当クラウドファンディングは
無事に目標を達成しました!
皆さまの温かなご支援に
心から感謝申し上げます!

🔷はじめに

一般社団法人茨城サドベリースクール
代表理事 田中邦東
茨城県スクールソーシャルワーカー・社会教育士
 はじめまして。一般社団法人茨城サドベリースクール代表理事の田中邦東(たなかくにと)と申します。茨城県筑西市を拠点に、不登校や多様な学びを支援する活動をしています。

 私はこれまで20年以上様々な教育現場に携わってきました。非行に走った子や、親から見捨てられ孤立した子、障害をもつ子や、不登校の子。様々な個性や環境にいる子どもたちと関わる中で、全ての子には、自ら学び、個性を発揮して、幸せに生きる力があることを実感しています。

 全ての子どもが安心して育つためには、大人が子どもの存在そのものを愛し、育ちを温かく見守ることが何よりも大切です。そして、遊びを通して自由に自己表現し、自ら「生きていること」を実感できるような活動が保障されていることが必要です。現状の教育制度も、全ての子どもの自立と幸せを願って行われています。しかし、旧態依然の型にはめるような教育に苦しんでいる子がいるのも事実です。「〜あるべき」「〜ねばならない」という大人が決めた「正解」を押し付ける教育が根深く残っています。

 その呪縛から子どもを(大人自身も)解き放ち、一人一人がそれぞれユニークにもつ、「その人の正解」を広げ、認め、全ての人が社会の一員として自然と包含されていくような教育を私は目指したいと思います。

 昨年、たくさんの方々の応援や支援を受け、一般社団法人茨城サドベリースクールは発足しました。茨城の教育の多様性を広げるため、家庭や学校、行政と連携し、隙間を埋めて行くような活動を地道に実践しています。一人でも多くの子が自分の個性を受け入れ、自由に伸び伸びと育っていけるような環境を整えることに、人生をかけて取り組んでいきます。

🔷このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトで実現したいことは、公立学校以外の育ちの場を求める子どもたちが自由に学ぶことができる新たな教育施設の環境を整えることです。そのための資金を集めます。

 現在、全国に24万人以上の不登校の子どもたちがいます(文部科学省の調査)。茨城県筑西市にも200人を超える不登校の児童生徒がいます。このような社会状況の中、何らかの理由で学校に行かない子どもたちに、安心して学ぶことのできる場が必要だという声がますます高まっています。そうした社会的ニーズを受け、2023年、当団体は筑西市(茨城県)の協力のもと、B&G財団の「子ども第三の居場所」事業として新施設を開設することが決まりました。このことは、不登校や多様な学びを支援する施設が少ない茨城県の県西地区にとって、希望の光を与えられた出来事です。

須藤茂 筑西市長と田中代表理事

 しかし、本当の意味で子どもたちが自由に学ぶ環境を整えるには、まだまだ乗り越えなくてはならない壁がいくつもあるのです。例えば、今回の新施設開設にあたり、助成の対象にならない旧建屋撤去費等は、団体が負担する必要があります。また、現在は当団体理事の所有地である敷地を、いずれは団体名義にすることで、継続して運営していく基盤を整えることも必要です。さらに、850坪の敷地内の半分以上を占める庭でプレーパーク活動を行うための準備も進める予定です。そのためにはより多くの資金が必要です。

 そこで、私たちはこのクラウドファンディングを通じて、子どもたちが自由に学ぶことのできる環境を整えるための資金を集めることにしました。集まった資金は、校舎の建設、教材や設備の導入、そして専門性の高いスタッフたちの雇用など、全て運営に関わることに使わせていただきます。私たちの目標は、地域社会の中でまだ整備されていない教育インフラの一つとなることで、一人でも多くの子どもたちに安心と自由な学びの場を提供することです。そして、その実践を重ねることで、希望をもって自分らしくいきいきと社会で活躍できる人が育ち、子どもたちの未来がよりよい社会となることを心から願っています。

