▼はじめにご挨拶

日本大学芸術学部時代の同級生、まるのめぐみと寺嶋昌美が中心になり、日本の音楽や芸能を楽しんでいただく活動しています。その中でも中心となっているのが「三味線であそぼ!」

三味線は知っているけど、触れたことがない方がほとんどだと思います。

昔、おばあちゃんが弾いていたけど・・・テレビでは見たことがあるけど・・・

せっかく日本に生まれ、日本で生活しながらも、日本の音楽はよくわからないし触れる機会もないというのは、とても寂しくもったいないと思うのです。
もっと知ってほしいし、三味線を弾いてみてほしい。

寺嶋もまるのも、十代の時に三味線に出会いその楽しさを知りました。そして年を重ねるごとにその楽しさを多くの方に伝えたいと思うようになりました。
立派な芸術として伝えてくださっている方は他にいらっしゃるので、私たちはもっと身近な「遊び」として三味線を知ってほしいと思ったのです。そして、できれば小さな子供達にも興味を持ってもらいたい。

どうすれば敷居が低くなるだろうと考えて、ハンドパペットのにゃん太を作ってみました。
まるのがにゃん太を操り進行しながら、まさみ師匠は三味線の弾き唄いで、皆様に三味線の仕組みや歴史を知っていただく。それからお江戸にタイムトリップするという芝居仕立てで、長唄だけでなくディズニーソングや現代の曲なども取り入れた三味線曲を聴きながら、一緒にお江戸を散歩した気分になって頂きます。

にゃん太は子供にも大人にも大人気。お江戸にゃんこの花ちゃんと一緒に皆さんをエスコート致します。

 

「三味線であそぼ!」は二部構成になっており、第一部の公演の後は、実際に三味線を弾いていただく体験の時間です。私たちは、聞くだけ見るだけでなく実際に自分で音を出し演奏してみることが大切だと思っております。


▼このプロジェクトをやろうと思った理由と実現したいこと

「三味線であそぼ!」第二部の三味線体験は5歳くらいから年配の方まで幅広い年代層の方に楽しんでいただいています。
親子で体験してくださる方も多く、親御さんよりもお子さんの方が夢中になって弾き続けるという姿もよく見られます。

三味線体験の時間、私たちは自分たちの三味線で体験をしていただいているので、サイズは子供も大人もみんな同じ大きさの長唄の三味線を使っています。

長唄の三味線は細棹という種類なので、津軽三味線などの太棹から比べたら小さ目なのですが、身体の小さな子供たちにとっては、だいぶ大きくて重いのです。

三味線人口の多かった昔は、小さな子供達のための子供用三味線(番三味線)というものもあったそうですが、今ではほとんど見ることもありません。

「大きくて重たいけど、この音が好きなの。もっと弾きたい」
こんな意見をたくさん聞くようになり、体が痛くなってべそをかきながらも、三味線を離さない子供もいて、子供用三味線の必要性を強く感じるようになりました。

身近に持っている人もいなかったので、自分たちで作れる簡易的なものを作り試したこともあるのですが、音が違うと子供の評判が悪く、又、はじめから本物に触れてほしいという思いもあり、子供用三味線を製作してもらう決断を致しました。

学校や地域のイベントなどで、どんどん「三味線であそぼ!」をやっていきたいし、小さな子供達にももっと楽しんでもらいたいのです。

今回のプロジェクトの資金で、子供用三味線一丁と三味線小物類を新しく購入いたします。
皮は子供が使うものなので、裂けない合成皮を張ってもらいます。
これは目標額が達成しなくても、実行いたしますので、ぜひ、お力をお貸しください。

プロジェクト資金は、三味線等購入の他、リターン経費、camp-fire手数料として使用いたします。
まず、10万円を目指し三味線一丁を購入いたします。
最終的には子供用三味線を複数用意したいと思っておりますので、高めのリターンも用意いたしました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

(写真には個人情報保護のため、にゃん太のお面をつけました)

▼これまでの活動

これまで年に数回、「三味線であそぼ!」「民話語り」「古事記」など、三味線や尺八、お囃子などと芝居をあわせ楽しんでいただくイベントを都内各地でやってまいりました。
杉並の児童館ではもう10年ほど同様の活動をしております。

ハンドパペットのにゃん太の登場する「三味線であそぼ!」は、2年前から主に品川区や、中央区のイベントで行っており、毎回、幼児からお年寄りまで楽しんでいただいています。

初めて三味線体験をして、20分足らずでこれほど弾けるようになったお嬢さんもいて、子供達の秘めたる才能に驚かされます。うれしそうな表情をお見せしたいところですが、安全のためにお顔にぼかしをかけました。

▼それぞれのプロフィールとメッセージ

【まるのめぐみ】ハンドパペットにゃん太の中の人
東京出身 日本大学芸術学部演劇学科卒業 舞台役者

大学の長唄研究会で初めて三味線を弾きました。
三味線はギターのようにフレットがあるわけではなくとても難しいイメージのあったのですが、弾いてみたらとても楽しく、思ったほど難しくもなく、たちまち虜になりました。
学生時代は、皆で競うように難しい曲に挑戦したり、鏡獅子や棒しばりなど日本舞踊の演奏させてもらったたり、毎日が楽しく三味線を弾く日々でした。
社会人となってからは三味線を手にする機会は減っていたのですが、この楽しさを伝えたいという気持ちは大きくなり、役者としての経験から芝居仕立ての台本を作り、寺嶋や大学時代の先輩、同期、後輩などの力を借りて、本格的に行動を始めました。
まるのめぐみ FBページ きらめき舎HP

 【寺嶋昌美】まさみ師匠
福井県出身 日本大学芸術学部演劇学科卒業
長唄をはじめ小唄、端唄、現代音楽などの三味線演奏および指導に携わる。
長唄三味線師範 杵屋栄櫻

幼い頃より、家業の関係で自然と三味線の音色が耳に入ってくるような生活でした。
私自身も、5歳で日本舞踊、15歳で三味線のお稽古を始めたのですが、
簡単に弾けると高をくくっていた三味線はなかなか手強いものでした。
思ったように指が動かない、音が出ない!!
上手に弾けず悔しくて悔しくて、手が痛くなるほどお稽古したものです。
少し弾けるようになると、それまでとは一転して、とても楽しくなりました。
寂しいときもうれしいときもいつも三味線がそばにありました。

色々な曲が弾きたくなり、
本来の長唄だけでなく、端唄小唄を独習したり、友達とバンドを組んだり、
芝居や朗読とコラボしたりと、どんどん世界が広がりました。

三味線に没頭しながらも、
大学卒業後は、システムエンジニアとして企業で働き、
結婚、出産も経験しました。
そしてそれらの経験は、私と三味線を一層深く結びつけました。
一般の企業で働く企業人は三味線とは無縁でしたし、
子供たちも三味線を聞くことも、触れる機会もありません。
時折三味線を披露すると、企業人も子供たちも自然に集まってくるのです。

三味線と聞くと、昔の楽器、古臭い、と思われがちですが、
本当は皆のDNAに組み込まれている日本人の心です。
日本人に生まれながらも、日本文化、伝統芸能に触れる機会が少ない現代人、
日本文化に興味津々の外国人の方々に、三味線のことを知ってもらいたい、
実際に三味線を持って音を出して感じてもらいたい。
そのような気持ちで日々活動しています。

「三味線であそぼ!」
第一部の公演は出演者2名~5名の編成で行います。
そのメンバーが第二部の三味線体験のインストラクターを務めます。

【杵屋栄十郎】アドバイザー
日本大学芸術学部卒業 私達の先輩です。
現役の歌舞伎長唄三味線演奏家
曲のアドバイスや、体験の指導などお手伝いいただいています。
リターンに「歌舞伎の黒御簾と三味線のお話」「歌舞伎のお話と三味線稽古」があります。


▼リターンについて

いろいろな方にお力をお借りしたいと思い、多数のリターンを用意いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

3,000円
☆「にゃん太とはなちゃんの三味線探検隊~三味線ってなあに??~」小冊子とお礼状
3,000円
☆手書きの喜楽命輝(きらめき)言の葉カードです。 A4サイズの額入
5,000円
☆三味線体験(都内 稽古場にて個人レッスン)
5,000円
☆手書きのお名前入り喜楽命輝(きらめき)言の葉カードです。 色紙額入
10,000円
☆三味線体験 ご家族、お友達と一緒に最大3名まで一緒にお稽古できます。
10,000円
☆歌舞伎長唄三味線方「杵屋栄十郎」の「黒御簾と三味線のお話」お茶会(約1時間)
20,000円
☆歌舞伎長唄三味線方「杵屋栄十郎」の三味線お稽古付き「黒御簾と三味線のお話」(約2時間)
30,000円
☆あなたの街で「三味線であそぼ!」ショートAコース(三味線体験4名まで。公演見学人数無制限)
35,000円
☆「三味線であそぼ!」ショートBコース(三味線体験4名まで。公演見学人数10名まで)
50,000円
☆あなたの街で「三味線であそぼ!」ミニCコース(三味線体験8名まで。公演見学人数無制限)
57,000円
☆「三味線であそぼ!」ミニDコース(三味線体験8名まで。公演見学人数20名まで)
100,000円
☆あなたの街で「三味線であそぼ!」Eコース(三味線体験18名まで。公演見学人数無制限)
200,000円
☆全国どこでもあなたの街で「三味線であそぼ!」Fコース(三味線体験18名まで。公演見学人数無制限)

※三味線体験や稽古は、三味線や小物は、すべてこちらでお貸しいたします。また、実施時期により、子供用三味線の製造が間に合わない場合がありますので、その場合はお子様にも一般の大きさの三味線を用意いたしますので、ご了承ください。

▼最後に

日本にいながら、日本の楽器を知らないというのはもったいない。ぜひ皆様、三味線であそびましょ!
また、使用していない三味線のご寄付や「三味線であそぼ!」開催についてなど、お問合せも大歓迎です。

三味線であそぼ!FBページ  ラインはこちらから

0円の応援もございます。それはこのクラウドファンディングをたくさんの方にお伝え頂くこと。
そのお気持ちをしっかり受け取り、力にしたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。感謝を込めて…

 

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