▼はじめにご挨拶▼
いじめと引きこもりから映画監督になった古新舜(こにい・しゅん)
幼少期から周りの子供たちとうまく馴染めずに、毎年いじめを受けていた。
教育熱心な両親のもと、自分自身のやりたいことや思ったことを伝えることに萎縮し、家庭の中でも苦しい経験を積んだ。
大学受験で、第一志望を落ちたことで全てを失ったと感じ、身体と心の両側面がボロボロになり、自殺を考えた。
その時に、自分を救ってくれたのがインターネットのチャットの仲間たちであった。
その後、大手予備校講師に採用されると同時に、映画の現場の助監督に参加したことで、乏しい自分自身のコミュニケーション力の鍛える機会を得た。
そして、数々の映画祭で受賞・入賞を果たす。代表作は倉科カナ初主演短編映画の「koganeyuki」、犬猫の命の大切さを描いた初の長編映画「ノー・ヴォイス」をリリースする。
▼古新舜短編3作目「koganeyuki」(2009年)▼
日本を代表する女優となった倉科カナ・初主演短編映画を手がける
◎古新舜監督作品 ⇒ http://cosmobox.jp
▼今回の映画「あまのがわ」の概要▼
― 心を無くした彼女は、身体を無くした彼と、旅に出る ―
▲女子高生の史織(イメージ)と分身ロボットのOriHime▲
いじめられて自分自身を見失ってしまった女子高生の史織。
自分自身を見失ってしまった彼女が遭遇したのは分身ロボットのOriHime。
彼女はOriHimeを全自動で動くAIロボットと思い込み、OriHimeと会話をし始める。
OriHimeの薦めで、大好きだった祖母が口にしていた屋久島へとOriHimeと共に旅立つこととなる。
人との接し方に悩み、対人関係に怯える史織は大自然に触れながら、少しずつ開放的な気持ちを取り戻していく。
も、OriHimeが遠隔操作された、分身ロボットであることに気づき、愕然とする史織。
様々な葛藤を乗り越えて、彼女は自分自身の抱えている壁を乗り越えるべく、祖母が話してくれた縄文杉に向かうこととなる。
果たして史織は困難を乗り越えて、縄文杉にたどり着くことはできるのであろうか。
▼見どころ▼
壮大な自然に囲まれた屋久島と少女の自分探しの物語
世界遺産に選ばれた屋久島は、幻想的な世界観に日本人だけでなく、海外の人も惹きつける潜在的な力を持っている。
真っ青な大海原、苔に囲まれた大樹林、新鮮な魚介の幸、そして、澄み切った空気。
現代社会にいると忘れがちな生きる上で大切な自然や生き物の息吹や営みを五感を通じて感じることができる。
一人の少女と一人の分身ロボットが壮大な大自然を目の前に立ち向かう勇気、人間の内面の力強さを監督・古新舜が描き切る。
▼この映画を通じて伝えたい事▼
新しい世界に踏み出せば、 新しい自分と“相遇”できること
自分が変われば、世界も出会う人も変わり、自分自身の存在意義を 見つけていくことができる。
踏み出す勇気が、自分を大きく成長させてくれることを伝えたい。
「感謝」「愛」「共創」の想いをストーリーに散りばめていく。
▼この作品の構想に行き着いた理由は?▼
犬猫の命の大切さから、人間の心の強さへ
前作「ノー・ヴォイス」では、年間10万頭以上の犬や猫が殺処分を受けているという悲惨な現実から
犬や猫の命は人間にとってどのような存在であるかを考えるテーマを描き、多くの反響を呼んだ。
その中で、監督・古新が思ったことは、全国で活動されている様々な方々が、この悲しい現実を変えるために、小さくても何か具体的な行動を起こしているということだった。
古新自身もイジメに悩み、第一志望に落ちて自殺を考えたことから、生きることに悩みながらも、一つ一つの小さなアクションを続けながら、映画監督になった経緯がある。
社会人として培ってきた様々な経験から
「踏み出す勇気が、自分を変える」
ことを伝えていきたいと思い、次回作を作ろうと思った。
▲東京新聞・社会面1面に掲載されました!(2012.9.5)▲
▼なぜロボットなのか?▼
テクノロジーの力だけではなく、実際に人と出逢う大切さを
▲OriHime開発者の吉藤健太朗氏▲
古新と同じ大学・同じ学部の後輩に当たる吉藤健太郎氏との出会いが、この映画の大きな引き金となる。
吉藤氏も学生時代、不登校や引きこもりを体験し、孤独の解消を目的とした分身ロボットOriHimeを開発していた。
古新は、完璧な力を備えたロボットの存在に懐疑的な視点を持っていた。
大切なことは物理的な力のみではなく、誰かを思う心の存在。
その心の力を備わったロボットがこのOriHimeだと思ったのだ。
「人は、リアルな場に出向いて出会わなければいけない」
この言葉に、古新は強い共感を覚えた。
