はじめに・ご挨拶

タイトルを間違えて入力いたしましたが正式プロジェクトタイトルは

「「仏菓子専門障がい者菓子職人」の送る 障がい者に勇気を与えるプロジェクト第1弾」となります。


私はパティシエを始める前は、IT関係の資格を取得し仕事に就いていました。そこで後天的な精神障がいを患い、闘病生活と資格取得を経て障がい福祉の仕事に就きました。

社会福祉士などの資格も取得し、仕事に就こうと思いましたが私の精神障がいが重い為現場で思ったように活躍できず、また同じ障がい当事者の方への支援も気持ちが理解できるかと思っていましたが、そんな甘い物ではなくて・・現場では足手まといにしかなっていませんでした。


ただ、以前勤めていた精神病院や通所していた作業所で、障がい者が社会で閉塞的に仕事している事や可能性や挑戦が限定されて、自分のなりたいものがあっても成れないと嘆いている方を多く目にしてきました。私はそんな方々の無念や悔しさを目の当たりにしてきて、自分は障がい者として何かその方々に勇気を与えるような地域社会への貢献を通じた偉業を達成できないかと意識する様になりました。


商品・お店が作られた背景

社会福祉士の取得の為に実習で通った作業所で、たまたま菓子作りをする機会があり、そこで働いている利用者の方々が活き活きしている事に私は惹かれました。

それを機に私も個人的に「菓子作りを自身の障がいのリハビリに使えないか?」と意識する様になり独学で自宅で菓子作りをはじめる様になりました。


それが切欠で少しずつですが、最初はトイレットペーパーを巻き取る事さえできなかった手の不器用さが今では絞りやナッペ、菓子の組み立てや仕上げやチョコレート細工など数々の技術を習得できました。

また今まで視野が狭く状況判断能力が低く、並行作業もできませんでしたが菓子作りを通じてそれらを克服できる様になりました。


何より私の障がい特性として、脳が興奮・神経が働き続けるという特異性があり睡眠薬や向精神薬を飲まないと絶対に眠れない体になりましたがそれと引き換えに数々のインスピレーションや閃きを得られる脳に変わりました。

私は闘病生活で得た菓子作りの技術と障がいによる特異性で、私にしか作れない様々な菓子を作りたいと思いました。


今回ご紹介する作品の開発由来は、昨今の酷暑で各御家庭で御酒の消費量が格段に伸びている事を実感したからです。なので、御酒に合うチーズサブレ(御酒のお供になると共に、夏に消費しがちな塩分補給も意識)やシャンパンスイーツ(御酒が直接飲めない方でも、御酒の持つ清涼感で夏を快適に過ごして頂きたい)を開発する事に決めました。


あとの作品は、私がフランス菓子の道に踏み入れる切欠になった作品です。当時素人で右も左もわからない私には洋菓子にも日本風、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー諸々幅広い物がある道の世界でした。

そんな中でフランス菓子の専門書でまるで芸術作品やオブジェの様な美しさと力強さを持った表紙のガレットデロワを見て私は衝撃を受けました。

そして本を読み進めるほどに「こんな芸術作品が人間の指先で作れるのか」と感激しました。数ある洋菓子の分野の中でもフランス菓子を選んだのは、このガレットデロワを見た事に他なりません。


私たちの商品・お店のこだわり

私の商品へのこだわりとしては、ブランドや価格のみで選ばず随所で安価な物や逆に高価なものあるいは自家製や既製品などバランス良く使い分けると言う部分です。

多くの店は一流の素材や一流の技術に一流の人材などを駆使して凄まじい作品を生み出されていますが私は素材の持つ特性や個性を組み合わせて、巷にある誰にでも手に入る素材からでも美味しい物を生み出すことに関心を惹かれました。


某テレビ番組で、商店街で定食屋を営まれている元超有名ホテルの総料理長のシェフが癖のある素材を調理されている場面があったのですが、高級な素材などは何一つ用いず持ちうる知識や経験や自家製のパーツで「巷で手に入る材料」と「癖のある素材」というハンデをものともせずに出演者の芸能人の方々をうならせる料理を提供されていました。


この一場面を観て、私は確かに素材にこだわることは大事だと思いましたが素材に頼るのではなく、素材を使いこなし素材の持つ個性を組み合わせた相乗効果や逆にポイントになる部分は少々高価な材料を、そして何より可能な限り自家製のパーツを仕込み自分の思うとおりの味や内容に仕上げて、それらを組み合わせた作品作りをしようと決めました。


これは菓子作りだけでなく人間関係においても同じで、厨房で菓子作りをしている際にもそれぞれのアシスタントさんが得意な作業や苦手な作業を見分けて適材適所に仕事を割り振りもし失敗しても私がフォローする事で、恐れずに挑戦していける環境づくりを心掛けています。

楽しく談話しながら作ることも意識していて、そのアシスタントさんが最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりにこだわっています。


私は有名店で修行した、コンクールで優勝した、フランスで修行したなどのアドバンテージは無くしかも精神障がい者で独学と言うハンデさえある人間ですがやりようや創意工夫によっては良い結果を導き出せる事を学んできました。


