はじめまして!mosaique主宰の中井由梨子です。  

誰だって、傷の一つや二つ、隠し持って生きていると思います。

その傷を治癒させるような力が名作ドラマにはあって、昔から人は、それを求めて物語に没頭するのだと思います。小説を読み、映画を観、テレビのスイッチを入れ、インターネットの世界に浸るのだと。

今、日本の舞台ビジネスを支える女性たちは、舞台に多くの期待を抱いています。お目当ての俳優、ストーリー、テクニカルな仕掛け、ライブ感、観劇仲間との連帯意識。 

そして束の間の、現実逃避。

でも、劇場を一歩でも出ればそこは現実の世界で、「わたしはわたしの足で家に帰り、わたしの隣にいる人と、わたし  の人生を歩いていく」。それが現実です。

だから、私たちmosaiqueは目指しています、観劇後の現実回帰を。

 

女性の現実逃避ではなく、現実回帰へ。

そんな力強い作品を、傷を隠し持った女性たちのもとに送り出していきたい。作っている私たちこそが、傷を抱えて生きているから、それを表現して、共感して「女って楽しい」と毎日を過ごせるような、壮大な女子会を開きたい!そんな発想からmosaiqueを立ち上げました。

 

■mosaique File1「PRISM」ー見てください、私の恥(リアル)―

中井由梨子自身の過去の恋愛エピソードを懺悔を込めて描いた旗揚げ作品。脚本家と、その恋人の俳優との恋愛が、二人をとりまく人々の多数の視点によって何度も繰り返し描かれ、様々な視点で様々に変化していく「真実」に迫る究極の恋愛劇を上演しました。

2018年5月11日~14日 DDD AOYAMA CROSS THEATER

【出演】南千紗登・S・朝井莉名・小板橋みすず・相原えみり・諸治蘭・瀬川ももえ(友情出演)・高山典子(ヴァイオリン演奏)

mosaiqueは、女優ばかりのため男役も女優がこなします。普段はアイドルとして活動する、座長の南千紗登は男役を演じ、女性の視点から男心に迫りました。ヒロインを演じた俳優、大平峻也は女優Sとして参加し、男性の視点から女心を表現しました。mosaique旗揚げは、生まれながらの性別という枠を超える挑戦をしました。

シンプルな舞台セット。照明と音楽とで変化していく様々な視点のストーリー。真実が明らかになるラストシーンでの女優陣の熱演に、千秋楽にはスタンディングオベーションが起き、各方面から高い評価をいただきました。

【共犯者たちの「PRISM」の感想】

『mosaiqueが、もう一度女を楽しむ勇気をくれました。今では毎日本当に楽しいです。(Sさん)』

『脚本の言葉選びが素敵で、またそれに合った女性の感性からくる舞台演出が美しくとても感動いたしました。キャスティングに込められた挑戦、役者の方々の表情、他にも感じることが多く、ここには書ききれないほど素敵な時間を過ごさせていただきました。(Nさん)』

『File1の舞台で最初のユカさんとホワイトちゃんのやり取りからもう共感しまくりだったので、絶対にこの脚本を書いた由梨子さんは私とよく似た人だと(笑)思っていました。 今までなかなか似たような価値観を持った方に出会った事がないので、驚き半分、嬉しさ半分。恐れずどんどん恋愛をして、女に磨きをかけていきたいと思います。(Kさん)

■第2回公演File2「RAIN」はタブーの恋を真向から描きます。

舞台は1984年の湘南。生涯たった一人の運命の人と思った人は、既婚者だった。そんな時、あなたならどうしますか?どれだけ泣いても「好き」は止められない。奪う方と奪われる方、赤裸々なリアル女子の恋愛事情を真向から描ききます。中心となる視点は、正妻の息子と、私生児。二人の少年が、父と二人の母の出会う日にタイムスリップし、彼らの危うい恋路を見つめます。

許されない恋、苦しい恋をしている女性たちに向けて、自分らしい生き方とは何かを、一緒に考えていくことが今回のテーマです。シリアスなテーマとはいえ、季節は夏の終わり。80年代、湘南の海、夏祭り、懐かしい歌…。そんな明るく音楽とダンスに溢れたパフォーマンスで90分を一気に駆け抜けるような作品を目指します。

