【はじめに】

ライト・イット・アップ・ブルー とは?

世界自閉症啓発デー(毎年4月2日)・発達障害啓発週間(毎年4月2日~8日)に、自閉症をはじめとする発達障害についての理解を深めるために、広く啓発する活動です。

主旨に賛同した世界172カ国以上が参加し、ランドマークがブルーにライトアップされます。日本では、東京タワーをはじめ、各地の名所旧跡でライト・イット・アップ・ブルーのイベントが開催されています。

所沢では、ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会によって、2014年から、所沢市役所や航空公園駅前のYS-11をブルーにライトアップするイベントや、SNSによる啓発活動をしています。

2020・2021年はSNSの啓発活動、2022年は、2015~2019同様、3年ぶりにYS-11をブルーをライトアップしました。さらに、ライトアップを一週間継続するという、初めての試みを実現することが出来ました。

航空公園駅前 YS-11のブルーライトアップ(2022年撮影)


プロジェクションマッピングでよみがえれ!壁泉!

※2023年の今回は、9月から実行委員会が始動し、すでに、開催のための会場も確保されております。

2022年の前回よりも、さらに航空公園駅前を盛り上げよう!!とYS-11に並ぶシンボルの壁泉「イマジネーションカーペット」をプロジェクションマッピングでよみがえらせようというチャレンジです!!!

この「イマジネーションカーペット」は1987年に航空公園駅が開業した時に設置されました。環境造形作家の児玉由美子氏によって造られたもので、水がカーテンのように流れ落ちる、全国でも珍しい壁泉でした。今は水が流れていませんが、壁泉の傍にはひっそりとその由来が語られた看板が立っています。

2022年11月 プロジェクションマッピング照射テスト

さて、このよみがえり作戦。

2022年11月には日暮を待って、プロジェクションマッピングのボランティアチームによる、照射テストが行われました。

https://youtu.be/9H4VBvg0XpI


この壁泉のプロジェクションマッピングは、ただただ、綺麗だなぁと眺めるだけではなく、2023年4月2日には、イベントに足を運んでくれた子どもたちの想いや、保護者の皆さんの願いも書いていただいて、それも壁泉に照射できるように計画しています。

このように壁泉がよみがえることで、ライトアップされたYS-11とリンクして「希望」や「癒し」を積極的に具体的に伝えて「ひとりじゃないよ」を伝えていきたい

見た目で分かりにくい発達障害。だから、「理解しようとする愛の力」が必要で、その「愛」が発動されるには「余裕」が必要で、その「余裕」を作り出すのに、この壁泉のプロジェクションマッピングが一役買うと信じています。



【解決したい社会問題】

さて、皆さんは、「発達障害」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?


たちはわかっているようで、実は本当のところをわかっていないのが「発達障害」かもしれません。肢体不自由の方の車椅子や視覚障害者の白杖のように分かりやすい「見た目」の情報はありません

ライト・イット・アップ・ブルーの活動を通して一人でも多くの方がその「分かりにくさ」と向き合い「正しく理解する」ことを目指していきたい。


そのような気持ちを込めて、所沢のランドマークである日本で最初の旅客機YS-11を照らすことに加えて、壁泉もよみがえらせること、クラウドファンディングを通して、あらゆる方に共有していけたらと思っています。


人とはちょっと違う感覚を持っていたり、興味の範囲が狭く深かったり、コミュニケーションが苦手だったり、、。私たちが触れ合うコミュニティの中にも、このような特性の傾向を持っている方はたくさんいます。

授業の内容は理解できるのに、文章を読む、文字を書く、計算することなどがすごく苦手で、学校での成績が振るわない方もいます。

また、話しだすと止まらなくなったり、じっとしているのが苦手だったり、忘れ物・無くし物が多かったり、「私もそんなことあるなぁ」と思う方も多いのではないでしょうか。

「自分勝手」や「わがまま」「偉そう」と誤解することなく、周りのみんなが「そんなこともあるよね」とおおらかに見守り、理解していると、実は当事者の方だけでなく、誰もが暮らしやすく、生きやすいはず。

国連で決められた「世界自閉症啓発デー」の4月2日(2022年からは発達障害啓発週間の4月8日まで)に地元の大きなランドマークを青く照らすことで、まずは興味を持っていただければ、少しでも理解がすすむのでは、と考えています。

日本では、2005年に発達障害者支援法が施行されてから、18年。言葉の認知は少し進んだのかもしれません。でも、発達障害の特性やその傾向のある方たちは、学校や社会に馴染めず、不登校や長期的な引きこもりになったり、二次障害の精神疾患になるケースも少なくないのが実情です。100万人以上の方が苦しんでいるともニュースで報道されました。

社会への馴染めなさから、自分を責めることが多かったり、あるいは、人が羨ましくて、人を責めてしまったりすることもあります。残念ながら自ら命を絶った青少年もいます。

 誰もが価値のある人であること」を悩める人たちに発信していきたい。


「あなたは一人ではないよ」「そばにわかってくれる人はいるよ」「応援してるよ」「一緒に歩もう」・・・と心から伝えていきたい。

コロナ禍で、なかなか集って楽しむことができにくく、孤立化、孤独感を強めてしまってきたかもしれません。



【このプロジェクト2023年に実現したいこと】

ライトイットアップブルー所沢、2023のテーマは『Blue Party』

いろんな青(個性)がわちゃわちゃと集まって、弾けて、楽しく生きていくことは素敵!であることを、お伝えしていきたいと
いう想いが込められています。

イラスト:はっぴーすまいる あずこ

そして、そもそも実行委員の私たちが「楽しみながら発達障害の啓発を進めること」を大切にしています。

お互いを理解、尊重する社会、そして、誰も責めず、環境が整えられた関係性は、「誰もが自分らしく生きていくこと」を応援します。そのように私たちも変化したいし、社会も変わることのきっかけを作りたいです。


~このクラウドファンディングは、資金集めだけが目的ではなく、新たなチャレンジでもあります!~

このツールを使うことによって、より多くの人へ活動を知らせることが出来ると考えています。所沢から飛び出して、全国から簡単に参加をしていただけます。

毎年、所沢にゆかりのあるアーティストがLIUBに賛同してくださっています。彼らの力によって、想いをさらに多くの人々へ広げることが出来ると期待しています! 2023年は、所沢のハートフルイラストレーター「はっぴーすまいる あずこ」さんががLIUBに賛同し、メインビジュアルを描いてくださいました!



〇アーティスト紹介

はっぴーすまいる あずこ さん今回、LIUBの実行委員の方よりお声掛け頂き、絵を描かせていただきました。このような貴重な機会を頂きありがとうございました!

2023 LIUBのテーマである『Blue party』

➀「party」は仲間の輪の広がりと、色々な色彩の青色がわちゃわちゃ動いている感じ。

➁コロナもおさまってきて、動きだす、希望に溢れるみたいな雰囲気。

➂優しい感じ。

この3つを意識してデザインを考えました。

画材を用意して描き始めると、面白いくらいイメージが湧いてきてあっという間に描きあげることができました。まさに、テーマである『カラフル、動き出す、湧き上がる、多様性、輪』これが次々と浮かび上がり、全てが繋がっていくようなイメージです。

水彩絵の具だからこそ出せる優しいふんわりとした色味、そこにアクリル絵の具で躍動感と力強さも出せたとおもいます。絵全体から、輪が広がっていく、様々な人が 手を取り 寄り添い 心温めながら 日々を生きていく、そんな様を感じ取ってもらえたら嬉しいです。


≪プロフィール≫

happy smile azuco ☺︎はっぴーすまいる あずこ 

5メンズのおかん!上から高2、中3、中1、小3、0歳児。アーティスト。

@azuconail @azuco_bellypaint @azuco_jagta @maa.kasi

★自宅ネイリスト ★大人の図工を展開中

creative art 創作アート。思うままに自由気ままに、いろーんな材料や道具を使って自分だけのアート作品を産み出す。まっさらさらなゼロから創作し産み出します。

そのほか、気まぐれに★ストーンアート ★ジャグアタトゥー ★ベリーペイント

インスタFacebookで気まぐれライブ配信してます!azucoキッチン垂れ流し(炊き出しレベルのazuco家の夕飯づくり)アート垂れ流し、胸のうち垂れ流し(ありのままをさらけ出してます)色々やってまーす❤︎


資金の使い道

・プロジェクションマッピング代 50,000円

・YS-11 ライトアップ代 121,000円

・リターンの原価合計  122,500円

・クラウドファンディング 手数料 49,500円

・送料 30,500円

・啓発リーフ代 40,000円

・チラシ・ポスター印刷代 60,000円

・デザイン料 10,000円

・イベント出演者謝金 60,000円

・その他消耗品 11,500円


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



実施スケジュール

○2022年11月    航空公園管理事務所と航空発祥記念館との打ち合わせ済み(会場確保)

〇2023年2月末    クラウドファンディング終了

〇2023年3月上旬  リターン品制作

〇2023年3月20日  リターン発送

〇2023年4月1日  ライトアップ設営

○2023年4月2日   開催当日!!!


〇4月2日<世界自閉症啓発デー>ライトアップイベント 

14時~20時/航空公園駅前広場

壁泉がよみがえる!プロジェクションマッピング& YS-11 点灯カウントダウン!!

人気のキッチンカーが登場。ステージ演奏やボッチャ体験会などで、ライトアップの初日を盛り上げます。啓発リーフも配布いたします。


〇4月2日〜8日<発達障害啓発週間>ライトイットアップブルー週間(YS-11ライトアップ)

YS-11が、会期中毎日、ブルーにライトアップされます。飛行機をとりまくフェンスには、地域の子どもたちが描いたオリジナルガーランドが飾られます。


【最後に・・】

このプロジェクトによって「生きづらい方々を支えよう」ということを多くの方に伝えることができ、特に子育てで悩まれている世代を応援することができ、孤独と絶望を感じて死に急ぐかもしれない若者の命をも救うことができるのではないかと考えています。

特にコロナ禍におきましては、さまざまな特性が理解されずに生きづらさを感じている方々が、さらにメンタル不調に陥り、深刻な状態になっていると聞きます。今こそ、このLIUB所沢の活動に賛同してくださることを、心よりお願い申し上げます。


【自己紹介】

ライトイットアップブルー所沢実行委員会は、2013年に有志で発足。2014年からブルーデコレーションを市役所に設置したのが始まり2015年から2019年は行燈で始まり、光のストーリーでブルーデコレーションを発展させてきました。2020年・2021年のSNSでのブルーキャンペーン。2022年はクラウドファンディングで皆様からのお力を借りて、1週間のYS-11のライトアップ!そして今回はライトアップに加え、プロジェクションマッピングで壁泉をよみがえらせたい!・・・

なんとしても、みんなの思いをカタチに♡

LIUB所沢実行委員会(所属団体・応援団メンバー)

所沢のLight it up blueは、有志の実行委員と地域の皆様、賛同してくださる皆様のお力(応援団)をお借りして運営しています。

*所沢市役所職員有志
*社会福祉法人 藤の実会「さぽっと」
*ヒダマリデザイン設計室
*株式会社LITALICO リタリコジュニア新所沢教室・所沢教室
*NPO法人 えがおのたね
*合同会社 ほしぞら
*株式会社 ひまわり
*とこPAN
*国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局秩父学園
*NPO法人 はばたきソーシャルワークス
*株式会社 RPGworks
*所沢・発達障害児者を支援する会「よつばくらぶ」 


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