【はじめに】

母の失業を機に
人の喜ぶ顔が見たい、笑顔が見たい
そう強く思った私はキッチンカーをオープンさせるべく
安定した会社員を辞める決断を致しました。

ワンボックスカーを改装しキッチンカーとして
沖縄県でカレーのテイクアウト販売を始めたいと思っております。

私は笑うこと、笑顔を見ること、人とお話しすることが大好きです。
美味しいカレーを沖縄の大自然を感じながら皆さんに食べて頂きたいです。

また、食べたい、逢いたいと思ってもらえるカレー屋さんを目指し、
人と人が出逢える場所を提供したい!

安くて美味しくて元気が出るカレー屋さんをコンセプトに頑張ります!

“いつか海の近くで自分がこんな場所を作れたらな“
常に心の奥底にそんな想いがありました。
そう漠然と抱いていた夢を実現させるべく
クラウドファンディングに挑戦致します。

少しでもご興味を持って頂き読んで頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

Instagram

kahu-nana

私について】

初めまして、沖縄とカレーと海をこよなく愛する
秦野七奈実と申します。
兵庫県神戸市出身の28歳です。

私は海が好きな寡黙な父と、
いつも元気いっぱいでお料理が得意な母の元で
3姉妹の末っ子として育ちました。


時は流れ大人になり、地元神戸で
システムエンジニアとして働いていました。
早朝5時に出勤をし、夜の22時に帰宅。
この様な生活を約6年間続けておりました。
神戸での会社員時代は
眠る暇もない程激務であり、多忙を極めていましたが
職場の皆様に支えて頂き周りの方々に恵まれていた
おかげで充実した生活を送っていました。
この時の辛くもあり楽しかった経験のおかげで
今の自分が培われたことは感謝してもしきれません。

幼少期から自然が大好きだった私は
充実していると感じていた会社員生活の筈なのに
自然とはかけ離れ、
機械に囲まれた生活に少しづつ矛盾を感じ始めていました。

幼少期からバックパッカーのバイブルである沢木耕太郎さんや
植村直己さんの本が大好きだった私は
旅への強い憧れを抱いていました。

そうして実際旅に出ると
様々な発見がありました。

海外へ一人旅することが多かったのですがその際、
国籍、年齢、性別を問わず色んな価値観を持った方と
お話しする機会がありました。

そのお話の最中で

“あなたにだったらなんでも話しちゃうよ“

“あなたと話したら元気が出たよ“

友達にも初対面の人にもこう言ってもらえることが
何よりも一番幸せを感じる瞬間なんだなと思うようになりました。
機械に囲まれる仕事ではなくて
人との繋がりを大切にできるお仕事がしたい
そう思う様になりました。

一人旅をする度に何度も人の優しさに助けられ
人の温かさを見にしみて感じ取ることができました。
人との繋がりを直に感じれる旅は
私にとって旅に出る醍醐味の一つでもありました。
旅をする中で沢山の人に出逢い、沢山の優しさを教えて貰った私は

今度は自分が何か恩返しがしたい。
そんな思いが常にありました。

少し風変わりなこれから始まる私のストーリーに 
お時間の許す限り
目を通していただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

【なぜキッチンカー?なぜ沖縄?】

キッチンカーについて

ITの世界で生活していた私がなぜキッチンカーを
始めたいと思ったのか。
それは母の影響でした。
当時、ホテルのマネージャーとして働いていた母。
そんな母は世界中を震撼させたコロナによって簡単に職を失いました。

たった一言、
「明日からホテルを閉めます。」
 本当にこの言葉一つで職を解かれたのです。

暗い表情をみたことない母は、この翌日には
「私キッチンカーでお店するね!」と。

過去に長く飲食店を営んでいた母。
当時から行動力は凄まじかったのですが
母の行動力には家族も呆然でした。

数日後には車を購入し、
中を改装し、自分たちで車を塗りました。


過去に飲食店を経営していた経験と
私たち三姉妹が母が作った
スパイスの効いたカレーが大好きだった事もあり
カレーのキッチンカーを始めることになりました。

オープンして数週間後、
販売場所が私の会社から近かった事もあり
休憩中に私も様子を見にいくとびっくりする光景が。
なんと行列ができていました。

“おばちゃんに逢いに来たよー“

“ママの顔見てカレー食べたら元気出たわ!“

“いっつも美味しいカレーありがとう“

そう言われている母を目の当たりにしました。
お客様に愛されている母の姿を見て
自分の母ながらとても羨ましく
私も人の笑顔を目の当たりにできるお仕事を
したいなと強く思うようになりました。


