宮城県石巻市にある「文化通り」。そこはかつて石巻の中でも随一の文化の中心地でした。しかし、時代の流れや東日本大震災によって、その賑わいは次第に影を潜め、2017年には約60年間にわたり人々に愛された映画館も支配人の逝去により閉館し、その最後の灯りが失われました。被災にも負けず発災のわずか3カ月後に映画館を再開したその支配人が遺した言葉があります。

「映画の灯は絶やしてはいけない」

私たち一般社団法人イシノマキ・ファームは、この「映画の灯」への情熱を「文化の灯」に置き換え、先人の情熱を受け継ぐ決意で昨年夏に映画館跡地にブルワリーを整備しました。今度は「希望」という花言葉を持つホップの力で、この「文化通り」にかつての賑わいを超えるカルチャーの渦を巻き起こすために。

2017年から始めた県内唯一のホップ栽培、昨年開設した石巻初のクラフトビール醸造所、そしてその集大成として挑戦するのが石巻初の「交流型ビアスタンド」のオープンです。
栽培から乾杯まで! ホップの力を、クラフトビールの力を、そして石巻の可能性を私たちは信じて、今回のクラウドファンディングに挑戦します!

かつて文化の中心地だった頃の「文化通り」と現在の文化通り(左写真:亀山幸一さん撮影『後世に残す グラビア 石巻』昭和56年刊より)

皆さん、こんにちは。一般社団法人イシノマキ・ファームの代表理事、高橋由佳です。

早速ですが、皆さん、ビールは好きですか?

ちなみに私はちょっと苦手で、本当はラム酒派です。
でも、ビールを囲んでたくさんの人が楽しそうにしている様子を見るのは大好きです。なので今、私はホップの栽培からビールに関われていることが本当に幸せです。

ですが、私たちはそもそもビール作りをするための団体ではありませんでした。

私たちの普段の活動は、農業を通じた就労支援や共生社会の実現を目指すことで、簡単に言えば、農業を通じてあらゆる人が自分らしく幸せに生きられるような地域にしていくことです。

ではなぜそんな私たちがビアスタンドを作ろうとしているのか。
普段何気なく飲んでいるビールですが、これも農業がなくては完成しないものなのです。

私たちが2017年から始めた県内唯一のホップ栽培の農場がある石巻市北上町では、夏の収穫の時期になると5メートルを超えるホップの苗の緑のカーテンが広がります。
そして、小さなホップを一つひとつ、スタッフと就労支援に受けている方々とで丁寧に摘み取り、ビールの原料になっていきます。
石巻産ホップを使ったクラフトビールは、そんなたくさんの人の手と想いがつながって生まれているビールです。

美味しさはもちろんですが、「希望」という花言葉を持つホップらしく、たくさんの「希望」がつながってできているのが私たちの自慢です。

そして、もう一つの自慢が元映画館跡地に昨年8月に開設した市内初の醸造所「ISHINOMAKI HOP WORKS」です。支配人の逝去により約60年の歴史に幕を閉じたこの建物は、「文化通り」のかつての賑わいを象徴する特別な建物でした。

閉館後、このままでは取り壊されてしまうかもしれないと聞き、「そんなことは絶対にだめ」とこの場所に醸造所を作ることを決めました。

みんなが作ってくれたホップを、自分たちの手でクラフトビールにする。ただそれだけでも素敵なことですが、先人たちの文化への情熱が私たちにもう一歩前に進むための勇気を与えてくれるように思うのです。

それに私は少し欲張りなところがあります。

文化通りに新たな文化の灯をもっと。

美味しいビールをたくさんの人にもっと。

ビールを囲んだ笑顔をもっと。

そこから生まれるつながりをもっと。

石巻をもっと。

もっともっと。

それをどうすれば実現できるのか。

醸造所の開設後、毎月第4日曜日に開催してきた「ブルワリー開放DAY」に足を運んでくださった県内外の方々をはじめ、たくさんの方に相談して辿り着いた答えが「交流型ビアスタンド」という空間を作ることでした。

その場所では、石巻に暮らす方はもちろん、石巻を訪れた方々が醸造所直送の石巻産のクラフトビールを味わい、語り合い、つながりを深めていきます。そしてそのつながりによって、新たなカルチャーの渦が巻き起こり、また別の新たな灯りが生まれていきます。

