【もう1つの京都を知っていますか?】

由緒正しい寺社仏閣や美しい町並み。そんなすばらしい日本文化が息づく京都には「もうひとつの京都」があることを知っていますか?

京都北部の日本海に面した「海の京都」は、古代より大陸との交流の窓口として栄え、日本の国生み神話の重要な舞台となった場所として、「もうひとつの京都」とも呼ばれています。

日本三景のひとつ天橋立、舟屋のある漁港町伊根などの観光地があり、和の源流が息づく場所として古きよき日本の文化が色濃く残っています。

↓傘松公園から見える天橋立の風景

↓舟屋の里(伊根)

【海の上を走るレストラン列車】

京都駅、大阪駅からそれぞれ約2時間。

京都府北部、全長114kmを走る私たち京都丹後鉄道はそんなもう1つの「海の京都」を走るローカル列車です。

日本三景天橋立を中心に走る私たちの鉄道は、青い海・霧に包まれる山々・コウノトリが舞う田園地帯など風光明媚な景色の中を走ります。

そんな私たちの鉄道の大きな魅力のひとつは、「丹後くろまつ号」、「丹後あかまつ号」、「丹後あおまつ号」の観光列車です。

↓左から丹後あおまつ号、丹後くろまつ号、丹後あかまつ号

↓丹後くろまつ号車内画像

↓車内アテンダント

 

特別にデザインされた観光列車に乗り、どこまでも続く海と、巨石や緑の松が織りなす自然のキャンパスを眺めながら旅を楽しみます。また海面からわずか6メートル上を走る551mの由良川橋梁(きょうりょう)では、ゆっくりと速度を落としながら運行をし、まるで海の上を走っているような気分を堪能できます。

↓由良川橋梁

【ローカル鉄道の抱える課題】

日本全国のローカル線の経営は厳しい状況を余儀なくされています。

車利用の拡大に加えて、沿線人口の減少・過疎化によって年々ご利用のお客様は右肩下がりとなり、施設の老朽化などの課題も発生し、鉄道の存続またその存在意義も問われるようなニュースも続いています。

当然私たち京都丹後鉄道も、くろまつ号を活用したレストラン列車の運行などの様々な取組は続けてきましたが、ローカル鉄道として同じ課題に直面しています。

【魅力】
もうひとつの京都、そして私たちローカル鉄道の魅力ってなんだろう・・?

夏には幽霊列車やおもちゃ列車、冬にはクリスマスイベントなどの企画を実施し新しい取組は続けてきたものの抜本的な改善に至らない中で、もっと多くの観光客にお越しいただける、本当の魅力は何なのかを自問し続けました。

↓おもちゃ列車イベント時の車内の様子

↓クリスマスイベント

そして気づいたのは、きれいな景色、人ごみの少ないのんびりとした空気、ゆっくりと流れる時間、住む人の笑顔、そんな何気ない日常が、私たちが持つ魅力だということでした。

人も乗り物も、どこか「ゆとり」を失ってしまった都会とは異なるローカル鉄道の風景と、もうひとつの京都「海の京都」が持つ魅力、それが私たちの「宝物」である。

そうであるなら、単純にたくさんの観光客に来てもらおうとするのではなく、もっと一人ひとりに寄り添った鉄道でありたい。都会の慌しい生活や有名観光地の人ごみに疲れた人たちが、「ほっと一息」つける、のんびりできる場所でありたい。

そんな思いを強くしました。

↓かぶと山からの久美浜湾の眺め

【私はコーヒーと旅に出る~丹鉄珈琲の誕生~】
ゆったりと流れる時間の中で、ほっと一息つける場所でありたい。

そんな時に思いついたのは「私たちの持つ日常」と「珈琲」という存在の親和性でした。

私たちの鉄道に乗り「もうひとつの京都」へ訪れる人たちは、きっと都会の喧騒や有名観光地の人ごみから離れた、ほっと一息つける場所を求めている。

そんなときに、美味しい珈琲があるだけで、そこで過ごす時間は2倍にも3倍も素敵で、暖かく、心地よい時間になるはず。

そんな思いを持って、丹鉄珈琲のブランド作りが始まりました。

【丹鉄珈琲について】
特別な「ひととき」を求めて来てくださる人たちに対して、出来合いの珈琲を出すのでは意味がない。そう思った私たちは、この土地にあった、最高の珈琲をつくることにしました。

こだわったのは、それぞれのエリアの日常を感じさせる味・ブレンドであること、そして何より、どこにも負けない珈琲であること。

そんな思いに共感をしてくださる人たちと一緒に

天橋立ブレンド
与謝野ブレンド
京丹後ブレンド
舞鶴ブレンド
福知山ブレンド

の5つのブレンドをつくりました。

↓各ブレンドの特徴

豆のプロフェッショナルが厳選し、徹底した品質管理のもと、この地で焙煎されたてのコーヒー豆を使う。
そして1杯1杯丁寧に挽いた「スペシャリティコーヒー」として、現在は私たちが運行している「丹後くろまつ号」、「丹後あかまつ号」、「丹後あおまつ号」の列車内のみで提供をしています。

