はじめまして、『路地まちアートランブル』です!

『路地まちアートランブル』は、足利市内に点在する古民家や空き店舗などに美術作品を展示して、参加者が「まちをめぐりながら、心も頭も揺さぶる出会いを楽しむまつり」です。2021年の第一回目では、展示会場15か所・展示作家31名の規模で開催し、9日間で1,000名を超えるお客様にお越しいただきました(有料チケット購入者)。

2023年10月開催に向けて、前回よりも更に魅力的な体験を生み出せるよう、谷川俊太郎さんに書き下ろしていただいた『であう』を芯に据え、準備を進めています。

2021『路地まちアートランブル』展示風景

資金面の改善と知名度アップに向けたチャレンジ!

第一回『路地まちアートランブル』では、その前身となるグループ展『CON展』からのつながりで足利内外のアーティストにお声がけをし、出展料をいただく形で開催しました。今後、人々に愛される質の高い芸術祭へと育てていくために、今回よりディレクターによるコンセプト・テーマ設計・作家選定を行い、

①出展料制を廃止&アーティストをサポートできる資金をつくる

②知名度の向上・集客力アップ

にチャレンジしています。

「ずっとつづいて欲しい!」だから自分も動く!

皆さん、こんにちは。『路地まちアートランブル』事務局の鶴見裕也です。 運営メンバーの熱い想いに動かされ、今回より事務局として加わりました。運営メンバーは私の親世代の方々が中心で、今後もイベントを継続させていくためには若い世代の力が必要と強く思ったのです。私は普段、デザイン制作の仕事をしていますので、このイベントをデザインの力でより素敵にしていけたら、と思っています。 

人と人が『であう』ことで、まちが面白くなる

『路地まちアートランブル』は、小沢代表を中心に、熱い想いでつながった人たちがアートを媒介にし連鎖反応のように出会い、つながり、運営されています(ボランティアは100名超え!)芸術を愛し面白がる人が多くアートイベントが盛んな足利で、「これからも人と人のであいをつなぐ存在でありたい」という想いが我々のモチベーションとなっています。

まちにアートが溶け込んで、それぞれが磁力になり『であい』を生み出す。『であい』の連続が人とまちのパワーになり、まちの空気が変わっていく。私たちはそう信じています。

市民の想い×熱量が『であう』をうみだした 

『2023 路地まちアートランブル』のディレクターを務める、岩本圭司(『大岡信ことば館』元館長)より、谷川俊太郎さんにこの想いの連鎖と関わる人たちの熱量を伝え、今後の取り組みの芯となる言葉をお願いできたらという相談からうまれた『であう』という詩。

研ぎ澄まされた閃めきが目に見える形になる

試行錯誤の末にできあがった結晶

触れることで、身体にビリビリと伝わる、心が震える

『であう』を旗印に、そのような体験をこのまちでつくりつづけていきたいです。

『であう』はartspace & caféにて、路地まちアートランブル終了まで展示しています。

アートとまちが『であう』 

私は、地元足利が大好きです。

夕日が綺麗だし、街のど真ん中には国宝のお寺があるし、日本最古の学校がある。美しいハイキングコースの山があり、それでいてそんなに田舎でもない。

織物産業で栄えた名残が街のところどころに残されていて、街を歩いていると突然現れるノコギリ屋根の工場や、旧花街エリアの迷路のような狭い路地。
そんな景色を眺めながらこのまちを散歩しているだけで、なんだか心がいっぱいになれるのです。

四季折々の足利の風景

「路地まちアートランブル」は2021年に第1回目が開催され、私は観客として参加し、「アート」と「まち」が渾然一体になっていたことに衝撃を受けました。

こどもが『であう』未来のために

私も子どもを育てる親として、心に残る様々な『であう』を体験させてあげたいなと日々思っています。

アーティストの自由な発想や生き方に触れることで、自分の考えや気持ちを表現する勇気が湧いたり、自分の枠を飛び出す行動の後押しができるかもしれないなと感じています。

継続的な体験の積み重ねが、いつか子どもたちの気付きや勇気になる、故郷を面白がる根っこになるはずです。

足利市立美術館でのワークショップに参加した際の写真(鶴見家)

芸術を慈しむ素地がこのまちと人の魅力

「このイベントって、どこでもできるわけじゃないよな?」と思います。

足利市は、古き良き町並みや豊かな自然が評価され、映画やドラマのロケ地として、たくさんの作品の舞台となっています。そう、ロケーションが抜群に良いのです!