「ソーシャルファーム(社会的企業)」を理念に掲げるイシノマキ・ファームにとって、多様性のある人々が、まちのコミュニティで活躍できる場を作り、雇用の創出を図ることは重要な役割です。

そのために、これからの私たちは畑も耕しますが、街の文化も耕します
それに皆さんの喉も潤します。

ぜひ、ビアスタンドが完成した暁には一緒に乾杯しましょう! その時は私もラム酒ではなく、とびっきり美味しい自慢のビールでお供します!
その笑顔がきっと文化通りを照らす新たな灯りの始まりのはずです。

一般社団法人イシノマキ・ファーム
代表理事 高橋由佳


皆さん、こんにちは。「ISHINOMAKI HOP WORKS」醸造長の岡恭平です。

皆さん、ビールは好きですよね? 私は人一倍大好きです。

だからこそ、もっと美味しいビールを飲んでみたいという好奇心から、気付けば10年以上にわたりビール作りに携わらせていただいています。

前職では宮城県角田市の仙南シンケンファクトリーという醸造所で醸造長を務め、たくさんのビールを作らせていただきました。今こうして「ISHINOMAKI HOP WORKS」に場所を移し、相も変わらず毎日ビールと向き合う日々を続けているのもビールがつないでくれた縁でした。

ビールは生き物です。飲むのは一瞬でも、作るのは本当に難しくて、奥深い。季節によっては、繊細な調整も必要で手が掛かる。そしてその分だけ、飽きないし、可愛いし、楽しいんです。
うちの三人の子どもたちと一緒です。

その上で、「もっと自由に、さらに美味しいビール作りに挑戦したい」。
私を突き動かすのはたったこれだけの単純な想いです。

だからこそ、代表の高橋が私に声をかけてくれた時の「岡さんの自由にやってください。信頼してますから」という一言に心動かされ、石巻に来ることを決めました。

ここには私以外にビール作りの経験がある人がいないどころか、私が合流した当時はまだ建物も映画館の頃のまま。なので、私の最初の仕事はビールを作ることではなく、醸造所を作ることでした。私も醸造所自体を作るのは初めてでしたが、その際にはこれまでに切磋琢磨してきた全国のビール作りの仲間たちに支えてもらいました。

一方でここにしかないものもあります。

それが自社栽培しているホップです。自分たちでホップを栽培し、採れたてを使ってビールを作ることのできる環境は醸造家にとって本当に貴重です。

醸造所が稼働してからのこの半年間、自由過ぎるほど自由にビールを作り続けてきました。
醸造所ができる前は委託していた看板商品の「巻風エール」も独自に改良して、「岡さんが来てから美味しくなりましたよね?」と言われると、「まあ色々変えましたからね」と冷静に返してはいますが、心の中では大きなガッツポーズをしています。

また、新たな定番となる「巻風IPA」や「巻風WHEAT」も開発して、時には私の好奇心の赴くままに作った期間限定の味も度々出しています。

仕事前職時代からのつながりでコラボレーション商品の開発で声をかけていただいたり、昨年末には東北の13社のビール醸造家が世界に通用するビールを作るために3年ぶりに結集した「東北魂ビールプロジェクト」で醸造を担わせていただきました。

クラフトビール業界は横のつながりが非常に強い業界です。
そのため、東北だけでなく、全国の醸造家が石巻に注目してくれています。彼らは本当に良き仲間であり、同時に絶対に負けたくないライバルたち

だからこそ、私には今、明確な目標があります。それが「石巻から世界一のビールを出す」ことです。
私は本気です。具体的には3年後のワールドビアカップでの受賞を目指しています。

交流型ビアスタンドができたら、醸造所直送の生ビールが楽しめるようになります。私にできるのは、訪れてくれた方に満足してまた来たいと思ってもらえるビールを届けること

結果的にそれがこの「文化通り」の、石巻の力になればと願って、ビールを作り続けるだけです。

〝世界一になる〟美味しいビールを用意して石巻でお待ちしています。
ぜひ、ビアスタンドが完成したら一緒に乾杯しましょう!