【今回の取組】

もっと多くの人に、丹鉄珈琲を知ってもらいたい、そして多くの人にとって「もう1つの京都」の旅の出発地となる場所を作りたい。

そんな思いから、京都丹後鉄道宮津駅に「丹鉄珈琲~114kmCAFE」をOPENしたいと考えています。

店名に込めたのは、全長114kmの沿線全体がCAFEであるということ。そして、一人ひとりが、それぞれの感性で、1番良いと思った席(景色)で珈琲をゆっくり楽しんで欲しいということ。

珈琲片手に旅に出る人々への旅の窓口として、誰もがほっと一息つける場として、そして何よりこの「もう1つの京都」と「ローカル鉄道」の魅力を発信する拠点としてこの拠点を活用していきたいと思います。

↓店舗イメージ(6月OPEN予定。当面は土日祝日の営業を予定)

今回は皆さまに、こちらのカフェのOPENに伴う費用のご支援を頂きたいと思っています。

費用の使い道については、

①宮津駅の内装・外装の設備工事費用

②丹鉄珈琲提供に伴う各種備品類の費用

に活用いたします。

【リターンについて】

今回はご支援いただいた皆様へのお礼として、以下リターンを設定しています!

CAMPFIRE限定記念硬券はご協力をいただいた皆様のみGETできる、今回限りのものとなります。

3,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②お礼メッセージ

5,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲豆(200g)を5ブレンドから1袋
③お礼メッセージ

7,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲ドリップパック5ブレンド×各3杯分
③お礼メッセージ

10,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲豆5ブレンド(200g×5)セットまたは丹鉄珈琲ドリップパック(5ブレンド×各7杯分)
③お礼メッセージ

12,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲豆5ブレンド(200g×5)セットまたは丹鉄珈琲ドリップパック(5ブレンド×各7杯分)
③丹鉄クッキー2個セット
④お礼メッセージ

12,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②CAMPFIRE限定30名、丹後くろまつ号特別スイーツコース(6月23日 15時28分西舞鶴駅出発予定)
※通常の定期コースの内容とは異なります。
※詳細については、プロジェクト完了後、ご案内いたします。
③お礼メッセージ

15,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲、半年間飲み放題券(非売品・CAMPFIRE限定)
・初回利用日から半年間、丹後くろまつ号、あかまつ号、あおまつ号、114kmCAFEで利用可能な丹鉄珈琲の飲み放題券です。
・ご本人さまのみ利用可能です。
③お礼メッセージ

20,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②店舗の壁面瓦に支援者様のお名前を記載します。(通年)
※リニューアルOPEN時に壁面に一枚ずつ設置する、壁面瓦に支援者の方のお名前を記載いたします。ニックネームでも可能です。記載名については、あらためて支援者の皆様に個別にご案内をいたします。
③お礼メッセージ

20,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲豆5ブレンド(200g×5)セットまたは丹鉄珈琲ドリップパック(5ブレンド×各7杯分)
③丹鉄コーヒーセット限定カラー(マグカップ・ドリッパーのセット)
※限定カラーの色は未定です。限定カラーはCAMPFIRE限定のものとなり、今後の販売の予定はございません。
④お礼メッセージ

30,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲、1年間飲み放題券(非売品・CAMPFIRE限定)
・初回利用日から1年間、丹後くろまつ号、あかまつ号、あおまつ号、114kmCAFEで利用可能な丹鉄珈琲の飲み放題券です。
・ご本人さまのみ利用可能です。
③お礼メッセージ

100,000円
①CAMPFIRE限定 記念硬券(宮津駅入場券)
②丹鉄珈琲豆5ブレンド(200g×5)セットまたは丹鉄珈琲ドリップパック(5ブレンド×各7杯分)
③ご希望のヘッドマークが丹鉄を1日駆け抜ける!
 ex)あなたの名前がついたヘッドマーク(ニッポンタロウライナー)
   あなたがデザインしたヘッドマーク 
 ※デザイン及び掲示時期についてはプロジェクト完了後、支援者の方と個別に調整をさせていただきます。
 ※公序良俗に反する場合などは、デザインの変更をお願いする場合があります。
④お礼メッセージ

【最後に】

支援してくださる方も、今回はちょっと難しいという方も、是非一度、京都丹後鉄道にのって、もう1つの京都にお越し下さい。きっと、これまでにない、新しい風景、人、時間との出会いがあるはずです。

みなさまのご協力、ご来訪を心よりお待ちしております。

  • 2018/05/19 16:32

    いよいよ、本プロジェクト支援の募集も明日までとなりました!! これまでに、なんと100名を超える皆様のご支援をいただき、OPENに向けて社員一同、身が引き締まる思いです! ご支援いただいた皆様もそうでない方も、ぜひ丹鉄珈琲片手に、丹鉄に乗って遊びに来てくださいね! たくさんの美しい風景と...

  • 2018/05/15 17:09

    「114kmカフェ」OPENに向けて、たくさんの支援をいただきありがとうございます!!! 終了まで残りあと6日となりましたが、80名を超える皆様からの支援をいただき、社員一同大変うれしく思っています!皆様からの支援や情報発信のご協力もあり、たくさんの新聞やWEBメディアにも取り上げていただい...

  • 2018/04/27 19:48

    皆様たくさんのご支援ありがとうございます!! 早速ですが今回支援いただいた方々にリターンとしてお返しする「硬券」って何のことかご存知ですか?? 「硬券」とは日本の鉄道創業期から使用されていた厚紙で出来た切符の事で、最近は鉄道の利用がほとんどICカードに代わる中で、「昔懐かしい!」「かわいい...

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