2019年12月26日、コロナ禍の始まりと共にオープンした逃げBar White Outは3年目を迎えました。

昨年のクラウドファンディング以降、1日店長という形で共にこの場を開いて支えてくれる方々が集まり、1年前までずっと1人でやっていた店が、今では18人の1日店長たちと共に開けるようになりました。

それぞれの1日店長たちは「発達障害当事者の集まる場」であったり「場面緘黙を啓蒙する場」であったり「ソーシャルワーカー達で繋がれる場」であったり、各々のコンセプトで場を開き、それぞれの当事者たちにとっての逃げ場が拡張していくようになりました。




逃げBarは18通りの逃げ方を共有できる逃げ場になりました。

1日店長は、店が存続できれば今年も随時募集していく予定です。

1日店長の募集要項はこちら

その他にも逃避交換日記というお客さん同士の交換日記をつくり、互いの逃げたい気持ちを交換したり

毎月の満月と新月に、クラブ苦手な人でもふらっと身体を揺らしに来れる音楽に逃げられる場を開いたり


次の誰かのためにコーヒー代を先払いしておけるようにしてみたり


匿名で入店できるようにしたり

入棺体験できるようにして星になった世界から今を見つめられるようにしてみたり

緊急事態宣言で卒制展が中止になってしまった学生たちへ振り返え合同卒制展「卒業できなかった制作展」を開催したりしてきました。

(出典:2021年3月12日 東京新聞)

1人でも多くの人の逃げ場になれるように、塞ぎ込んで誰にも頼れない時に、少しでも楽になれる空間であれるように、逃げ場をつくれる人たちが負担なく場を開き続けられるように、できる限りのことをしてきました。



しかし経営状況でいうと年間で-134,120円の赤字でした。

月17万円の家賃、5280円の通信費、約12000円の電気代、約5000円の水道費、約15000円の仕入れ、消耗品費、等、合算207,280円ほどのランニングコストに対して、飲食売上とレンタルスペース売上を合算して平均13万円の売上+昨年のクラウドファンディングの支援額を足してもペイするには届かず、という現状です。(人件費は入れてないですが、入れると更に恐ろしい数字になります。。。)

この3年間一切利益を出さず逃げBarを開き続けてきた中で、営業利益だけで黒にする方法を模索し試し続けてきましたが、2022年も変わらずコロナ禍の影響を受け、客足は遠のく一方で仕入れ原価や光熱費は上がり続け、国からの補助金も打ち切られ、室内でのイベント開催も危ぶまれ、やはり年初にクラウドファンディングでご支援をいただかないと、この店の存続は難しいと判断し、今年もクラウドファンディングを開きました。

目標金額は100万円です。実際に必要な金額の45%程度ですが、これだけご支援が集まればあとは経営努力と身銭を切ってなんとか頑張ります。 これからも逃げ場として遍く人に開き続けるために、この世に居場所が見つけられらなくなってしまった人が駆け込める店であり続けられるように、逃げて来れる確率を1%でも上げられるようにしたく、恥ずかしながら今年もご支援を募らせていただきます。



逃げBarを作った経緯についても改めてお話しさせていただきます。
そもそも「逃げること」とは何なのか考えました。嫌な感じのすることから去ること、捕らわれそうな何かの力が及ばない場所に身を置くこと、人それぞれいろんな解釈があると思いますが、当時の自分は「星の視点から自らを見つめること」だと考えました。「人は死んだら星になる」といいますが、逃げようと思うときはまさに自らの命や人生を俯瞰した時に覚悟が決まるなぁと振り返っています。いつ死ぬか分からないのにこんなとこで消耗している場合じゃない、と。

しかし、小学生の時は学校と家庭だけが世界だったように、日本しか知らなければ日本だけが世界のように、世界は自らの意識の範囲でできていて、ゆえにその世界のルールは時折絶対のものと思ってしまい、自死しか逃げ道がないと考えてしまうことがあります。

開業年の前年2018年、未成年の自殺者数が78年以降最悪の数値となりましたがそのうち3割が学校の問題と言われています。(参照:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40160830Y9A110C1CR0000/)

