【乳がん検診を身近に!イベントついでに気軽に検診を受けて欲しい】
ピンクリボンアートプロジェクトの代表で乳がん経験者の服部奈菜と申します。
女性の死亡原因一位でもある乳がんですが、今は早期発見早期治療であれば90%以上が治ると言われています。(出典:日本乳癌学会)
しかし、日本の乳がん検診受診率は先進国の中でも低く、現状日本では40%程度、目黒区では30%程度です。
これでは助かる命も助からないケースが増えてしまいます。
そこで、乳がん検診をより身近に感じてもらえるよう、イベント会場に乳がん検診が出来るバスを呼びます。
※目黒区の許可取得
(協力:医療法人社団ユメイン野崎クリニック/乳がん予防医学推進協会)
これを機会に、乳がん検診の大切さに多くの方が関心を持ち、乳がんで苦しむ方を一人でも減らすことができればと思っています。
皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
〜イベントについて〜
イベント名:都立大学駅前 桜フェスタ
東横線都立大学駅前の桜並木で開催される桜フェスタ
桜のライトアップや桜の下では、様々な踊りや歌のエンターテイメントが繰り広げられる
日時:2023年3月26日(日)
場所:東横線都立大学駅前の緑道
主催:富志美会(都立大学駅商店街)
●乳がん検診のご予約も受付中
乳がん検診 料金:1.000円
場所:中根クラブ駐車場
(目黒区中根 1-3-12)
当日保険証をお持ちください。
对象者:30歲以上の女性&先着30名
- 以下の方はご遠慮頂いております
- 前回の乳がん検診から1年経っていない
- 断乳して6ヵ月未満の方
- 妊娠中、授乳中の方
3/26 11:00〜15:00【予約】
【検診率が上がらない理由は?】
治療が遅れると、死亡率も医療費も高くなります。そうとはわかっていても検診を受けていない理由は様々だと思います。
●平日は仕事で病院へ行けない
●子供を預けてまで検診に行けない
●ついつい自分を後回しにして気がついたら無料検診の期限が終わってる
●検査が痛そうで行きたくない
●コロナ感染が怖くて検診控えしている
●そもそも乳がんは自分とは関係ないから意識していない
などなど、、、
根本原因としては、乳がん検診の優先順位が低く、重要性が理解されていないことだと思います。だからこそもっと気軽に、身近に乳がん検診が受けれるような環境を増やして行けたらと思います。
その一つとして、「何かのついでに」受けられる場があればハードルが二つくらいは下がるのではないかと思い、今回、目黒区の都立大学駅前で開催される桜フェスタ内に乳がん検診が出来るバスを呼んで、「イベントついでに」検診してもらえたらと考えました。
もちろん1人では到底出来ることではなく、乳がん予防医学推進協会のご協力のもと、医師、商店街の皆様にもご協力頂きました。
この様な場が少しづつ広がって行くと、日本全体の検診率も上がるのではないかと思っています。今後は、都や区の助成金なども活用していけたらと思うのですが、その第一歩をぜひみなさんと実現出来たら、今後の大きな力になるのではないかと思っています!
