『なんか楽しいことしようぜ』

 

こんな二人の思いつきから、僕たちの旅は始まった。

 

 

 

僕たちは、夏休みの9月3日から、17日の2週間を使い

日本を自由気ままに遊び回ることにした。

 

日本を自由気ままに遊び回るに当たって

最もワクワクする旅のスタイルとして選んだのがキャンピングカーだ。

電車ではいけないようなところにも行けるし、宿を探す手間もお金もかからない。

また時間にも縛られることなく自由にできる。

 

 

 

早速、天下のグーグル先生に

「キャンピングカー レンタル」と打ち込んだ。

そこで発見したのがエルモンテジャパンだった。

エルモンテジャパンはアメリカナンバーワンのキャンピングカーシェア率を誇る会社の

日本総代理店である。

 

https://www.elmonterv-japan.com/?gclid=CjwKCAjwhqXbBRAREiwAucoo-yuraFWjPDNHrn2qkeMFJmaZ7u7PtD9VctyXnJukNJ85stC9f5BM4BoCtDwQAvD_BwE

 

 

クーラー、冷蔵庫、電子レンジ、キッチン、トイレ。

なんでも装備されている。

 

「めちゃめちゃサイコウ」

 

アウトドアが好きな僕たちにとっては考えただけで、

彼女の家に初めて泊まりに行くぐらいの、ワクワクドキドキが止まらなかった。

 

 

しかし、僕たちは学生なのでもちろんお金がない、、、

キャンピングカーを2週間借りるお金すらままならないのに、

2週間分の食費、ガソリン代、

2週間遊び回るだけの余裕はなかった。

 

だが

彼女の家に初めて泊まりに行く程のワクワクドキドキを、

この程度の問題で止めることは到底不可能だった。

 

 

まずは、

一番お金がかかるキャンピングカーをなんとかしよう。

そう考えた。

 

キャンピングカー1台の金額、自動車税、維持費等の費用と

キャンピングカーの台数、利用料金、キャンピングカーの稼働率等の収益を算出し、

簡単な損益計算書を見積もった。

そこから見えてきた数字分の活躍を僕たちがすればいい。

「これを元に僕たちがエルモンテジャパンに交渉すれば、無料で借りることができる。」

こう考えた。

 

こうしたことを考えていた次の日には

東京都港区、神谷町駅近くの

見上げるだけで、首が痛くなるようなMORIタワーの目の前にスーツ姿で立っていた。

 

 

 

 

エルモンテジャパンがあるのはその19階。

エントランスから中に入って、

まずトイレへ行き、鏡の前で

「俺たちならできる」

と自分たちを鼓舞してエレベーターに向かった。

 

 

いよいよ決戦だ、、、、

はらはらしながら、人差し指で19階のボタンを押した。

 

しかし、ボタンは反応しない、、、、

 

 

よく見ると近くにカードをかざす場所があった。

なんとカードがなければ動かないのだ。

 

ならば階段で行こう。

階段に着いたが階段の入り口にも、

またカードだ、、、、、

 

都会の厳しさを知った瞬間だった、、、、、

僕たちは上の階にすら上がることができなかった。

 

悔しい気持ちと、緊張が途切れホッとした気持ちが入り混じっている最中に、

僕たちは早くも

電話するという次の手に出た。

 

電話口に出たお姉さんになんとか

社長さんに繋げてもらえた。

 

しかし、社長さんはその日はお休みで会社にはいなかったらしく、

2日後に本社で会うことを約束してくれた。

 

 

2日後。

僕たちは、例の首が痛くなるようなビルの中で社長さんとお話しをさせていただいた。

社長さんは僕たちを見かけるなり

輝いていたからすぐわかったよといって僕たちの緊張を解いてくれた。

 

 

結果からいうと、僕たちの考えてきた提案は的外れであった。

 

「広告宣伝費にかかる費用を僕たちが賄うだけの働きをするから無料で貸してくれ」

という風な提案をする予定だったが、

もうすでにエルモンテジャパンは広告をする必要がないくらい、

予約でいっぱいだった。

さらに多数のメディアにも取り上げられており、

僕たちみたいな大学生が広告する必要はなかった。

 

しかし、

優しい面持ちで、前かがみになって、眼鏡越しに僕たちの話を丁寧に聞いてくれた。

まるで、新しいものをワクワクしながら見る少年のように。

 

 

「エルモンテジャパンは9月決算のため、

9月の売り上げは非常に重要な問題であっため

少し持ち帰って考えさせてほしい」

ということで、その日は例のビルを後にした。

 

後に連絡がきた。

ハイシーズンの稼ぎ時真っ只中、さらに決算月で数字が大事という中で、

3分の1以下の値段で貸してくれるとの報告だった。

なんとも気前のいい会社である。

 

 

社長さんは若い僕たちの未来に投資するという風に言ってくれた。

人の優しさを知った瞬間だった。

それとともに余裕のある大人になろうと深く心に刻んだ。

 

 

こんな中

誰かが言っていた言葉を思い出した。

 

「あなたの大志をけなそうとする人を相手にしてはいけない。

それは、つまらない人だ。

本当に偉大な人は、君もまた偉大になれると感じさせてくれる。」

 

僕たちにとって、エルモンテジャパンの社長さんはまさにそんな希望を与えてくれる存在であった。

 

 

こうして、キャンピングカーを安く借りることに成功したのだが、

もちろん費用はかかるので、キャンプファイヤーで資金を募ることにした。

 

 

 

 

 

おおよその費用は以下の通りである。

・キャンピングカーレンタル代金  10800円(レンタル代金)+2700円(保険料)

                 14日間 189000円

 

・ガソリン代            軽油(123円)

                                              移動距離(約4000km)

                 燃費(リッター8km)

                 14日間合計 62500円

 

・高速代金            千葉ー長崎

                 長崎ー千葉

                 14日間合計 46000円

 

・動く休憩所の備品購入      14日間合計 30000円

 

・予備費 (キャンプファイヤー手数料含む)            14日合計 150000円

 

 

合計          477500円

 

 

 

この旅で成し遂げること。

 

①日本を少しでも多く知る。

(行った土地の魅了を多くの人に的確に伝えられるようになりたい)

 

②お金がなくても工夫次第でなんでもできるということを体現する。

(学生はお金がないという理由で諦める人がいると思うので、そういう人たちに刺激を与えられる存在でありたい)

 

③西日本に行った際には、ボランティア活動を行う。

(7月の豪雨により被災された地域で実際に家の瓦礫を撤去するボランティア活動をした。義援金などによる支援ももちろん生活していく上では必要だが、土砂と瓦礫で埋め尽くされた家を修復するには、義援金だけでは到底足りない。もっと人が行って実際に手伝う必要があると感じた。また被災した方々と実際に喋ったりすることで、自分も相手も笑顔にできると感じた。)

 

④旅の道中で誰もが一休みできる空間を作り出す。

(キャンピングカーを止めて、椅子とテーブルを用意してスピーカーで音楽を流して、ドリンクを飲みながらくつろげるおしゃれな空間を作ります。また、プロジェクターを使い、野外での映画鑑賞などをする予定です。コミュニティを作ることにより新しい人と出会うことにより新たなシナジー効果を生み出す。イメージとしては、動く休憩所。ドリンクを提供して、お金をいただく。)

 

⑤思いっきり楽しむ。

 

 

リターンについて

キャンプファイヤーの支援者は年齢層が広く、生き方、職業も様々なので、

支援者それぞれのニーズが違います。

ですから、僕たちの時間を好きに使ってもらう権利をリターンとすることに決めました。

 

お金よりも大切で、人生において最も価値のある僕たちの「時間」はなににも変えがたい非常に価値のあるものだと思います。

常識の範囲内で僕たちの「時間」好きに使ってください。

旅から帰ってきたひとまわり大きくなった僕たちの「時間」使ってください。

 

企業様や、個人事業主様で、

一時的に人が足りない場合など、非常にお役に立てると思います。

 

 

 

時間の活用事例

・会社の雑用を頼みたい。(生産性に自身あります。)

・皿洗いを頼みたい。(皿洗うの食洗機よりも早いです。)

・家の草刈りを頼みたい。(暑いの得意です)

・デートに付き合って欲しい。(ありがたく行かせていただきます。)

・ドライバーになって欲しい。(ゴールド免許です。)

・サッカーを教えて欲しい(本田圭佑とパス回ししたことあります。)

・サーフィンしたい。(サーフボードを無料で貸し出します。一緒に海に行きましょう)

・お話したい(旅の経験を踏まえて面白い話します。)

 

などなど

自分の都合に応じた内容をご提示ください。

僕たち二人がお伺いします。

 

 

※かかる費用はご負担いただく場合がございます。

※公序良俗に反する内容、法令に反する内容などはお受けできません。

 

 

 

 
最後に

 

人の未来を決めるのは思想であると思っています。

思想が行動となり、行動がその人の未来となります。

 

「新しい出会い。」「新しい場所。」などなど

「新しい」

を体験することは思想に影響を与えてくれます。

 

この企画は

他の企画のように、世の中を変えたり、画期的なサービスなどを生み出すことはできません。

 

しかし

この旅を通して、

支援してくれた人や旅先で出会った人と思想を共有し合うことで、

自分たちを含め、みんなの未来を良い方向に変えることができると信じています。

 

 

 

そんな僕たちの思いに共感してくれたら嬉しいです。

それだけじゃなく

支援までしていただけたらさらに嬉しいです。

 

 

自分も一緒に旅したいという方がおられましたら、

熱いメッセージとともに連絡いただけたら、検討します。

また旅の道中で、よって欲しいというご要望があれば、できる範囲でお伺いします。

ご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

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