そして現在公表されている2021年度のデータ (参照:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF210HH0R20C22A1000000/)を見ると、全体としてコロナ禍前の19年と比較し高止まり、女性は900人ほど自殺者が増え、子どもも増加傾向にあります。
2022年は企業の倒産率も上がり (参照: https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/22nen.html) この波は今後も増え続けることが予測されています。

社会人のみならず学生たちもこの3年間、部活終わりにファミレスに行くとか、お弁当持って輪を作って笑い合うとか、文化祭や卒業式で泣いたり笑ったりする表情を分かち合うことだったりとか、自分たちには当たり前にあった、当たり前すぎて気づきもしなかった文化がたくさん失われてしまったように思います。

社会にはシェルターや福祉相談所や自殺防止ホットラインなど様々な逃げ道が用意されていますが、そこに辿り着く前に、あるいはそれらの選択肢を選べない人たちに向けて、カフェやバーのような気軽さで、特に深刻でもない些細な事情で、逃げてこれる場が益々必要なのではと思っています。

オンラインで趣味趣向の合う人をフォローしたり、友達同士で繋がることはできても、フィルターバブルよろしく価値観は広がりづらい構造にあります。ですがフィジカルな世界はまだAIによるサジェストも少ない混沌系であり「お隣に異なりがある状態」です。僕はこの混沌系で年代も考え方も生活背景も異なる人たちと偶発的に、ある種のアクシデントのように出会ってしまう機会こそが価値観や生きるレンジを広げていくことになるのではと考えます。

そしてそれが「逃げたい」という共通の文脈上で1つの場で混じり合うことができたら、互いに共感性を持ちながら生きるレンジを拡張しあえるのではないかと思うのです。

もうどうしようもなく変わらないと思ってしまっている世界じゃない、もう1つの世界を感じられるような異空間を、異文化を、異場所を、誰でも気軽にふらっと入れる駅近の路面店、Cafe&Barのような形態でつくりたいと、逃げBar開店前からずっと考えていました。



都市はオンラインでも、オフラインでも人々の意識が吹雪のように吹き荒れていて、俯瞰して自らを見つめるには視界が不明瞭な現代です。逃げるためにはまず、吹雪から身を守る山小屋のような、何もないイマジネーションサンクチュアリが必要なように思いました。

それは本当は海や森や自然そのものがそういう機能を持っているのですが、そこまで行かずとも都心から30分圏内でノイズキャンセリングできる居場所を、ということで横浜につくることにしました。

命の終わりを考えてしまうような時、自分は音楽フェスが醸している自由が保障されているような空気に助けられていました。そこには人それぞれが自分の心地よさを大切にするからこそ、互いにケアしあうコミュニケーションがあって、人と人だけでなく自然との繋がりを感じて大切にする文化があって、当たり前に多様で、フェアで、それらを音楽が一体感をもたらして繋げてくれる、そういう逃げ場でした。

そして逃げBarも、そういう逃げ場です。



まずはこの真っ白な空間で、何者でもない自分に帰っていく環境設計をしています。逃げBarの入り口は鳥居になっているのですが、鳥居をくぐり、アルコール消毒(お手水)をして、靴を脱いで、白以外一切の色彩がない光の空間に足を踏み入れます。(任意ですが入場時にスマホの電源を落としてもらっています)
空間には時計もないので、時間とインターネットという現代人を縛る2つの鎖から解放されます。その場には、毎日異なる1日店長と、ただ「逃げたい」という文脈だけが共通している多様な人たちだけがいます。

周りの人が誰でいようと、あなたが誰であろうと、逃げ場においてそれは何も関係がないことです。
何者でもない、ただ逃げたい、それだけで人は人と心を通わせることができます。それが、大事なのです。

逃げBarという概念を通して「逃げること」をもっと雑に、適当に捉えてほしいとも思っています。
特に深刻な事情がなくても、逃げることがどうしても必要な時があります。
「もう少しやばくなったら逃げよう」「身体が悪くなったら逃げよう」ではないのです。

