☆ご挨拶


こんにちは。

岩手県宮古市に住む「武士の畑」代表の長洞武士です。

私はかつて被災者と呼ばれていました。


当時の東日本大震災を経験して解った事が1つあります。
それは、


現代社会は大災害に対してとても脆く、イザその時、衣食住すらまともに得ることができないくらい文化が退化しているということです。橋の崩落や、道路の寸断、ライフラインがストップするともうそれだけで孤立状態やら、長引けば食料枯渇による悲鳴があちらこちらから聞こえてきます。日頃から備えを疎かにしている人が圧倒的大多数であるがため、直後はもとより、避難所生活やら仮設住宅やら、罹災証明書までも、事後処理で嘆く沢山の人を見てきました。九州地震、西日本豪雨でも現状はかわらず、行政との連携も適切に行われていないがため、自主防災組織による連絡網も機能せず、ただ時間だけが過ぎ助けを待つだけの集団になっている事に危機感を覚え、今回、防災用のコミュニティ畑、「武士の畑」のプロジェクトをたちあげることにしました。


この畑が各地域ごとに適切に機能することで、これまでだれもできなかった平常時に行政を巻き込んでのコミュニティを構築できたことになりす。

(行政の取り組みに関しては資料を参照)

更に災害時にも連携連絡、食料確保から時間の短縮など、自助、共助、そして公助を併せ持つ、より現実的な自主防災組織を資産として持つことができるようになります。もちろんあなたにもこの資産を所有する権利はあります。


一部の人だけが管理するこれまでのものとは違います。


気候変動の影響がより深刻さを増してくるこれからの日本は、自然災害が日常的に起こりやすい大変な時代へと向かっている。という事実は、もはや誰の目から見ても明らかでしょう。


変化に対応してきた種だけが生き残る


進化論の提唱者、ダーウィンの言葉ですが、

そろそろ我々も、

生き残るための準備を周到に始めましょう。

地球規模で起こっている変化に対応していく為に


感謝

 

☆このプロジェクトで実現したいこと


『事前復興』を浸透させるため、まずは自然栽培による防災畑の展開と

地域のコミュニティの育成が必要と考えています。


●防災危機管理の畑模索

①一地域だけでもモデルづくりの検討

②各地域の自主防災組織に組み入れてもらう検討

③全国展開模索

④全国統一後、食料自給率(カロリーベース)が向上


まずはその活動の第一歩として震災の経験から学んだ知恵が詰まった小冊子の発行及び自主防災組織への配布をします。

配布先に関しましては、太平洋側沿岸の市町村をスタートとし、徐々に内陸側の市町村に拡大配布していく計画としております。

 

下の写真は、震災後しばらくしてから泥と瓦礫を取り除き、被災宅地にて栽培実験をした時の様子です。

その土地に適したものが生き残ります。

 

☆プロジェクトをやろうと思った理由

平成30年7月6日現在、西日本豪雨による土砂崩れなどで各地の生活道路が寸断され、広島や高知など少なくとも6県12市町の1,691世帯2,857人が依然として孤立状態に陥っている。各自治体は海路や空路で住民の生活を支援するが、道路復旧のめどが立っていない地域も多く被災者は今も厳しい生活を強いられている。このため、市は海路で食料など支援物資を運んでいる。(以上毎日新聞から抜粋)

東日本大震災でも全く同じような状況が起こっていました。 道路が寸断されて橋が落ちている状態では、食料が届かないのです。 その為、物資が届かないコンビニなどでは食料待ちの行列ができて、15分間5人まで店内で買い物が可能となって、それも1人数個までと制限が決められるわけです。行列待ちの人たち全員に食料を供給するためは制限せざるを得ない状況となります。

震災時のニーズは短期間で変化しますので、震災後、一週間を過ぎた辺りからは食料の重要性が増してきます。こういう時に、防災用の畑があれば、そしてそれを各地域ごとに分けて分散しておけば、食料を各自で調達出来るようになります。 震災時に生き残るには、こうした平常時の備えが重要です。

流通の既製品に頼ることなく、日頃から自然栽培による自給自足の力を身につけることが生き残るためには必要なのです。


いつ起きるか、と云う危機感を持って過ごす事も考えて行かなければならない程、地球が悲鳴を上げております!それでも直ぐに対処出来るかと言えば、大変難しい事を東日本大震災で痛切に体験をしました。今直ぐにでも何らかの防御を考えて行きたいという想いから、誰も考えない 「最悪の状況」を乗り切るための備え(手段)を、常に皆様の心の隅に置いて頂けるよう心から願っております。

 

☆これまでの活動

当時の被災後の様子(波が引いた後)

家を失いましたが、事前に備えてあった自転車で行動開始。

震災後まもなく跡地の家の基礎に残っていた板や木材を使用し、住むための小屋を造る傍ら、図書館や書店で天災に対応できる食料確保の方法を探してきました。

そこで「自然農法」MOA自然農法文化事業団を知り、その後、川口由一(自然農の実践者)を訪ね  そして奇跡の林檎の木村秋則さんの自然栽培の塾にたどり着き、現在は、全くのずぶの素人が就農して起業させようと、強力な出資者捜し&雑穀百姓起業家として活動しています。


