▼はじめにご挨拶
はじめまして。慶應義塾大学4年の平井雄大といいます。
主な趣味は登山、旅行、散歩。そして、重度の神話・歴史オタクです。
特に古代ギリシア・ローマ文明。その神話や歴史には恋をしているといっても過言ではありません(笑)
ちなみに大学時代に登頂した山は、日本百名山だけで32座。
燕岳山頂にて
富士山には登ったことがありませんが、それよりも標高の高い台湾の玉山には登ったことがあります。
大学に入ってから訪れた国・地域は、アラスカ、台湾、イタリア、ヴァチカン市国です。
▼古代への想い
きっかけは、小学生時代にふと手に取った漫画家・里中満智子さんの「マンガ ギリシア神話」。
人間味溢れる神々、逆境に打ち勝ち偉業を成し遂げる英雄たち、そして彼らに退治されるも魅力的な怪物たち。
彼らの織り成す壮大な物語に、一気に引き込まれました。
それからは小学生には少し難しめな書籍にも思い切って手を伸ばしてみたり、自分なりの感想や評価を交えて怪物を紹介するノートを作ったりしていました(さすがにこれは恥ずかしくてお見せできません…)。
しかしこの頃はまだヨーロッパ史には興味がなく、ただただ神話の世界に魅了されるだけでした。
中学生になり、当時通っていた個人塾の本棚にあった塩野七生著の「ローマ人の物語」を何気なく手に取りました。少し読んでみよう、程度の気持ちだったのですが、そこに広がっていたのはローマ人たちの血の通った物語。
小学生時代のギリシア神話同様に、魅了されました。
先生に借りて受験勉強の合間に読み進め、無事高校に合格してからはむさぼるように読みました。そして、本の中に登場する場所に行ってみたい。ローマに行ってみたい。そう強く思いました。
その思いは昨年、大学3年生の11月に叶えることができました。
憧れの地、ローマ。そこに広がる、古代の遺跡群。コロッセオ、フォロ・ロマーノをはじめ、町中の至るところに古代ローマの遺跡がありました。
コロッセオ
カピトリーノの牝狼
古代文明の遺跡は、興味のない人にはただの瓦礫の山に見えるかもしれません。
しかし古代史を知っていれば、何千年も昔の人と同じ場所に今自分がいるのだ、という熱い思いが湧き起こって来ました。
どんな思いでここを歩いていたんだろう。何を考えて生活していたんだろう。想像するだけで、わくわくしました。
そして、湧き上がってきた思いがあります。
(ローマでこれほど感動できるならば、より古いギリシアならばどれほどの感動が得られるのだろう)
ローマは基本的に実在した人間たちの歴史です。
ギリシアももちろん、実在の人間たちが積み重ねてきた歴史があります。しかし同時に、神話の舞台となった場所も数多くあります。
ギリシアに行って、そうした場所をできる限り多く回りたい。神話の世界を自分の五感で感じたい。
先日、就職活動も無事終わり、その思いは抑えがたいものとなりました。
▼具体的に行いたいこと
1.オリンポス山への登頂
ギリシア神話の神々といえば、その代表格はゼウスを主神とするオリンポス神族。
ギリシア神話オタクとして、そして登山愛好家としてはどうしても登りたい山です。
ただし、最高峰のミティカス峰は登攀技術が必要となります。縦走や藪漕ぎを中心に取り組んできた私には、その技術は正直言ってありません。
そこで、少し低いスコリオ峰への登頂を果たしたいと考えております。
登山は高校1年生から続けており、大学1年~3年の夏には7泊8日の縦走合宿に参加してきました。
3000m級の山にも主要なものだけで10座(玉山、北岳、間ノ岳、農鳥岳、槍ヶ岳、悪沢岳、赤石岳、塩見岳、仙丈ヶ岳、聖岳)に登頂しており、標高2912mのスコリオ峰にへの登頂は技術的にも可能だと考えています。
北岳山頂
2.遺跡巡り
具体的には、以下の遺跡を訪れたいと考えています。
ペラ・・・古代マケドニアの首都。
デルフィ・・・アポロンの神託が与えられる場所として信仰を集めた地。
アテネ・・・いわずと知れた、ギリシアの首都。知恵の女神アテナを守護神とし、英雄テセウスの伝説が残る都市。
エレフシナ・・・古代名エレウシス。デメテルから伝えられたとされる「エレウシスの秘儀」の中心地でした。
コリント・・・アルゴナウタイを率いたイアソンやスフィンクスを退治したオイディプス王ゆかりの地。
ミケーネ・・・メドゥーサを退治したペルセウスの興した都市。ミケーネ文明の中心地。
エピダウロス・・・医術の神アスクレピオスゆかりの地。
オリンピア・・・古代オリンピックゆかりの地。
スパルタ・・・「スパルタ教育」の語源となった都市。トロイア戦争の原因となったヘレネの夫メネラオスが治めた都市でした。
クレタ島・・・ミノス王が支配したとされる島。ミノタウロスの迷宮でも有名です。
デロス島・・・双子の神アポロンとアルテミス生誕の地。
3.神話・歴史の舞台
テルモピレー・・・ペルシア戦争の折、スパルタ王レオニダスとその配下の勇士300人が戦死した地。
マラトン・・・ペルシア戦争でアテネ軍が数に勝るペルシア軍を打ち破った地。
ディクテオン洞窟・・・ゼウスが生まれ育ったとされるクレタ島の洞窟。
その他、余裕があれば、あるいは情報収集がうまくいけばディオニュソスゆかりのナクソス島、冥界へとつながっているとされるタイナロン岬の洞窟、ペルセウスの育ったセリフォス島、といった場所にも訪れてみたいと考えています。
▼資金の使い道
主に宿泊費や移動費、観光費に使わせていただきたいと考えています。
基本的に宿泊費は3000円以下で抑え、交通費もなるべく安い手段を使おうと考えているため、無駄遣いは一切いたしません。
ただし、島や個人では行きづらい場所を巡ることも考えているため、そうした場合には交通費がかさんでしまう可能性もあります。
また、時間の都合上、少しお金をかけて速度を優先する場合もあるかもしれません。
もし予想よりも多くのご支援をいただけた場合には、より綺麗な写真を撮るためのカメラの購入も検討しております。
▼リターンについて
3000円・・・お礼のメールを送らせていただきます。きれいに撮れた写真を5枚添付します。
5000円・・・お礼のメールを送らせていただきます。きれいに撮れた写真を10枚添付します。また、簡単な旅行報告も添えさせていただきます。
10000円・・・お礼のメール、あるいは直筆のお手紙を送らせていただきます。きれいに撮れた写真をご希望の数だけ送らせていただきます。また、詳細な旅行記を添えさせていただきます。
20000円・・・直筆のお手紙を差し上げます。きれいに撮れた写真をご希望の数だけ送らせていただきます。また、ご希望される写真を状況の許す限り撮ってきます。詳細な旅行記を添えさせていただきます。
またご支援いただいた皆様のお名前やニックネームを書いた手ぬぐいを巻き、オリンポス山に登ります。
ご希望される方は、WEBサイトなどを私のブログでご紹介させていただきます。
▼最後に
長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
学生生活の中で一番の思い出となる、そんな旅をにしたいです。
ぜひ、ご支援していただければ嬉しく思います。
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