大切なパートナーと家族として生きていくこと、それが結婚。しかしこの国には、性別が理由で結婚が許されない人たちがいます。私たちは、同性、異性、関係なく、全ての幸せなカップルが同じように祝福されるように、という思いを込めてマリッジリングをつくりました。

プロジェクト本文

こんにちは、ページをご覧いただきありがとうございます。Re.ing[リング]の大谷と申します。

このプロジェクトは、日本初のエシカルジュエリーブランド「HASUNA」と、ビジョンクリエイティブ集団「NEWPEACE」が、合同でスタートした

「指輪を通じて、多様なパートナーシップのあり方を問い直す」プロジェクトです。


突然ですが、お友達や同僚から「指輪を買ったんだ!」と聞いたら、どんなことを想像しますか?多くの方は、“結婚”や“婚約”、あるいは“恋人”という言葉が浮かぶと思います。特に薬指の指輪を見ると、パートナーがいるんだなと目印になりますよね。



私たちにとって、指輪は関係性=パートナーシップの象徴です。身につけることで、相手の存在を感じたり、想いを込められたり、祝福されたり。あたたかいパワーを感じられるのは、指輪ならではの特徴だと思っています。

私たちRe.ing[リング]は、指輪がそんな幸せな関係性の象徴だとしたら
それは1対1の男女のためのものだけではないのでは、と考えました。

本来人と人、人とものの関係性や、パートナーシップの形も、一つではないはず。
指輪を通じて、たくさんの幸せな関係性が祝福されるような世界をつくることができたら・・・。
そんな想いで、指輪のあり方を見つめ直すことから始め、2018年中に、9つの指輪ブランドの立ち上げを目指しています。







今回、プロジェクトの第一弾として
「すべてのカップルのためのマリッジリング」をつくっています。

「そもそも、マリッジリングはすべてのカップルのためのものでしょ」と思う人もいるかもしれません。でも今の日本の制度では、法的に結婚できない人たちがいます。その一つが、同性同士のカップル。

「LGBT」という言葉を、耳にしたことがある方は多いと思います。LGBTとは、L:レズビアン(女性同性愛者)、G:ゲイ(男性同性愛者)、B:バイセクシュアル(両性愛者)、T:トランスジェンダー(生まれた時の性に囚われずに生きる人)の頭文字を取り作られた言葉で、セクシュアルマイノリティの総称です。

日本でLGBTと呼ばれる方の割合は、約13人に1人。これはAB型、左利きの人と同じくらいの割合と言われています。

2015年に渋谷区でパートナーシップ制度が始まって以来、少しずつ同性カップルをパートナーとして公的に認める機運ができてきましたが、それでも男女の婚姻とは全く平等とは言えません。

好きな人と結婚したい、という自然な気持ちを、性別が理由で拒否される。
一緒にいて、幸せだなと思う人との関係を、国や社会が「受け入れません」と言う。

本来、結婚する意味って何なのだろうと。


実際に私が女性同士、男性同士、トランスジェンダーとストレートのカップルの方々にお会いして、たくさん話をさせてもらって思ったこと。それは本当に皆、幸せで笑顔が溢れるカップルだということです。何で、結婚できないんだろう。ただ、そう思いました。


*今回プロジェクトを応援してくれている、なっちゃんとあさみん。2015年に早稲田の学園祭にて結婚式を執り行い、たくさんの人に祝福をされて結婚。

私自身、30歳を目前にし結婚という形を意識し始め、そもそも、結婚とは、を考えているタイミングだったからこそ、とても敏感にこの事実に違和感を感じたのだと思います。

様々な意見があるかと思いますが、私なりに考えた結婚の意味は愛するパートナーと「家族になること」。もちろん、婚姻関係だけがそれを表す訳ではありません。色んな家族の形はあります。ここで、家族になるという意味は、その人と同じ気持ちで意思決定ができるということ。例えば病気や事故の時、代わりに判断を任せるよ、とお互いが責任を持つ関係でいられるということだと。家族という証明ができないと、大切な人が大変な時、病院に行っても話を聞かせてもらえない。そんなことが起きうるのです。

1番、お互いの存在が必要な時に大切な人のケアができないかもしれない。
そんな辛いことはないのではないでしょうか。

他にも、法的に婚姻関係が結べないと不都合なことは沢山あります。

<法律上婚姻関係が結べない場合不都合なこと>
・相手に何かあった時、手術などの同意書が書けない/相手名義でお金が支払えない
(適切なケアが行えない可能性がある)
・税制優遇が受けられない
・子供の親権を、親のどちらかしかが持てない
・法定相続ができない  等