毎日楽しそうに帰ってくる母。

“お客様がいっつも元気くれるねん"

”こんな風にお仕事させて貰えて私は幸せ者やわ“

そう満面の笑みで話す母を見て
私もこんな風に人に元気を与えられる存在になりたい。
人との繋がりを感じれる場所を私自身が作りたい。
一から母と一緒に作りあげたキッチンカーに私も挑戦してみたい。
その思いでキッチンカーに決めました。

沖縄について


「沖縄っていい所だよね」沖縄に行かれたことのある方は皆様
必ずこの言葉を口にされます。
沖縄病なんて名前のあるくらい誰もが魅了される場所です。
私たち家族もそんな沖縄に魅了された1人です。
「毎年頑張ったらご褒美で沖縄に行こうね」
沖縄が大好きだった両親は
子供たちに沖縄の素晴らしさを知ってほしい。
そう願い一生懸命に働き
私たちに沖縄の素晴らしさを教えてくれました。

ですが大人になり冒険への好奇心と
英語を学びたかった事もあり海外に行く機会が増えました。
そんな中、家族で数年ぶりに行った沖縄で
本当に何かビビっときました。
沖縄の人の温かさ、雰囲気、海、自然、全てに魅了されました。
なんだかとてもしっくりきたのです。
何がそう感じさせたのか
今でもその理由ははっきりとは分かりませんが
今思うと
人との出逢いが一番濃い場所
だったからなのかもしれません。
 当時漠然と抱いていた
色々な場所で沢山の人に助けて貰ってきた私は
何か恩返しをできるならば
私の第二の故郷であるこの沖縄の地で。
そう強く思いました。

その想いが沖縄という場所を選んだ理由です。

【場所について】
沖縄県恩納村

恩納村は沖縄本島の西海岸中央部に位置し、那覇空港から車で50分、
美ら海水族館から約一時間と交通面でも便利な土地です。

海岸国定公園の海岸沿いを走る58号線にリゾートホテルが
林立する日本屈指のリゾート地です。
青の洞窟で有名な真栄田岬なども恩納村にあります。
那覇とはまた違った沖縄独特のゆったりした時間が流れる恩納村。
沢山のビーチポイントもあるため
沖縄の美しい海を堪能しながらカレーを食べてもらえたら
いいな。そんな思いでこの場所に決定致しました。
3年間探し続けてようやく巡り会えたこの場所を
皆様と共有できればと思っています。

【完成図】

海外のカジュアルなビーチカフェをイメージしています。
私のモットーである人との繋がりを大切にできる場所を
作れるようテイクアウトだけでなくイートインスペースも
ご用意する予定です。
キッチンカーの設置場所の土地については
借地として提供いただける場所を確保しております。
販売場所のすぐ裏は自然のビーチがあります。

この道を歩くこと約30秒。

徒歩30秒で自然の手付かずのビーチが広がります。

沖縄のこの素敵な景色を皆様に是非感じて貰いながら
カレーを食べて頂けたら最高だろうな。
そう思いこの場所に決めました。
この場所が皆さんの笑顔で溢れる場所になって欲しい。
そう強く願いを込めて。

【カレーについて】

母直伝の
7種類の具材で煮込んだスープに
数十種類のスパイスを使ったカレー。

スープは毎日8時間煮込み
付きっきりで秘伝のスープとスパイスを煮込むこと毎日約3時間。

家庭のカレーとはまた少し違った
スパイスの効いたカレーをご提供いたします。
トッピングにはカリッカリの唐揚げ、とんかつ、
プルンプルンの煮卵、沖縄県産のもずくの天ぷらを予定しています。

デザートとして沖縄特産の黒糖と紅芋、
アールグレイ、抹茶、チョコのシフォンケーキを販売予定です。
容器については環境に優しい紙容器を使用予定です。

【資金の使い道】

今回頂いたご支援は車体購入費、
キッチンカー製作費、厨房機器、調理器具費の費用として使用させて頂きます。

購入予定の中古のバン


費用を抑える為
以前のノウハウをできるだけ駆使し
全て手作業で内装などをDIY致します。
ご支援いただいた費用は車体や内装費、
調理機器の購入、その他開店の際の各種申請費などに
使用させて頂く予定です。
その様子はInstagramにて進捗状況を
配信させて頂く予定です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

