皆さまこんにちは!!
今回のプロジェクトを担当致します、株式会社ナンゴー プロジェクトグループ室の奥野と申します。別名:「なんかしよう~」の奥野です。<なんかしよう~の奥野>のお話は、後ほど・・・♡

今回、3社のコラボレーションにて完成した「分解できる漆のコントラバス」のお披露目&演奏会を開催します。この取り組みを通じて、モノづくりの楽しさと可能性を、次世代を担う子供たちや関わる全ての方々にお披露目して、音色を奏でられることは、宇治市のみならず京都府全域の産業振興の一つになることと確信しております。宇治茶で有名な宇治市には、世界遺産「平等院」や「宇治上神社」、そして少し足をのばせば、今回会場として快く承諾頂きました「興聖寺」などの歴史ある寺院が多数あります。コロナ禍で激変する観光地において、潜在的観光客に選ばれる観光地として、宇治市が盛り上がるきっかけの一つになることに期待してのチャレンジです。

その為、このチャレンジには、近隣地区の方々のみならず、遠隔地からの応援が必要不可欠となります。そこで、関東中心に「100店舗(コラボ)目指したたかし」を掲げている【植物屋takka】野上隆史氏の協力を得て、会場内をお花畑に見立てる装飾をお願いしております。まさしく、コラボにはコラボ!!地域を越えてのコラボレーション!数珠繋ぎ~。装飾で使用しましたお花につきましては、プロの技により素敵なブーケにし、ご支援頂きました方々へリターンとしてお届け致します。また、装飾の一部にヒガシ絃楽器製作所様、ナンゴーで排出された本来捨てられる廃棄物をSDGsの観点から使用する予定でございます。(ヒガシ絃楽器製作所=木くず ナンゴー=金属くず)

ここに登場するメンバーは、全く異なる業種ではありますが、原点であるDESIGN WEEK KYOTO(以下、DWK)との出会いが、今では数珠繋ぎにより大きくなった環(数珠)で奏でる音色を、お花畑に見立てた「興聖寺/大書院」で、皆さまにお届けできるよう、ご支援をお願いする所存でございます。

コラボレーションとは、2社ではなく、幾重にも繋がり逢う(合う)こと・・・数珠繋ぎ。。。「なんかしよう~」が合言葉!!また、この環に新たな珠が加わることを夢見ております。皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

また、数珠繋ぎによって集まった素敵なメンバーからのメッセージを下記に掲載させて頂いております。尚、今回のチャレンジに関しましては、宇治市長様からもメッセージを頂き、関わるメンバー全てがこのチャレンジに向け全力で挑戦することをお約束しております。皆さま、応援よろしくお願い致します。


宇治市長の松村淳子です。宇治市では、市内の企業や事業者、商品の情報を市内外へ発信することによるマッチングや販路拡大を推進しています。その取組の一つとして令和元年度からDESIGN WEEK KYOTOの開催期間に宇治市内の参加企業を巡るツアー等を開催してきました。「分解できる漆のコントラバス」についても、微力ながら広報協力に関わってまいりました。

2021年10月の「市長とにぎわいミーティング」では「分解できるコントラバス」が出来上がるまでのお話をお伺いし、製作にあたる経緯や背景、御苦労されたことなど、たくさんのお話を聴かせていただいたことを覚えています。企業同士が交流・連携を行い、新たな製品や価値が産み出された良き先例です。

宇治市としても、異業種交流が宇治市内でもっと広がるように、様々な人や企業が交流・連携を強化する取組を進めてまいります。「分解できるコントラバス」に伝統工芸士の方によって漆を塗布されて完成した「分解できる漆のコントラバス」。四季折々に美しい境内が堪能できる興聖寺でお披露目会を実施される今回のチャレンジを応援しています。

株式会社ナンゴーは、京都府宇治市において、自動車メーカー・輸送機器メーカー・産業機器メーカー等の設備部品をはじめとする金属全般の精密機械加工や治具等の設計・製作を行っている社員数15名の少人数の会社です。

そんな小規模事業者である会社で、奥野が所属するプロジェクトグループ室とは???

