画像キャプションはじめに・ご挨拶

こんにちは!

脚本・監督を務めさせていただきます

福原野乃花と申します。

私は7歳の時に「強迫性障害」を発症し、現在に至るまでの14年間

見えない悪魔に取り憑かれて生きてきました。

「強迫性障害」

現在日本では100人に1人から50人に1人の割合でいるとされています。

ですがそのほとんどの人が自分の悩みを人に隠して

”普通のふり”をしているのではないかと思います。

私もその1人でした。

誰にも聴こえない「助けて」の声

もしも誰かに届いたのなら・・・

何度も願ったその思いを

この作品に込めました。

今もどこかで苦しみの渦中にいるあなたに

この想いが届きますように。


このプロジェクトで実現したいこと

この作品を通して、もっと「強迫性障害」という精神疾患に興味を持ってくださる方が増えたらいいなと思っています。

「強迫性障害」は100万人いたら100万通りの症状がある精神疾患です。

例えば「不潔恐怖」と一言で言っても、さまざまな種類があります。

外のものが不潔だと感じる人もいれば、家の中のものが汚いと感じる人もいる。

相手に触れるのが苦手な人もいれば、自分の手が何よりも汚いと考える人もいる。

そして中でもあまり知られていないのが、「加害恐怖」。

自分のせいで誰かを傷つけてしまうことを異常に恐れ、起こってもないことを不安に感じ、

その不安を消すためにあらゆる確認を繰り返す、地獄のような症状です。

この作品では、「加害恐怖」から来る「不潔恐怖」を描きたいと思っています。

こういう病気があるんだということを知ってもらうことで、

恥ずかしくて誰にも言えない悩みじゃなくなることを願っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

私は子供の頃から映画やドラマ、本、漫画、アニメなど、物語の世界に没頭するのが大好きでした。

ですが見るのが好きなのであって、自分が生み出してみようなど思ったこともありませんでした。

強迫性障害の症状が悪化し、家から出られなくなった時も

そばにいてくれたのは物語でした。

そんなとき、俳優を目指す友人(主演の水崎さん)から、今の気持ちでしか書けない物語があるんじゃないかと

脚本を書いてみることを勧めてもらいました。

その時浮かんだのが

”窓の外に見える、手を洗い続ける少女”

でした。

そこから物語を考え始め、私が感じたのは

楽しい

という感覚でした。

久しぶりに感じたその思いは

真っ暗だった私の毎日の光になってくれました。

書くことで報われていく

過去の自分。

私は私のために、この物語を書きました。

私の中に生まれた光が、あなたの元に届いて

あなたを囲む分厚く高い壁を思いっきり壊せたのなら

そんな嬉しいことはありません。

この作品を届けることが今の私の生きがいです。


これまでの活動

2008年7歳 強迫性障害を発症する

2011年10歳 自分が病気であることを自覚する(ネットで調べて)

2021年11月 初めて人に打ち明ける(20歳)

2022年5月 初めて病院へ行く

2022年6月 病院へ通い始める 行動療法スタート

2022年6月 Instagramで強迫性障害の発信を始める

2022年9月 脚本を書き始める

2022年11月 YouTubeでの発信を始める


資金の使い道

・キャスト雇用費 200000円

・キャスト・スタッフ交通費 50000円

・機材費 20000円

・台本印刷費(リターン分含む)20000円

・宣伝費(フライヤー・ポスター)20000円

・キャンプファイヤー手数料(17%) 68000円

・その他予備費


リターンについて

○エンドロールにお名前掲載(ニックネーム可)

○オンライン視聴チケット

○脚本PDF

○映画パンフレット

○台本

○映画DVD

3000円以上は全てオンライン視聴チケットをお付け致します。

※YouTubeの限定公開にてご視聴頂けます。その際に、gmailアドレスが必要となりますのでご準備ください。アドレスがないとご視聴できませんのでご注意ください。期間は2週間を予定しております。よろしくお願い致します。


実施スケジュール

2022年9月 脚本作成開始

2023年1月 ロケハン開始

3月22日 撮影開始

4月2日 ナレ撮りと残り数シーン以外の撮影は終了しました。

4月〜7月 編集作業&主題歌作成&宣伝活動

8月 YouTubeにて限定公開の予定(2週間)

その後、神戸の映画館で公開の予定


最後に

”悩みを隠して生きる”

それは強迫性障害だけでなく多くの人が抱えている痛みではないでしょうか。


誰にも言えない思いは

心の奥底に沈み

月日だけが無情に流れる

そして気づいた時にはもう

どこにも進めなくなっている


この作品が

あなたの心を少しでも癒せますように。


ここまで読んでくださってありがとうございました!


映画公式Instagram

ののはらちゃんねる


🌸キャストコメント🌸

渡辺悠(わたなべはる)役

水崎涼花(みずさきりょうか)さん

コメント🫧

私がこの作品に携わることに決めたのは、他の誰でもなく、自分のためでした。

監督の福原とは高校時代、同じ部活、同じ帰り道で歌ったり、ふざけて大笑いしていたのに、彼女の抱えている苦しみに全く気づくことができませんでした。そして、彼女が勇気を出して強迫性障害を抱えていると告白してくれた時も、彼女の望むような返事をしてあげることができませんでした。

彼女の思いを映画という形で表現することで、無力だった私の後悔も晴らすことができるのではないかと思い、出演を決めました。

ただ、この私のため、監督のため、という直接的な思いの強さは、きっと見てくださった方々の心に届くと、私は確信しています。

この作品の一つのテーマである強迫性障害やその他の様々な心の問題を抱える人、そしてその人の側にいて支えたいと惑う人たちの、生きづらさを解消する一つの案として、この作品が届いてほしいです。


松井優乃(まついゆうの)役

小谷慈(こたにいつく)さん

コメント🫧

初めまして。

松井優乃役の小谷慈です。

正直、強迫性障害という病いと戦う優乃を何も知らない私なんかが演じていいのか不安で仕方なかったです。

でも、福原監督と個別で強迫性障害についてお話を聞く機会をいただき、これまでの症状などを聞きました。聞いていく中で私も似た出来事があることに気付かされました。

当事者の方々だけでなく、さまざまな人に知ってもらい悩みを抱えた人の鉛を少しでも溶かすことができればいいなと思います。

自分の感情を言葉にすることが苦手という私の悩みは今皆さんに告白できてちょっぴり軽くなりました。

ありがとう☺︎


素敵な福原組の皆さんと温かく優しい作品を大切に作ります。どうか温かい目で見守ってください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/05/21 12:41

    皆様の温かいご支援により先日無事目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます!!たくさんの方が応援して下さっていることを実感し、大変嬉しく思っております。引き続き心を込めて作品づくりに取り組みたいと思います。映画の制作状況などは公式Instagramにて発信してまいりますので...

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