その前に逃げなくちゃ。

少しでも危機を感じることがあれば、頭では認知できなくても身体に違和感が出たら、その時点で水を飲むように逃げていいのです。

前に進んでも後ろに進んでも、どれだけ登ってどれだけ落ちたって、世界は拡張されていきます。どこに進むべきかなんて、人類何万年の歴史の中で誰1人証明できていないし、きっと分かりません。諸行無常、盛者必衰の理の中でただただ動き続けること、バイオリズムそのものが命を規定し、世界を世界たらしめているのではと思います。

逃げることは恥でもなければ後退でもない、退化でなければ負けでもない。僕らを僕らたらしめる行為として尊重して、普通に選択できる選択肢としてパブリックとリレーションしていける場をつくれればと思い、この場をつくりました。

今は世界が真っ黒にしか見えないかもしれないけど、いつだって世界は真っ白で、選択肢は無限にあることを感じられる真っ白な空間にしたいという想いを込めて「White Out」という名前にしました。

逃げBarは前述のように高止まりする自殺者数を減らすために、逃げるということをもっと当たり前の選択肢にするために遍く人々の3rdプレイスとして場を開き続けています。Barといってもメニューの7割以上はノンアルコールなので、未成年でも立ち入り注文することができます。バーなんだけど未成年もOKというところに大人と子供の境界を絶妙に越境する感覚があり、それぞれが異なりに出会える環境となっているように思います。

逃げBarの関係人口は非常に多様です。撮影のためスペースレンタルをされるカメラマンやモデル、コスプレイヤーの方々もいれば、月1のDJイベントにだけ顔をだす音楽好きな方もいて、社会福祉に関わる方や障害を抱える当事者の方もいらっしゃれば、家出やDV、性的マイノリティ、生活苦、過労、様々なご事情で逃げにいらっしゃる方もいます。

バーなので当たり前の多様性とも言えますが、ここは逃げBarです。逃げるというキーワードだけが場に存在して、そのキーワードが人それぞれの弱い一面を曝け出し、共有し、やさしく繋がるダイバーシティができるのです。

近所の高校生が偶然店に迷い込んできて、在廊していたパフォーミングアーティストに衝撃を受けて帰っていったこともありました。内向的で引き盛りがちな人がDJイベントに迷い込み、音に乗せて体を動かす楽しさに目覚めたこともありました。コスプレイヤーの投稿経由で店を知った人が入棺体験をしにきて「もう少し生きてみよう」と残していったこともありました。

こうして計画的に偶発的に価値観のレンジを広げ、繋がり、多様な逃げ方を知る、生き方を知ることができれば、いざ死にたいほど苦しいことが起きても、その逃げ方を試すことができるかもしれないし、まずは逃げBarに行ってリセットしてみようと思えるかもしれません。

このような逃げ場であり、ある種のセーブポイントでもある空間が、コンビニのように至る所にある社会では、ゆとりあるキャパシティの中で今よりもう少し生きやすい速度に減速し、丁寧なコミュニケーションが発達し、森のように無理なく繋がる社会系へ発展し得るのではないかと、日々場の改善に勤しんでいます。



逃げBar White Outは横浜駅から横浜市営地下鉄で1駅の三ツ沢下町駅から徒歩1分にあるBar & レンタルスペースです。レンタルスペースとしては撮影スタジオやマーダーミステリーの会場としてご利用いただくことが多いです。特にレンタル時のご利用内容に制限はしていないので、MVやYoutube、映画など商用の映像の撮影も、ヨガや食事会、冠婚葬祭も可能です。


model- @mikietakei_arts  photo- @katie_slow_

model:雨宮ひろ photo:R.Matsu 

photo マーシー穴子 model 白雪美憂


以前はウッディーでアットホームなカフェだった場所を全て手塗りで白く染めていきました。この3年間この空間にある白くない場所や物は見つけてはすぐに白く塗り、汚れては塗り重ねてきました。


