▼はじめにご挨拶 

はじめまして、SpaceYuraの田中幸枝と申します。幼い頃から生死に関わる病気やトラウマを経験し、30歳で胃癌の経験をしたことを機に自分と向き合い、癒してきたセラピストです。7歳の時に自殺願望があったと気づき、潜在意識に眠る無意識の想いが、病気の原因となりうるトラウマだったのではないかと考え、解放してきました。こんなに病気が改善し、長生きできるとは思っていませんでしたが、多くの出会いや学びから、誰もが自分を癒すパワーを生まれ持っているということに気づき、セラピーを通してそれをお伝えしていきたいと思っています。
▼このプロジェクトで実現したい

虐待や事故、震災などによる心の傷(トラウマ)や病気など、何らかの苦しみをもつ方の手助けとなる空間、セラピールームを作り、カウンセリングやセラピーの施術を行うこと。もし、多くの資金が集まれば、誰もがお気軽に足を運べる癒しカフェを作り、ナチュラルオーガニック素材にこだわった健康的な食の提供や、セラピー関連のワークショップなどを行いたいと思います。経済的に苦しむ方には無料でセラピーの提供をし、余裕のある方には有料、もしくは応援頂ければと考えています。共感される方がいましたら、応援していただけると光栄です。(このプロジェクトは、目標金額達成しない場合も、リターンは全て実行されます。)

▼プロジェクトをやろうと思った理由

苦しみの究極を味わいながら、そのさ中にいる時は、もがきながらも実際はどうして良いのか分からず、彷徨い、探求するしかない状況なのでは?と思います。私自身、病気や事故、虐待による苦しみの中で、何度も死にたいと思いましたが、いつもギリギリで助けられました。それは何もきっかけを掴めずに死んでしまう人と、紙一重なのではと思うのです。苦しみが過去のトラウマであれ、現在の辛い状況から感じられるものであれ、そういう渦中の一人でも多くの方に、きっかけとなる糸口を掴んでもらいたいという情熱を持っています。そして、どんなに救いがたい状況や困難が、自分の身にふりかかっているように感じていたとしても、人という存在の中には一人の例外がなく、苦しみを乗り越えることができる、癒しや愛のパワーが眠っているということをお伝えしたいからです。

これまでは、自分自身が完全に癒されるまでは自信もなく、もっと深く学ぶことも必要だと考え、表立った活動もあまりしてきませんでしたが、EFT(感情解放のセラピー)や、非二元や禅との出会いが大きな転機となりました。人は困難なことが起こると、そこから逃れようと新しいことを取り入れようとしたり、自分を変えようと努力したりしますが、内面に奥深く向き合うことで、個人を超えた存在の叡智や解放を、自分自身の中にシンプルに発見できます。!そんな純粋な気づきを自分の中に見つけられなければ、本当に勿体ないことだと思うのです。今、何かの苦しみに囚われていたとしても、死という選択をする一歩手前で立ち止まり、自分自身に深く寄り添ってみるということで、それまでは気づかなかった可能性が必ず見えてくるはずだからです。

 

▼トラウマとは?
原因は?~自分ではどうすることもできないことに直面すること

または、①予期していないことが起こった②感情、ショックの度合いが激しい、高い③一人で対処しなければならなかった④どう対処すべきかわからなかった。これらの4つが重なった場合に、トラウマ的体験が心と身体に記憶として残り、心身に様々な影響を与えます。

【トラウマの種類】

▶Bigトラウマ :自然災害、性的虐待、暴力を伴う虐待、人質、戦争、テロ、拷問、深刻な事故、大病、子供の時に受けた性的虐待など

▶Small トラウマ:子供の時に安全な状態を奪われるような経験をした、予期しないことが起こった、繰り返 し起こること、故意に誰かによって傷つけられること(DV、いじめなど)、大切な人(もの)が突然亡(失)くなる、自動車事故、スポーツでの怪我、手術 (特に幼い頃に体験したもの)、大切な関係が

失われる、生命に関わるような病気の発見など
※「Small」でも毎日暴力を振るわれるなど、継続的にトラウマ的体験が続いている場合、一般的にはそちらの方が解放に時間がかかります。従って、「Big」「Small」という区別は、必ずしもダメージの大きさには比例しません。

 