 サポートいただける方々には、茨城サドベリースクール新施設開設に貢献いただいた証として、様々なリターンをご用意しております。何よりも、未来を明るくするこの新しい教育の在り方に関わっていただけること自体が支援者の皆さまの喜びとなるよう、精一杯活動してまいります。多くの皆様のご支援を心よりお待ちしております。

🔷「サドベリースクール」について

サドベリーバレースクール
(マサチューセッツ州ボストン)

John Phelan - 投稿者自身の著作物, CC 表示-継承 4.0,https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=53463582

 「サドベリースクール」自体が聞きなれない名称かと思いますので、簡単に説明させていただきます。

 サドベリースクールは、アメリカ(マサチューセッツ州ボストン)にあるサドベリーバレースクールという民間の学校の教育モデルを踏襲した学校の総称です。このサドベリースクールの理念の核となるのは「子どもの学びの自主性を最大限に尊重する」というところです。そのため、予め決められたカリキュラムは無く、その子一人一人の才能や個性、好奇心に合わせて自由に学ぶことができる場所です。

 また、運営に関する全ての事柄を、生徒とスタッフによるスクールミーティングで決定し、民主的に運営されるのも特徴です。校則やルールについても、何かを決めるときには学校を構成するメンバーで話合い、子どもたちが主体的によりよい学校の形をつくり上げることができます。年齢ごとのクラス分けはなく、基本的に異年齢集団が同じ空間で共に生活し、学び合うスタイルです。

🔷施設の設置環境について

 茨城サドベリースクールは茨城県筑西市西方の閑静な住宅地に位置します。隣には市指定文化財の古墳があり樹木がそのまま残されています。耳を澄ませば、木々の揺れる音やそこに集まる鳥のさえずりが聞こえます。近くには大谷川が流れ、小魚が泳ぐ姿が見られます。子どもたちが身近に豊かな自然と触れ合える環境です。

 敷地は約850坪の大きさがあり、定員30名規模の居場所としては十分な広さがあります。その半分以上が園庭となっており、様々な種類の庭木が植えられ、四季折々の表情を見せてくれます。庭を散策したり、ハンモックに揺られたりすることで、心静かに癒しを得ることのできる空間です。

 近隣の住民の方々は旧知の人間関係でつながっており、道をすれ違う時にも互いにあいさつを交わす温かな風土があります。子どもの居場所を作ることにも賛成してくださり、心から応援してくださっています。子どもの育ちを温かく見守る大人の眼差しがあります。

 このように、自然、空間、人間関係のどれもがバランスの取れた、育ちの巣としての機能を十分に備えた環境です。

🔷運営について

 筑西市の補助事業として、一般社団法人茨城サドベリースクールが主体となり運営を行います。教育現場で20年以上の臨床経験をもつマネージャーを中心に、教育関係の有資格スタッフで実務にあたります。子どもの心理面に注視し、全ての利用者が安心して過ごせる心の居場所となるよう、丁寧な関わりによる支援を行うのが運営方針です。

🔷関係機関との連携について

 筑西市の不登校支援を充実させるため、市教育委員会と一般社団法人茨城サドベリースクールが綿密に連携し(ネットワーク)、不登校児童生徒とその保護者に柔軟で隙間の無い支援を届けていきます(フットワーク)。市の4つの教育支援センター(下館、関城、明野、協和)とも連携し、専門的な助言を受けながら(ヘッドワーク)質の高い支援を行います。学校とは、在籍児の情報を共有し、登校扱いの可否を含め、子どもと保護者がよりよい教育環境を柔軟に選択できるよう協力関係を構築します。

🔷事業内容について

「生き抜く力」を育むために

✅栄養士の献立による栄養バランスのよい食事の提供(昼食、おやつ)
✅歯磨き、手洗い、衣服、入浴等の衛生指導(専門家の訪問指導も活用)
✅睡眠改善指導(睡眠衛生指導、適正睡眠時間の把握、リラクゼーション法等)
✅適切な運動機会の提供(ウォーキング、外遊び、ストレッチ、ボルダリング等)

