全国的にも有名な南紀白浜に祖父母が営んでいた、築40年以上の「民宿瀬戸」があります。祖父母の年齢のこともあり8年前から休業状態となっていますが、私は大好きなこの宿を継ぎたいと考えています。古い宿の雰囲気も残しつつ、リノベーションし、"瀬戸の小宿大源"として今年の夏から営業を再開させたいです。

はじめに・ご挨拶

はじめまして、"瀬戸の小宿 大源" の将来の女将である萌子と申します。

この度はたくさんあるプロジェクトの中から、私たちのプロジェクトに目を止めていただきありがとうございます。

私は和歌山県出身の25歳です。          

和歌山の南紀白浜に、私の祖父母が営んでいた小さな宿があります。

私は3歳の時に隣の田辺市に引っ越しましたが、昔から民宿の手伝いをしたり、海に行ったりと白浜には思い出がたくさんあります。私は一つ下の妹と高校生の頃から、大好きな祖父母が経営する宿を姉妹で継ぎたいという漠然とした夢を持っていました。3年前くらいから、その漠然とした夢が絶対に叶えたい夢となりました。

幼少期の写真です。

プロジェクトをやろうと思った理由

 全国的にも有名な観光地である和歌山県の南紀白浜。白い砂浜が綺麗な白良浜から徒歩3分、円月島の見える場所まで徒歩1分。足湯や温泉も近くにある好立地な瀬戸と言う場所に、祖父母が40年以上営む簡易宿泊施設、民宿瀬戸があります。

70代後半の祖父母は病気などもあり、8年ほど前から休業状態となっています。そして去年、女将であった祖母が他界してしまい、もう民宿を開けることが不可能となってしまいました。

私は、大好きな祖父母が40年間築いてきたこの宿を簡単に終わらせたくはありませんでした。そして休業中となっている小さな宿を姉妹で復活させたい!と言う夢を実現すべく、このプロジェクトを立ち上げました。


"瀬戸の小宿 大源" の紹介

瀬戸の小宿大源は、もともと"民宿瀬戸"という簡易宿泊施設であり、海水浴が目的のお客様にとっては水着のままで海へ直行出来るので便利です。6部屋と小さい宿ですが、7月8月のシーズン中は800人程のお客様にご利用いただいたそうです。

しかし料理などは提供せず素泊まりがほとんどでした。お風呂も簡易的なものしかなく、お客様にがっかりされることもあったそうです。

私は継ぎたい気持ちは山々でしたが、このままでは集客できる自信がありませんでした。

私は家族で話し合い、祖父の意見と私たち孫の意見を融合させた宿を新たに始めることを決意しました。

それが"瀬戸の小宿大源"です。


このプロジェクトで実現したいこと

築40年以上ということもあり、とても古く、今は経営出来る状態ではありません。また、海や花火大会などたくさんのイベントがある夏と違って、白浜は冬の観光客が極めて少ないのが事実です。冬にも観光客に来ていただきたい、私たちはそう願い対策を練りました。


①内装と外観を必要最低限リノベーションする。

夏は海メインの観光客が多いですが、冬は宿をメインとするお客様も多いと思います。私も実際、旅行に行く際は宿を中心に旅行を計画することがあります。行った宿が清潔に保たれていたり、少しの気遣いがあったりするととても嬉しく感じます。

そのため、古くなった畳を張り替える、剥がれてしまった壁を綺麗にする。また今は全部屋和式トイレなので、共用トイレを洋式トイレに変え、お風呂の脱衣所を広げる。全てを改装するわけではなく、古い良さも残しつつ、和モダンな宿にしたいと考えています。


②美味しい料理を提供する。

私は料理に力を入れるために、神戸のホテルで料理の修行をしました。魚をおろしたり、天ぷらを揚げたり、見たことのない食材に触れたり、料理を綺麗に盛り付ける技術や接客も含め、たくさんのことを学ぶことができました。そして念願であった調理師免許も取得することが出来ました。

また私の両親は梅と野菜農家をしており、6月は家族総出で梅取りをします。採れたての野菜を使ったり、自家製の梅を使ったドレッシングなど、フレッシュな食材でお客様に満足していただきたいです。

 

③ワーケーションのお客様を受け入れる

 宿泊客の中にはワーケーションで宿を利用したいお客様もいると思います。冬を中心に、ワーケーションのお客様でも快適に過ごしていただけるよう、フリーWi-Fiを設置したいと考えています。


このように、冬でもお客様に来ていただけるような対策を考えました。しかし、見積もりをしていくにあたって、予算がオーバーしてしまい改装の一部を諦めることも考えました。具体的に400万くらいを予想していたところ600万を超える予算となってしまいました。その時にこのクラウドファンディングを見つけ、一部の費用を支援していただきたく応募しました。

築40年以上の古い宿をリノベーションし、孫世代である私たち姉妹で復活させたいです。

祖父の意見も受け入れつつ、私たち姉妹の新しい意見出し、"レトロと新感覚を融合させた小宿、復活事業" として、進めていきたいと考えております。


資金の使い道

・内装リフォーム 400万

・外観(看板など)の修理20万

・電気 90万

・トイレ、洗面 100万

・防災関係 30万

・その他備品 10万

                                 計 650万

・CAMPFIRE 手数料


リターンについて

【感謝のお気持ち】

3,000円‥感謝の気持ちをメールで送らせていただきます。

5,000円‥①梅干し300g提供 ②お部屋アップグレード

10,000円‥①お部屋アップグレード+梅干し500g提供 ②採れたて青梅1kg提供

15,000円‥試食会ご招待

20,000円‥お部屋アップグレード(朝食付き)+梅干し1kg提供

25,000円‥女将ディナーフルコース

50,000円‥宿泊半額券×5枚+梅干し1kg提供

80,000円‥お一人様長期滞在プラン

120,000円‥1日貸切プラン




  • 実施スケジュール

2023年 1月 宿オープン準備開始

2023年 2月 クラウドファンディング開始

2023年 3月 クラウドファンディング終了

2023年 4月 瀬戸の小宿大源 内装外観改装、看板作り、アメニティグッズ、食器、小物などの購入、Wi-Fi設置、広告動画作成、白浜観光マップ作成

2023年 5月 瀬戸の小宿大源 プレオープン

2023年 6月 グランドオープン

2023年 11月 ディナー提供開始

最後に

 私自身、旅行が大好きで今まで色んな場所に行きましたが、旅行で一番楽しみにしているのが宿泊する宿です。私のように宿を楽しみにしてるお客様の期待を裏切らないような宿をつくりたいです。

"瀬戸の小宿 大源"は、今年の夏にオープン予定です。祖父母が40年以上守り続けてきたこの地を受け継ぎ、

"レトロと新感覚を融合させた小宿復活事業"  として更なる発展へと繋げていきたいです。

祖父の意見と私たち若い世代の意見を融合させ、たくさんのお客様を笑顔にできるように頑張ります。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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