ISHINOMAKI HOP WORKS
醸造長 岡恭平


皆さんにとって石巻はどんなイメージでしょうか?

宮城県石巻市は、世界三大漁業の金華山沖がもたらす豊かな海産物が有名で、宮城県内では仙台市に次いで人口の多い地方都市です。また実は海産物だけでなく、豊かな自然の中で農業や畜産が盛んな地域でもあり、さらには「仮面ライダー」などで知られる漫画家・石ノ森章太郎氏にゆかりある「マンガの街」としても有名です。

一方で、多くの方にとっては2011年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた地域としての印象がまだ色濃くあることと思います。しかし、あの日から12年、石巻は今、全国の皆さんからたくさんのご支援により再び前を向き、不思議な人のつながりにあふれた、エネルギッシュで文化的な街へと変化しつつある地域でもあります。

とは言え、震災の爪痕はいまだ至る所に残されており、石巻は震災によって多くの地方都市よりも各課題が早く顕在化した「課題先進地」とも言われています。
特に震災後は人口減少が顕著で、震災前の平成23年2月末に162,822人だった人口は、この12年間で135,193人(2023年1月末現在)と、約28,000人も減少しています。また、このうち65歳以上の人口が46,999人(2022年9月末現在)で高齢化率は34%を超えており、その対策として、交流人口の増加や移住・定住の促進への施策が盛んに展開されています。

そうした中で、私たちが行っている就農支援も地道ではありますが、移住・定住の重要な解決策です。そしてホップの6次産業化による醸造所や、今回挑戦する「交流型ビアスタンド」での雇用創出もまた移住・定住につながる取り組みであると考えています。

またさらに、「交流型ビアスタンド」は雇用創出の場だけではなく、「気軽に出来立てのクラフトビールを飲める場所があれば、もっと石巻に行きたくなるのに」という声があるように、ホップ栽培やビールの製造販売を通してつながってきた全国のファンの皆さんが石巻を訪れる大きなきっかけにもなり得るはずです。
これまで既にホップの収穫体験には全国各地から総勢500人以上が参加されており、醸造所完成後は視察として全国から17団体の方々が実際に足を運んでくださっています。そして、定番の「巻風エール」をはじめとするビールは醸造所が完成してから約半年間で全国に30,000本以上をお届けしており、「交流型ビアスタンド」はこうしたすでに私たちが持っているご縁を、より強く、より地域に還元できる場所になると考えています。

私たちは「水産の街・石巻」、「マンガの街・石巻」に、「クラフトビールの街・石巻」というもう一つのカルチャーを生み出すことで、石巻を、より元気で、より魅力的で、より多くの人々に愛される地域にしていきます


私たち・一般社団法人イシノマキ・ファームは、東日本大震災後の2016年8月に設立した団体で、主に「農」を通じた就労支援を行っています。その中では、様々な理由で就労が困難な方でも支援を受けながら一緒に働くことができるソーシャルファームの考えのもと、農業の就労体験を通して雇用を生み出し、社会への架け橋を作る取り組みを展開しています。

イシノマキ・ファームでは、就労体験事業の一環として、2017年からホップの栽培を行っています。ホップの苗は5メートルを超えるグリーンカーテンに成長し、壮観な景色を作り出します。
東日本大震災の津波によって失われた町並みをもう一度明るく飾りたい。
そんな想いから、宮城県石巻市の北東部にある北上町に「古戸沢(ふるとざわ)ホップファーム」と「白浜ホップファーム」の2つ拠点を構え、ホップの栽培を行っています。

その石巻産ホップを使って、2017年夏には石巻初のクラフトビールとなる「巻風エール」を、岩手県の醸造所の協力のもと商品化しました。「巻風エール」は地域内外で人気となり、その結果、当初わずか20株だったホップ畑では現在、1000株を超える苗が就労体験者の手によって大切に育てられています



2017年に街の方々の声から生まれ、人気を呼んでくれた「巻風エール」。
しかしこの時、私たちはまだ自社醸造所を持っておらず、製造を岩手県の醸造所に委託していました。そうした状況の中で私たちの元へは「醸造まで石巻で行っているのであればもっと応援したいのに」という声が聞こえてくるようになりました。