店内の元々の姿

全て手塗りで染めていきました

そのため、雑味のある厚みやコントラストが既製品やプロの仕事ではなし得ないこの空間独特の白の風合いとなりました。ここと同じ空間はもう2度と作れないと思います。

白の色彩効果か時間の感覚も曖昧になり(上記のような時計を設置してることもあり)「精神と時の部屋」や「天国」と喩えられることも多々ある、不思議な時空間が流れる場所です。

360度すべてに映像を投射できるのでVJ演出やメディアアートの展示会場としてもよく機能します。


ギャラリーとしてのご利用も可能です。写真展や立体造形の展示など何度かご利用いただきました。

【緒】 白鳥紗也子.Eva(玉様祭壇)

「たましいの祝日」おしだゆき


MVもたくさん撮っていただきました。



このように多様な用途で自由に使える空間を皆様にお貸し出しし、その資金でなんとか店を存続させ、夜には逃げBarとして遍く人に逃げ場を開くというのが、逃げBarの現状のサイクルです。



閑話休題的に自己紹介です。逃げBar 逃主(とうしゅ)のアメミヤと申します。普段は体験作家という肩書で、仮想の世界の物語を小説として描き、その世界を体験として顕すような作品作りをしています。逃げBarで撮影いただいたインタビュー映像があるので、もし気になっていただけたらぜひこちらをご覧ください。



公式HPはこちらです。もしご興味ありましたらぜひご覧ください。
https://www.yuu-amemiya.com/


昨年いただいた応援メッセージの一部をこちらに掲載させていただきます。心温まるメッセージの数々、、本当にありがとうございます。


「福祉サービスでもなく、ふらっと立ち寄って逃げれる居場所。こういう居場所が、地域には本当の意味で求められていると感じます。応援しています!」-momiko_ko

「逃げる場を作るところから逃げないやつがいることでどれほど救われる人がいることか 少しだけど熱量おくります!」
-CHIKAO

「何気ない逃げ場が出来る事は、相談支援窓口が出来る事より重要だと思うので。応援してます。」-motoshima


「どうか存続できますよう…!美しいあの場所が残りますように!」 -unica0927


「はっきりとしない生きづらさを抱えて過ごしていた中、偶然この場所にたどり着きました。遠方から少しだけ、支援させてください。いつか、逃げに行きます。」 - Amomirki

「逃げBARは本当に素敵な心の拠り所となる場所です!誰でも逃げられるように、ずっと存在していて欲しい。」-

  • yukari_colaborator


「ギリギリになるまで何もご支援できなくてごめんなさい。逃げbarは黒い社会の荒波に揉まれていた私を浄化し、心から癒して背中を押してくれました。海の向こうから応援しています!また会いに行けるよう頑張ってください!」-yurietty729


1日店長たちからの応援メッセージも今後活動報告より随時共有させていただきます。


今年は昨年に引き続き通常より格安でスペースレンタルすることができるプランのほか、1日店長たちそれぞれのスキルもリターンとしてご提供いただきました。また全てのプランに共有で、ご支援いただいた方々限定のLINEオープンチャットを作成し、メールより招待リンクをお送りさせていただきます。LINEオープンチャットでは逃げBarの最新情報や、ご支援者同士のオフ会など様々な企画を展開予定です。任意とはなりますが宜しければぜひご入室ください。

*All or Nothing形式のため、目標額を達成した場合のみリターンが実施されます。*

応援プラン    :¥3,000    
・シンプルに応援したい遠方の方向け。謝礼メールを送らせていただきます。

応援プラン2    :¥5,000   
 ・シンプルに応援したいお近くの方向け。ご来店時にお好きなドリンクを2杯までご提供させていただきます。


下記より1日店長たちからのリターンプランとなります。


各1日店長たちの紹介はこちら

出勤日についてはこちらのスケジュールページをご参照ください。




【1日店長リターン】ともか/オンラインコーチング:¥5,000

・1日店長のともかさんの1時間ZOOMでのオンラインコーチングを受けることができます。

※対応不可能な事項:カウンセリングが必要な方へのご提供
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