活動は

①現在震災に強い在来種の育種

②震災に強い野草取り入れ

(一般の野菜よりも栄養価があり震災時に役に立つ)

③あらゆる震災を想定したそれぞれの作物を育種

 

これまで栽培してきた雑穀を紹介します

 

●ヒエ、アワ、キビ

 ヒエは

 別名:ジャパニーズミレット

 古来から日本の食を支えてきてた栄養食で、五穀の一つに数えられています

   (成熟前のヒエの穂)    (収穫後乾燥させたアワ)        (伝統的なヒエの自然乾燥(ヒエ島))

  (黒蒸し法で調理したヒエ)         (キビおにぎり)

(中東の国王や首長へ、震災物質のお礼としてヒエ、アワ、キビの種子を和紙に包み折り紙で送りました)

 

●ダッタン

 ルチンが豊富(そばと比べると120倍の含有料)で、血管を気にする方におすすめです
 ダッタン蕎麦やダッタンそば茶が好評です。

 

●古代小麦

9000年前から栽培されている小麦の原種で、アレルギーの発生が少ないとの報告がります(欧米では80%以上の方がアレルギーを発症しなかったデータがあります)

昨年は古代小麦を使ったクッキーの試食会をしています

(古代小麦粉による崎山貝塚縄文土器片クッキー)

 

●食用ガヤツリ(タイガーナッツ)

200万年前の人類の祖先が主食にしていたと言われています。

エジプトの王のお墓からも埋葬品と一緒に出土もしています。

     (食用ガヤツリの袋栽培)     (被災宅地にて露地栽培)

 

           (タイガーナッツの塊茎)

 

  古代小麦と食用ガヤツリ(タイガーナッツ)でつくった土器片クッキー。

左が素材そのまま、右はココアパウダーと甜菜糖などをミックス。

 

☆資金の使い道

2012年に文明を18世紀後退させる太陽風が地球をニアミスしています。

最悪そういうときでも自活できる人がいなければ、略奪やら何やらでひどい世界になることも考えられます。

震災時に生き残るには、平常時の備えが大切です。

みんなで生き残っていくために、今から周到に【事前復興】の準備を始めましょう。

小冊子の発行はスタートだと思っています。

 

まずは、東日本大震災の経験から学んだ知恵が詰まった小冊子の発行および自主防災組織への配布の資金

活用させていただきます。

 

☆リターンについて

【1】3,000円

  お礼のメッセージと、

      中東の国王や首長さまにお届けした折り紙の折り方動画と、

      更に本プロジェクトで作成する冊子のベースにもなっている電子書籍 

    「【大震災】生き抜く為の必読本!」を、電子メールで送らせていただきます。

  ※【大震災】生き抜く為の必読本!は、当プロジェクトの代表の長洞武士が執筆し、

   Amazon様にて販売中の電子書籍になります。

   支援者様へは、当プロジェクトで対象の電子書籍を購入し、その上で引き換え用のリンクを

   電子メールにてお知らせさせて頂きます。

 

【2】5,000円

  お礼のメッセージと、

      中東の国王や首長さまにお届けした折り紙の折り方動画と、

      更に本プロジェクトで作成する冊子のベースにもなっている電子書籍

  「【大震災】生き抜く為の必読本!」と、

      古来から日本の食を支えてきた栄養食であるヒエの自家栽培した種子を送らせていただきます。

  このヒエの種子をご自分の畑に植えて災害の備えていただければ幸いです。

  ※【大震災】生き抜く為の必読本!は、当プロジェクトの代表の長洞武士が執筆し、

   Amazon様にて販売中の電子書籍になります。

   支援者様へは、当プロジェクトで対象の電子書籍を購入し、その上で引き換え用のリンクを

   電子メールにてお知らせさせて頂きます。

 

【3】10,000円

  5,000円のリターンに加えて、

     本プロジェクトで作成する冊子を送付させていただきます。

 

【4】30,000円

  10,000円のリターンに加えて、

      9000年前から栽培されている小麦の原種である古代小麦の自家栽培した種子を送付させていただきます。

 

【5】50,000円(限定3名)

  30,000円のリターンに加えて、

      ルチンが豊富で血管を気にする方におすすめのダッタンの自家栽培した種子、

      200万年前の人類の祖先が主食にしていたと言われる食用ガヤツリ(タイガーナッツ)の自家栽培した種子、

      無農薬栽培のお米を送付させていただきま  す。

 

【6】100,000円(限定3名) 

  50,000円のリターンに加えて、

      本プロジェクトに協力頂いている秋田のメンバーから

      いぶりがっこときりたんぽセットを送付させていただきます。

 

  ※種子は全て農薬肥料除草剤不使用!