【乳がんを早期発見できたのは可愛いクマちゃんのおかげ】
私の話になりますが、私は以前調剤薬局で働いていて、そこにピンクのクマちゃんの可愛いグッズが置いてありました。
「可愛いですね」と興味を持って先輩に聞いたら、「これはピンクリボン活動のグッズなんだよ」とそこで初めてピンクリボン活動のこと、乳がんの事を知りました。
そのおかげもあって、なんとなくですが、乳がんに対しての知識が頭の片隅にあったり、友人との悲しいお別れもあったりしたので、30代辺りからは時々乳がん検診に行っていました。
そんな矢先、右胸に違和感を感じて、触ってみたら、梅干しの種のような硬いしこりがありました。もしかしたら乳がん?と頭をよぎりすぐ病院に行きました。
結果、早期で乳がんを見つける事が出来ました。(2013年33歳の時)
「可愛い」から興味を持てた事でなんとなく乳がんに対して知識があったことで私は救われました。
【楽しいからはじまるピンクリボン】
それから、私は、ピンクリボン活動に積極的に参加する事にしました。しかし、ピンクリボンのイベントに足を運ばれる方は、もともと乳がんに関心のある方が多く、検診をされてる方も多い印象でした。
それはとても素晴らしい事だと思います!ただ、日本全体の検診率を上げる為には、乳がんに関心の薄い人に興味を持ってもらう事もとても大切だと考えました。
そこで、私は、ピンクリボンアートプロジェクトを立ち上げて、「楽しいからはじまるピンクリボン」を、コンセプトに音楽やアートを通して乳がんの早期発見早期治療の大切さを伝える活動をはじめました。
【コロナ禍で伝えたかったセルフチェックの大切さ】
私自身も自分で触って違和感を感じて病院に行き発見出来たのですが、乳がんは他の癌とは違って、自分で触って見つける事も出来る癌でもあります!
2020年コロナ禍で、乳がん検診の検診率がさらに下がった時には、積極的に病院へ行くのを促すのも違うと感じ、何か出来ないかと考えた結果、早期発見に大切なセルフチェックの方法を伝えようと考えました。
【踊りながら乳がんのセルフチェックが出来るピンクリボン音頭】
ピンクリボンアートプロジェクトの活動で知り合ったアーティストさん達や自身が所属している盆踊りユニット盆女に協力してもらい乳がんのセルフチェックが出来る盆踊り「ピンクリボン音頭」という曲と動画を制作しました。
歌詞と振付の一部に乳がんのセルフチェック方法が表現されています。
振付:香瑠鼓(数々のアーティストやCMを手掛ける振付師)詳しくはこちら↓
動画にする事で、家でセルフチェックをしてもらえる上に、盆踊りは適度な運動になるので、運動不足の解消にも繋がればと思いました。
コロナが落ち着いたらイベント会場で流して楽しく踊ってもらい「実は乳がんのセルフチェックができるんだってー」と楽しい踊りから、少しでも乳がんの事、自分の体の事に目を向けてもらうきっかけになればなぁと思っていました。
今回の桜フェスタのステージでは、ピンクリボン音頭の披露もさせて頂きます。
乳がん検診を当日受けられる人は数に限りがありますが、ステージからもしっかりと啓発していく事で、たくさんの方に乳がん検診やセルフチェックに興味を持ってもらい検診率のアップにも繋げたいと思います。
ピンクリボン音頭は、少しずつ広まっており、私がはじめてピンクリボンの事を知るきっかけになったピンクのクマちゃん=PostPet(ポストペット)のモモ妹も、実は一緒にピンクリボン音頭も踊ってくれていて、
ピンクリボンフェスティバル(日本対がん協会)が提唱する「毎月19日は『ピンクの日』」の啓発と同時に動画をアップしてくれています。
PostPet™
映像協力:公益社団法人日本対がん協会
※今回のプロジェクトとは無関係です。
応援メッセージ
●乳がん予防医学推進協会様より
私は放射線技師として乳がん検診、乳がん診療に携わる中で感じていたのが、
「せめて去年検診を受けていたら、もっと早く見つかっていたのに。」という患者さんがとても多いということと、
20年前は珍しかった30代、40代の乳がん患者さんが今は珍しくなくなってしまったということです。
乳がん罹患が多い40代から60代の女性は、仕事、子育て、介護などとても忙しい世代だと思います。
忙しいからこそなかなかご自分の健康にまで気をまわす機会や時間がないのに、そういった女性たちに合わせた検診機会がなかなかないのも事実です。
私達はそういう乳がん検診受診環境を医療者としてととのえて
1人でも多くの女性が「乳がんで悲しい思いをしない」ために団体を立ち上げ乳がん経験者や乳がん啓発講師らと共に活動をしています。
忙しい女性のスキマ時間を使って検診ができる!
そんな「ついでに検診」を桜フェスタで開催したい!