このまちだからこそ、アートがうまく溶け合っているのだろうな、と思います。

このまちの魅力に惹かれて移住したディレクターの岩本圭司さんも

「路地まちアートランブルの前身イベントも含め、他のアートイベントが足利で何年も開催されていたっていうのは、この街に芸術を志す人が多いってことだし、それを支えてる方も、芸術が好きな方がたくさんいるってことなんですね。それって街のパワーだし、時間の蓄積を感じられる景観も魅力です。」と言ってくれました。

アートにアクセスしやすい常設の場も、まち中でのアートとの遭遇も

みなさんこんにちは、今回ディレクターを務めます岩本圭司(造形家・artspace & café代表)です。 足利との関わりは足利市立美術館で開催された吉増剛造さんの展覧会での仕事からでした。

ホテルの窓から見える四季折々の鑁阿寺、文化の匂いや時間の蓄積を感じるまちの風景を気に入り、足利でアートに関わっている人たちとの交流を通して、このまちで面白いことができそうだと感じて移住を決意
休憩や食事のためにふらっと立ち寄ったらアートと出会える場所「artspace & café」を立ち上げました。

artspace & café外観 足利市通2丁目小沢代表からの継続的なアプローチに応え、今回よりディレクターを務めています。立ち寄ればいつでもアートに出会える場を運営しながら、アートのおまつり『路地まちアートランブル』では、まちの空気を変えてしまうようなパワーのある作品をまちなかに送り出したいです。

「人」と「まち」を「アート」の領域で掘り下げる

「町」は人々の長い年月を掛けたその「場」に対する様々な働きかけによって作られます。そしてやがてその「場」がそこの「人」を作り出していくようにもなります。
足利には多くの古い路地が存在しますが、路地はその町の息づかいそのものです。路地は人と人の境界であり同時に人と人をつなぐ線でもあります。このような路地はその町の基盤であり、常に変化を続ける遺跡のようなものです。

そんな「町」とは、そしてその「町」を作り出す「人」とは?

「人」と「まち」について「アート」の領域で掘り下げてみる、このことは未来につながるひとつの道標となりえます。「アート」には人間の小さな理論を超えた何かがあるからです。第二回『路地まちアートランブル』のテーマは「アートで人と町を考える!」です。

足利の路地探訪

アーティストがまちと『であう』、観客が新たなまちの姿に『であう』

出展作家は、足利在住者と足利の外にいる方を半々にすることを検討しています。内からと外からで見えるものどう違うのか、それが表現にどう反映されるのか。アーティストが足利のまちを掘り下げた結果の表現・作品を、市民の方々、市外のアート好きの方々に是非愉しんでいただきたいです。


出展予定のアーティスト(2023/3/28時点)※50音順

飯山太陽/大竹清仁/小沢智恵子/谷口勇三/篠崎孝司/山崎小枝子 など

『路地まちアートランブル』スケジュール・概要

5月 クラウドファンディング終了
6月 出展作家確定
8月 告知や宣伝活動を開始
10月初旬リターン発送
10月28日(土)~11月5日(日)9日間の開催(10:00~16:00を予定)


展示会場:足利市の中心市街地の古民家や空き店舗

(鑁阿寺、織姫神社、足利商工会議所周辺。東武伊勢崎線足利市駅またはJR足利駅より徒歩15分程度)

入場料:1,000円(観覧パスポートと引き換え)
観覧パスポートは、期間中は全日使用でき、全会場で再入場可です。

体調が優れない・発熱しているお客様のご来場はご遠慮いただき、パスポート購入者の記録や、換気・消毒、密を避けるための各会場の人数制限など、感染症対策を実施いたします。

資金の使い道

従来通りグループ展形式をとればなんとか運営はできるのですが、足利市が誇れる芸術祭へと育てるために、本プロジェクトでご支援いただいた資金をこのように使用させていただきます。


①アーティストが今までよりも気持ち良く作品制作・展示するためのサポート費用(交通費や滞在費、制作補助費)

約60万円 

(出展作家は30名規模を想定)


②知名度の向上・集客力アップのための販促物制作や広告宣伝費

約80万円


・街中に掲示する『路地まちアートランブル』のフラッグ制作費用

・SNS等での宣伝広告費


③CAMPFIRE掲載手数料(17%+税)および返礼品準備・発送費

約35万円+約25万円


※金額は全て目標額。本プロジェクトでの資金調達具合で増減可能性あり。


目標を大きく上回ることができたら、ゲストアーティストの招聘も視野に入れています!代表の小沢を中心に、地元足利の企業様への協賛のお願いも同時並行で行っております。

会場使用料や、当日パンフレットのデザイン・印刷、ボランティアに関わる費用(100名分)、記録集の制作・印刷代など従来の運営費は観覧パスポート(1,000円)による収入や、印刷物への広告掲載などから捻出する計画でおります。

artspace & caféでの運営メンバー会議

リターンのご紹介

『路地まちアートランブル』を私たちと一緒に面白がってくださる仲間が増えてくれたら嬉しいです!