【生理的メカニズムから見るトラウマの形成】

<闘争―逃避>
私たちには、危険や、心理的ストレスにさらされた際の正常な防衛反応として、「闘争―逃避」というメカニズムが備わっています。闘争反応(Fight反応)とは、自分、自分の領域(テリトリー)、家族・グループにとって危険と感じると、自分や自分のものを守るために(防衛するために)闘おうとする反応です。

一方で、逃避反応(Flight反応)とは、「危険だが、もし闘ったら自分が負けてしまう、もしくは死んでしまうかもしれない」場合に、その危険から逃れようとする反応です。これらの両反応をとる際に、私たちは、本能的に行動する必要があるため、脳の最も原始的な部分(脳幹と大脳辺縁系)を使って、生き残りに必要な行動に焦点を向けます。そして、ストレス状態が終了すると、通常、交感神経優位から、副交感神経優位な状態に戻ります。

<フリーズ反応>

しかしながら、上記の闘争―逃避反応(Fight&Flight)でも対処ができない場合、つまり、闘争―逃避反応が失敗すると、私たちの反応は、フリーズ反応へ移行します。つまり、「これは危険だ、しかし闘うことも逃げることもできない」場合、この危険を感じないように感覚を麻痺させ(Freeze、麻痺反応、意識、 感情を凍らせる、意識の部分だけ全体から切り離す)、トラウマ的体験や危険から身体を守ろうとするのです。時々、「記憶がない」というのは、このフリーズ 反応が働いたためです。

これは、トラウマ的な体験に対して、体の感覚を麻痺させることによって、危険から体を守ろうとするものであり、生き延びるためのもう一つの備わっている生理的メカニズムなのですが、しかし、このフリーズ反応が解除されないと、

「危険な状態は終わった」とは判断されない(記憶としても残ったままとなる)

脳が危険な状態が続いていると判断してしまう

交換神経優位のままになる

神経組織も活性化され続ける

体の緊張状態(呼吸が早くなる、筋肉が緊張するなど)が続く、となります。

また、このフリーズ反応を取った際に、トラウマ的な体験を受けた際のすべての情報(感情、思い、身体の反応、光景、音、においなど)が身体に取り込まれます。
これが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症へとつながります。  

     

 

【心的外傷後ストレス障害(PTSD)とは?】 

再体験:その時の記憶が、似たような状況が引き金になって蘇り、今現在起きているように感じる(フラッシュバック)
回 避:トラウマ的体験を想起させるような状況、場面を、意識的、無意識的に回避する。回避行動の延長として、暴力、アルコールなどへの依存、中毒症状
過覚醒:交感神経優位なため、異常な警戒状態が続く。不眠、情緒不安定(抑うつ、強い怒り、不安障害など)を引き起こす
その他、自分に対する否定的な認知、自殺願望を引き起こす
従って、これらの症状を解消するには、心の傷となった根本の原因である、トラウマの出来事、体験を取り除くことが必要となります。

 

【トラウマの解決方法】

トラウマケアに対するエネルギー心理学をベースとしたセラピーの有効性

身体は骨と肉だけではなく、エネルギーシステムやエネルギーの流れがあることがすでにわかっています。東洋医学では数千年にわたりこれらを利用して きました。また、最近では量子学や細胞生理学の方面から、人の感情や感覚、思いもエネルギーであり、それが身体や心に影響を与えるという研究発表もなされ ています。

つまり、トラウマとは、トラウマ的体験によって身体にダウンロードされたエネルギー(ショック、思い、感情、目撃した光景、におい、音、人の言葉など)なのです。

EFTやマトリックスリインプリンティングは、身体の経絡(つぼ)を刺激することで、その身体にダウンロードされたエネルギーを解除し、解放するこ とができます。また、経絡の刺激自体が、脳の記憶を司る部位(海馬)や、安全か危険かの監視をしている扁桃体に働きかけ、トラウマ的体験の記憶と、身体の 反応の関係を断ち切ることに有効に働きます。

従って、EFTやマトリックスリインプリンティングに代表されるエネルギー心理学をべースとしたセラピーは、トラウマ的体験で経験したネガティブな感情、感覚、思いを解消し、柔軟な認知に導き、記憶が格納されている脳の部位への刺激が、身体と記憶のつながりを解除することから、トラウマの解放に有効に働くといえます。

参考文献:「Matrix Reimprinting using EFT」(Karl Dawson and Sasha Allenby)

セラピーの紹介☆…EFTとは?