 

【出演】

「女優としてはまだまだ未熟かもしれない。でも伝えたい思いは見失わない。」

出演者は全員女優(あるいは心が女優)のため、男役も女優がこなしています。File1に引き続き、座長を務める南千紗登は人気アイドルグループ”アイドルカレッジ”のメンバー。普段のアイドルの顔と180度違う顔で男役を演じ切る逸材です。その他のレギュラーメンバーたちも、主宰の中井が選んだ「どこか一癖ある」個性派の女優ばかり。秋田美人の小板橋みすずは早稲田大卒の秀才天然女子。すっかり男役が板につき共犯者の心を掴んだ女優、朝井莉名。卓越した演技力で客席を泣かせる諸治蘭。パンチ力のあるダンスとキャラで魅せる相原えみり。堂々とした芝居の実力で作品を引き締める瀬川ももえ。まだまだ未知数な彼女たちが、多彩なゲストやアーティストとコラボしながら、毎日真剣勝負で挑戦を続けています。

☆mosaique Member

  南千紗登      小板橋みすず     朝井莉名       諸治蘭         

       

  相原えみり     瀬川ももえ

  

☆Guest

「究極の女子会へようこそ。」

mosaiqueの意図に賛同し、参加を決めたGuestたちもそれぞれのフィールドで活躍する女子たち。人気ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」等に出演し躍進中の女優、青木志穏は瑞々しい感性で少年役に挑戦。今回、ヒロインを演じる、アイドルユニット”No,SateLight”のリーダー、藤縄穂月は得意の歌とギターを披露予定。本格的なアクションと最高のスケボー技術を持つ岩間有希はサーファー役として女優初挑戦。ロックバンドBrian the Sunでベースを担当する白山治輝は「心が女」なミュージシャン役として熱烈参戦します!

  青木志穏        藤縄穂月      岩間有希     

      

白山治輝(Brian the Sun)

 

☆Guest Artist

File1「PRISM」で大好評を得た、生ヴァイオリンと芝居のコラボレーションの妙。ナフム・エアリッヒ氏に師事し数々の著名アーティストとの演奏会で世界的に活躍する高山典子が物語の登場人物の一人として、今回も力強く美しい音色を聴かせます。

 高山典子(ヴァイオリン演奏)        

                  

【楽曲提供】

File2「RAIN」の世界観と夏にぴったりのサウンドを提供するのは、ミュージシャンの加藤ヒロ。今夏リリースしたばかりのシングル「Fly into the Summer」のPVにはmosaiqueメンバーも参加しています。この曲にのせて「好き」が止まらない禁断の恋人たちは、究極のハッピーエンドへと向かいます。

【クリエイター・スタッフ】

クリエイター、テクニカルスタッフはすべて女性。女ばかりで劇場をセッティングする舞台現場はとても珍しい光景といえます。

【舞台監督】久住peko【舞台美術】佐藤朋有子【照明プランナー】宮崎順子【照明オペレーター】橋本統子【音響】高橋真衣【スタイリスト】横尾早織【ダンス振付】原しおり

【ヘアメイクプランナー】大の木ひで【ヘアメイク】伊藤里彩【Webデザイン】白川可奈子

 

【支援プロジェクトをなぜ立ち上げたのか】

志は高いものの、まだ第2回目の公演。知名度はほとんどなく、運営資金もありません。私たちが今いちばん必要としているご支援は、共犯者の方、その方自身です。実際に劇場に足をお運びいただけること。そして作品を観ていただき、共感いただければ嬉しいですし、ご意見を頂戴できれば尚、嬉しい。皆様がチケット代に上乗せしていただいたご支援は、File3へと希望をつなぐ資金として大切に使わせていただきます。私たちが欲しているのは、そんな皆様方との心の交流です。

公演後は定期的に開催されるトークイベントで、メンバーと共犯者の方とのお喋りを通して、作品の感想や次回作に向けての意見交換を行いたいと思っています。どうか、私たちに会いに来てください。

そして、私たちの「共犯者」になってください!