確かに醸造所があれば、生産から加工、販売までの全てを自社で行うことができ、6次産業化が実現します。そうして「巻風エール」ができた時と同じように、街の方々の声をきっかけに醸造所作りの構想が立ち上がりました

大きなタンクを使用する醸造所には、シアターのように高い天井の建物が向いています。そんな折、石巻の文化を象徴する元映画館の建物と巡り会えたのはきっと運命に違いないと、私たちはこの歴史ある建物と、その支配人の映画をはじめとする文化への情熱を引き継ぎながら、この場所に醸造所を作ることを決めました

2022年7月にISHINOMAKI HOP WORKSがオープンしてからは、真剣に、そして楽しみながらビールと向き合う日々。今では1カ月間で約7500本のビールを作っており、新たに開発したクラフトビールの種類も徐々に増えつつあります。

先述したように、この「文化通り」はかつて石巻の文化の中心地だった通りであり、現在、私たちの醸造所の他にも劇場を併設した複合エンタメ施設「シアターキネマティカ」が住民の手で作られるなど、再び新たなカルチャーの渦が生まれ始めている場所でもあります。

私たちはここから「希望のホップ」とクラフトビールの力で、さらなる文化の風を巻き起こしていきたいと思います。



「交流型ビアスタンド」はISHINOMAKI HOP WORKS(醸造所)隣の空き地に建設予定です。

店内にはビールの注ぎ口であるタップ5口カウンター席15席程度トイレ2箇所を設けることを想定しています。カウンターは一般的なストレート型ではなく、複数の丸みを帯びた形とすることで、訪れた方同士が自然と互いの顔を見て交流ができるような工夫を施すこととしています。

5つのタップでは、ISHINOMAKI HOP WORKSで醸造されたばかりの出来立て生ビールが楽しめるほか、他の醸造所で作られたゲストビールも提供したいと考えています。

また、店外から注文できる小窓を設け、飲み歩きをする方でも通りすがりに立ち寄れるようにするほか、春から秋にかけての気候が良い時期には外でも飲食を楽しめるように屋外スペースを設ける予定です。

石巻産のクラフトビールを飲みながら、人と人がコミュニケーションするきっかけとなる交流型ビアスタンドは、石巻の、そして石巻と全国のつながりを強くするだけでなく、雇用の創出によってソーシャルファーム活動の活性化にもつながります。

また、新たな観光名所としての役割も担い、石巻に興味を持って足を運んでくれた方が立ち寄りたくなるような場所となることで、「石巻と言えばクラフトビール」という新たな観光の入り口にもなるはずです。

石巻産クラフトビールの価値を高めることが、石巻の価値を高めることにつながり、それがさらに新たな全国・全世界とのつながりをもたらす。きっとその先では、多様な人々が自分らしく幸せに共生できる「ダイバーシティいしのまき」という私たちが目指す地域の実現があると信じています。


「巻風エール」・・・石巻のクラフトビールの看板商品!

「巻風IPA」・・・しっかりとした苦みとジューシーな味わいが特徴のちょっぴり大人味

「巻風WHEAT」・・・バナナのようなフルーティさとスパイシーな香りがクセになる新商品

「石巻海風ホワイト」・・・「東北魂ビールプロジェクト」にて13社が集い開発された。
「All Day Prost !」・・・Black Tideとのコラボ商品
「だて正夢IPA」・・・カメイ株式会社とのコラボ商品
「武田印のペールエール」・・・RADWIMPSのベーシスト・武田祐介氏とのコラボ商品
「IZUMIGATAKE YEEL」・・・「IZUMIコメフェス」で販売

etc…

●資金の使い道、スケジュール

【支援金の使い道】
ビアスタンド建築費用(工事費用、設計費用、登記費用含む)   8,900,000円
タップ冷蔵庫設置費用550,000円、タップ・シンク等備品関係費用    360,000円
ショーケース代                         220,000円
イス・照明インテリア関係                    300,000円
※自己資金330,000円を予定

【リターン発送時期】
2023年6月より随時発送予定

【着工・稼働時期】
着工時期2023年4月下旬
稼働時期2023年秋を予定


オススメのリターンのみ本文で紹介しております!

