<お知らせ>
追加キャストとして、ぱいぱいでか美さんの出演が決定しました!
映画に音楽/出演として参加するミュージシャンは東京を中心に活動する二人組ロックバンド・POLTAと発表されました!
リターンメニューに記載されております9月6日のエキストラ参加権につきまして、この日は菅本裕子さんの出演するシーンの撮影はございません。あらかじめご了承くださいますようお願いします。
本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます
▼はじめにご挨拶
制作スタッフより
映画『なっちゃんはまだ新宿』は今夏撮影予定の学生映画です。
監督を務めるのは高校生の頃から映画を撮り続けて、早稲田大学の映画サークル主催の自主映画コンペ早稲田映画まつり、そして自主映画界で目標とされる PFFアワードにおいて作品入賞経験を持つ首藤凜。学習院女子大学4年生です。今作はその事績、作品のもつ魅力をご評価いただいた直井卓俊プロデューサー(SPOTTED PRODUCTIONS主宰)にお声かけいただいたことにより、二人組ロックバンド・POLTAとタッグを組み音楽と映画の異色コラボ映画コンペ・MOOSIC LAB2017の参加作品として制作が始まりました。
MOOSIC LABとは
『MOOSIC LAB』は2012年頃から始まった新進気鋭の映画監督とアーティストの掛け合わせによる映画制作企画を具現化する音楽×映画プロジェクトであり、それらをコンペ形式・対バン形式で上映する異色の映画祭です。(+招待作品や関連のライブイベントも多数)また、東京での開催に留まらず、10カ所以上にのぼる地方上映や都内ムーブオーバー上映や関連のライブイベントなども敢行。映画祭開催後も参加監督やアーティストの次なるステージへの飛躍、進化を後押しし続ける新しいスタイルの映画祭です!
MOOSIC LAB公式HP:http://www.moosic-lab.com/
今回の作品制作にあたり、監督の首藤は制作進行の基盤を自らの所属する早稲田大学の映画サークルに置くことを選びました。一方で、主だった専門性の求められる技術スタッフ、そしてキャスト陣とコラボするアーティストには、私たちが最高のチームであると断言できる、素晴らしい方々にご協力いただくことに決まりました。
正直に言って、理想に掲げた作品の規模は、学生である私たちが用意できる最大限の制作資金では実現に距離のあるものでした。実行計画というよりゆとりの夢、と言われてしまうほど、けっこうお金は足りませんでした。
学生映画では、それに見合った予算でどれだけ工夫を凝らし良い作品を作れるかを常に考えてきました。しかし今回、この一作に限って、どうしても思い描いた満足のいく形で、最高の映画を撮りたく思ってしまいました。自分たちの培ってきた、学生なりの全力を出した映画制作の土壌から、これまでになく多くの方々に観てもらえるような大きなスケールで作る映画にどうしても挑戦させていただきたく、クラウドファンディングでのプロジェクトを発足させました。
私たちにとっても未踏の挑戦で、日々様々な壁に直面してばかりです。
もし私たちの挑戦にご興味持っていただき、もしご支援をいただける方がいらっしゃれば、私たちはその方へのご恩をずっと忘れません。おもしろい作品を作って、伝えきれない気持ちを込めたリターンをお送りした後も、しばらくして悩んでることや好きな人が変わっても、10年経って新宿なんて行かなくなっても、絶対忘れません。
とてもがんばります。よろしくお願いいたします。
▼作品について
作品概要と進行予定
タイトル:『なっちゃんはまだ新宿』
監督・脚本:首藤凜
音楽:クラウドファンディング中盤に追って公開いたします!
制作期間:2016年8月中旬より撮影開始、同10月中旬に撮影終了、その後編集作業へ
公開:2017年夏 MOOSIC LAB2017において上映、また、各映画祭へ出品予定
あらすじ
田舎に住む高校生の秋乃は、友人二人のツーピースバンドをスタッフとして手伝っている。大好きな二人と東京に行くことが彼女のひそかな夢である。
秋乃は近ごろ、同級生の岡田に恋をしている。しかし岡田には他校に「なっちゃん」という彼女がいた。
岡田がいとおしげに話すその少女のことを秋乃はいつも考えてしまう。
岡田の好きな「なっちゃん」色白で日傘を差した「なっちゃん」重いからと言って教科書を買わない「なっちゃん」可愛い「なっちゃん」友だちの少ない「なっちゃん」なっちゃん、なっちゃん、なっちゃん、なっちゃん。ある日、お風呂で顔を上げるとなっちゃんがいた。
戸惑う秋乃の前になっちゃんは幾度も現れ無邪気に笑う、かけがえのない誰かのように。
▼メインキャスト
なっちゃん:菅本裕子
物語のキーパーソンとなるなっちゃん役には、今作が演技初挑戦となる菅本裕子さんを監督のラブコールの末迎えました。彼女は美少女で小悪魔でまぶしく、儚い妄想でいつか会っていたような刹那性をまとった天性のアイドルです。理解より先に指の動きひとつ、瞼の動きその一瞬で人々が引き込まれる魅力を持った「モテる女」です。その存在は作品の中で鮮明な印象を放つものとなっています。
・菅本裕子さんよりコメント
映画に興味が無い、演技も未経験。そんな私を監督が選んだ理由、何だと思います?