「非認知能力」(自己肯定感・主体性・コミュニケーション能力等)を高めるために

✅子どもの好奇心を尊重した自由なカリキュラム決定(自己決定、自己選択)
✅異年齢小集団による同好の活動(社会性、共感力、思いやり)
✅清掃や奉仕活動(自己効力感)

―スタッフによる支援―

✅毎日のミーティングによるコーチング(被援助志向性)
✅信頼と見守りをベースにした受容的・肯定的な関わり(評価の廃止)
✅温かな挨拶や感謝の言葉かけ(自己肯定感)
✅定期的な教育相談の実施(ナラティブ・アプローチ)
※大人からの先回り、強制、比較をできる限り排除した関わりを心がける。

「学習能力」を高めるために

✅課題を自由に設定した探究型学習
✅ICT機器を活用した個別最適化学習
✅教員経験スタッフによる専門的な学習支援
✅地域のリソースを活用した職業見学等による体験学習(インターンシップ)

保護者に寄り添うために

✅その子のよさや成長を発見し保護者へ伝達(ポジティブカルテ)
✅安心して相談できる関係づくり(日々の雑談を重視)
✅保護者会の設置(ピアカウンセリングの機会の充実)
✅オープンダイアローグの実施(心理的ケアとしての対話)

🔷「居場所」の構造図 

 子どもの不適応行動(不登校、反抗、自傷、他害、怠学、無気力、非行、依存)には、その子が抱える発達特性やアタッチメント(愛着)、トラウマ(PTSD)の問題が水面下にあり、環境との相互作用による心理的な傷つきが背景にあることが多くあります。

 茨城サドベリースクールは子どもの「居場所」として、その傷つきを癒し、回復するための安心安全の土台となり、育ちの好循環を生み出すための機能を持ちます。

「居場所」の構造図

🔷応援メッセージ

三澤隆一さん(筑西市議会議員)

 なぜ今、フリースクールが必要なのか?

 全国における小中学生の不登校の人数は令和3年度に初めて20万人を超え、24万4940人に達しました。筑西市内の小中学校における不登校の人数も200名を超えています。今後も増加が予想される一方で、受け皿としてのフリースクールの数は追いついておりません。

 コロナ禍による長期休暇のために人との接触が絶たれ、子どもたちにとっても精神的に不安定な状況が続きました。それにより学校に行く気力を失ってしまった子どもも多く、それが不登校増加の要因の一つとも考えられます。さらに、不登校の子どもに寄り添う保護者の皆さまの不安や心労も計り知れません。

 私は、子どもたちの不安を和らげ、安心して自由に過ごせる環境づくりを早急に進めるべきだと考えます茨城サドベリースクールがそのような居場所となることを信じ、これからも全力で応援していきます!

 このクラウドファンディングを通して、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。

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設楽詠美子さん(茨城県議会議員) 「退路を断つ」

 冷静で合理的に聞こえる周囲の声や世間の声に流されず、自分の心の声、小さな心の声にきちんと耳を傾けてそれを実行する。田中さんは公立学校の教員として安定した立場にいましたが、不登校の子どもたちのため居場所づくりを決意し退職しました。

 「毎日充実した教員生活でしたが、自分の手が届かない不登校の子どもたちに十分な寄り添いができないままで教員人生が終わったらきっと悔いが残ってしまう…」

 こうした思いから、公務員という立場を捨て、未開拓な環境に身をおき、子どもが安心して学べる居場所づくりの夢を実現するために走り出す!これは、誰もができることではありません。