 

★★支援していただいた方へのリターンの一部を紹介します

      3,000円以上のご支援をいただいた方へのリターンの一つの電子書籍

    「【大震災】生き抜く為の必読本!」の一部を紹介します。

(小冊子のサンプル)

 

(小冊子の内容立ち読み版)

  ※【大震災】生き抜く為の必読本!は、当プロジェクトの代表の長洞武士が執筆し、

   Amazon様にて販売中の電子書籍になります。

   支援者様へは、当プロジェクトで対象の電子書籍を購入し、その上で引き換え用のリンクを

   電子メールにてお知らせさせて頂きます。

 

古代小麦           ヒエ     ダッタン    食用ガヤツリ

 

種子1種類 (選べません)

※全て農薬肥料除草剤不使用!

 

☆資料

 ●支援者の皆様にお届け予定の種子の法律に関する情報を掲載させて頂きます。

農林水産省より指定種苗制度について抜粋

 種苗は、外観からのみでは品種、発芽率等の品質や生産地の識別が困難であることから、

 適正な表示等を種苗業者に義務づけることにより、種苗の品質等の識別を可能とし、

 種苗の流通の適正化を図るとともに、種苗の需要者である農業生産者を保護すること

●   制度の概要:パンフレット(PDF:211KB) 農林水産省へのリンクです

「武士の畑」でリターンする種苗全ては、「自主採種」で著作権や育成者権には触れていない種苗です。更には「種子販売許可」も農水省より取得済みです。

子販売許可書

 

 ●地方公共団体の防災・危機管理概念(災害対策基本法の簡単な解説)

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災害対策基本法(都道府県の責務)

 

第4条

都道府県は、当該都道府県の地域並びに当該都道府県の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該都道府県の地域に関わる防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、その区域内の市町村及び指定地方公共機関が処理する防災に関する事務または業務の実施を助け、かつ、その総合調整を行う責務を有する。

 

2 都道府県の機関は、その所掌事務を遂行するに当っては、前項に規定する都道府県の責務が十分に果たされることとなるように、相互に協力しなければならない。

 

(地方自治法第2条第6項)

 

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災害対策基本法(市町村の責務)

 

第5条

市町村は、基礎的な地方公共団体として、当該市町村の地域並びに当該市町村の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該市町村の地域に関わる防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施する責務を有する。

 

2 市町村長は、前項を遂行するため、消防機関、水防団などの組織の調整並びに当該市町村の区域内の公共的団体などの防災に関する組織及び住民の隣保共同の精神に基づく自発的な防災組織(第8条第2項において「自主防災組織」という。)の充実を図り、市町村の有するすべての機能を十分に発揮するように努めなければならない。

 

3 消防機関、水防団その他市町村機関は、その所掌事務を遂行するにあたって、第1項に規定知る市町村の責務が十分に果たされることとなるように、相互に協力しなければならない。

 

地方自治法第2条第3項第1号

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以上より、先ず都道府県に関しては責務が十分に果たされるように相互に協力しなくちゃならんみたなことを小冊子に載せる必要があると思います。

 

そして、市町村に関しては、

2の当該市町村の区域内の公共的団体などの防災に関する組織及び住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織(自主防災組織)の充実を図り、市町村の有するすべての機能を十分に発揮するように努めなければならないので、私たちはここを切り口にしようと考えています。

 

災害対策基本法なおける関係者の役割(総則)

 

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法がそう決められているので、あとは実際に行動して、認めてもらうようにするということだろうと思います

 

一部の管理者だけが防災倉庫や自主防災組織を管理しているのが現在の状況のようなので、住民全員に参加する権利を畑というコミュニティの形で提供できれば、と考えています。

 

 

☆最後に

2011、3、11 14時46分18秒

 

突然それは起こった。

数日前に震度4の地震があったばかり。すぐに座っている客たちが左右にゆっさゆっさと揺れ始めた。2階にいた私は、1階の警備員にドアを開けるよう無線で指示。すると、スマホを所持している客が津波の情報を得て逃げ始めた。それに釣られるかのように他の客もどっと入り口へと押し寄せ、階段を駆け下りる。トイレや喫煙室などひとり残らず避難できたかどうかを確認。従業員もすべて退去完了。

そして漸く自分も避難しようと外に出たその時、向こうの道路に黒い水と車が流されてくる様子が見えた。「車!?」それは防潮堤を超えて津波が来たことを意味した。周囲の人たちに大声で避難するよう呼びかけながら、自分も車に乗って避難する。交差点では互いに譲り合いうまく交通が機能していたため、何とか無事に逃げだすことができた。後日、駐車していた箇所のちょうどその前まで津波が来ていた跡を確認する。まさに間一髪だった。

 

防災用畑の収穫物を平常時は利益とし、緊急時に適切に食料供給出来る仕組みとして活用してもらえたらと思います。

緊急時に食を提供できない程利益優先にしたのなら、その自治体自体が叩かれるだけだと思います。

 

これらの活動が、一つのモデルとなり、全国に広がっていければ、オールジャパンで災害に立ち向かっていけると考えています。

自給自足の力を身につけよう!

畑に行けば新鮮な野菜、穀物がある!

 

もう一度言います。

震災時に生き残るには、平常時の備えが大切です。

みんなで生き残っていくために、今から準備を始めましょう。

   あの日の小さな決断が、やがて人々を救う大きな流れとなるでしょう。

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