 EFTは、アメリカ人パフォーマンスコーチ、ギャリー・クレイグ氏によって生み出された「感情を解放する癒しのツール」で、世界中で数多くのセラピストによって使われています。Emotional Freedom Techniqueエモーショナル・フリーダム・テクニックの頭文字を取ったもので、日本語では「感情解放テクニック」EFTは、東洋の気の思想と、西洋の心理セラピーを統合したテクニックで、「エネルギー心理学」に分類されます。欧米では、シンプルで安全ながら、迅速に高い効果を出すセラピーとして多くの専門家に使われ、日本においても、一部の心療内科、精神科クリニックなどで導入されています。

☆… EFTってどんなことをするの?

EFTでは、解決したい問題に意識を集中させながら、顔や胸、手などのいくつかの主要な経路のツボを指で複数回トントンと叩くことで、ブロックされたエネルギー(気)を解除していきます。それにより、トラウマや、不快な記憶、身体症状、ストレス、ネガティブな感情を、早いスピードで解放することができます。経絡を刺激していくため、別名「針を使わない感情の鍼治療」とも言われています。

☆…EFTの効果

軽度から重度のストレスの解放
イライラ、気分の落ち込みの解消
不安、恐怖、悲しみ、喪失感、罪悪感、怒り、羞恥、嫉妬、無力感、自己憐憫などといった感情の解放。
性的虐待などのトラウマの解放 震災、事故などのPTSDの解放 脅迫観念症、摂食障害、パニックアタック等の解消、改善 タバコ、お酒など依存症の解消、悪癖(爪をかむなど)の解消、頭痛、腰痛から内臓疾患など身体のあらゆる症状の改善 アレルギーの解消、改善子供のおねしょの解消 感情のコントロールができるようになる。落ち着き、集中力、自信を高める。自己や他者への愛が増える。

~EFTタッピングのツボを、やさしくトントンと叩いてね!~
①頭のてっぺん ②こめかみ ③眉の間 ④目の下 ⑤鼻の下 ⑥唇の下 ⑦鎖骨の下 ⑧脇の下 ⑨空手チョップポイント ⑩親指の爪の際 ⑪人差し指の爪の際 ⑫中指の爪の際 ⑬小指の爪の際

☆セルフタッピングシンプル手順( ^ω^)・・・初めてでも、下記動画のベーシックレシピを参考に、トライしてみて下さい!

①最も解放したい感情をひとつ選びます。「怒り」「悲しみ」「孤独感」「喪失感」「劣等感」・・・

②セットアップフレーズをつくり、手の横(空手チョップポイント)をタッピングしながら3回くり返します。「★怒りがあるけれども、私を深く完全に受け入れます。」など、しっくりくる言葉で。

③リマインダーフレーズ 「怒り」「悲しい」「許せない」「自信がない」「劣等感」など、★感情と体の感覚を純粋に感じ、フレーズを言いながら(心の中でもよい)ポイントのツボをタッピングしていきます。2~3周したら、タイミングで深呼吸します。

 

 

動画紹介★EFT:ベーシックレシピ

動画紹介★EFT:身体の痛みの感情的要因 

☆感情移入しやすい動画を見つけて、動画を見ながらタッピングすることも効果が上がりやすいです!

動画紹介★EFTによるレイプ・トラウマの解放事例

うつ病治療における臨床(EFT)のランダム化及び非ランダム化試験のシステマティックレビュー(注 1)メタ解析(注 2)

(注1) システマティック・レビュー(systematic review)とは、文献をくまなく調査し、ランダム化比較試験(RCT)のような質の高い研究のデータを、出版バイアスのようなデータの偏りを限りなく除き、分析を行うことである。
(注2) メタアナリシス(meta-analysis)とは、複数の研究の結果を統合し、より高い見地から分析すること。
背景:エネルギー心理学と総称されるセラピーの中において EFT は最も広く実施されている。臨床 EFTは認知・暴露療法の要素と鍼灸のツボを用手的に刺激するという手法を組み合わせた根拠に基づく治療である。しかしながら EFT の多様性の理解やうつ病に対する臨床効果に関する最新の定量的メタ解析は行われていない。

方法:2005-2015 年の間に報告されたうつ病への EFT 効果を評価した研究(結果研究とランダム化比
較試験の両方を含む)すべてをインターネット上で網羅した。様々な心理学的質問票やスケールで評価されるうつの症状に焦点を当てた。メタ解析が 3 つの時点‐検査後、検査後 90 日以前、90 日以降‐における効果量(効果の確率)を算出するために使われた。