 コロナ禍で子どもたちの自殺は過去最多になり、不登校の子どもたちも増加しました。私は、議員としてなんとかしたい、と強い気持で議会での議論に臨んできました。

 そんな時に、田中さんの夢をお伺いし、応援したい気持ちでいっぱいになりました。ぜひ、私にも『子ども第三の居場所』づくりの力にならせてください。

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川田秀樹さん
(筑西市立大田小学校教育後援会会長)

 【子どもたちに夢と希望を。地域に信頼を。】

 私は地元小学校のPTAを6年、その後教育後援会長として5年間活動し現在に至ります。PTA活動を通じて田中さんと出会い、活動を共にすると同時に、悩める子どもたちに対する熱い思いをお聞きしました。

 不登校児童生徒の多様な状況に対応したきめ細かな支援を行うためには、教育委員会・学校はもちろん、地域、民間の団体等が連携することが必要です。地域全体で子どもたちの育ちを支えるためには、各教育機関が相互に協力・補完し合うことが重要であり、新しく不登校児童生徒が通うことのできる場が充実することは喜ばしいことです。今後、「茨城サドベリースクール」が開校するにあたり、地域の連携協力の取組をさらに進め、その活動の充実が図られることを期待しています。

 様々な悩みを抱える子どもたちをサポートする!

 筑西市、茨城、そして日本の未来を担う子どもたちを「茨城サドベリースクール」と共に全力でサポートします!

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飯田 朋人さん
(筑西市立大田小学校PTA会長)※写真左下

 私は、田中先生のお子さんが通う小学校のPTA会長として、田中先生と共にPTA活動に取り組んでいます。日頃から、田中先生の子どもたちへの思いや真心に触れ、とても尊敬しています。特に感じられるのが、子どもたちとの絶妙な距離感です。枠にはまらないベテラン教師としての接し方や、親として子どもを大らかに見守る感覚にとても魅力を感じています。

 茨城サドベリースクール開校にあたり、子育てに悩んでいる親御さんも、頼りになる先生と共に子育てしてみてはどうでしょうか。

 同じ子育て世代として、近隣地域の仲間として、全力でバックアップし応援していきたいと思います。田中先生の活躍、期待してますよー!!

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西岡朋慈さん(代表理事の教え子)

 「もし小学生に戻れたなら、ここで学びたかった!」

 私は小学5年生、6年生の時に田中先生の教え子でした!

 田中先生は何事にも全力で、児童や生徒の思いを尊重し、命の大切さや、いかに今の自分たちが健康であることが恵まれているか、そして互いに助け合い仲間を大切にすること、言い出したらキリがないくらいこれからの人生において一生役に立つことを教えてくれる先生です!また、メリハリはちゃんとしている人で、とても接しやすく、ユ-モアがあって、当時小学生だった私たちとよくふざけて大笑いをしたのを覚えています!

 小学校6年間の中でいちばん充実した2年間を過ごし、私自身の人生に良い影響を沢山与えてくれました!卒業し離れたとしても、恩返しをしたいと思える恩師です!そして陰ながら大いなる期待と共に応援しています!

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成島裕子さん(代表理事の教え子保護者)

 田中邦東先生は唯一無二の存在だと思っています。

 先生とは8年前息子の担任として出会いました。先生が話す言葉や知識は好奇心旺盛な子ども達にとって興味深いものばかりで、家庭での会話に田中先生の名前が毎日登場していました。先生と過ごすかけがえのない時間、みんなの心が豊かに育っていくのが目に見えて分かる日々。最高のクラスになりました。

 「人生は楽しむものです 幸せになるための人生です」これは先生が黒板に書いた子ども達へのメッセージです。どんな経験も自ら全力で楽しむ姿をあの頃から今もずっと変わらず先生は見せ続けてくれています。そして今回の新しいスクール設立へのチャレンジ!

 その場所で沢山の人が出会い、先生のギターで子ども達がおだやかに過ごしている様子が、私の目に浮かんでいます。その日が来るのを願い、応援しています。

 「正解は子どもの数だけある」

 子どもの数の何倍も楽しい事が起こりますように!