・古新と吉藤、各々社会的に追いやられたという過去が似通っていたこと、
・映画とロボットそれぞれコミュニケーションのツールだと捉えて活動していること、
が合致したことで、このOriHimeを映画で登場させたいと思うようになった。
▼屋久島で始める理由▼
人間の生きる原点が宿る壮大な島
▲屋久島シナリオハンティング(下見)の風景▲
吉藤氏との交流を重ねていく中で、彼が会社を設立するきっかけとなったのが、旅行先で仲間出かけた屋久島。
そこで見上げた星空の美しさから、OriHimeのネーミングも決まったとのこと。
そんな想いのある場所であれば、きっと何か魅力的な作品が描けるのではと思い、仲間と共にシナリオハンティング(脚本を作る上での下見)で屋久島に出かけた。
実際に話で聞いていた空間がまさにそこにはあった。
空気が澄んでいて、鬱蒼と茂る樹木があたかもスタッフ一同を呼び寄せているかの感覚に陥り、縄文杉までの往復10時間の登山を通じて、人間は自然と共に生かされているという感じを覚えることとなる。
そして、古新は、満点の星空を見上げた瞬間に、この感動を映画の中で描きたいという決意が固まったのだった。
▼OriHimeエースパイロット・番田雄太さん応援メッセージ▼
4歳の時に交通事故に遭い、20年以上寝たきりである番田雄太氏
OriHimeとの出逢いから、現在は吉藤氏が経営するオリィ研究所の社員となって、
講演会やOriHimeの宣伝活動に勤しんでいる。
彼は、とある憧れのミュージシャンの歌に、生きる希望を授かった。
古新も、そのミュージシャンが大好きであった。
同じ岩手の出身者同士が、同じミュージシャンのファンであることで、友達としての交流を育んでいる。
▼撮影予定▼
2017年春頃、鹿児島県屋久島町・鹿児島市内などで撮影予定
▼協力企業・団体等(敬称略)▼
三井住友海上火災保険株式会社、デジタルハリウッド大学、株式会社オフィス彩、株式会社オリィ研究所
神澤享裕、吉藤健太朗、番田雄太
〈鹿児島関係企業・団体等〉
関東屋久島会、関東種子島会、ヨシトメ産業株式会社、株式会社メディア・オアシス
植村 耕二
▲鹿児島市関東校友会総会にて、関係者(行政、協力企業)様と▲
▼コスモボックスの活動履歴▼
「映画を通じて社会のコミュニケーションをデザインする」を掲げた会社
世代や身分、国籍を越えて他者理解や自己発見を深めてもらい、価値観の違う相手を尊重できるコミュニケーションを育みたいというミッションを掲げている。
「映画」「映像」「教育」の3つの分野を軸に、「地方創生」「社会課題解決」「ブランド力向上」の3つのテーマを掲げたコミュニケーションの創出を行なっている。
時に、教育業界に長らくおり、映画×アクティブラーニング(能動的学修)
=シネマ・アクティブ・ラーニングという教育手法を全国で展開していることが、コスモボックスの大きな特長である。
本作も、劇場公開だけではなく、学校や地域など様々な方々に主体性や協調性といった《学び》を育むツールとして活用してもらいたいというグランドデザインを掲げている。
▼資金用途▼
今回は撮影に向けての<準備費用>をご相談したいと思っております。
東京屋久島の往復交通費、宿泊費、打ち合わせ費、地元関係者会合参加費、
仮チラシ・HP・脚本制作費、プロモーション映像制作費などに活用させて頂きます。
▼最後に▼
変わることはチャンス。変えるのは他人ではなく、自分自身。
▼起案者情報 ▼
▲プロデューサー・松本沙織(左)とオリィ研究所CFO・結城明姫氏▲
◎プロデューサー・松本沙織(コスモボックス株式会社CFO兼COO)
・短編映画「龍と踊り子」(ロケ地:兵庫県赤穂市、2015年)プロデューサー
・短編映画「ORIGAMI」(ロケ地:岐阜県白川郷、2015年・GACKT友情出演作品)アソシエイトプロデューサー
・短編映画「デジ♡婚」(2016年)プロデューサー
◎コスモボックス株式会社
【主要内容】
・映画、CM番組、テレビ番組等映像の企画、制作、販売および配給
・映像システムの研究開発、制作及び販売
・舞台、パフォーミングアートの企画、製作、および運営
・俳優、スタッフ等のマネジメント
・映像コンテンツの市場調査およびマーケティング受託
・著作権及び著作物の管理および運用
【代表取締役社長】
古新 舜(こにい しゅん)
【所在地】
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-1-9・青田ビル201
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