結果:12 のランダム化比較試験と 8 つの結果研究の計 20 研究が認証された。結果研究では計 461 人が、ランダム化比較試験では計 398 人が EFT で治療された。臨床 EFT はランダム比較試験においてうつ病の治療に大きな効果量を示した。検査後の Cohen′s d はランダム化試験群では 1.85、結果研究群では 0.70 であった。90 日以前では 1.21、90 日以降では 1.11。EFT は、検査後の時点で腹式呼吸やサポーティブインタビューよりもより効果的であり(vs 腹式呼吸 p = 0.06、vs サポーティブインタビューp < 0.001)、経過観察時点で睡眠衛生教育よりも効果的であった(p =0.036)。EFT と EMDR (Eye Movement Desensitization and Reprocessing)の比較では有意な治療効果の差はなかった。EFT は TAU (treatment as usual)通常の治療よりも優れており、必要なセッション時間(1-10 回)においても効果的であった。すべての研究における平均症状減少率は41%であった。
結語:
臨床 EFT は、多様な母集団や設定においてうつ症状減少に高度に効果的であるという結果が示された。EFT は TAU(通常の治療)や他の比較治療と同等もしくは優れている。検査後の EFT の効果量 d =1.31 は、抗うつ薬臨床試験や心理療法研究のメタ解析で算出された数字よりも大きかった。
EFT は対グループあるいは個人に関わらず大きな施術効果を示し、参加者は有効性を経時的に保った。このメタ解析は EFT の多様/変動性や EFT 治療によってもたらされるうつ病改善の臨床効果のさらなる理解を促進する上で既存の報告を超えるものである。
出典:http://www.explorejournal.com/article/S1550‐8307(16)30106‐9/fulltext
(EXPLORE The Journal of Science and Healing 2016 年 8 月 1 日)

 

▼これまでの経緯と活動   

ヴィパッサナ瞑想、 自然療法、ヨガ、マクロビオティック自然食、野口整体、レイキヒーリング、感情解放セラピー(EFT)を学ぶ。現在は、禅、非二元(ノンデュアリティ)に深く傾倒している。

セラピストの資格を取得し、活動するようになってまだ浅いですが、電話やメール、個人セッションなどで相談者の方の悩みを傾聴し、必要な方にはEFT(感情解放テクニック)によるセラピー等を施術します。直、私は医師ではなく、リターンとして提供されるカウンセリングやセラピーの施術は、医療行為ではありません。

HeallingSpaceYura★https://yuramugi.jimdo.com/

coconala★https://coconala.com/services/199746

資格‥★EFT(感情解放テクニック)プラクティショナー

   ★レイキヒーラー★ペットアロマセラピスト 

 

 ▼資金の使い道

対面相談できるセラピールームを作ります。もし資金が多く集まれば、誰もが気軽に足を運べるナチュラルセラピーカフェを併設し、自然食やオーガニック素材による料理やスイーツを提供し、食やマインドフルネスや癒し関係などのワークショップなども行いたいと考えています。震災や虐待によるトラウマ、重い病気を持つ生活困窮者には、無料でカウンセリングなどのセラピーを行います。

▼最後に

最後まで見ていただきまして、ありがとうございます。

30歳で、胃癌の手術をしてから今年で20年目を迎え、どうやら50歳という年齢を迎えられそうとは、ほんとうに感無量といいますか、胸一杯に込み上げてくるものがあります。

「手術をしなければ助からない」医師にそう言われた時、私には「そんな面倒なことをしてまで、生きていたくなどはない」そんな想いがありました。幼い頃から生きているのは苦しいことだ、という観念が強く根付いていたし、死ぬことよりも生きることの方がずっと苦しみだ、と感じていました。しかし、大嫌いで許せなかった自分から、逃げることも出来ずに真っ向から向き合い続ける過程で、多くの出会いや言い表せないくらいの助けがありました。どうにか生きてこれて、今こうして存在していられる。足りないところ、できない事だらけだったとしても、そんな自分に何の条件もなくただ寄り添い、愛することで見えてくるものがあります。私という小さな枠を超え、存在の本質に迫ると、生きていることも苦しみも喜びも一つに溶けあっている様で、ほんとうに不思議です。私の経験が、ほんとうに苦しんでる方の何らかの助けになることを願っています。

 

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