はじめまして!iii project (トリプルアイプロジェクト)代表の大木沙織と申します。

トリプルアイの3つのiには、

i = 飯岡に

i = 私の

i = 愛を

という意味が込められています。(飯岡とは千葉県旭市の中でも特に津波の被害が大きかった地域です)

今年で東日本大震災から12年。震災当時、私たちは中学3年生で、卒業式を間近に控え、友達と配布されたばかりの卒業アルバムを見ている時に地震が来ました。私は一度自宅に帰り、高台に避難をしようと玄関を開けると津波は音も立てず家の前まで来ていました。『死ぬかもしれない』と初めて死を意識した時でした。幸い、津波は玄関の数センチ下で止まりました。


▼津波の被害が特に大きかったメンバーの自宅の震災当時の写真です▼


▼ 玄関 ▼


▼ リビング ▼


生まれ育ったまちを元気にしたい、千葉県旭市で起こったことを多くの人に知って欲しい、そして同じ被害を二度と繰り返したくない、そんな思いで震災から5年の2016年、20歳になった年にこの iii project(トリプルアイプロジェクト)を立ち上げました。


クラウドファンディングを行う理由

私達は完全なボランティアで活動を行っているため、現在どこからも資金援助を受けておりません。

資金を集める方法が様々ある中で、今回クラウドファウンディングにて資金集めを行う理由は、千葉県旭市で被害があったことを多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。

3.11と聞くと、東北とリンクする方が多いと思いますが、千葉県旭市が甚大な被害を受けたことはあまり知られていません。私たちiii projectは「隠れた被災地」、「忘れられた被災地」と言われる旭市を知らない人に知ってもらいたいという気持ちから活動を始めた経緯もあり、この初心をクラウドファウンディングという形で体現したいと思ったからです。


このプロジェクトで実現したいこと

『震災が起きたときに家族が近くにいなくても、小学生が自分の命を自分で守れるようになる』

これまでに3回、リニューアルを重ね、防災パンフレットを作成し、旭市内の小学生を対象に配付してきました。子どもたちにもわかりやすいように、被災者の体験談や身近な物で作れる防災グッズの作り方などを掲載しています。

東日本大震災から15年の2026年には、iii projectは結成10周年をむかえます。震災から15年をむかえるにあたり、震災発生時の旭市の様子、震災後の復興のあゆみ、自分の身を守るための防災に関する知識などをまとめた映像を作成します。

私たちが作成したパンフレットと映像を活用して、これからの子どもたちに、防災についての知識をつけて、理解を深めていってほしいです。

パンフレットの主な内容

・旭市の被害状況

・インタビュー

・メンバー体験談

・防災クイズ

・防災グッズの作り方 etc


これまでの活動

2016.9  主催イベント:震災から5年〜見つめ直そう 私たちにできること〜(300人規模)

2016.10 飯岡小学校における体験談の講話

2017.4 市内小学校向け防災パンフレット「じしんってなんだろう」の配布(3500部)

2018.3 旭市避難訓練の防災講話、飯岡小学校における防災教室、追悼式朗読

2021.9   市内小学校向け防災パンフレット「じしんってなんだろう」の配布(第二弾)

2022.10   市内小学校向け防災パンフレット「じしんってなんだろう」の配布(第三弾)、市内小学校4校における防災教室


資金の使い道

印刷代(カラー、冊子形式全20ページ予定):約150,000円

映像制作費:約90,000円

手数料:約30,000円

リターン送料:約30,000円


実施スケジュール

2023年3月11日 クラウドファンディング開始

2023年5月 ファンディング終了

2023年6月〜7月 パンフレット編集、修正

2023年8月上旬 入稿

2023年9月1日(防災の日) 旭市内の全小学校15校に一斉配布(対象4年生)

2026年 映像完成

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後に


SNS

Instagram @iiiproject_iioka

Facebook iii project

Twitter @iioka0311

  • 2023/08/28 08:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/03/12 18:30

    昨日3月11日、慰霊碑に献花をし、海にて黙祷をしてきました。当時中学3年生だった私たちにとって、あの日旭市で起こった被害はとても悲惨で無惨で、しばらくは思い出したくもない出来事でもありました。それでも今こうして活動しているのは、やっぱり忘れてはいけないことだから。あの日の恐怖も教訓も、当時中学...

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