植田薫です。おかげさまで、目標達成をして、無事印刷費をご支援いただきました。本当に感謝しております。プロジェクト期間が1ヶ月ありますので更なる挑戦としてネクストゴールを掲げさせていただきました!


ネクストゴールについて

『ネクストゴールは献本200冊』と目標を掲げました!金額にしますと40万円。本プロジェクトの総金額が100万円となります。この200冊は、一回の朗読会で1〜10人を想定して、考えました。児童施設、子ども食堂やフリースクールを通って、さまざまな子どもたちとふれて、読んでもらえるきっかけづくりをします。

実は、子どもが集まる場所で一度『いたちとぼく』と、2作目の『いたちとあの子』を全部朗読してみたのですが、1時間以上かかってしまい、聞き手も僕も大変だったことがありました…。続きは手にとって読んでもらった方が良いと体感しました…。その時にさっと手渡しできるよう、ネクストゴールを目指すことにいたしました!

なので、応援していただいている方から、フリースクール知ってるよ、とか、ここで朗読したら面白いんじゃないかなってところがありましたらぜひご紹介ください!献本先としてどんどん増やしていきます!

この挑戦は、本を出版して終わりというものではなく、作家活動として『何のために?』を模索した結果、朗読会を本格的にやっていくというある意味、今後の活動の意思表明でもあります。何のためには、活動報告「ネクストゴールを発表します!」をご覧ください。


ネクストゴール達成のためにご協力お願いしたいこと

1・献本先、朗読会ができる場所のご紹介

こちらは個別メッセージで構いません。メッセンジャー、LINE、メールアドレス(ueda@slop.jp)までご連絡ください。


2・『献本リターン』を支援する

献本リターンは3種類ございます。


【献本5冊】 10,000円←このリターンを選択する


【献本10冊】 20,000円←このリターンを選択する


【献本15冊】 30,000円←このリターンを選択する


こちらのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


そのほかのリターンももちろん応援購入できます!

本プロジェクトは5月10日までやっています!なので、あわせてお願いできましたら感謝感激です^_^

そのほかのリターンはこちら



あらためてご挨拶

初めまして、植田薫(うえだかおる)です。

僕はフリーランスでWEBの仕事をしながら、町工場さんの製品開発や販売のお手伝いをしています。

今回、ずっとやろうやろうと思って、おざなりになっていた、『絵本をつくる』ことに自費出版という形で挑戦できました。そして、いろんな方の目に触れるきっかけとして、クラウドファンディングに挑戦します!



絵本『いたちとぼく』あらすじ

学校に行く途中、死んだいたちに出会ったぼく。ずっと置きっぱなしにされていることが気がかりだった。ある日、上級生のお兄さんがいたちにイタズラしていた。何も言えなかったことが悔しくて、いたちが可哀想で、ぎゅ〜っとくるしい気持ちをはねのけるように、ぼくはある行動をとった。でもそれは、結果的に災いのもとになってしまった…。


2作目「いたちとあの子」も同時出版

いたちとぼくの物語を補完する2作目「いたちとあの子」も一冊にまとめました。前から読むと「いたちとぼく」、後ろから読むと「いたちとあの子」になっていて、真ん中あたりでラストシーンが一つになります。


絵本の感想

朗読会に参加した方からいただいた感想です。


このプロジェクトで実現したいこと

プロジェクトを立ち上げることで、より多くの方々と絵本を通して交流していきたいです。

(絵本とギターをたずさえて、全国行脚できたら本当におもしろい✨)

その中で、以下のようなことが実現できると嬉しいです。

1.作品のメインテーマ『純情(すなお)な気持ち』をフタしている、または、忘れていた人へ、心にぽっと火が灯る

2.作品がいいなと思った方が、フリースクールや児童施設、学校の図書室に献本してくれる

3.このプロジェクトを見たり本を読んだ方から、どこそこで朗読会をしてほしい!と、メッセージがくる


プロジェクトをやろうと思った理由

もともとは、なんとか絵本を描きあげなきゃ、という焦る気持ちで進めていました。

いざ描き終えると、何のために描きたかったのか?だんだんわからなくなってきて、ただの自己満足だったのかと思うと、急に冷めた気持ちになって、出版前にこれではいけない!と、自問自答を繰り返しました。

