千代田区のさくらを守るため、昨年3月~5月に開催した「さくらファン、桜守あつまれ!桜の名所として愛されてきた千鳥ヶ淵等のさくらに力を!」クラウドファンディングでは、多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで千代田区のさくらの維持管理等を実施することができましたが、維持管理や更新は毎年続き、今後も継続して実施する必要があります。

さくらの素晴らしい景観を残すため、今回もみなさまのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

<第1弾はこちら(募集は終了しています)>

毎年3月~ 4月、千鳥ヶ淵周辺をはじめとした千代田区内のさくらが、美しい姿で咲き誇り、人びとの目を楽しませます。千代田のさくらまつりでは、さくらの維持管理等を使途とした千代田区さくら基金へ多くの方から寄付をいただいていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響により、2020~2022年までの3年にわたりさくらまつりが開催されず、千代田区さくら基金が減ってしまいました。このままではさくらの健康を維持するための充分な手当ができず、区の美しい景観を守ることができなくなる恐れがあります。

千代田区には千鳥ヶ淵、外濠公園など多くの桜の名所がありますが、多くは樹齢約70年の老木となり、きめ細やかなケアを施さなければ現状維持が難しい状況です。千代田区の美しい景観を守るために、ご協力とご支援をお願いします。

こんにちは。東京都の千代田区役所です。

区の起こりは、第二次世界大戦の終戦後。今では世界的なビジネス街や電気街、古書店街などがあり発展していますが、当時は麹町、神田両区の面積の三分の二が焼け、かつて20万人以上であつた人口が、わずか3万人に減っていました。
区の実体がこのような状態であった―方、行政、財政における権限が拡大され、それに対応した基盤をつくるため、区の規模を大きくする必要が生じ、区の整理統合を行おうとする機運が生じたため、麹町区、神田区が統合され千代田区となりました。「千代田」という名称は、 江戸城の別名「千代田城」にちなんだものであり、本区が、この城を中心に発展してきたことからこの名称になったといわれています。

九段下駅から徒歩5分、半蔵門駅から徒歩5分の千鳥ヶ淵緑道。通りにはソメイヨシノをはじめとする約260本ものさくらの木が植えられ、春には鮮やかに咲き誇るさくらを望むことができます。

千鳥ヶ淵にさくらが植えられたのは、1955年頃のことで、戦後の日本には娯楽が少なく、お濠の風景が殺風景であったことから、早くから都市の美化に力を入れていた村瀬区長の命で、区職員であった新堀栄一さんを中心にさくらを植栽することになりました。

当時は重機もないため、リアカーや馬車を使ってさくらを運びました。また、お濠の石垣は文化財のため、それを傷めないよう斜面で作業することは困難を極めました。すべての工程を手作業で行い、並々ならぬ努力をして植えたのです。

千鳥ヶ淵ボート場付近(1965年)

千鳥ヶ淵(1973年)

千鳥ヶ淵緑道(1979年)

現在の千鳥ヶ淵緑道(2009)


千鳥ヶ淵緑道に隣接する千鳥ヶ淵公園の歴史はさらに古く、1897年に駐日英国公使アーネスト・サトウ氏から染井吉野を譲り受け植樹されたもので、現在でも多くのさくらを楽しむことができます。

千鳥ヶ淵公園(2011)

ほかにも千代田区には多くの桜の名所があります。しかしそれらの多くはきめ細やかなケアを必要としている樹齢約70年の老木です。 



千代田区のさくらの維持管理や啓発活動等には年間約900万円が必要です。これは区予算のほか、さくらまつりでの寄付金等が積み立てられた千代田区さくら基金からの支出(700万円程度)により成り立っています。

さくらは繊細な樹木であり、病気にもかかりやすく、また千代田区のさくらは老木であるため、健全な状態を維持するためには、さくら1本1本を観察し、きめ細やかなケアを施すことが大切です。千代田区の美しい景観を守るために、ご協力とご支援をお願いします。