【1日店長リターン】サカキ/ブレスト/案件整理:¥5,000

・1日店長のサカキさんが逃げBar出勤時に1時間のブレスト、逃げ出したくなるほど情報が混乱したプロジェクトの整理などにお付き合いします。

※対応不可能な事項:相談内容は個人的なことから趣味、事業に関することまでオールジャンルで対応可能です。守秘義務契約が必要な場合や、規定の相談時間を超えて実務が発生する場合は、別途メールにて相談ください。
※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日


【1日店長リターン】朔/メンタルヘルス相談:¥5,000

・1日店長の朔さんが逃げBar出勤時に1時間のメンタルヘルス相談を受けることができます。

※対応不可能な事項:メンタルヘルスの相談であれば、対応不可能なことはございません。

※法令に基づく医療、診療行為ではございません。効果には個人差がございますことを予めご了承ください。

※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

【1日店長リターン】かとちゃん/リノベ相談:¥5,000

・1日店長のかとちゃんの逃げBar出勤時に1時間のリノベ相談をすることができます。

※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※対応不可能な事項:リノベの相談であれば、対応不可能なことはございません。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日



【1日店長リターン】たると/モデル:¥5,000

・1日店長のたるとさんが逃げBar出勤時に1時間被写体として撮影するできます。

※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※対応不可能な事項:当日の衣装は、モデルが持ち込んだもの、その他の場合は要相談。最低限のマナーを守って撮影をしましょう。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日



【1日店長リターン】Chana/モデル:¥5,000

・1日店長のChanaさんが逃げBar出勤時に1時間被写体として撮影するできます。

※安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※対応不可能な事項:当日の衣装は、モデルが持ち込んだもの、その他の場合は要相談。最低限のマナーを守って撮影をしましょう。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日


【1日店長リターン】はれぞらリモ/ミニ写真集をご提供:¥5,000

・1日店長のはれぞらリモさんが逃げBar出勤時にご本人のミニ写真集をご提供します。

※お渡しは安全が確保された店内の公共的な営業中に実施します。
※対応不可能な事項:お渡しは店内での手渡しのみとなります。
※サイズは文庫本サイズとなります。
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛に1日店長よりご連絡させていただきます。
※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日


下記より逃げBar White Outを通常より割安でスペースレンタルできるリターンになります。


3時間スペースレンタル プラン :¥10,000
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。クラファン限定のスペースレンタルプランです。通常休日の時間貸しだと3時間¥15,000のところ3時間¥10,000で休日、平日問わずご希望の空き日時にスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) 

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

※お問合せフォームは本リターン枠内に記載のある「該当ページ内」のURL先の最下部にございます。

※対応不可能な事項について:該当ページ内(https://www.nigebar.com/space-rental)に記載しております。

jun_outsuki model: 牛水里美


5時間スペースレンタル プラン :¥13,000
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。通常休日5時間レンタルだと¥15000のところ、休日、平日問わずご希望の空き日時に¥13,000で5時間のスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) 

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

※お問合せフォームは本リターン枠内に記載のある「該当ページ内」のURL先の最下部にございます。
※対応不可能な事項について:該当ページ内(https://www.nigebar.com/space-rental)に記載しております。


黒猫暦(@koyomi_to_neko


終日スペースレンタル プラン:¥25,000
・撮影スタジオやイベントスペースとしてレンタルしてみたい方向け。通常休日終日レンタルだと¥27,000のところ休日、平日問わずご希望の空き日時に¥25,000で終日(9:00~23:00)のスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) 

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日
※お問合せフォームは本リターン枠内に記載のある「該当ページ内」のURL先の最下部にございます。
※対応不可能な事項について:該当ページ内(https://www.nigebar.com/space-rental)に記載しております。


ギャラリープラン:¥50,000
・個展やグループ展などのギャラリーとしてレンタルしてみたい方向け。逃げBarで連続する3日間のギャラリーレンタルが可能です。通常のギャラリーレンタルだと3日間で¥60,000のところ休日、平日問わずご希望の連続する空き日時に¥50,000で終日(9:00~23:00)のスペースレンタルが可能です。(ご予約時はHPスペースレンタル ページ最下部のお問い合わせフォームよりクラファンでご支援いただいた旨とご支援いただいたプラン名、CAMPFIREのアカウント名を記載の上ご希望の日時をご連絡ください) 

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日
※お問合せフォームは本リターン枠内に記載のある「該当ページ内」のURL先の最下部にございます。
※対応不可能な事項について:該当ページ内(https://www.nigebar.com/space-rental)に記載しております。/展示期間中はキッチンレンタルオプションの利用は不可となります。



下記よりその他のリターンになります。


白塗りプラン:¥10,000

・真っ白な逃げBarをさらに白くできるペンキ塗り放題イベントへご招待します。

*日程 :4月16日 12時〜15時
*場所:逃げBar White Out
*人数制限:10名まで
*支援者の交通費や滞在費について :自己負担となります。


アメミヤ召喚権:¥15,000

・逃主のアメミヤを場所を問わず1時間レンタルすることができます。ご利用内容は要相談。ブレスト、撮影、DJ、物を書くことなどが得意です。  
※国内であればどこでも出張可能ですが神奈川県外の場合、小田原駅からの旅費交通費実費分が別途発生します

※対応不可能な事項:力仕事や特別な資格が必要な作業はNGです。その他事前相談の上、決定させてください。

※事前の相談方法:ご支援時にいただいたメールアドレスへメールさせていただき、ZOOMでの打ち合わせ日を調整し、ZOOMで事前相談となります。
※安全性を確保するために密室で1対1での面会はできません
※事前の日程調整方法:ご支援時に入力いただいたメールアドレス宛にご連絡させていただきます。

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

逃げBarで撮影プラン:¥25,000

・逃げBar内で最大3時間枚数無制限、データ即日納品で写真撮影をさせていただきます。プロフィール写真や作品撮り、商品の物撮りなど内容はなんでも対応できます。日程やご希望のイメージなどは事前にメールで調整させてください。

※有効期限:2023年4月〜2023年12月31日

逃げBar1年間飲み放題プラン:¥150,000

・クラウドファンディング終了後より1年間、逃げBarのドリンク全て何度でも飲み放題です。毎日でも逃げたい方におすすめです。(1日店長たちの持ち込みメニューは別になりますのでご了承ください)

※20歳未満の方はアルコールメニューはお選びいただけません。
※有効期限:2023年4月〜2024年3月31日

逃げBar店舗間借し権プラン:¥1,200,000

・クラウドファンディング終了より1年間、最大週2回まで平日に逃げBarを別の飲食店やサロンとしてお貸し出しします。
・時間や内容は要相談

※有効期限:2023年4月〜2024年3月31日
※下記URL内最下部のお問い合わせフォームより事前に実施内容をお問い合わせください。
https://www.nigebar.com


クリエイティブディレクションプラン :¥2,000,000
・1年以内のプロジェクトにアメミヤが代表を務めるOzone合同会社のクリエイティブチームが週3日まで参画します。

※有効期限:2023年4月〜2024年3月31日

※対応不可能な事項:公序良俗や法律に反する事業、プロジェクトへは参画できません。その他事前相談の上、決定させてください。

※事前の相談方法:ご支援時にいただいたメールアドレスへメールさせていただき、ZOOMでの打ち合わせ日を調整し、ZOOMで事前相談となります。


本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


逃げることは勇気がいることです。

逃げBarとはいえ、入ってくるにはやっぱりちょっと勇気がいる。

だからどうしても逃げきれず、最後の手段を取ってしまう人だっています。

この世界にはどれだけの逃げ場があるでしょうか。

電話相談やシェルター、行きつけの店、実家、友人、教会、メタバース

たくさんの逃げ場があるようで、そのどれもに自分の居場所を感じられない人もいます。


逃げBarをつくる5年前には、現代の駆け込み寺をコンセプトにした「リバ邸」というシェアハウスを横浜に立ち上げていました。3人1部屋のボロボロの家に住みながら、家出とかDVとか様々な事情で逃げてきた人がやってきては夜遅くまで話を聞く生活をしばらく続けてました。その時にシェルターや保護施設に行くのは嫌だけど今の場所から逃げたくてここがちょうどよかったという人が多くて、この世の逃げ場にはまだまだグラデーションが足りないんだなと思っていました。