―――「かわいいから。なっちゃんには、ゆうこすしかいないから。」
私にしかできない、なっちゃん。
演技未経験、映画もドラマも見ない私ですが、精一杯頑張りたいと思っています、
宜しくお願いします♡
なっちゃんより(ゆうこすより)
林秋乃:池田夏海
なっちゃんを目の前に「呼んでしまった」張本人、秋乃役には、首藤監督の作品に高校の頃から出演する池田夏海さん。彼女の就活の雲行きは、撮影スケジュールの最重要項目の一つでした。
・池田夏海さんよりコメント
秋乃役の池田夏海です。以前より首藤監督の作品にいくつか出演させていただきました。
私は最近就職活動なるものを経験したのですが、いざ大人の前で話すと、「演劇好きです!」とか「映画好きです!」とか言えませんでした。びっくりしました。
それでもずっと演技を続けてこれたのは首藤の作品が本当に好きだからだと思います。
首藤は、とにかく愛が多い人です。
私は日々生活をしている中で彼女の書く丁寧なセリフを思い出します。この作品を経た皆さんが私のように、マックのふにゃふにゃポテトや、新宿や、菅本さん演じる最高に憎くて最高に可愛いなっちゃんを、少しでも愛しく思ってくれたら嬉しいです。
私はこの気持ちを伝える為に、月並みではありますが精一杯頑張ります。
よろしくお願いいたします。
池田夏海
岡田:河西裕介
そして!劇団・国分寺大人倶楽部、Straw&Berryを主宰する河西裕介さんがなっちゃんの彼氏であり、秋乃のあこがれの人、岡田を演じます。
▼コラボするミュージシャンについて
音楽/出演:POLTA
Guitar&Vocalの尾苗愛(写真左)とBass&Chorusのふくだ傑(同右)からなる二人組ロックバンド。東京を中心に活動中。
メンバーがそれぞれ作詞作曲を手掛け、日常を綴った等身大の歌詞、POPなサウンドをのせて歌う尾苗の透き通ったヴォーカルは現在進行形で共感を生んでおり、CDを出していないのにもかかわらず、YouTubeにアップした楽曲『遠くへ行きたい』は口コミで拡散、8万回再生を超えている。
スクールカースト最下層の人たちの人生を思い出までひっくるめて労う音楽を日々作成している。
今作ではともに役者としても出演。
・POLTAさんよりコメント
飄々としているようで、こんな脚本が書ける首藤監督。声をかけていただいたことがPOLTAを全肯定してもらった気持ちで、安心して出演させていただいてます。
クラスでも音楽界隈でもずっと隅の方にいた私たちですが、MOOSIC
LABという大舞台に参加させていただき、繋がりと、みなさんの温かさに感謝するばかりです。
POLTA 尾苗愛
・首藤監督よりコメント
飛躍としての音楽ではなく、生活の中にある音楽を描きたいと思いました。
わたしは人々の「営み」というものを信じています。
POLTAの音楽は、気が付くとそこにあるもの、物語の軸となる強度がある。
そして脚本を書き進めて行くうちに、その音楽を作る二人のことが大好きになりました。
首藤凜
▼監督 首藤凜について
監督プロフィール
首藤凜(しゅとうりん)
最高の名前。1995年東京生まれ。学習院女子大学在学中。
高校時代より映画制作をはじめる。大学入学後、早稲田大学映画研究会にて処女短編『さよなら沢田先生』を監督。
続く中編『加賀谷だけが好き』・『また一緒に寝ようね』が二年連続で早稲田映画まつりの本選にノミネートされ、また『また一緒に寝ようね』はPFFアワード2016に入選。
阿部はりか作・演出の舞台の専属制作を務め、エッセイストという一面も持つ。
現在2017年MOOSIC LABに向けた新作『なっちゃんはまだ新宿』を鋭意準備中。
ご挨拶
朝起きて夜眠るまで、生活の中に「あ~今の、きっと一生忘れない」と思う瞬間があります。
その一瞬一瞬が積み重なって物語になります。
昨年、本作の脚本を書き始めました。
また映画が撮りたいと思い、この半年間たくさん働きました。
しかしこの映画のために貯められたお金は50万円でした。50万円で作りたいものは作れそうにありませんでした。
ところでわたしは託児所とネットカフェでアルバイトしています。
働いていると色々なことがあります。
トイレの壁にうんこを塗りたくるお客さんが来たり、「そちらのお店でオナニーってしても大丈夫ですか?」と電話がかかってきたり、ババア保育士にいびられたり、園児にゲロをかけられたり、ほんとうに色々なことがあります。
でもやっぱり良いこともたくさん起こって、仲良くもない同僚と思わず笑い合える瞬間があったり、子どもを抱きしめたときの埃っぽい匂いと柔らかい感触、その瞬間をわたしは「忘れない」と思うのです。
日々を営む、ってこういうことなんだなと腑に落ちる半年間でした。
皆さん一人一人にもきっと営みがあって、それはわたしの世界でそうであるようにあなたの世界でいちばん尊く、強いことです。その方々からクラウドファンディングという形で支援していただくのは、気が引けてしまうことでした。悩みました。
でもやることにしたのは、やっぱりわたしがこの映画をどうしても作りたいからです。
どんなものになるのか未知ですが、必ず誠実な形でお返ししたいと思います。
自分の作品について語るのが苦手で、決意表明のようになってしまいましたが、挨拶に代えさせていただきます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
2016年6月24日 首藤凜
▼資金の使い道について
団体既存の機材ではどうしても妥協せざるを得ない撮影内容が多々あり、それを補うために想定される撮影機材のレンタル費用が大部分を占める形になります。
またその運搬のための車両や、8月の後半から予定されているライブハウスなどのロケ地にかかるお金などに、ご支援いただいた資金は使わせていただきたく思っています。
ご支援いただいた1円1円に誠意をもって、撮影できるシーンに感謝の気持ちをもって全力で制作に向き合わせていただきます。よろしくお願いいたします!!
▼さいごに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様と一緒に作り上げる作品が素晴らしいものになるよう、どうぞご期待ください!
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