重要なことだからこそ、法的な認定が必要。でもそれを認められる人と、認められない人がいる。

「信頼できるパートナーと家族になりたい」それだけの想いが、人格や、どれだけ愛し、信頼し合っているか、ではなく「性別」というただ生まれ持った基準で判断されているのが、現状なのです。




日本の現在の結婚に対する制度に向き合う時、私たちには、今すぐ法律を変える力はないかもしれません。
だけど、幸せな結婚のための指輪はつくることができます。だから、結婚を望む人が、皆同じように祝福されるようにという想いを込め「すべてのカップルのための、マリッジリング」をつくろう!そう考えました。

そして昨年6月から開発を始め、完成したのが「Little Rainbow」です。




指輪は日常的につける大切なもの。特にマリッジリングとなると、ふたりをつなぐ大切なものです。だからこそ、デザインには非常にこだわりました。一緒にやろう!と手を挙げてくれたのは、デザインの世界で、社会や未来により良い変化をもたらすための活動を続けている、NOSIGNER(ノザイナー)さん。

すべてのカップルの結婚を祝福するための指輪には、どんなデザインが必要か。代表の太刀川さんを中心に、何度も議論を重ねました。

1番根底のコンセプトを、指輪として実現するために、ジュエリーの質、デザインの美しさ、毎日身に付けたくなるものか、など様々な視点を持ち寄りました。

そして、辿り着いたのがレインボーを内側にあしらったデザイン。そこには2つの意味を込めています。

1.誓いの指輪
「ダブルレインボー」という言葉をご存知でしょうか。二つの虹が同時にかかる現象で、「卒業」と「祝福」を意味すると言います。二つの指輪は「恋人という関係を卒業し、祝福されながら家族になっていこう」という誓いの象徴です。

2.表明の指輪
レインボーが本来象徴するのは「人間の多様性」。内側に描かれたレインボーは、あなたの心に多様な関係性を尊重する気持ちがあることを表現しています。この指輪を身につけることはすべてのカップルが祝福される社会を願う意思表明でもあるのです。

 

 

また素材として使用しているジルコニウムは、プラチナやチタンよりも固く、傷もつきにくい金属。家族として生きることを決意したふたりが、いつまでも固く結ばれますように…そんな願いも込めています。


形状・外見は時代に左右されることなく、いつまでも使っていただけるよう、あえてシンプルにしています。



性別関係なくつけられるよう、
幅、太さ、質感などは細部まで、非常にこだわりました。



そして、このデザインの実現に協力してくださったのがAroode(アローデ)さん。
実は理想のレインボーを再現することが決して簡単ではなく、工房に通い、想像通りの色を追及していただきました。この指輪は、「空気にふれることで酸化被膜を表面につくり、鮮やかに発色する」というジルコニウムの性質を利用しつくられています。しかしちょっとした研磨の差で変わってしまうため、色の出方は、緻密に計算されています。



ジルコニウムはプラチナやチタンよりも堅く、そのイメージを再現するために全てが、手作業です。鮮やかな色を生み出すには、熟年の技術が必要。

そして完成したレインボーカラーが、この
「ライラック」「アイリス」

職人さん達の協力なくして、Little Rainbowの完成はなかったと思います。


▶︎Color:ライラック


▶︎Color:アイリス


大切なマリッジリング。大量生産で作られるものではなく一つひとつ、職人さんが削り出しをします。刻印入れることも可能です!



これから、たくさんの方にお届けしたいと思っていますが、現時点では一気に量産できるものではないため、今回はここだけで先行購入ができる形で

■ライラック:5個
■アイリス:5個
■ペアセット:2セット


をまず、数量限定でリターンとしてご用意させて頂きました。
*ペアで1つの箱でのお届けを希望の方は、その旨を備考欄にご記入ください!

なお、サイズについては

・メジャーのお貸出し
・お打ち合わせ時間を設定の上、実物を見ていただきながら測る

ことも可能です!

実は、強い想いで昨年の夏からプロジェクトをスタートしたものの、Little Rainbowを世の中に出すことには、葛藤がありました。

私たちがこの指輪を通じ、こういったメッセージを世の中に出すことは、自分たちの勝手なエゴなんじゃないか、むしろセクシュアルマイノリティの人たちに嫌な想いをさせてしまうのではないか。そんな不安がありました。
だから、何度も議論を重ねました。

それでも、最終的にこうしてつくることを決めたのはこの活動を応援してくれる人たちがいたからです。

例えば、杉山文野さんもそのお一人。ご自身もトランスジェンダー(戸籍上は女性で、自認の性が男性)であり、「NPO法人 東京レインボープライド」の共同代表を務めるなど、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指して、多方面で活躍されています。