1.世代交代を見据え社内整備の旗振り係、
2.異なる業種の方々と連携事業を推進する係等など、いわゆる兼任兼任のなんでも屋さん?です。

2020年2月にそのモノづくりの現場をオープンし、人が集い伝え合うことから始まる交流と、創造的な地域の未来につなげる活動をしているDWK に参画致しました。

参画した理由も、弊社代表と一緒に宇治NEXT様とDWK様がタックを組み宇治市を盛り上げる「DESIGN WEEK KYOTO in 宇治」 のプレイベントに行った帰り道、代表から「DWK入会したい?」と聞かれ、「はい!」と一言。そんな簡単な会話から始まりました。

DWKに参画しているメンバー企業は、色々な業種の方々ですが、共通していることは・・・そう!!「モノづくり」です。そこで、私は参画したなら「年1回どこかの企業と何かしたいなぁ~」と密かに思っていました。しかし、本当は簡単に「はい!」と言ってしまったプレッシャーと不安との戦いの日々でした。何故なら「はい!」=「一定の成果」が求められる会社員としての暗黙のルール??!と気負いしていたのです。しかし!その不安はどこへやら。入会するとワクワク!楽しい!いろんな刺激が満載!!入会した半年後には、木材と金属の融合!ヒガシ絃楽器製作所様と「分解できるコントラバス」を完成させることに成功しました。

後に、これが今回お披露目する「分解できる漆のコントラバス」へと進化するのです。

「コントラバスが分解できる???」少し耳を疑いたくなるかもしれませんが、コントラバスは高さ約180センチと大型楽器なので、「持ち運びに大変!」、「遠方の演奏会の時には現地でレンタルすることもあるけど自分の楽器で弾きたい」等、演奏者様からの声を形にしたいというヒガシ絃楽器製作所様の思いを形にしたものです。これには、弊社の設計者とヒガシ絃楽器製作所の東義教さんとの現物模型(木材)による打ち合わせ~弊社の強みリバースエンジニアリング技術~社内製造現場での部品加工により完成しました。しかし、木材模型を金属で作るのは初めてだったので、設計に時間がかかったり、部品は斜面同士のくさび形状の組み合わせになっているので、上手く2個の部品がはまるように微調整を幾度と繰り返す等、大変苦労して完成させました。

また、部品を完成させただけでは、本当の完成ではありません。楽器は音を奏でるのが本来の姿・・・。そこで2020年12月に「分解できるコントラバス」で演奏会を開催し、コロナ禍ではありましたが、お子さま連れのご家族、吹奏楽をやっているという学生さん、またコントラバス演奏者様等、沢山の方にお越し頂きました。そして、大型サイズ(高さ約180センチ)のコントラバスが分解できるという発想に多くの関心を持たれていたのだと、改めてコラボレーションに関われたことに感動を覚えるのでした。

また、宇治市の企業がコラボレーションにて完成させたコントラバスは、宇治市長様のお耳にも届き、「にぎわいミーティング」としてご見学いただき、製作経緯等をお尋ねにご来社下さいました。

一方、「分解できるコントラバス」が完成すると、感動と同時にコラボレーションって2社でするもの???と疑問を抱き始めるようになり、「なんかもっと進化させられへんかなぁ~」と思うようになっていきました。

DWKの集まりがある度に、メンバー企業の方々に「ご一緒出来ることあったらお願いします」と挨拶しているうちに、だんだん「なんかしよう~」「なんかしよう~」って発するようになりました。それにより、「ナンゴーの奥野さんが来たらなんかしょう~って言われるでぇ~」なんて言われるようになり、なんと!!その「なんしよう~」を受け止めてくれたのは、社員全員が伝統工芸士、京もの認定工芸士という名士が集まるNao漆工房。そこで、ヒガシ絃楽器製作所様Nao漆工房様ナンゴーとで3社コラボ!!世界にたった一つの「分解できる漆のコントラバス」のプロジェクトがスタートし、各々の持ち味を発揮し見事完成しました。

しかし、それでまだまだ終わらないのが「なんかしよう~」が合言葉!!奏でる=楽器=他にも楽器ってあるんじゃない!?それも全く異なる音色とセッションしたら素敵じゃない???と、またもや<なんかしょう~の奥野>が動き出します。
京都→宇治→寺院が多い→雅楽???と単純な連想ゲーム・・・汗「あ!龍笛の先生近くに居た!!」「あのぉ~~~分解できる漆のコントラバス龍笛でセッションしませんか?」「喜んで!!!!」と、あっという間に練習が始まることになるのでした。

そして、数珠繋がりで繋がり続ける活動は、まだまだ続きます。コントラバス演奏者石井先生の長年の夢でもあった「花畑で演奏会がしたい」を実現するために、考えを巡らせることとなりました。
後に、花畑って造花のお花をちょろっと置いて、コントラバスに装飾したいだけやったと笑い話を聞くことになる・・・汗