私のお店のこだわりは、簡潔に述べれば素材や人材の本質を理解し、それらを上手く組み合わせて相乗効果を生み出すことに視点を置いているという点に限ります。

肩書きやブランドにとらわれず本質を見抜き、ハンデになる部分もやり方次第では長所になるといった考え方で作品作りや人材育成に取り組んでいます。


人間も菓子も仕事も同じ様な視点で見れる様になってきました。全てを高価で一流の物で固めてもそこに目的や主旨・統一性やバランスが無ければ成り立ちません。

ある部分は力強く主張し、別の部分は主張が弱くとも他の邪魔をせずフォローする適材適所でさながらチームワークのように一つの目的や統一性を持って形として成立する。これは地域社会や世の中でも理想的な姿だと思います。


私は障がいで得た特性や能力を発揮した菓子作りと言う、自分固有の役割でこれらを地域社会に訴えかけて健常者と障がい者が理解し合い助け合える世の中の確立を目指したいです。


そして何よりその障がい者が実際に作った作品を、お客様に試食して頂くという事で購入の判断を委ねるといった独自のサービスを当店では取り入れさせて頂いています。


リターンのご紹介

シャンパンスイーツ

「食べるお酒」をイメージして作られた『シャンパンスイーツ』は、シャンパンならではの気泡性と爽やかな味わいが暑い夏にピッタリなスイーツ。

最下層のクリームには旬の柑橘類やベリー類を加え、甘酸っぱさをプラス。シャンパンを丸々1本使って作られたジュレにはバーナーで炙ったスイスメレンゲをのせることで、シズル感を加えつつアルコールの尖りをマイルドにしました。

心地良い酸味と口どけの良さ、シャンパンによる清涼感を味わえるシャンパンスイーツは、お酒好きやスイーツ好きにおすすめ。夏の暑さを忘れられる、爽快感のある一品です。

原材料は卵、酒、ゼラチン、砂糖、レモン汁、マーガリン、冷凍フルーツ(グロゼイユ)、オレンジになります。

アレルギーは卵や乳製品が主に該当してきます。まれにゼラチン、レモン汁、オレンジなども該当します。


チーズサブレ(リターンの画像は間違えて投稿した内容で、こちらの分量が本来の内容です)

ふんだんに使用したナチュラルチーズによるチーズの後を引く味わいと、カリッと・サクホロ食感をお楽しみいただけるのが『チーズサブレ』。

プレーンをはじめ、おつまみにふさわしい味を4種類展開しています。

チーズサブレには自家製で製粉した小麦粉やグリュイエールチーズ、各フレーバーを独自配合。生地に塩も練り込むことで、ビールやワインが進む味に仕上げました。

無塩マーガリンのコクと味わい深いチーズが効いたチーズサブレは、お酒好きのみならずスナック菓子好きにもピッタリ。季節に合わせてフレーバーの増加も予定しております。

[商品概要]

商品名:チーズサブレ(プレーン、カレー、七味唐辛子パウダー、山椒の各4種類)(1袋に直径4cm・厚さ1cmのサブレが7~8枚入り)原材料は小麦粉、強力粉、チーズ、マーガリン、卵、塩、砂糖(山椒、黒胡椒、カレーパウダー、七味唐辛子)になります。

主なアレルギーは小麦粉や卵や乳製品アレルギーになります。山椒、黒胡椒、七味、唐辛子、カレーパウダー(含有されている材料)などにもアレルギーがあります。


オペラ

パティスリー・プルスイーヴルの『オペラ』はチョコレートの甘さとコクが味わえつつ軽やかにお召し上がりいただける人気商品。

古典菓子であるオペラの伝統に沿いつつ、クリームはバタークリームではなくコクがありながらも優しい甘さの「クレームムースリーヌ」(カスタードにバターを半分加えたクリーム)を使用。

他店様のオペラよりも食べやすく、飽きが来ない味わいとなっています。コーヒーシロップにはあえてラム酒やブランデーを使わず自家製粉したコーヒー豆とドーバー社のイタリア製エスプレッソリキュールを用いるのがこだわり。

口当たりがやわらかく、芳醇なコーヒーの香りもお楽しみいただけます。1ホール13.5cm×18.5cmで高さ4.5cmです。

原材料は卵、マーガリン、チョコレート、生クリーム、砂糖、コーヒー、カカオバター、小麦粉、洋酒となります。

アレルギーは卵、乳製品、小麦粉、チョコレートなどが主になります。コーヒー、カカオバター、酒もアレルギーが含まれます。


ガレットデロワ

フランスの伝統菓子の一つ、ガレット・デ・ロワ。パティスリー・プルスイーヴルのパティシエがフランス菓子の世界に足を踏み入れるきっかけとなったお菓子は、あえて一番難しい「折込法」(アンヴェルセ)という製法で制作。

