三重県熊野市からこんにちは! 

 三重県熊野市在住の山本創示(そうし)です。2021年の春に大阪から熊野に移住し、在宅ワークで貿易会社の翻訳の仕事をしながら、古民家のリノベーション、お米作り、狩猟、釣り、などなど豊かな熊野の大自然を満喫して日々過ごしています。

↓ 熊野市の空き家バンクにインタビューが掲載されています!
【くまの移住ねっと 移住者インタビュー】

 私はクリスチャンの家庭に生まれ、高校生の3年間はニュージーランドへ単身留学し写真やデザインを学び、大学生の頃にはオーストラリアのシドニー留学し、現地ではHillsongChurchという世界最大規模のキリスト教会にて音響のトレーニングを受けてきました。また、2010年には大阪城ホールで行われたキリスト教関連イベントの本部事務所で一年間通訳として働き、4日間で約5万人を集める経験をしました。

 これらの経験から自営業でイベント関連の仕事を行っていましたが、コロナ禍以降仕事がなくなり、そんな中で三重県熊野市へ移住してきました。熊野の素晴らしい自然と温かい人々が私を受け入れてくれて、私の人生の新たなフェーズはとても充実した毎日となっています。

 移住してもうすぐ丸2年。熊野での生活が落ち着いてきた今、これからは私にできることをフル活用して、熊野に恩返しをしたいと考えて動き始めました!



「海の音(ね)フェスタKUMANO」を開催!

 そこで思いついたのがイベントの開催! 移住した年から2年続けて地元のイベントにボランティアで協力させていただき、私の所有する音響機材を持ち込み、イベントの実行委員としてもこれまでの経験を生かして協力しました。

 自然の中の素晴らしい会場。しかし、ほとんど使用されていないことが分かりました。使用料は驚くほどの安値。自前の音響機材を使用し、イベント告知のフライヤーなどのデザインも自分でできるので、経費はかなり抑えることが出来る! だったらやるしかない!! そして、「海の音フェスタKUMANO」を2023年4月1日(土)~2日(日)の二日間で開催することになりました。

 



このイベントで実現したい「5つの目的」

① 熊野の人たちに最高の音楽を提供する
 私が音響の研修を受けたHillsongChurchは8000人収容のホールを持っている教会です。私が研修を受けていたころに音響のディレクターをしていたスタッフさんはハリウッドのレコーディングスタジオにヘッドハンティングされていきました。また、ニューヨークにあるブランチ(Hillsong ChurchのNY支部)には世界的にも有名なジャスティン・ビーバーも通っています。この教会で学び、「1000人規模のイベントならディレクションを任せることができる」とのお墨付きをもらって帰国しました。「海の音フェスタKUMANO」では私が音響のディレクションを務めます。世界トップクラスの音をお届けすることをお約束します!
 また、私がこれまでイベント等で関わってきた本物のアーティストがステージでパフォーマンスをしてくれます。特に、今回のクラウドファンディングに全面的に協力してくれることとなった「海人」は、2013年に開催された日本最高峰のハーモニカコンテスト「FIH日本ハーモニカコンテスト」にて、若干16歳にして総合グランプリを受賞した、日本一のハーモニカ奏者です。「海の音フェスタKUMANO」では海人の日本一のハーモニカ演奏も最高の音響でお届けします!

② 熊野の素晴らしさを広く知ってもらう
 熊野市には世界遺産である熊野古道や、神々の母とされる伊弉冊尊(イザナミノミコト) が祀られ、日本書紀にも記されている日本最古の神社である花の窟神社があります。
 また、熊野は1936年2月1日に日本で最初に指定された吉野熊野国立公園の自然を有する地域です。日本有数の豊かで美しい自然に囲まれた街、これも熊野の大変魅力的な側面です。
 その他、熊野市には色々な観光スポットがあります。大阪や名古屋からの日帰りも可能ですが「海の音フェスタKUMANO」に来てくださる方には、ぜひ1泊~数日のご予定で熊野への旅行を兼ねてお越しいただきたいと考えています。そして都会の喧騒からリフレッシュする週末を過ごしていただきたいです!

③ 熊野の若者が熊野に留まる/Uターンする魅力を産み出す
 私が熊野市に移住した約2年前、熊野市の人口は約16,500人でした。それが、2023年1月現在、人口は約15,700人に減りました。毎月の広報誌には最新の熊野市の人口が記載されているのですが、減少していくのが当たり前になっています。移住した当初、数か月間はこの現実を前に自分の目を疑いました。熊野市の市街地に行くと子どもから高校生まではそれなりに見かけるのですが、その上の世代(大学生や20代の若者)はほとんど見かけることはありません。高校を卒業した若者たちは、他の町に進学したり就職して熊野を離れていくのです。移住して数か月の間は、この現実に違和感を感じていましたが、今では慣れてしまい何とも感じなくなっています。
 私は、今熊野に住んでいる子供たちや学生たちに「海の音フェスタKUMANO」に参加してもらい、本物の音楽を最高の音で楽しんでもらい、「こんなかっこいいイベントが開催されるなら熊野で一生を過ごしたい!」と思ってくれるようになることを目指しています。そして、若者が定着する街にしたい、そう切に願っています。
 開催する4月1日~2日は、年度をまたぐ週末です。熊野出身で他の地域で学んでいる学生たちや社会人たちが多く熊野に帰省するタイミングでもあります。彼らにも参加してもらい、彼らが今生活している街で触れているような音楽イベントに引けを取らない、高いクオリティーのイベントが熊野でも開催されているという事を知ってもらい、彼らが熊野にUターンするきっかけを作ります。