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片桐和洋さん(代表理事の教え子保護者)

 不登校児童が増えている現実…

 私にも子どもが3人います。日本の未来に関わる子どもたち、すべての子どもが夢や希望を持てる社会を…と願っています。

 「学校という枠に合わないなと思ったら別の世界を探せばいいのです。きっと、あなたがよりよく輝ける場所があります。また学校に戻りたくなったら戻ることもできます。」これは茨城サドベリースクールのホームページにある言葉です。田中先生の思いがつまった、茨城サドベリースクールの教育理念に感動し、共感しています。

 社会の教育構造自体を改善していく事は非常に大きな事です。それを成し遂げようとしている田中先生の熱意や人柄に惚れました。心から期待し、応援しております。

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石田佳織さん
(不登校・多様な学びネットワーク茨城代表世話人)

 学校に行き辛くなっている子どもにとって、ありのままの自分で過ごせ、仲間と出会い、寄り添い共に考えてくれるスタッフがいるフリースクールは本当に大切な場所ですそして学校に行っている子どもにとっても、学校でも家でもない、自分のままで過ごせるもう一つの居場所があることはきっと心の支えになるでしょう。

 フリースクールが少なかった茨城県西に、また1つ多様な学びの場ができることを心から嬉しく思います。子どもたちの豊かな学びや育ちを支えていけるようにと様々な人とつながり精力的に動かれている田中さんなら、子どもたちと一緒に笑顔溢れる茨城サドベリースクールや地域を創って行かれることと思います。楽しみにしています!

不登校・多様な学びネットワーク茨城

子どもの豊かな育ちを支えるために手をつなぎ、不登校に関わるテーマを考えていく茨城県のネットワークです。

https://ibaraki-futoukou.net/

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M・Kさん(個別相談利用者)

 不登校の小1息子が学校以外で安心して過ごせるところがないかと模索していました。そんなとき、田中先生のことを知り、個別相談をしていただくことになりました。

 田中先生の子どもの接し方や声かけはとても優しく、息子もすぐに打ち解けていました。その様子を見てほっとしました。

 田中先生は息子の様子をしっかり見て、言動の理由や、子どもの発達についての専門的なお話もしてくださるので、私もとても勉強になっています。

 茨城サドベリースクールがどんな素敵な場所になるんだろうと、想像してワクワクしています!

 心より応援しています!

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🔷資金の使い道

施設開設にあたり、B&G財団からの助成対象外である部分の経費に充てさせていただきます。

✅敷地購入費用1000万円
✅旧建屋解体費用500万円
✅整地に係る費用150万円
✅プレーパーク整備に係る費用100万円

必要経費合計1750万円の内、250万円をこのクラウドファンディングから使わせていただきます。
(残りの1500万円は代表理事の田中が支出します。)

✅御礼・リターン・人件費:23万円
✅クラウドファンディング手数料(9%):27万円

<募集方式について>

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

 ※一般社団法人茨城サドベリースクールは非営利法人ですが、このクラウドファンディングをご支援いただくことで、ご支援者が税制優遇を受けることはできません。大変申し訳ございません。法人が支援していただく場合は、資本金等の額と所得の額に応じて計算した損金算入限度額までは損金算入できます。詳しくはお問い合わせください。

🔷実施スケジュール

2023年4月:クラウドファンディング開始
2023年5月:クラウドファンディング終了、リターン準備
2023年8月:新施設着工
2023年12月:新施設竣工
2024年2月:施設完成イベント
2024年4月:開校式、運営開始、リターン発送開始

🔷リターン

支援額に応じて様々なリターンをご用意しております。
様々な支援方法からお選びいただけます。
詳しくは各コースの内容をご確認ください。

       5,000円【応援サポーター】
10,000円【ゴールドサポーター】
30,000円【プラチナサポーター】
50,000円【ダイヤモンドサポーター】
100,000円【協賛スポンサー(会員)】
500,000円【公式スポンサー】
1,000,000円【名誉公式スポンサー】

