はじめに

私たちは茅ケ崎にある小さな会社(ACTIVE Wetsuits)です。
45年間、完全オーダーメイドにこだわりウェットスーツの開発・製造・販売をしながら、海を愛する人々と仕事をしてきた現在も湘南地域や千葉エリアの方々に当社のウェットスーツをご愛用して頂いております。

またハイクオリティーの職人技も認められ、これまでISSEY MIYAKEやKOSHINO JUNKOなどと共にアパレルバックや舞台衣装なども手掛けてきました。



今回、私たちが実現したいことは




これまでシーズンごとに様々なウェットスーツを作り、デザイナーさんとは斬新な衣装やバックを沢山作ってきました。しかしそんな中でも我々が心苦しい思いをしてきたこと、それはウェットスーツ生地の端材を処分する時でした。



クロロプレンゴムという石油由来の合成ゴムとファブリック(ジャージの生地)を張り合せて作られています。そのため分別することができず産業廃棄物として処理され、その多くは山へ埋められています。

さて、ここで問題!
我々は毎年どれだけの産業廃棄物を出していたと思いますか?



大手量販店との契約をしていない我々でも年間700kgのゴミが出てしまいます。
海で遊ぶために使うウェットスーツを作れば作るほど排出してしまう産業廃棄物。この負のスパイラルを脱却しゴミを減らす方法を長年模索してきました。



ウェットスーツ製造過程で出た端材を再利用して小物(キーケースやメガネケース)を作るアップサイクルブランド、KATE'S Friendsを2014年に立ち上げました。



解決したい社会課題

「SDGs」「サスティナビリティ」「エシカル消費」などに取り組む一方で、「戦争」「物価高」「デジタル社会」「宇宙ビジネス」「AI」などに人々の関心が傾いているようにも感じます。

しかし、いま我々人類に課せられた役割は地球を豊かに保ち次世代に受け渡すことです。

ウェットスーツ製造業で得た知識と技術で、海を愛する人たち、海で活躍する人たちのウェットスーツを修理し、使い続けられるメンテナンスができます。

またどうしても劣化して廃棄しなければならないウェットスーツは、リメイクをして様々なアイテムに生まれ変わらせることが可能です。

その活動を全国で行い、少しでも産業廃棄物を減らし、海の美しさを守りたいと考えています。



ウェットスーツのゴミはさらに増える現状

2020年東京五輪にサーフィンが正式種目に追加されたことをきっかけに、格安ウェットスーツが大量に生産さるようになり、ネットで簡単に購入できることから誰でも簡単にサーフィンを始められるようになりました。我々の業界にとってはとても喜ばしい事ですが、その反面ゴミ問題は大きく深刻になっていくことが予想されます。


今後も大きく2つのケースでゴミが排出されることが考えられます。

①作れば作るほど排出してしまうケース

これは主に製造元からのゴミです。ウェットスーツの生地は2m×1mで仕入れ、それをそれぞれの身体のパーツに合わせて型取りをしていきます。その製造過程で必ず端切れが出てしまい、それが産業廃棄物となって捨てられるケース。



②ネットで簡単購入⇒修理ができず簡単に廃棄

ネットショッピングの充実で簡単に購入が可能なウェットスーツですが、購入後、ウェットスーツの正しい取り扱い方法を知らないユーザーが多く、破れたり、劣化したら家庭ごみで捨てしまうことが多々あります。地域によっては生ごみと一緒に捨てられますが、素材が石油由来の合成ゴムですので焼却すると有害なガスが発生し環境にはよくありません。

その他、様々な要素が加わりゴミは増え続けていきます。


我々ができることは「ウェットスーツ製造・修理」です。捨てるはずのウェットスーツを修理したり、新たな命に生まれ変わらせることができます!



通常、ウェットスーツの修理は専門店から工場へ発送して手元に戻るまで2週間~1か月かかります。しかし弊社は、ウェットスーツが乾いていればブランドを問わず、その場で修理をしてお返ししています。

そこにリペアカーがあれば、弊社のお客様だけでなく全国の皆様のもとへ伺うことができます!



多くのウェットスーツを修理またはリメイクすることで、産業廃棄物が減らせます。またこの輪が全国に広がれば、海の環境保全に対して同じ想いを持つ仲間を増やすことができます。

1人1人のチカラを大きなチカラに変えて、みんなで自然環境保全に取り組めるコミュニティーをつくり、将来的にはさらに大きなプロジェクトに取り組みたいと考えています!



また冒頭でもご紹介させて頂きました、KATE'S Friendsというブランドで湘南地域のマルシェやイベントに出店しております。
全国各地のSDGs関連イベントへ出店させて頂き、一緒にイベントを盛り上げることも可能です!

※神奈川県大磯町の漁港で毎月第3日曜日に行われる大磯市には毎回出店をさせて頂いております。
その他地域でもシーズンイベントに年間を通して出店中です!

是非、全国各地のSDGsイベントに出店させて頂きたいです!


ウェットスーツリターンのサイズ展開

下記の表は当社のウェットスーツサイズ展開表です。ご支援前にご確認ください。


目標金額は350万円!

まずはウェット修理に必要なミシンなどの機材を載せて走る中古車を購入したいと考えています!
現在中古車で探している車種はメルセデスベンツ トランスポーターです。リア部分が広くミニウェット工場を作るには十分の広さがあります。

内訳
中古車代:300万円
手数料:45万円 (9%+税)
その他経費:5万円



実施スケジュール

2月下旬 クラウドファンディング開始、SNS開設&運用開始

4月下旬 クラウドファンディング終了

5月     リペアカー購入&改装スタート、YouTubeチャンネル開設&配信開始

6月     リペアツアースタート

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


応援メッセージ

太田結佳子
小学校教員 / 一般社団法人KATE'S BEACH CLUB 代表理事
海の近くに住む子ども達にとって海はとても身近な存在です。子どもたちは積極的に綺麗な海を作ろうとゴミ拾い活動やSDGSへの取り組みを行っています。しかし、ゴミの問題は山積みです。その問題を前向きに考え物を大切にする、思い入れのある物をリメイクし生まれ変わらせることができる本プロジェクトはとても素晴らしいと感じています。是非、海を愛する多くの人が力を貸してくれることを願ってます。



三井一弘 / 一般社団法人KATE'S BEACH CLUB 理事

「断捨離・ミニマム・サブスク」などモノに対する考え方もダイバーシティー。本プロジェクトでは「リペア・リメイク・リユース」による使い続ける(持続可能)がテーマとなっています。海に関わる、環境保護の発信源になることを期待しています。



Hana / アーティスト
自分たちの住む街を・国を環境的な観点から守り続けることは、とても難しいことだと思います。ですが一人一人の想いが大きな力となり、かならず実を結ぶと信じています。大好きな湘南から発信されるこの活動を、全力で応援します!



最後に

海の環境保全は、海と共生している我々の責任です。

私達は海への想いを形にし、新しい価値と世界観を創造し、それを共有することで仲間を増やしていきたいと考えています。

自然環境に対して同じ想いを持つ多くの方々にご支援頂き、またその輪を広げ、美しい自然を次世代へと引き継ぎつぐ

ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

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