千代田区では、これまでも千代田区さくら基金への寄付を呼び掛け、それら寄付金をさくらの維持管理や啓発活動に使用してきました。

さくらの維持管理の一例

さくらの樹勢調査
1本1本のさくらにきめ細やかな処置ができるよう、樹木医が診断します。

害虫の予防
フェロモン防除剤を設置し、さくらの天敵であるコスカシバの繁殖を抑止しています。

剪定
倒木や枝折れなどで歩行者に危険が及ばないよう適切に処置します。また、枝枯れを剪定することによって、枯れた枝先から始まる腐朽の進行を食い止めます。

さくらの啓発活動の一例(さくらのために活動するさくらサポーターが実施)

千鳥ヶ淵緑道の美化活動
さくらまつり期間中、千鳥ヶ淵緑道の景観を美しく保つため清掃活動を実施しています。

さくらに関する講習会
さくらの魅力を伝えるため、さくらを盛り込んだ料理やテーブルセッティングなどの教室を開催しています。また小学生への1年間のさくら教育を通して、さくらへの理解を高め、命の大切さを学びます。

そのほかの維持管理・啓発活動を含めると、千代田区さくら基金から毎年700万円程度支出する必要があります。毎年500~600万円ほどの寄付にご協力をいただいていましたが、3年にわたりさくらまつりが中止のため、基金が不足してしまっています。


皆様から寄付していただいた支援金は、これまで実施してきたさくらの維持管理や、さくらの啓発活動に活用させていただきます。継続して維持管理や啓発活動を実施することにより、千代田区のさくらと美しい景観を維持していきたいと考えています。

なお、支援金の一部をCAMPFIRE手数料と返礼品の手配にも活用させていただきます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


※★6店舗合同お茶会イベント参加券付★全店舗集合写真ジオラマアクリルスタンド (15,000円)のお茶会イベントは以下を予定しています。6店舗が一堂に会するレアなイベントです。ぜひご参加ください。

【イベント内容】
・おひとり様につき1ドリンクご提供予定
・全店舗の店員が集合したチェキのプレゼント
・撮影当日写真の上映会
・さくらの育成状況の共有
・アクリルジオラマスタンドプレゼント
【会場】あっとほぉーむカフェのAKIBAカルチャーズZONE店


千代田区のさくらは、いままでも多くの方に守られてきました。

さくらを守るために力を貸して下さる人々を桜守(さくらもり)と呼びます。

戦後の街づくりの際に植えられてから長い間、千代田区の景色を豊かなものに彩り、人々の目を楽しませてきました。
これからも変わらず、今後も千代田区のさくらが繁栄し、素晴らしい景観を保ち続けられるよう、皆さまが千代田の桜守となり、ご支援・ご協力をお願いします。


※以下商品につきましては、日本国外へはお届けできかねますので、ご注意ください。寄付型のため、ご返金は出来かねますのでご了承ください。

・江戸城お濠のさくらの木材で作る世界で1つの桜守の証 (4,200円)
・アクリルスマホスタンド【ガーディアンズ・オブ・サクラ限定写真使用】 (3,000円)
・タペストリー(B2サイズ)【ガーディアンズ・オブ・サクラ限定写真使用】(4,000円)
・ビジュアルタオル【ガーディアンズ・オブ・サクラ限定写真使用】(6,000円)
・全店舗集合写真ジオラマアクリルスタンド【6店舗のガーディアンズ集結!】 (10,000円)

・【2023年版千鳥ヶ淵のさくらで染めるハンカチーフと千鳥ヶ淵のさくらの歴史を学べる冊子】(10,000円) 

※千代田区さくら基金は、千代田区と公益財団法人まちみらい千代田が運営管理を実施しています。本プロジェクトは口座管理者である公益財団法人まちみらい千代田の千代田区さくら基金口座へ入金されます。

※文章の一部について、千代田区観光協会HPより抜粋しています。

【募集方式について】本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、リターンのお届けはございません。

【お問い合わせ】千代田区道路公園課 03-5211-4239

【寄附型クラウドファンディングについて】当クラウドファンディングはふるさと納税とは取り扱いが異なり、地方税法附則第7条第1項(第8項)の規定による寄附金税額控除に係る申告の特例(いわゆる、ワンストップ特例)の対象とはならないため、所得税の所得控除を希望する場合は寄付者ご自身での申告が必要となります。※「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収書」の提出が必要となります。「領収書」は当クラウドファンディングの募集〆切後、速やかに発行・郵送いたします。※「領収書」はGoodMorning又はCAMPFIREではなく公益財団法人まちみらい千代田が発行・郵送いたします。

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