 

 

mosaique File2「RAIN」

渋谷シダックスホール

2018年9月27日(木)~30日(日)

【日程】

2018年9月27日(木)~30日(日)

27日(木)19:00

28日(金)14:00/19:00

29日(土)14:00/19:00

30日(日)13:00/17:00

※本編上演時間90分予定。※毎公演後に夏祭り開催!※ロビー会場は1時間前。(グッズ販売を行います)

【チケット】

全席指定・税込 \5,000

【チケット発売】こりっち舞台芸術!チケット予約サイトから好評受付中!

(PC用)https://ticket.corich.jp/apply/93962/  (携帯用)http://ticket.corich.jp/apply/93962/

【チケットに関するお問い合わせ】summer.rain.2nd@gmail.com

【会場】渋谷シダックスホール(〒150-0041 東京都渋谷区神南1-12-10シダックス カルチャービレッジ(8F)Tel.03-3770-1426)

【企画・制作】Inspiration Incarnate

【公式ホームページ】http://www.mosaique-tokyo.com

 

【File2「RAIN」あらすじ】

1997年、夏。横浜。

「もし、その日雨が降っていなかったら母さんと父さんは出会わなかった。そしたら、僕も生まれなかった」

13歳のソラは一度も会ったことのない父に会いに、たった一人で病院へ行く。父は40歳で病に侵され危篤状態。会ったことがない父に情の湧かないソラは、自分の出生について改めて問う。ソラは、父と母がたった一回交わした許されざる恋の結晶だった。病院で父の家族から冷たくされ、ショックと苛立ちの中病院を出ようと歩いていると、見知らぬ少年、キラに出会った。彼は屈折していて初対面のソラにも攻撃的な態度を取ったが、ソラは彼に興味を抱いた。キラは実は、父とその妻との子だった。つまり、二人は異母兄弟ということになる。しかしキラの話とソラの認識はかみ合わなかった。キラの話では、父が海へ行った日には雨は降らず、迎えに行った母と仲直りをして自分が生まれたのだという。反発し合いながらも共にいるうちに二人は同時に13年前へとタイムスリップする。

1984年、夏。湘南。

海の家で働いていたソラの母は巷で「マドンナ」と呼ばれていた。7月27日。この日に急に大雨が降り、ソラの父がやってきて恋が始まったのだ。父は、実業家の息子で、大企業社長令嬢と結婚したばかりだったが喧嘩ばかりで湘南に飛び出してきていたのだ。金持ちでカリスマ性のあった父は、周囲から「プリンス」と呼ばれていた。海の家でソラが見守る中、マドンナとプリンスが出会う時刻が近づいてくる。しかし、待てども待てども雨は降らない。雨が降らないから、プリンスはやってこない。タイムスリップしたソラは、隠れて様子を伺うが、結局その日に雨は降らないまま、マドンナとプリンスも出会わないままだった。そのまま、二人は共に出会わない人生を生きていく。

「このまま母さんが父さんと出会わなかったら、僕はどうなるんだろう」

不可思議な旅の中、ソラは自分の存在に不安を覚えていく。同じころ、キラは同時にタイムスリップしたものの、キラの飛んだ世界では雨が降ってマドンナとプリンスが出会っていた。そのまま二人は恋に落ちていく。キラは焦る。このままでは自分は生まれないことになる。

あの日雨が降ったから―。もし、降らなかったら?

たった一つのifで全く違った人生を歩んでいく父と母の姿を、未来の子供の目線を通じて同時進行で描く。真実はどちらか、本当に生まれたのはソラなのか、キラなのか。2人の少年は大奮闘の旅の果て、究極のハッピーエンドへと突き進んでいく。

【プロデューサー】秋山純【音楽プロデューサー】安藤日出孝【音楽】KOSEN【撮影監督】百束尚浩【写真】水野寛之【制作協力】坂本健(VACAR ENTERTAINMENT)

<協力>㈱ポイントブランク/㈱万永/㈲BLUE ROSE/㈱芸映/㈲えりオフィス/㈱bamboo/㈱ベリーベリープロダクション/エス・プロダクション/㈲タンバリンアーティスツ/(有)ヒドゥン

 

【主催】株式会社Jaco

https://www.akiyanj.com

 

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