その答えは、出版経験がある方の一言「読者と会って話し合ったらいいやん!」で、掴むことができました。単純に読んだ人がどう思うか、すなおな気持ちを聞いてみたくなった。クラウドファンディングの企画を練っている段階で朗読会をすることに至り、直接人から感想を聞ける体験は、厳しくも優しい時間でした。実際にゾンビと言われてふさぎこんでいた少年時代…。

当時、心の片隅でフタをした、あきらめにも似た得体の知れない気持ち(僕は大人になってからその正体を“萎縮した義憤”と呼んでいます)をさらけ出して、今の小学生なりの意見、似たような経験をした人の考えやエピソードをもっと知りたくなりました。なんで、そう思ったか?それが今の、僕のすなおな気持ち、本心から湧き起こるエネルギーだから。もう仕舞い込むのはやめて、作品に詰めてこの気持ちを浄化しよう。みたいな💦その分、空いたスペースでいろんな人のモヤモヤをともなう深い純粋な気持ちを受けとり、学ぶ。そんな風にして分かち合うことで、さらなるステージが待っていると思えてくるんです。

そのステージに立った上で、2作目に登場する悪魔を主人公にした3作目『いたちと悪魔』の執筆に取り掛かりたいです。描きたいのは、悪魔のすなおな気持ち。ほんとダークなテーマなので、僕だけじゃ手に負えないと思いつつ、本作品に興味を持った方からの意見も交えて悪魔と向き合います。


資金の使い道

●絵本出版費用

●リターン制作費

●学校の図書室・図書館・児童施設への献本

●CAMPFIRE手数料

手数料として17%(掲載手数料12%、決済手数料5%)+税

に活用させていただきます。



リターンについて

●【クラウドファンディング限定】しおり+サイン入り絵本

●朗読会イベント

●3作目「いたちと悪魔」構想会議



実施スケジュール

5月初旬 プロジェクト終了

5月〜6月末 随時配送 

5〜7月 朗読会イベント、構想会議 開催
     寄贈先へ配送


応援メッセージ


「“純粋な気持ちで挑戦する大切さ”をたくさんの人に伝えたい」出版を決められた時の薫さんからは、そんな気迫を感じました。タイトルからは連想できない壮大なスケールのストーリーは、まさに薫さんの原点である「純粋な願い」とこれまでの人生の「葛藤」から生まれたのだと感じました。薫さんの原体験を元に作られた本作品は、きっとあなたの子供の頃の“純粋な願い”と“一歩踏み出す勇気”を呼び覚ましてくれます。



著書の動画を視聴して、人生直面して来たいろんな場面を思い出しました。 私は人間より動物が大好きで、長く犬猫と共に暮らして来ました。年老いても未だに動物園に1人で通うくらい癒されており、ペットというより家族に近く、沢山動物から気付かされ学んできた経験があります。 過去何度か道端で轢かれたままの動物を道路脇に寄せたり、警察に引き取って貰った事がありましたが、本に描かれていたようなその脇を通り過ぎていく人々や、動物だと平気で放置していく加害ドライバーを見ながら、同じ生き物と命なのに、何故人間は平気なのだろうと虚しい気持ちになりました。 人間を癒しても蔑ろにされる動物の姿を見守り私は心身を鍛える事を選び、自他を助けられる存在になりたいと思いました。 複雑多岐な現代社会テーマでもある、多様性や共存共生、心のケアを学ぶには動物は欠かせない存在であり、 そんな大切な本質を思い出させてくれるような、 希少な気づき本なのだと思いました。 陰ながら応援しております、頑張ってください‼︎