☆定番ビール3本コース☆ ¥7,000
イシノマキホップワークスの定番ラインナップ巻風シリーズ(巻風エール、巻風IPA、巻風WHEATを各1本)を3本、ご自宅へお届けします。*20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


☆もっと!ビアスタンドで乾杯コース☆ ¥20,000
NEWオープンのビアスタンドで乾杯しましょう! ビアスタンドで使えるビール提供チケット5枚(1回ご来店につき、2枚までご使用いただけます) チケット有効期限:2023年10月1日〜2024年9月30日まで(金土日のみ適用) *20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


☆ホップ株主コース☆ ¥150,000
ホップ2種(カスケード、センテニアル)6株分のオーナー制度(生育状況は適宜動画や画像などでお知らせ)。
①ご自身で育てたホップを収穫や醸造体験付きです。5月に誘引作業、6月に蔓下げ・追肥作業、8月に収穫作業などがあり、収穫したばかりのホップで醸造したフレッシュホップのビールをご堪能いただけます(8月中旬から下旬を予定:日程は要相談)。
②毎年ホップの状況を見ながら、ご自身のホップを収穫できるようになります(永年で管理かつ収穫ができます)。
③圃場は、石巻市北上町白浜ホップ圃場内になります(管理は基本的にスタッフがいたします)。
☆ホップ株につきましては、現地にて株植えするかもしくはスタッフへ委託し主催者側に株植えを一任いただくかのどちらかを選択してください。 ☆醸造体験時期の日程が決定次第、直接メールでご連絡いたします。
※全てのリターンは「リターン一覧」よりご確認ください。

たくさんの方々から応援のメッセージをいただいております! 本当にありがとうございます!

私たちは東日本大震災復興支援の新たな形を模索する中で、イシノマキ・ファームさんと出会いました。
ホップを栽培している就労支援団体があると知り、私たちがアルミニウム素材を提供している幅広い産業分野の中でも、最も供給数量が多いのは飲料缶で、ビールにもなじみが深いということで、2019年からその活動に協賛をしています。

そこから交流が始まり、農業を通じた就労支援や共生社会の実現を目指し、地域に根ざした活動、さらには地域と都市部の協業等さまざまな取り組みに触れるたびに、イシノマキ・ファームさん、高橋由佳さんの大ファンになっていきました。

昨年には、地域の皆さんとのコミュニティツールとして、栽培したホップから作られたクラフトビール「巻風エール」の自家醸造・アルミボトル缶での提供が始まりました。さらに今年、石巻の‶文化の灯″をもう一度灯すために交流型ビアスタンドを作られるとのこと、ホップ栽培から乾杯までのチャレンジを応援せずにはいられません。

美味しいビールを片手に地元の人も都市部の人も、語り合い、つながり、新しいカルチャーが生まれ、広がっていく。そんな姿が今から目に浮かびます。
また、その際に、何度でもリサイクルができて、環境負荷低減に貢献する素材、すぐに冷えていつまでも冷たい美味しいビールが飲めるアルミカップの良さにも触れていただくことができればと思っています。
ビアスタンドの誕生を楽しみにしています。

ビールは世界中どこの国でも造られている一番種類の豊富なお酒です。それぞれの地方の風土、その土地の原料にあわせて、老若男女が造る、多様性のお酒、差別のないお酒。 そしてイシノマキファームではビールの主原料ホップが栽培されてきました。

多様な人たちが差別なくかかわって育てたホップ、その香りをたっぷり含んだビールを地元で飲める幸せ。ビールは人と人を笑顔でつなぐお酒です。応援しています!!

醸造長の岡さんと最初に出会ったとき、岡さんは発酵食品メーカーに勤めており、クラフトビールの熱心な飲み手でした。その後、ビールを造りたい強い思いを胸に醸造の世界へ。食品メーカーで鍛えられた知見・経験もあって、あっという間に宮城を代表するブルワーとなりました。

それからは同じ東北のブルワーとして、東北魂ビールプロジェクトの活動や勉強会を通じて、共に切磋琢磨しながら、日々美味しいビールを造ることを目指しています。

昨年7月に伺ったとき、わざわざホップ畑を案内していただきました。
「農業を通じてあらゆる人が自分らしく幸せに生きられるような地域にしていく」という言葉に非常に共感しております。

美味しいビールを片手に、新しい出会いが生まれる。ビールの輪がどんどん大きくなり、それが文化となる。そんな素敵な循環が生まれるビアスタンドの誕生を楽しみにしております。応援しています!

クラフトビールが持つ「人をつなぎ新たなコミュニティーを作る力」を信じて気仙沼という地にBLACK TIDE BREWINGを創業した僕らは、「クラフトビールを通じた地域コミュニティーの活性化」を大きく掲げているISHINOMAKI HOP WORKSさんを(勝手に)同志であると思っています。

高橋代表の「農業を通じてあらゆる人が自分らしく幸せに生きられる地域にしていく」という理念、そして岡醸造長の「クラフトビールにかける生き様」は今後さらにISHINOMAKI HOP WORKSさんを飛躍させ、新しい石巻になくてはならない街の財産へと成長すると確信しております!


人口減少が進み、どんどん地方の元気がなくなっていく社会。ローカルが元気になるためには、経済や交通問題もさることながら、カルチャーや嗜好品へのこだわりなど、「不要不急なもの」をいかにリスペクトできるかという気風と余裕が重要だと思うのです。

街なかに最後まで残っていた映画館を改修し、クラフトビールのブルワリーをつくるという試みはまさに面白いローカルの象徴です。そのイシノマキ・ファームさんが今度はビアスタンドまで作っちゃうということじゃないですか。濃厚な「接触」の機会までつくっていただけるということで、ますます街が元気になる未来しか見えません。応援いたします。


最後までクラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます!

たった20株のホップの苗から始まったイシノマキ・ファームのホップ栽培も、6年目を迎えた今、皆さんのご協力やご支援によって、ホップはクラフトビールになり、そのクラフトビールの醸造場まで完成するなど、大きな取り組みへと成長することができました

ですが、まだまだ道半ば。美味しいビールを提供することに加えて、ビールをきっかけに新しい可能性を生み出せるような場を提供するために、交流型ビアスタンドの整備にチャレンジします。そして、石巻の「文化通り」に新しい文化の灯をもたらしていきます。

交流型ビアスタンドが完成したら、石巻の方も、石巻を何度も訪れている方も、初めて足を運ぶ方も、ぜひビール片手にみんなで語り合いましょう!
ビールを飲むのを忘れてしまうくらいがちょうどいいかもしれません。そうしたらまたキンキンに冷えたビールを注文してください。

特別な人との出会いを通じて、石巻が特別な場所になる。その入り口となるビアスタンドです!

新たな一歩を踏み出す私たちと、新たな文化の渦が巻き起こっていく石巻を、ぜひ応援してください!
よろしくお願いします!

一般社団法人イシノマキ・ファーム
代表理事 高橋由佳


【 一般社団法人イシノマキ・ファームとISHINOMAKI HOP WORKSに関して 】
オフィシャルサイト:https://ishinomaki-farm.com/
公式Facebook:https://www.facebook.com/ishinomakifarm/
ISHINOMAKI HOP WORKS公式オンラインストア:https://ishinomakihop.stores.jp/
特集記事「《気になるスポットに潜入してみた!|第1弾》 映画館が醸造所に!? ビール好き必見・必飲の石巻の新たな味が誕生!」:https://mangaroad.jp/?p=6512

【募集形式】
本プロジェクトはALL-in形式です。目標金額に満たない場合でもプロジェクトを実行し、リターンをお届けします。

【掲示事項】
発泡酒製造免許:令和4年6月13日 石法第5038号 
製造及び販売場の名称及び所在地 宮城県石巻市中央1丁目3番14号
酒類販売管理者の氏名  一般社団法人イシノマキ・ファーム 岡 恭平
酒類販売管理研修受講年月日  2021年3月12日
次回研修の受講期限 2024年3月11日
研修実施団体名 宮城県小売酒販組合連合会
食品衛生法 営業許可証 令和4年5月12日 許可番号 第57181-01-2101号
営業所の名称 ISHINOMAKI HOP WORKS
旅館業営業許可証 平成29年9月15日 宮城県(石保)指定第836号
営業施設の名称 Village AOYA
営業施設の所在地 宮城県石巻市北上町女川字泉沢13番地
営業の種別 簡易宿所営業

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