゃないのに思い出せば思い出すほど、どうしてフェスの思い出ってキラキラしてるんだろう。


名前を付けることができなかったあの時感じた気持ちはもうお金では買えません。

色んな偶然と奇跡が重なって、楽しかったフェスが成り立っていたことに今気付きました。

リターン以上にお返しできることは「今年も服部フェス楽しかったな」って思ってもらうことだと思います。

私は別にフェスを主催したいんじゃなくて、フェスでライブがしたかったのかもしれません。

でもどんなフェスでも良いんじゃなくて、イカしたお客さんの前で、イカした演者の中で、イカしたライブを。

そう、そんなフェスに呼ばれるような人気が無いので自分でフェスを主催したんでした。

ライブを愛する人なら誰もが考えたことのある実現する訳の無いあの自分なりの夢のフェスを。

そんなフェスで起こる魔法みたいなあんな奇跡を。

本当は赤字でも良いんです。

でも、また今年も来年も、イカしたフェスやれたらいいな。

服部真希(くぴぽ・服部フェス主催)



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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