折込法により表面の模様は美しく、サクサク・パリパリでホロっとした食感とともに、ふわっと香るバターの風味をお楽しみいただけます。

中のクリームには、王道の「クレームダマンド」(アーモンドクリーム)のみを使用。優しい甘さが生地の香ばしさを引き立てます。

1ホール直径約21cmで高さ約4cm原材料は強力粉、小麦粉、バター、砂糖、塩、アーモンドプードル、卵、コーヒーになります。アレルギーは小麦粉、乳製品、卵、ナッツ、コーヒーなどが主です。


各作品ごとの価格ですが(商品価格+送料→送料はリターンの作品や数、送付地域で変動します)

サブレセット1,296円+1,200円

シャンパンスイーツセット864円+1,200円

ガレットデロワ4,320円+1,200円

オペラ4,320円+1,200円

の4枠を設けています。



プロジェクトで実現したいこと

経営面から申し上げますと新商品2点の認知度と評価を上げつつ、酷暑で暮らしづらさを感じている方々に少しでも食を通じて癒しを感じて頂くこと。

そして当店の看板作品を食べて頂き、フランス菓子通の方はもちろん、フランス菓子を食べた事がないと言う方でもフランス菓子の魅力を感じ取っていただく事が今回のプロジェクトでの主旨です。


そして、パティシエであり精神障がい者としての私から申し上げますと障がいやハンデのある人間でも、本人の意思や気持ち次第と環境や努力や周囲の理解と支援に適応した仕事やレベルなど様々な課題をクリアできればもっと働ける分野や活躍できる機会が開拓できる事を我が身を持って証明したいという事です。


障がい者でなくても「もう年だから」「自分には向いていないから」などと仰る方もいます。確かにそれも一つの意見ですしそれが間違いだとは私は思いません。

ただ、もし心に燃え上がるようなものと巡りあえたらまっしぐらに突き進んで欲しいです。

私も今の仕事をやるまでに様々な方に「障がい者にパティシエなんてできるわけが無い」「菓子作りなんかより経営の面で失敗するに決まっている」など様々な言葉を言われました。しかし今はその言葉をバネにして這い上がってきた自分がいます。


菓子作りをやりだす前の私には全く自信・・・自分の可能性や能力を信じる力がありませんでした。しかし巡り会わせや出会いで、この自信というものは時に自分の中に芽生え始めてくれます。一度芽生えたら後はそれを信じて突き進むだけだと思います。

時には壁に当たり悩む事もあるかと思いますが、それを乗り越えれば更に大きく成長できます。



私の闘病体験やパティシエとしての今回の挑戦を機に同じく勇気付けられる障がい者の方々、ならびに自分にコンプレックスをお持ちの方や自分の生き方に迷われている方に「自分を信じる大切さ」や「創意工夫で道は拓ける」という事を御伝えさせて頂きたいです。


人間の持つ可能性なんてそう簡単に他人に推し量れる物ではありません。他人の向き不向きを安易に咎める等無礼ですし、不向きな物でもやり方の創意工夫や教わり方ややる気次第で一定水準のレベルまでは身に付くこともあるかと私は思います。

重要なのは本人自身の意欲と自信であり、自分の経験や成功談や一般常識や現実ばかりを押し付け言うとおりにしないと怒る先達者の言いなりになる事では決してないと断言できます。


アドバイスはしても、その方固有の意欲や認識や資質や能力それらと真摯に向き合い本音に寄り添える姿勢こそが本当の意味で人を導き理解し支えあう大切な事ではないかと私は感じます。

自分の進む道や資質や能力・適性と言うものは、長い間自問自答を重ね努力を積んだその先に自分で学び感じ取る事にあると私は自己の体験からお伝えさせて頂きます。


資金の使い道・スケジュール

集めさせていただいた資金は、当店の運転資金や新商品開発に当てさせていただきます。常に新しい作品を作り続け可能性に挑戦し続ける為にも此度の得られる資金には大きな意味があります。

得られた資金を元手により創作性やレベルの高い作品を店頭で販売しつつこちらのキャンプファイアー様のプロジェクトでよりレベルの高い作品を皆様にお届けさせていただきたい所存です!!


スケジュールとしましては今回のこのプロジェクトを火きりにキャンプファイアー様で数々のプロジェクトに挑戦させて頂き十分な実績と知名度を獲得できたら店舗経営の方へ専念する所存です。

それまではキャンプファイアーでのプロジェクト挑戦は続けさせて頂く予定です。あと通年夏季はこちらキャンプファイアー様でプロジェクト挑戦させて頂きたいです!!

挑戦の機会をお与え頂いたキャンプファイアー様にも手数料を御支払いさせて頂きます。


最後に

店舗情報など

・営業時間 店名:パティスリー・プルスイーヴル



【店舗情報】

店名:パティスリー・プルスイーヴル

住所:京都府宇治市木幡御園20-180

営業時間:11:00~18:00

営業日:毎週金曜日・土曜日・日曜日

URL:https://ameblo.jp/okashi-911/

Instagram:https://www.instagram.com/patisseriepoursuivre/


備考としまして

「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。

商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」

恐れ入りますが宜しくお願い致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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