桜をみてお祭りで楽しむついでに乳がん検診で自分の健康もチェックできます!
1人でも多くの女性の届けたい!
というこのプロジェクトを応援します。
資金の使い道
検診車 15万円
管理医師、診療放射線技師、
検診誘導スタッフ他人件費 約10万円
検診一部負担(40名分) 約12万円
(読影は読影認定医による二重読影)
クラウドファンディング手数料 3万円
リターン経費 2万円
の一部に充てさせて頂きたいと思います。
実施スケジュール
3月26日 イベント開催&クラウドファンディング終了
4月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
都立大学駅周辺の商店街のお店の方々にもご協力いただき様々なリターンをご用意しております。
●商店街応援リターン各種
●ピンクリボン啓発グッズ
マスクケース
ピンクリボン音頭のCDなど
●リラクゼーションサロンの施術
服部が経営するリラクゼーションサロンの施術券
https://ohanaaroma0907.wixsite.com/ohanayakuzen
最後に
イベントに検診バスを呼んで、イベントついでに検診ができたらいいなと考えるのは簡単でしたが、実行するとなると、いろいろな許可や、いろいろな方のお力添え無しでは出来ないんだと改めて思います。
ゆくゆくは、保育園や幼稚園の駐車場に検診バスを呼んで、乳がん発生率の高い年齢のママたちが送り向かいついでに受けられたり、スーパーの横に呼んだり…などなどいろんな【ついで検診】が増える事を想像しています。
乳がんで悲しむ人が1人でも減るようみなさまのご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。
【自己紹介・服部奈菜】
・3歳から日本舞踊をはじめる
・高校までバレー部で汗を流す
・調剤薬局に事務として就職し、アロマに出会う(AEAJ認定アロマインストラクター取得)
・26歳で薬局を退職して、リラクゼーションサロンで働く
・アロマトリートメント、アーユルヴェーダ 、スポーツアロマ、漢方などを学ぶ
※医薬品販売者、漢方アドバイザー取得
・2010年目黒区学芸大学駅に自身のリラクゼーションサロンを開業【アロマ&アーユルヴェーダサロンOHANA】
・2013年乳がん罹患
・ピンクリボン活動スタート
ピンクリボンのランニングイベントにトリートメントブースを出してランナーのケア
その他ピンクリボンイベント開催など多数行う
・2015年目黒区自由が丘駅のリラクゼーションサロンをプロデュース
・2016年女性情報誌PINKで乳がんの経験特集
・シーズン毎にアロマの記事も寄稿
・2017年ピンクリボンアートプロジェクト開始
インターネット番組やイベント開催など定期的に行う
・2017年盆女の活動開始
https://instagram.com/bonjo.japan
盆女:日本舞踊経験者で結成された盆踊りユニット/盆踊りの枠に留まらず様々なコラボ実績あり(DJKOO、MAX、鳳蝶美成、水族館のイルカなど)
*日本盆踊り協会で数々のステージに立つ
・2018年テレビ東京「生きるを伝える」出演
乳がんの経験を特集
・2020年ピンクリボン音頭制作
NHK「しぶ5時」NHK関西「ほっと関西」や日テレ「ヒルナンデス」、Yahooニュースなどに取り上げられる
NHK関西ニュースの記事
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/fukabori/445612.html
・2021年目黒区都立大学駅に薬膳茶と温活セラピーサロンOHANAをオープン
https://ohanaaroma0907.wixsite.com/ohanayakuzen
・2021年乳がん再発 抗がん剤治療で坊主に
・2021年東京2020オリンピック閉会式出演
坊主姿のまま盆踊りをした姿は海外メディアで写真が掲載される
・2022年乳がん予防医学推進協会や富志美会に入り活動の幅を広げている
https://instagram.com/ohana0901
【協力】
●都立大学駅前の商店街富志美会
●乳がん予防医学推進協会
●医療法人社団ユメイン野崎クリニック
https://www.medical-care.net/stations/32?utm_source=google&utm_medium=maps&utm_campaign=meo
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