そこで作ったのが逃げBarでした。逃げBarにも様々な人が逃げにきました。1人で逃げる時間をつくりに来た人、誰かや空間に逃がしてくれることを求めて来た人。

Barなのでシェアハウスよりも敷居が低く、ふらっととりあえずきてみたという人も多くいました。

それらしき人が来たとき、他の逃げ場との棲み分けを考えて自分は極力干渉せず、声もかけず

ただお水を渡したり、良い音楽をかけたり、部屋を暖かくしたり、逃避行換日記を渡したり、ごはんの時間帯であれば発酵食品多めの食事をそっと出してみたり、基本はそれくらいしかしません。

それでもこの真っ白な空間にしばらく佇んでいると、何かそれぞれに気づくことや消化していくことがあるようで、日記には「来てよかった」と書かれていることが何度かありました。


緊急事態宣言中の閉店間際。見知らぬ方から急にDMが来たときの出来事。「とても逃げたいのですがもうやってないですよね」とのこと。大丈夫ですよと返信して、閉店後にお迎えしました。入って1時間くらいは何も話さずただぼうっとただ佇んでいました。それからふと見ると涙を流していたので、さすがに声をかけました。

仕事の人間関係に悩んでいて、辞めたいけど辞めない理由も沢山あって、どうしていいか分からずただ苦しくて逃げたいとのことでした。この世の多くの悩みはそんな風に、何かの決断をすれば解決するというよりも、何が悩みなのかもよく分からない状態の苦しさにある気もします。


聞くところによると一人暮らしをしてて、同期も違う部署で相談できる相手もいなくて、夜に帰るとどこも店が空いてないから行ける場所もなくて、ただ1人で家にいるのは苦しいとのことで、時短営業はそういう影響もあるんだなと思いました。


誰もが辛いときに辛いと打ち明けられるわけじゃないし、オンラインで匿名の誰かに相談できるわけでもなくて、そもそも悩みを聞いてほしいわけでもなく、ただ逃げたいという衝動だけがある中で逃げ場がない。そりゃ苦しいよなって思います。

逃げBarはただ在るだけですし、自分はただいるだけで、滅多にお客さんも来ない店でしたが、その日ちゃんとご飯炊いておいてよかったなぁと心から思ったし、ただ在るだけでも人の役に立てることがあるんだと思いました。

滅多に人がこない店だから基本的には求められていないのでしょうし、まぁそれはそれで社会的にはいいことなのだろうけど、身体を震わせて飛び込んできたあの人の顔や、恐る恐るやってきては勇気を持って声をかけてくれたあの人、定期的に逃げにくるあの人、1000人に1人くらいいるこの場所が逃げ場だと思ってくれている人たちのために、そして今後も現れるだろうそういう人たちのために、この場所はどちらかというとあった方がいいのだと思います。

本業のフェスづくりにおいても、多数派の人たちではなくて求める世界の形がどこにも見つからないような人たち、生きづらさを感じてどこかに消えてしまいたい人たちのために、ここではない世界を顕してきたけど、そんなこと言いつつも結局は自分のためで、自分がこの世界から逃げたかったのだと思います。目を背けるだけじゃ逃げたことにはならないから、1日だけのハレの場だけじゃなくて、日常的に存在する場として逃げBarをつくって、逃げ切るための仕組みを実験していました。


そんな中でオルタナティブな葬を考える個展を開いてみたり、シェア隠居なるプロジェクトを始めてみたり、AIに店の運用を任せてみたり、色々してきましたが未だ逃避行中だし、着地はきっと心でしか決められないと分かってはいるものの「逃げ」を考え続ける想像と創造の機関としてこの場でやってみたいことはまだまだあります。


この場に価値はあるのだろうか。このクラウドファンディングをもって、最後に確かめたいと思います。


逃げBarは続いていくべきでしょうか?

ぜひ応援コメントでお返事いただけると幸いです。

 

 

雨宮 優 / 体験作家

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