【返礼品について】

返礼品の内容については沖縄の海を感じながら
ご支援頂いた方々皆様に熱々の出来立てカレーを食べて頂きたい。
そう思ってはおりますが、沖縄の地は遠方の為
皆様に足を運んでいただく事が難しい。

皆様にお送りする事も思案致しましたが
“どうしても出来立ての熱々カレーを食べて頂きたい“
そう思い
今回お送りさせて頂くのは断念いたしました。
“足を運んでいただくのが難しい方へ
出来立てのカレーのご提供は難しいので
”沖縄の素晴らしさを感じて頂こう!“
そう思いご支援頂いた方皆様に
沖縄を感じてもらえる返礼品をご用意致しました。

【看板へのお名前の刻印】

まずはご支援頂いた方皆様のお名前を
店舗の看板予定であるサーフボード刻印させて頂き
沖縄の地で看板として使用させて頂きます。

ご支援頂いた皆様のお名前を毎日みて
皆様のお力添えあっての私であり
稲穂の心と初心を忘れないように
そう自分自身を鼓舞し、頑張ります。

【沖縄の景色のお写真】

私が実際に見て撮った海の中の写真をポストカードまたは
アルバムとして発送させて頂きます。
珊瑚、海の生き物、洞窟など
海の中の全てが大好きなのでオールジャンルの厳選した
お写真をお届けさせて頂ければと思っております。

【ビーチクリーン活動】

もう一つはビーチクリーンの活動を一緒に行なって頂くことです。
沖縄に魅せられた理由に海があります。
海の環境問題については珊瑚の白骨化やプラスチック問題など
なかなか改善されにくい問題が山積みです。
私も非常に微力ながらダイビング後にビーチクリーンや水中クリーンの活動をしています。

これは私が実際に行っている
海中に絡まった釣り糸の回収風景です。
“ゴーストギア“と呼ばれており
プラスチックでできた釣り糸のため分解されず
海に漂い続けることからその名前がつけられました。
ゴーストギアとは海の生き物にとって
最も致命的なプラスチックごみと言われています。

今現在もゴーストギアを見かけるとできる限り回収しています。
残念ながら、水中でのごみの回収については専門的な技術が必要です。
ですがビーチクリーンであれば誰でも簡単に
活動することができる。
カレーを召し上がって頂いた後、
海や沖縄などなど沢山お話をしながら
ビーチクリーンをさせて頂きたいです。
海の環境問題について知って頂く機会にもなりますし
そこで皆様と交流させて頂く機会を頂けたらなと思っております。
ご支援頂いた方皆様にカレーをご提供出来ないことが
非常に心苦しい限りですが、その分沖縄の素晴らしさを
ご一緒できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。


【スケジュール】

3月中旬 クラウドファンディング開始
4月中旬 クラウドファンディング終了
4月下旬 返礼品発送開始予定 
5月上旬 オープン予定

【最後に私から皆様へ】


長くなりましたがここまで読んでいただき
本当にありがとうございます。
ローカル旅が大好きで観光客の人が行かない
ローカル食堂だったり、ゲストハウスに宿泊したり
旅をすることが好きだった会社員時代。
そんな中突然襲った母の失業。
それをきっかけに人との繋がりの大切さに改めて気づきました。
母のキッチンカーや旅を振り返った時
またあそこに行きたいなとそう強く思う場所では
必ず人との出逢いがあった場所でした。
全て一から作り愛情がこもった
地元の人はもちろん、国籍、年齢、問わず皆さんから
愛されるお店作りをがんばります。

「沖縄の素晴らしさを感じて貰いながら
私の信念の籠ったカレーを食べて頂きたい」
それが私のモットーです。
沖縄の素晴らしさを知ってもらい
母直伝のカレーのファンになってもらうこと。
その一歩を踏み出したいと思っています。
この一歩を皆様と一緒に共有させて頂きたいと思います!
皆様からご支援頂いたことを決して無駄にせず
精進いたします。

どうかご支援のほど宜しくお願い申し上げます。


最後までお読み頂き
本当に有り難うございました。
皆様にとって良い一日でありますように。

秦野 七奈実


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