今回、Little Rainbowをつくるにあたって私たちの葛藤を打ち明けたところ、
文野さんからこんな言葉をいただきました。

「この問題はセクシュアルマイノリティ側の問題とされがちだけど、たくさんの人たちが集まって社会ができている以上、この問題はマジョリティ側の問題でもあると僕は思っています。でも、僕たちからそれを訴えても、どこまで聞いてもらえるかわからない。反感を買うこともあります。だからこの問題に対して、マジョリティの人たちからも声があがることはとても嬉しいなと。」

杉山さんからこの言葉を聞いた時、これまでの葛藤は消えました。また、杉山さんはこんなこともおっしゃっていました。

「『LGBT』なんて人はいません。だから、いつかは『LGBT』という言葉が必要のない社会をつくりたい。そのためにも、今はいろんな人がいること、いろんな生き方があることをもっとたくさんの知ってほしいです。だから、今はあえて『LGBT』という言葉を使っていかなきゃいけないと思っています。」

LGBTの当事者の方々にも、それぞれいろんな想いがあると思います。今回、このプロジェクトを通してたくさんの当事者の方達と話をさせてもらい、応援して頂きました。その際に思ったことは、皆さん自分の権利を主張したいという気持ちではなく、自分と同じように葛藤したり、悩んだりしている人に、「オープンにしても生きていけるよ」ということを伝えたいんだという優しい気持ち

だからこそ、私たちも「この指輪を世の中に届けることで、少しでも、それぞれの生き方が認められるようにしていきたい」と。今はその一心でプロジェクトを進めています。

 

 

LGBTの方々のカミングアウトは、時にニュースでも大きく取り上げられるように
当事者にしか感じられない緊張感や、勇気が必要なのだと思います。

当事者の方々が「今の社会が、カミングアウトしづらい」と感じているとしたら、そういった空気を作ってしまっていることは、同じ社会に生きる私たちの問題でもあります。理解を深めよう、といった機運はありますが、何となく知った気になっていたり、「偏見はないし」と思って、本当に理解しようと思うきっかけはなかなかないのではないでしょうか。少なくとも、私はそうでした。

何の違和感もなく女性として生きてきて、異性愛者である私にとって、セクシュアルマイノリティの方々の感情を100%理解するのは、難しいかもしれません。その立場にならないとわからないことはきっとあると思います。

今は、自分と遠いことかもしれない。でも自分の友達が、実は同性愛者で結婚できないと知ったら?実際に、私はこれまで出会ったLGBTカップルの皆が、家族になれないという事実と闘っていること、そしてこれまであったたくさんの葛藤を聞き、目の当たりにして、私にできることはなんだろう、そう思いました。



*今回全面的に協力してくれた2人には、このプロジェクトに対していろんな視点で意見をもらい、たくさんの温かい応援の言葉と、勇気をくれました。


自分の大切な人が、苦しい思いをする可能性がある社会であること。そこに声を上げていくのは、当事者だけの責任ではないはずです。

どんなきっかけだったら同じ立場に立ってこの事実に向き合うことができるのか。非当事者だからこど、考えられることもあるのかな、と思っています。

結婚は、パートナーとの関係性や、未来について考えるすごく大切なきっかけ。そんな大切なきっかけを、誰もが同じように手にし、幸せな未来を描くことができる社会へ、このマリッジリングがつながっていけばと願い指輪をつくりたいと思っています。

 



改めて私たちのプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

様々な想いを込めて、この指輪をつくりましたが、ただ指輪をつくるだけでは何も変わらないかもしれません。しかし、この指輪がみなさんの支援によって世の中に広がっていくことで、ほんの少しでも私たちの社会が抱える問題について考えて頂くきっかけが作れたら、と考えています。

私たちのゴールは単に指輪を売ることではなく、指輪を通じて多様なパートナーシップ、生き方が祝福される世界をつくることです。そのため、1つだけではなくたくさんの多様な関係性の側に指輪があったらな、という想いで開発をしています。2018年中に、以下のスケジュールでどんどん指輪を世の中に送り出して行くこと。それが今の目標です。



また、1人でも多くの人に私たちの指輪や想いに触れてもらえる機会をつくりつづけていきたいと思っています!

実際の指輪の購入以外で頂く支援金については

■指輪の開発・量産資金
■指輪をご試着いただける場をもつための費用
■パートナーシップのあり方を見つめ直すための座談会やイベントの実施費用
■パートナーシップに関するインタビュー記事の制作、発信などの費用

など、Re.ingのこれからの活動費として使用させていただきたいと思っています。少しでも共感いただけましたら、ご支援いただけると嬉しいです。SNSでシェアいただく、取材をしていただくなど、パトロンになる以外の形のご支援でももちろん嬉しく思います。私たちは、みなさんと一緒に、このプロジェクトを大きくしていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

【Little Rainbow(ライラック/アイリス)のリターンをお選びいただく方へのご案内】

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