🔷最後に

 近年、学校教育は様々な危機を迎え、変革を求められている状況です。教員の長時間労働問題と人手不足(なり手不足)の問題、社会が求める人物像と教育内容が乖離し学習が空洞化している問題、そして不登校が増え続けている問題。近年のコロナ禍によって、従来から存在していたこれらの学校教育の制度疲労が、より一層顕在化したと思います。

 学校現場の一教員であった私は、この中でも近年急激に増加している不登校について、何かできることはないかと考えていました。文部科学省の最新の調査では、不登校の子どもは24万人(前年度から約25%増)いると報告されています。不登校の原因は様々ですが、統計データによると4割以上が「無気力・不安」によるものです。本来子どもがいきいきと活動する場であるはずの学校で、「無気力・不安」を抱き、不登校を選択する子どもが増え続ける現状。そして、不登校になった先の学びの場が保証されているかといえば、圧倒的に不足しているというのが実情です。

 現代の教育カリキュラムは、多数の子にとっては定形発達に合わせた適切な内容となるように設計されています。しかし、少数の人並外れた個性や育ちの不均衡さをもつ子にとっては、予め決められた学習内容が「無理やり押し付けられる」ようで、苦痛に感じることもあります。そのような子は1割ほどいると言われていますが、現場感覚ではもっと多いように感じていました。学校としても合理的配慮のもとに支援を行っていますが、現状の学校の管理システムでは、全ての子に個別の学びを提供するのは難しいのが現実です。限られた人的資源、環境資源の中で、いかに個別最適な教育を実現していくかというのは社会的に大きな課題でもあります。

 その中で、私ができることは、学校以外の教育の場の選択肢を増やすことで、現状の教育システムの中で苦しんでいる子どもを救い、一人でも多くの子が幸せに伸び伸びと育っていけるように支えることだと思いました。もっと自由に、「学びたいことを学びたいときに学びたいように学ぶ」ことができれば、無気力や不安になる子どもはいなくなると思います。私たち茨城サドベリースクールは、こうした安心して自分のペースで自由に学べる場を創るために活動を続けていきます。

 私一人では小さな力でも、応援してくださる皆さまの力が集まれば、きっと世の中をよりよく変えていける大きなうねりを生み出すことができると信じています。皆さまのご支援が力になります。子どもたちの未来のために、どうか力を貸してください!

 どうぞ、よろしくお願い致します!

🔷これまでの活動

🔳B&G財団「子ども第三の居場所」事業採択
🔳筑西市の補助事業に認定
🔳不登校・多様な学びネットワーク茨城世話人
🔳不登校児童生徒や保護者への訪問支援
🔳学習に苦手を抱える児童生徒への訪問学習支援
🔳各種支援施設への訪問、実態調査

  • 2023/06/01 22:47

    茨城サドベリースクールクラウドファンディング目標を達成しました!ご支援いただいた皆さま本当にありがとうございました!4月24日にスタートした当クラウドファンディングも、5月31日に無事終了を迎えました。結果は、142名の支援者様から、529万円という予想を遥かに超える支援金をお寄せいただきまし...

  • 2023/05/28 22:18

    お世話になっております。茨城サドベリースクール代表理事の田中邦東です。お陰様で、300万円の目標達成後も支援者が増え続け、支援額も伸び続けています。茨城だけではなく、九州や四国など全国各地からご支援をいただいています。支援者の中には、親族の方々に周知してくださり、家族ぐるみで複数回支援をいただ...

  • 2023/05/21 23:15

    お世話になっております。茨城サドベリースクール代表理事の田中邦東です。ついに支援者が100名を超えました!ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます!心から嬉しく思います。支援額が増えるのはとてもありがたいことです。多くの資金があれば、子どもたちの学びの環境をよりよく整えることができる...

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