④ 熊野のアーティストや飲食業をサポートする
 「海の音フェスタKUMANO」では運営費をクラウドファンディングで集め、チケットの売り上げは出演アーティストたちの出演料や交通費などの経費に充てることにしました。今回は熊野以外からのアーティストの参加が多いですが、彼らの協力ので最高のイベントにし、参加する子どもたちや学生たちが、将来「自分もこのステージに立ちたい!」と夢見るようになることを目指します。そして、彼らがその夢見たステージでパフォーマンスをしてしっかりと稼ぐことが出来るようなイベントにしていきたいです。
 また、熊野の飲食店を中心に出店していただくことにしています。多くの場合、こういったイベントに出店する際には、イベント主催者に出店料を収めることが一般的です。ですが、「海の音フェスタKUMANO」では出店料は請求しません。多くの人が集まる場所で、出店者さんたちにも音楽を楽しんでもらいつつ、しっかりと稼いでいただく。そんなイベントにしたいと考えています。
 このイベントは会場費、音響費、印刷物などのデザイン費を非常に低い水準に抑えて開催することが出来ます。これは熊野に移住してきた私だからこそできる事だと思います。もしかすると、音楽を愛する私が企てた壮大な自己満足なのかもしれません。ですが、関わるすべての人、参加してくださる皆さんにとっても大満足してもらえるイベントにしたいと願っています!

⑤ 熊野を音楽にあふれた街にする
 私は「海の音フェスタKUMANO」を年4回開催することを目指しています。スタートアップの今年は春と秋の2回開催を予定しています。定期開催することで少しずつ熊野内外の人々に認知され、次第に①~④の目的の達成に近づいていくと信じています! そして、音楽の力によって熊野が活気に溢れていく、そんな未来をたくさんの人たちと一緒に見たいのです!

 この5つの目的のために頑張りますので、皆さんの応援をお願いいたします!

 イベントのメインビジュアルには、会場であるソレント広場をコラージュでパノラマ写真にした画像を使用しました。この会場が位置する海と山、そして高い空を見ていただきたいのに併せ、パノラマを構成する27枚の写真をすべて同じサイズに切り抜き、等間隔に配置しました。この会場を音楽と人で満たすためには、多くの人たちの力が必要です。関わるすべての人は、それぞれが等しく重要であって、誰一人として特別な存在はいないということを表しました。クラウドファンディングを通してご協力して下さる皆さんも、この中の1枚の写真です!
 

 ぜひ、私の愛する熊野を盛り上げるためご協力をお願いいたします。そして、ぜひ会場でお会いしましょう!!



資金の使い道・実施スケジュール

この度、クラウドファンディングの目標金額は200万円に設定しました。内訳は以下の通りです。
● CAMPFIRE手数料:34万円(17%)
● 会場備品購入費用:20万円(テント、テーブル、照明器具、案内看板など)
● リターン関連アーティスト/宿泊施設への支払い:56万円
● リターン商品仕入れ:25万円
● 当日スタッフ日当:30万円(日当1万円x延べ30人)
● 会場備品レンタル費用:20万円(折りたたみいす400脚x2日)
● 関係者交通費:15万円

リターンのグッズ(衣料品、DVD等)は2023年5月上旬に郵送の予定です。
チケットはEチケットをメールでお送りします。当日スマホの画面などで提示するか、プリントアウトしてご持参ください。
リターンの海人の演奏については、クラウドファンディング終了時より日程等を話し合い調整をさせていただきます。



リターンのご紹介

 今回のリターンには、私がレコーディングからマスタリング、そしてジャケットデザインに至るまですべてを担当させていただいた海人の2種類のCDをはじめ、様々な規模のイベントなどで海人が演奏させていただく権利や、「海の音フェスタKUMANO」の当日、海人があなたのリクエスト曲を演奏し、私が手紙の代読をするというサプライズにもってこいのリターンも用意しています。

  


 ステージでは、熊野を舞台に制作され人気を博したアニメ「凪のあすから」にて、看板がモデルとして採用された宿泊施設「天女座」のオーナーであり、即興演奏家/作曲家であられる矢吹紫帆さんも演奏します。NHKの番組「美の回廊をゆく」のために約120曲の挿入曲を作曲されたり、比叡山開創1200年祭での演奏や、全国「100万人とふれあう全国コンサート」で全国海外で700ヶ所以上のコンサートを行ってこられ、2000年に熊野市に移住された方です。
 他にも、豪華なアーティストの出演が決まっています。Facebookページ/インスタグラムに最新情報を更新していますので、ぜひご覧ください!「海の音フェスタKUMANO」のチケットをぜひご購入いただき、ご支援いただくとともに、最高の音楽を一緒に楽しみましょう!

 なお、チケットのリターンに関しまして、複数枚ご購入いただく際には、お手数ですが一枚ごとに決済をお願いいたします。システム上このような設定となっています。お手数をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


※Hillsong Church、熊野市の空き家バンク、花の窟神社、熊野市は本プロジェクトに直接関係はしていません。 



※出演アーティスト・出店店舗は変更になる場合もございます。ご了承ください。


  • 2023/02/24 12:30

    こんにちは!!感謝の報告です~!!本日、2023年2月24日付で熊野市の後援名義の使用が承認されました!!そうなんです!熊野市後援イベントになったんです!!熊野市長さま、いろいろとご協力くださいました市役所の担当職員さま、ありがとうございます!!ご期待に応えられるように、精いっぱい楽しみ・・・...

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