「素直な気持ち」。きっと誰の心にも存在していて、子供であろうと大人であろうと、私たち人間は ちゃんと心で深く考えているにもかかわらず(思惟)、あれこれ頭で考えているうちに「素直な気持ち」に蓋をしてしまっていることが多いのではないでしょうか。 認め合う社会の重要性が叫ばれているからこそ、絵本作家として一番投げかけたかったメッセー ジは「お互いの違いを認め合うことのできる安心安全な場をつくる」ということだったのではない かと感じました。本を読んで心で思うだけではもったいない、そんな一冊です。 ぜひとも、オープンな気持ちで、誰かと勇気をもって話し合ってほしい...きっと声に出すことで、自 分でも気づけていない自分に出逢えると確信しています。


「義憤」という言葉を聞きなれない方も多いかもしれません。義憤とは、道理を外れたことに対する怒り。そもそも怒りをテーマにした作品は多いです。中川ひろたか氏の「おこる」や、柴田愛子氏の「けんかのきもち」、せなけいこ氏の「いやだいやだ」もそう。怒りは様々な感情の集合体であり、その中にそれぞれの物語がある。この本に出てくる男の子は、そんな物語の中で「純情な自分」を表現します。誰もが避けたがる「何か」に対する答えが、この絵本の中にあります。


「ぼく」が経験したことは、状況は違えど、みなさんの中にも似たような経験があるのではないのでしょうか。「後悔」したことはなかなか忘れることができず、心の奥に留まって、ふとした時に顔をのぞかせます。「ぼく」は幼いながらもその時、その感情を丁寧に扱いました。後悔と自分に素直に行動したことを両方持ち合わせた事実に基づいたこの物語。自分に正直に生きることが難しくなった大人にも読んでほしい作品です。


特別に子どもたちに朗読会を開いていただき、ありがとうございました。“ぼく”のリアルな声や鼓動が伝わってくるようでした。子どもたちも、自分が日頃経験したり、感じたりしていることと重ね合わせながら聴いていたと思います。これから出来上がっていく本を読んでもらい、アイディアも聴いてもらい、作者と一緒に本を育てていけることを楽しんでいるようでした。完成した本が届くのを、みんなで楽しみに待っています!


「いたちとぼく」を読ませていただき、とてもあったかい気持ちになりました。主人公のぼくの健気さ、複雑な想い、ぼくを応援したくなりました。そして、最後のページのぼくとおねえさんの絵がとても微笑ましいです。植田さんの長年の夢が実現して本当によかった。可能性を信じて実践している姿に感銘します。自分を信じて、出逢いを大切にしてる植田さんをこれからも応援させてください。


仕事で悩んでいた私に、一歩踏み出せば出来ると伝え続けてくださり、言葉だけでなく、実際に自身が昔からやりたくてやれていなかった絵本作りに一歩を踏み出し完成されました。踏み出してから完成させるまで諦めない姿を見て私も頑張らねばと思い、仕事に取り組んできました。私にとって植田さんは「ぼく」のような、「六年生のお姉さん」のような人です。 絵本の完成おめでとうございます。


子供の頃、絵描きになりたかった。その夢を叶えた植田さんの作品を読ませて頂きました。子供の頃のすなおな気持ち、誰もが直面する場面で、起こった出来事にすなおに感じて行動できるか?周りに合わせたり、人にどう思われるか?を考えてしまう。人に流されたり、すなおな気持ちを抑えると後悔の念が残り夢に出てきたりする。いたちさんの命から人生に大切なことを学びます。今の現代に必要なことを気づかされました。優しさが隠れたテーマなのかな?と感じました。人を助ける。人を愛するをいたちさんが気づかせてくれますよ。


最後に

ここまでじっくり読んでいただき誠にありがとうございました!最後に、植田薫のこと、出版の経緯について話しておこうと思います。僕は、子供の頃、絵描きになりたかったんですが、なんとなくあきらめてしまいました。いろんな人の声がきっかけで、例えば成功する人は一握りしかいないとか、アートって自己満足でしょ?それで飯食うのってズルくないか?とか…で、ゲームのキャラクターデザイナーを夢見たり、日常生活に役立つ製品をつくるプロダクトデザイナーを志したり。十代は尾崎豊の影響を受けて、作詞作曲なんかしたりして、シンガーソングライターを志したりもしました…(恥)