これらの繋がりが、今回の「興聖寺/大書院」をお花畑に見立てて開催するお披露目&演奏会です。

ここで改めて皆様に~~~~📢

そうです!!
そんな、各々の素晴らしき珠を繋げていきたくなる、<株式会社ナンゴーの奥野>は、<なんかしよう~の奥野さん>と呼ばれるようになったのです。




2023年2月15日クラウドファンディングスタート
2023年4月6日クラウドファンディング終了
2023年4月23日お披露目&演奏会

■開催日時:2023年4月23日(日)13:30~15:00
                  (受付12:30~) 
■会場:興聖寺(大書院) 宇治市宇治山田27-1
(会場への直接のお問合せはお控え下さい)

①ご支援額3,850円、4,950円「アレンジor花束どちらが届くかお楽しみ」の発送:宇治市より4月24日発送予定
②ご支援額11,000円、13,200円「アレンジor花束どちらが届くかお楽しみ」の発送:神奈川県より4月下旬~順次発送予定
③ご支援額50,000円の花束の発送:神奈川県より4月下旬~順次発送予定

詳細はリターン一覧をご確認下さい。


・一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会代表 北林 功様
奥野さんの「なんかしよう〜!」 が運営スタッフにもどんどん浸透し、もはや 「なんかしよう〜!」 は DWKのキーワードと なりました。京都にはたくさんの業種のモノづくりの人たちが存在し、その人たちが結びつき合うことで、きっと新しい京都 の文化が生まれると確信しており、 奥野さんの素晴らしい動きと、今回の奥野さんのチャレンジは、 まさにその象徴であり、集大成と言えます。ぜひ今回のチャレンジを成功させて、花畑で分解できる漆塗りコントラバスの演奏を聞けるのを楽しみにしています!

・興聖寺 副住職 吉川圓良様 
この度は、完成おめでとうございます。興聖寺をお開きになりました道元禅師は「大心」というお言葉をお示しです。私たちは山や海、大自然の恩恵なしでは生きていけません。いま、自然の恵に感謝し、人々のご縁によって奏でられる和合の旋律に期待を抱く次第です。合掌

・株式会社ヒガシ絃楽器製作所 東 義教様
毎度お世話になります、ヒガシ絃楽器製作所の義教です。昨今、感染症、戦争、経済の不安等ありますが「なんかしよう。」でお楽しみを!今回宇治市の聖興寺さんで演奏会が出来るとの事、美しいお庭、美しい楽器、美しいお花、楽しい音楽、と最高やないですか!!!皆様ご支援よろしくお願いします。

・有限会社Nao漆工房 小畑社長様
 Nao漆工房は京仏具の漆工製品製造の会社です。京都の異業種の3社が集まり「分解できる漆塗りコントラバス」が生まれました。黒漆に螺鈿という古来の伝統技法が、寺院建築と相まって荘厳を極める演奏会になると思います。正倉院宝物の螺鈿紫檀五弦琵琶が時代を超えて人々に愛でられているように令和で制作された装飾楽器もたくさんの人々の目に触れる事を願っています。

・「バスフライト」代表 石井様
宇治市には、コントラバス(絃ベース)の生産において名実ともに日本一と言える「ヒガシ絃楽器製作所」があります。国内で作られるコントラバスの9割以上が一流の職人さん達の手で、この工房で作られています。私が代表を務める「バスフライト」という団体では、ヒガシ絃楽器製作所と共同でコントラバスの魅力を知って頂く活動をしております。今回も素敵な音色をお届け致します。応援よろしくお願い致します。

・龍笛演奏者 奥井凛
龍笛は、雅楽の演奏をする横笛です。普段は雅楽器と合奏していますが、今回はコンバスと、より自由なセッションを構想しています。宇治の名刹で演奏できることも、ワクワクしています。ご来場をお待ちしています。

・会場装飾担当 【植物屋takka】野上隆史様
今回、奥野さんがわざわざ関東まできて「こういう企画があるから、一緒にやろう!!」と声をかけてくださいました!!その行動力と熱量に惹かれ、私自身も持てる力を全力で使い盛り上げたいと思います!!演奏会、当日は”花畑”に、その後は、皆さまへのフラワーギフトに。ロスのない循環で素敵なイベントにしたいと思います。

