【ごあいさつ】

 

 

このページをご覧いただき、本当にありがとうございます。

 

私たちはNGO任意団体Wel2Japanです。

私たちは、これまで中東からの難民申請者の支援をしてまいりました。 

 入国から6ケ月間、難民申請者は就労を禁じられています。

生活苦から彼らが非行行為を行えば、日本の人々は難民申請者のみならず在日外国人一般に厳しい目を向けることになるでしょう。

 それは日本社会における国際交流チャンネルを減らすことになり、在日外国人のみならず日本社会にとってもビジネスチャンスの減少というかたちで不利益をもたらします。

そのような意識をもって、在日外国人と日本人で構成されている私たちの団体は難民申請者の支援活動を行ってきました。

 

【エジプトからの語学留学生の支援】

 

概要:日本と中東地域との懸け橋になるような人材の育成を目指します。

目的: エジプト人大学卒業生に日本語専門学校で日本語を勉強してもらい、日本文化を学んだ上で、日本社会へ妥当なアプローチができるようになるように応援します。

 

 

【今回の計画に至った経緯】

 

出稼ぎ目的の難民申請者が多いと日本政府は指摘しています。

その指摘につきましては、実際に難民申請者を支援してきた私たちも同感せざるをえません。

この問題を放置していれば、本物の難民のひとたちも日本側から疑いの目で見られることになってしまいます。


私たちの団体の代表は在日エジプト人です。
エジプトは、日本語教育未開の地であり、日本語能力試験の実施機関もホームページさえ持っていないのです。

日本語がわからないまま出稼ぎ目的で難民を装ってやってきて、日本に迷惑をかけるようであれば、エジプト人の名誉にかかわります。
本来にエジプト人はそのような人ばかりではありません。

また、彼らが日本の入管によって強制送還された後に、日本の悪口を言って回るようなことがあれば、両国の関係にひびが入るでしょう。

エジプトから難民を装って遠い日本に来るひとたちが増えているのは、健全な人的チャンネル経路が不足しているからなのだと私達は考えました。

 

【なぜ語学留学生の支援か】

 

現地のブローカーの甘い言葉に誘われ、一攫千金を夢見て、中東地域の若者が難民申請者として日本にやってきても現実は甘いものではありません。

万が一にも彼らが経済的に成功したとしても、そのような成功がどれほどの尊敬に値するのでしょうか?

 嘘はよくないことです。

 来日を希望する中東の若者たちには完全に合法的なルートで語学留学生として日本語を学んでほしいのです。

 日本語をしっかり身につければ、現在には中東地域には日本語を使える人材が不足しているので、彼らも経済的な成功にもっと容易に近づけるでしょう。

 

【日本にとってのメリット】

 

知的で礼儀もしっかりした外国人が入国する人的チャンネル経路を形成すれば、難民を装う手段も取り難くなり、彼らの嘘から生じる日本国内の軋轢も減少するでしょう。

現在に中東地域は石油枯渇後の未来を見越した新しい国造りの最中であり、多くのビジネス機会が存在しています。

 日本経済にとって、中東・日本の双方の言語・文化に通じた人材を育てることは確実なメリットがあります。

  

【私たちの計画と資金の使い道】

 

私たちのプロジェクトは、端的に言えば、上記の地域から日本に向かう語学留学生に奨学金を用意しようというものです。

  

その趣旨には、すでに神戸の語学学校KIJ語学院からご賛同していただき、特別にアラビア語のテキストなど用意していただきました。

ご支援いただいたお金は既に決定している3人のエジプト人留学生の学費として使わせていただきます。

 

【リターンについて】

 

サイトの設定上に設定できる下限の3000円のご支援のみを受け付けます。

心ばかりのリターンの詰め合わせを用意させていただきました。

 

 

 


1 【四コマ漫画集】エジプトからの語学留学生を支援 (500円分)

今回の私たちの企画がどのように現実に進行しているのか、リアルタイムで四コマ漫画を描いています。
もちろん全てノンフィクションです。

ビザの取得、住まい探し、学校、仕事。
やってみれば、色々な課題があり、なかなか簡単にいきませんでした。

これを読んでいただき、私たちの企画に支援する価値があるかどうか、ご判断を仰ぎたく思っております。


2 【日本語学習テキスト・pdf】50音(500円分)

北原白秋の「五十音」の詩を使った当団体のオリジナルテキストです。
残念ながら、まだ、英語のものしかありません。

まず、歌ってもらい、発音の勉強をしていただきます。
歌詞を通じて日本語の文例をいくつか暗記してもらえば、文法のチェックにも効果があります。


3 上記の「50音」のmp3(500円分)

北原白秋の「五十音」を歌詞に下総唍一が作曲したものを、DTMソフトで演奏してmidiを自作しました。
歌唱部分については人工音声ソフトUTAUの音源US02暗音ザンダを使用しています。


4 【小説・pdf】明治の女学生小説『藪の鶯』を読み解く(1000円分)

日本最初の女性による近代小説『藪の鶯』。
明治の言葉遣いや風俗について地の文で解説を加えながら現代のひとにも簡単に読めるものにしました。

執筆当時の三宅花圃(十七歳)は、カステラを口にくわえ、三味線を小脇に抱えて、学校の廊下を疾走するお気楽娘。
深刻小説を競って書く女性作家たちの間で、落語・人情本ベースの明るい作風は異彩を放っています。

スフィンクスの前ではしゃぐ侍たちの写真は花圃の父親も参加した幕府の使節団のもので、花圃の家に残されていました。
そんなわけで三宅花圃はエジプトに縁のある作家なのです。


5 【演説・mp3】団体代表ガデルモウラ・モスタファによる演説(500円分)

今回のプロジェクトに関するものです。

 

 

 

 

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください