みなさん、こんにちは。プロダクトデザイナー、CMF Design Lab吉田茂と申します。私は世田谷で生まれ育ち、アメリカ、シアトルのデザイン学校を卒業して、日本に帰国、日本IBM、日本サムスン、ソニーでプロダクトデザインに約20年間携わり、2年ほど前に独立。CMF Design Labを立ち上げました。今はプロダクトデザイン事務所を世田谷のほうで営んでいます。プロダクトデザイン、主に家電や日用品をデザインしています。年間に数回セミナーを開き、デザイントレンドなどの講師をしています。何卒、宜しくお願いいたします!

CMF Design Lab ホームページ
http://www.cmfdesignlab.com/index.html

これまでの仕事のポートフォリオはこちら 
http://www.cmfdesignlab.com/service.html

「吉田さんのプロダクトデザインって、どういうことしているのですか?」「何をデザインするのですか?」などとよく聞かれます。

たとえば、ビックカメラや東急ハンズなどで売っている製品ですよ!とわかりやすく答えています。。。

私はプロダクトデザインというのは魔力だと思っています。たとえば、街にある量販店に行くと、たくさんの携帯電話が陳列されていますよね。製品を見渡すと数ある中で「こっちのデザインの方がいいな!」と思う製品に出会う瞬間ってありますよね! 簡単に言うと、その「こっちのデザインの方が!」と、ユーザーの目線を奪ってしますうことがプロダクトデザインのチカラということです。使いやすさを追究したり、心地よさや高級感を醸し出すために、素材や技術などを吟味し、それを駆使して質をもっと高めていこうというプロセスのことなのです。

製品をデザインする業界のなかで広く言われている、CMF(カラーマテリアルフィニッシュ)デザインというものがあります。私はプロダクトデザイナーとして、20年以上にわたり日本IBM、日本サムスン、ソニーでCMFデザインの仕事に従事してきました。そこでCMF Designの概念の重要性や可能性にほれ込み、独立にあたっての社名にその想いを織り込みました。それがCMF Design labです。

CMF Designの語源:
1978年イタリアの工業デザイナー クリノ・トリニ・カステッリ(Clino Trini Castelli)氏が源流を創ったデザイン戦略
https://it.wikipedia.org/wiki/Clino_Trini_Castelli

ある日、フランス出張で驚愕な体験をしました。フランスのパリから、電車で3時間ぐらいのところにある。サンテティエンヌという地方のある市を訪問しました。

https://goo.gl/maps/ppLVZmUPmgN2

サンテティエンヌは2010年、ユネスコのデザイン都市に登録されました。デザイン都市認定とは、デザイン、及び、ものづくりをユネスコが認定、政府が支援、産業を発展させる狙いがあります。その象徴が「シテ・デュ・デザイン」という施設です。よく耳にする、ユネスコとは国際連合教育科学文化機関です。この機関の日本政府の窓口は文部科学省内 日本ユネスコ国内委員会です。

Cité du design シテ・デュ・デザイン https://www.citedudesign.com/fr/home/
ユネスコに加盟していたアメリカは2016年にトランプ氏により、脱退、現在、日本はこのユネスコに支援している金額としては1位です。そこで、私の中に疑問が生じました。ものづくり大国である日本が、今、一番必要なことはこのような施設、つまり、ライブラリの機能。。。。だと感じました。

私はソニークリエイティブセンターに勤務していた際に、さまざまな素晴らしい日本の技術を目の当たりにして、強く感じていたことがありました。日本には成長産業を支えてきたさまざまな技術や素材が存在しており、そのリソースにトレンド情報や異なる着眼点などを加え交流することができる“場”あれば、新たな価値を生み出せるのではないかと。技術や素材を集めて情報を解りやすく展示し気付きを促し、コミュニケーションを活性化させる。そのチカラをものづくりに活かす。私の志は「日本の新たなものづくりの姿を描き出す活動です!」


志の第一歩としてデザイン、ものづくりのコミュニケーションの場、技術×素材ライブラリーを作ります!



さまざまな技術×素材の情報を一望、しっかり掴んで高みを目指す“ボルダリング”のようなライブラリーです。


ご支援いただく素材や加工メーカーの皆様にはリターンとしてこの展示ボード掲出権を提供します。素材・加工のカテゴリーは以下のように分類します。

素材: ・樹脂 ・セラミックス ・ガラス ・金属 ・新素材 ・セメント ・皮革 ・繊維 ・塗料 ・無機素材 ・有機素材など
加工: ・各種金属加工 ・各種樹脂加工 ・各種新素材加工 ・各種表面処理/表面加工 ・塗装 ・各種伝統技術など


※支援の際にご質問御座いましたら、メールにて下記にお問い合わせください。
info@cmfdesignlab.com

見るだけのライブラリーではない!「話して、相談できるコミュニケーションのライブラリー」をめざしています。たとえば、ある業界においては当たり前と思われている技術も、他の業界にとっては目からうろこが落ちるような意外な解決技術だったりすることってありますよね。思い込みを取り払うためにも、先ずはさまざまな技術や素材、トレンド情報を一望できたらいいですよね。その上でデザイン・技術の相談もリアルに出来たら新製品のアイデアや課題解決のヒントが生まれやすくなるはずです。私、吉田がデザイン/技術の相談を定期的に行いますし、スタッフも常駐しています。必要に応じてそれぞれの分野のエキスパートに繋ぐことも。つまり、きめ細かいコミュニケーションをベースにライブラリーを運営し、せっかくの情報やネットワークをより有機的に機能させ、日本のものづくりの新たな姿を見つけてゆくことを目指しています。「役立つ製品」「売れる製品」を一緒につくりましょう!

製品開発に必要な情報は下図にあるようにテクノロジー(素材、技術)とトレンド情報(市場・造形・カラー)です。この二つのテーマを両輪にして情報を発信してゆきます。

 

造形トレンド情報のカテゴリー
ファッション、アクセサリー、化粧品、インテリア、時計、自動車、シューズ、スポーツギア、建築、電化製品、映画が含まれます。このカテゴリーからさまざまな情報を収集します。

カラートレンド情報
売れる製品は造形だけではなく、流行色情報、カラートレンド分析を重要視しています。

素材、技術情報
素材や技術では下記の分野で必要となる要素技術情報を提供。素材と加工技術の組み合わせ次第で新たな用途創出の可能性もあります。


デザイナー、加工、素材メーカーとの有効な情報共有の場
・世界、日本のさまざまな素材を提示
・デザイン、ものづくり、アイディア出しから、実践に製品にできる情報
・最新術、素材、加工などの情報共有の場
・新しい価値観を創出「CMF素材サンプル」
・金属、塗装、転写技術、成型技術など 1000点展示予定

対象者

・製品デザイン担当者、責任者の方
・素材メーカー担当者、責任者の方
・加工メーカー担当者、責任者の方
※その他、ものづくり関係者、教育機関、など

今の現状として
・日本のものづくりにおいて、デザイナーが求める加飾や素材を一覧にして、実際に見れる場所が不足している
・技術や新素材の展示会などあるが、クリエイションが入っておらず、技術ベースのものが閲覧できる程度
・常設ではないので、展示会などの時期を待たなければならない
・新しい素材や加工を持ったメーカーは展示会に参加しているが、高額で常設展示ではないため、タイミングが合わな いと探し出すのが難しい。一社一社、探さなくてはならない


あるきっかけでアントラム社の工藤さんとお会いでき、私の考え方に共感していただきました。「それやりましょう!」と一言、多大なるご協力を元にこのプロジェクトが本格始動しました!これが後押しとなり、進めております! また、皆様のご支援とご協力を基に今後、運営に力を入れていきます!

【アントラムの工藤さんが協力するワケ】

●アントラム社はこんな活動をしています。

日本の産業を黒子で支えきた中小企業の技術の新たな活躍場所をつくるプロモーションに取組んでいます。具体的には20年以上にわたり、専門メディアである「日経ものづくり」や「日経デザイン」と中小企業のもつ特色ある技術情報の流通を活性化させ、新たな技術用途の開拓のきっかけづくりに役立つ活動をしています。メディアでの情報発信やリアルなイベントを展開し、ニーズと技術の出会いから新しい価値が生まれることを願っています。

●このままではもったいない!

日本の中小企業の技術は大企業のために、ローコストで良いものをスピーディーにをモットーにクルマやエレクトロニクス機器のものづくりのニーズに応えてきましたが、ものづくりを取り巻く環境がグローバル化やデジタル化で激変し、行き場がなく途絶えてしまう技術もあるのが現状です。それはもしかしたら日本のものづくりにとって、とてももったいない損失かもしれません。想いがあれば一つのアドバイスや一つの出会いから化学反応が起こり、新しい価値が生まれることもきっとあるはずです。

●ならば、やってみよう!

「三人寄れば文殊の知恵」というように、異なる分野のエキスパートが集まり、それぞれの課題や強みを通じ、リアルな情報活性が始まれば「こんな使い方もあるのでは?」「この組み合わせであんなことができるのでは?」などコミュニケーションの中で、新しい価値を見いだすことができるはずです。そこで、小さなイノベーションがたくさん生まれることを願い、ものづくりニッチ探索のコミュニティ「HOUGAS」をリアルなコミュニケーションのスペースとして開設しています。このスペースの意図と、今回の吉田さんの想いと目指す頂上は重なると思い協力させていただくことにしました。想いのないところから何も始まりません。その想いを熱く語る吉田さんだからサポートを決めました!

●アントラム社はものづくりの活性のコミュニケーションを推進する会社

 アントラムの工藤さんの活動の一例 http://mpf-event.jp/

HOUGAS


 

2018年11月12日月曜日よりオープン

新橋駅より徒歩10分

御成門駅より徒歩3分

〒105-0004 東京都港区新橋6丁目13−9 鈴昌ビル2F

https://goo.gl/maps/xDYmS2ykBX52

・都営地下鉄・三田線【御成門駅】A4下車/徒歩3分
・都営地下鉄・浅草線、大江戸線【大門駅】A2・B4下車/徒歩6分
・各線【新橋駅】下車/徒歩10分
・都営地下鉄・大江戸線/ゆりかもめ【汐留駅】下車/徒歩10分
・JR/東京モノレール【浜松町駅】北口下車/徒歩10分

※駐車場は御座いません。

集まった資金は、このライブラリーで必要な運営費に使います。常設展示ですので、家賃、光熱費、設備、広告費の一部に使う予定です。取り急ぎ、素材を展示する運営費の金額を目指します。目標達成後、リターンの充実や今後、ビジターを呼び込むための仕組みづくりと広報活動費にあてる予定。


ものづくりを活性化するためにセミナー、イベント、マッチングを展開していきます!
イベントの内容(暫定)
●日本の産業 ものづくりを発展させるための仕組みづくり
●セミナー 素材、加工や製品トレンド分析 
●ものづくり勉強会 デザインを取り入れたものづくり振興
常設展示による素材、加工、トレンド情報を提示することにより、ビジネスチャンスを提供していきます!


展示スペースのレンタル
加工メーカー素材メーカーさまへ

展示期間:6ヶ月(2018.11.12- 2019.04.12)
展示サイズ:A5(218mm×148mm)のパネル展示

 

※素材のほうは支援を申請した後に、下記まで、お送りください。当方が貼り付け作業を致します。
 締め切りは10月30日必着 

※期間終了後は素材のほうは返却いたしません。

〒157-0072東京都世田谷区祖師谷3-23-8
CMF Design lab 吉田茂宛
0901-459-8669

展示場閲覧者支援
デザイナー、加工メーカー、素材メーカーさま
入場券の支援をお願いいたします。11月5日以降、メールにて入場券をお渡ししたします。

 

開催日時

2018年
09月21日(金) 17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析: 定員30名 有料、18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名
10月05日(金) 17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析: 定員30名 有料、18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名
10月12日(金) 17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析: 定員30名 有料、18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名
10月19日(金) 17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析: 定員30名 有料、18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名
10月26日(金) 17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析: 定員30名 有料、18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名

プログラム内容

17:00~18:00 ものづくり実践講座+プロダクト造形トレンド分析 有料 定員:30名

「ものづくり実践講座」:企業デザイナーがどの様な考え方で製品を開発するか丁寧にご説明いたします!
・製品起案 製品企画の流れ ・カラーの取り組み ・技術リサーチの手法 ・開発事例 

「プロダクト造形トレンド分析]:PROMOSTYL(プロモスティル):インフルエンス&デザイン SS-2020 から読み解く「プロダクトトレンド分析」プロダクトデザインの視点から、PROMOSTYL社2020年度summer springのトレンド情報を基に、造形トレンド、素材やカラー情報を分析いたします!製品企画や製品デザインに有益な情報です!

※プロモスティル社は1966年にパリで発足したトレンド情報会社およびデザイン企画・開発会社です。
トレンドをまとめいているコンサルタント会社多くありますが、プロモスタイル社が一番、プロダクト視点で完成度が高いです。

18:30~19:00 Design Resource Library 説明会:無料 定員:30名
展示場を御覧頂きなあら、質疑応答を承ります。

※チケットは下記よりご予約してください。

https://peatix.com/group/68664/events

 

場所:HOUGASにて 〒105-0004 東京都港区新橋6丁目13−9 鈴昌ビル2F

https://goo.gl/maps/xDYmS2ykBX52

・都営地下鉄・三田線【御成門駅】A4下車/徒歩3分
・都営地下鉄・浅草線、大江戸線【大門駅】A2・B4下車/徒歩6分
・各線【新橋駅】下車/徒歩10分
・都営地下鉄・大江戸線/ゆりかもめ【汐留駅】下車/徒歩10分
・JR/東京モノレール【浜松町駅】北口下車/徒歩10分
※駐車場は御座いません。

スケジュール、下記より詳細、ご確認ください。

http://www.cmfdesignlab.com/library.html

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます!日本には自動車や電子機器、精密機器などの産業が培ったさまざまな特色あるものづくり技術が存在しています。今、もう一度強みを検証し新たな融合や組み合わせの妙で新価値をどんどん生み出していきたいと思っています。そのはじめの一歩として「想い」と「技術」が出会えるライブラリー×コミュニケーションの場をつくり、その活動を加速させていきたいと思ってます。このプロジェクトにより日本のものづくりの新たな活性化の一翼を担いたいと考えております。ぜひ、ご支援をお願いできれば幸いです。何卒、宜しくお願いいたします! CMF Design Lab 吉田茂

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