【弊社代表であります、南郷 真 よりご挨拶】 
当社は金属の切削加工を中心に「モノづくりでお役立ち」をモットーに事業展開を行なっています。このようなイベントは単独ではなし得ません。連携に関わってくださった全ての皆様に感謝致します。この素晴らしい舞台での演奏会、応援くださった皆様どうぞお楽しみください。ありがとうございました。


①2020年5月「分解できるコントラバス」
ヒガシ絃楽器製作所様×ナンゴー

②2021年6月「ナンゴー彫りチョコ」
アトリエルージュ様×ナンゴー
(クラウドファンディングにも挑戦しました/SUCCESS ご支援有難うございました)
<アトリエルージュ赤松シェフからのコメント>
金属加工屋さんとは無縁の世界かと思っていましたが、ハートが浮かび上がるナンゴー彫りの金型を活用し3Dチョコレートが出来たら面白いなと相談を受け製造させて頂きました。異業種でしたが地元宇治が盛り上がれば良いなという共通の思いがあり、今回のプロジェクトも盛り上がるよう応援しています!!

③2021年8月「ナンゴー彫りを活用した春日お厨子」
Nao漆工房様×ナンゴー

④2021年12月「分解できる漆のコントラバス」
㈱ヒガシ絃楽器製作所様×㈲Nao漆工房様×㈱ナンゴー

⑤2022年7月「沖縄本土返還50周年記念 釵(さい)の復元」 
沖拳会様→将大鍛刀場様×㈱ナンゴー
将大鍛刀場 刀匠将大様からのコメント>
沖拳会の向井京都支部長から沖縄空手の修練に必要不可欠な武具である釵の注文を受けたものの、弊社のみで製作が難航していました。その理由は、釵は2本で1組であり2本ともを全く同じ寸法、重量、バランスにしなければならず、製品にかなりの精密さが求められたからです。そこで金属の精密加工を得意とされている(株)ナンゴー様に相談したところ、快くお引き受け頂き、また早急に納品して頂きました。初めの試作品が出来てからも沖拳会の空手家の方とより良い釵を作るために、寸法や素材の変更を数回行いましたが、(株)ナンゴー様にはいつも臨機応変に早速にご対応頂きました。
新たな事業への挑戦には確かな技術を持った事業者が不可欠であり、今回の製品造りにご協力頂いた(株)ナンゴー様は必要不可欠な存在でした。また、このクラウドファンディングもDWKの繋がりなので応援しています!!

<沖拳会 京都支部長 向井正志様からのコメント>
ナンゴー様、刀匠中西先生、『なんかしょう〜!』フットワーク抜群の奥野様とのサイの復元、中西先生よりのご縁で ナンゴー様に、超高難易度の最古のサイの復元を成し遂げて頂きました。沖拳会では空手が手と呼ばれる時代(空手のルーツ)からの伝統と稽古法を受け継いでおり、武器術も数百年前の時代背景に沿っており、現在では特殊な稽古の一つです。稽古に耐えうるサイの製作は、稽古を進める上でも必要不可欠で、難航している時の出逢いでしたので、感謝の一言に尽きます。今回のプロジェクトも成功される事を祈願しております。

❚❚集まりました支援金の使い道❚❚
ご支援頂きました支援金は、下記の通り大切に使わせていただきます。
・BOOSTER手数料 
・興聖寺大書院の会場装飾代
・アレンジメント、花束の発送費


  • 2023/04/26 15:05

    皆さま、こんにちわ。「なんかしょう」の奥野です。ご支援頂きました皆さまをはじめ、応援下さった皆さまのお陰で、お花畑に装飾した会場にて、無事に演奏会を開催することが出来ました。先ずは、この場をお借りしてお礼申し上げます。コラボレーションとは、2社ではなく、幾重にも繋がり逢う(合う)こと・・・数珠...

  • 2023/04/19 10:47

    皆さま、こんにちわ。「なんかしょう」の奥野です。当日演奏会にお越し下さる方々には、受付にてプログラムをお渡し致しますが、応援頂いている皆さまにも、当日のプログラムを公開致します。プログラムには掲載しておりませんが、お花のプロがお土産のブーケを束ねるのを間近で見ることができ、演奏会全体を楽しんで...

  • 2023/04/07 12:18

    皆さま、こんにちわ。「なんかしょう」の奥野です。2月15日から開始したクラウドファンディング、昨日無事終了致しました!!応援&ご支援頂きました皆さま、本当にありがとうございました。弊社は、金属のお困りごとを解決するべく、単品から小ロットの金属の部品加工、治具・省力化装置の設計製作をしております...

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