(鴨川で弾き語りをしていた高校生の頃…)高校3年の冬(1998年)鴨川にてでも、結局どれもこれも中途半端で、就職活動も頓挫して、二十代はとにかく社会人として一人前にならなくては!みたいな焦りばかりが先走って、自分の将来を社会や身近な人に合わせたかたちで選択するようになってしまいました。(それが決してダメなことではないんですけれどね)でも、その根底には信じ抜く力みたいなものが足りなかったり、何か外的要因のせいにしたりして、できない理由を並べて、心にフタして終わってしまう自分がいました。

それから20年月日が経って、思うことは、結局、十代の頃に感じたこと、やってきたことって、何かしら形を変えながらも人生のどこかで確実に課題として巡ってくるということ。何度か巡ってきた時に僕は踏み込むことができなかった。もういつ巡るかわからないから、いま踏み込まなきゃもうあとがないんじゃないかなと思ったので、コロナ禍でどっと仕事が減って時間はあるけど仕事のやる気が起きなかった時をチャンスに、絵本の制作を開始しました。

コロナ禍モヤモヤする夏(2020年)「いたちとぼく」はテーマソング「純情な気持ち」が先に完成して、歌詞をもとに絵本の細部に取り掛かりました。その後、たまたまオンライン交流会で出会ったUTSUWA出版の生川さんがきっかけで、具体的に出版に向けて進むことになりました。ミーティングの中で、「この物語、夢オチなんですが実は夢じゃなかったってのを2作目で考えているんです」と伝えると、「それは面白いです!続きを書いてください」となり、内容を見せると「同時に出版しましょう!」という話になったりして…また制作期間が長引いて、大変でしたが、138ページの真ん中でストーリーが繋がるという正確には絵本とも児童小説とも呼べない不思議な本が完成しました。


こだわらない、フタもしない。


二十代の頃の自分を振り返って思うんです。きっと、できない理由を並べて、心にフタしたままだったら、またタイミングを逃したと。生川さんとの出会いも、疑い深くなって踏み込むことができず、ご縁がはなれていったら、この不思議な本も世に出てこなかったのかもしれません。うまくやろうとすればするほど踏み込めない。信じきれない。行動に移せない…。どうしてなんでしょうね。こだわりを捨てて、もっと柔軟に物事を捉えられたらいいのに…。今回の挑戦は、いろんな意味で、過去の僕との闘いみたいなものでもあります。

そして、その闘いから卒業できた先に、周囲の人にちゃんと「純情な気持ち」を焚きつけることが出来るんじゃないかなと。

そんな風になるよう、がんばります!

みなさま、応援、よろしくお願いいたします^_^


最後までお読みいただき本当に本当にありがとうございました🙇‍♂️


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/06/22 00:22

    植田薫です!堺市にある子ども食堂で朗読会&弾き語りをしてきました。お声がけいただきました辻本加平さん、機会をいただきありがとうございました!40名ほどの小学生の前で朗読は、今回はじめてでした。部屋もちょうど教室ほどの大きさ。開始30分前から宿題してる子がちらほら。おじさん何しにきたの?...

  • 2023/06/05 14:53

    植田薫です!クラファンが終了してもうすぐ1ヶ月経とうとしています。ほんとにあっという間に時間は過ぎてしまいますね。。今年も折り返し地点に差し掛かりました。本日、京都新聞で絵本が紹介されました!クラウドファンディング中にプレスリリースを送ったところ、取材のオファーがきたんですよね^_^ほんとラッ...

  • 2023/05/30 10:08

    植田薫です!先日、大津のイベントで、朗読会&弾き語りをさせていただきました。『あるがママfes』は、ママだって、やればできる!をスローガンに地域のママが主体となって、運営されています。コロナ禍でも、挑戦して子どもたちに楽しい時間を作ろう!と、共感した地域の方々から応援され、6回目の開催...

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