今までの活動に触れていただきイベントへの期待感を高めていただけるリターンや、アートをご自宅で身近に感じていただける出展予定作家の作品などをご用意いたしました。


★『路地まちアートランブル』を応援!コース(3000円)

お気持ちで応援していただくコースです。

『路地まちアートランブル』運営からのお礼のメールとお礼のお手紙をお送りいたします。


★『路地まちアートランブル』がもっと気になる!コース(5000円)

出展作家のポストカード、前回イベントの記録集のセットです。

・出展作家の作品を印刷したポストカード1枚(作家:飯山太陽)

・『第一回路地まちアートランブル記録集』(フルカラー全24頁、非売品)1冊

・『路地まちアートランブル』運営からのお礼のメールとお礼のお手紙


★『路地まちアートランブル』を満喫!コース(10,000円)

パスポート、出展作家オリジナルグッズとポストカード、前回イベントの記録集のセットです。

・『路地まちアートランブル』観覧パスポート1枚(イベント期間中全会場で再入場可)

・出展作家のオリジナルキャラクターキーホルダー(作家:山崎小枝子)

・出展作家の作品を印刷したポストカード1枚(作家:飯山太陽)

・『第一回路地まちアートランブル記録集』(フルカラー全24頁、非売品)1冊

・『路地まちアートランブル』運営からのお礼のメールとお手紙


★『路地まちアートランブル』をペアで満喫!コース(20,000円)※新規追加のリターンです

パスポート、出展作家オリジナルグッズとポストカード、前回イベントの記録集のセットです。

・『路地まちアートランブル』観覧パスポート2枚(イベント期間中全会場で再入場可)

・出展作家のオリジナルキャラクターキーホルダー2個(作家:山崎小枝子)

・出展作家の作品を印刷したポストカード2枚(作家:飯山太陽)

・『第一回路地まちアートランブル記録集』(フルカラー全24頁、非売品)2冊

・『路地まちアートランブル』運営からのお礼のメールとお手紙


★【作品付きプラン】アーティストの作品をお届けします

谷口勇三/陶器作品(30,000円)

山崎小枝子/バッグ(30,000円)

大竹清仁/版画作品(50,000円)

篠崎孝司/陶器作品(100,000円)

小沢智恵子/羊毛ショール2枚セット(150,000円)

最後に

まちにアートが溶け込んで、それぞれが磁力になり『であい』を生み出す。『であい』の連続が人とまちのパワーになり、まちの空気が変わっていく。私たちはそう信じています。


この取り組みを、是非一緒に面白がってくださるととても嬉しいですし、励みになります!

皆様の温かいご支援、何卒よろしくお願いいたします。

イベント当日のご来場、足利市にフラッと遊びに来てくださることもお待ちしております!


♪♪ぴあのアートニュースにて、本プロジェクトを取り上げていただきました♪♪

https://lp.p.pia.jp/article/news/269108/index.html


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/08/23 13:23

    開催まであと約2ヶ月。今まで継続的にボランティアで関わってくださった方々以外に加え、今回より、学生へのボランティア募集も積極的に実施しています。アート作品とアーティストと触れ合って、アートを愉しんでくださるお客様と関わることで、この街を想う心の土壌が育まれていけたなら、素敵だなと思っています!

  • 2023/05/11 14:35

    本日5/11(木)、足利商工会議所での定例会の5分間PRの枠にて、路地まちアートランブルのクラウドファンディングへのご協力のお願いと企業協賛についてのプレゼンを事務局の鶴見裕也が実施してきました。企業協賛のお願いは、代表の小沢を中心に精力的に行っております!

  • 2023/05/10 11:42

    皆様のご支援のおかげで、出展アーティストから出展料をいただかない形での開催が実現できることになりました。ディレクターの岩本より、順次アーティストへの出展依頼を開始しておりますので、イベントの進捗報告として、こちらにてお知らせいたしました。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください