◆自分なんて…と思うこどもをなくしたい◆

日本のこどもは、世界中でもっとも「自分はだめだ」と思ってしまっていることを知っていますか?

※内閣府 平成26年版子ども・若者白書より

ピカソプロジェクトは「自分なんて‥」と小さくなったり、 自分が想い描く自分と周りとの評価が違って自信をなくしたりするこどもが居なくなれば良いな。という想いで活動しています。

みなさんきっと肌で感じていらっしゃるでしょうが、今のこどもたちにはのびのびと自由に自分を表現する場があまりありません。

 

社会のルールは私たち大人が小さかった頃よりもはるかに複雑になり、親や教師は、周りに相談する人もほとんどいない中、こどもがつまずかないよう、必死で子育てをしています。

そして気がつけばこどもたちは、大人のめざす賢いこどもに育っているのに…

日本のこどもは、世界中で一番「自分はだめだ」と思ってしまっているのです。


この自己肯定感は、大人になってから伸ばそうと思ってもなかなか大変です。
できればこどものうちにしっかり伸ばしてあげたいですよね。

 

 

◆自己肯定感ってどうすれば伸びるの?◆

自己肯定感を伸ばしたければ、ズバリ、こどもの頃にのびのびと自分らしさを探す活動をすることです。

…というと、とにかくなんでも体験させれば良い、と捉えてしまう人もいますが、はっきり言って違います。

こどもたちが自分に自信をつけるために必要なことは「何をしたか」ではなく「どう取り組んだか」を身体で感じることのできる体験なんです。

どんなことにつまずいて、それを解決するためにどのように試行錯誤して、その出来ばえのすばらしさよりも、自分で達成したことのすばらしさを認めてもらえる体験をすること。

それこそ”自分らしさを探す活動”すなわち、素晴らしい自分に気付く旅と言えます。

 

 

◆ピカソプロジェクトとは?◆

「アートでこどもの笑顔と未来をつくる」を目的に、こどもの心と身体の発達を知るひとつの窓口としてのアート(人とのふれあいやひらめきのある創作体験)を体験するワークショップやイベントを開催しています。
こどもたちがのびのびと発想して、自分らしいアートを楽しめるカリキュラムをたくさん作っています。作成したアートカリキュラムは大小合わせるとゆうに100を越え、これまで数万人のこどものあっと驚く表現の種が芽吹く瞬間に立ち合ってきました。

この取り組みを行う中で、こんなうれしい声が寄せられています。

・のびのびと自信をもって大きく絵が描けるようになった
・少なく見積もっても、うちの子が保育園で一番アーティストだ(笑)
・自分から進んでいろんなことに挑戦できるようになった
・人の真似ばかりしていたけど、自分で考えて動くようになった
・学校で自分の意見を進んで発表できるようになった

というこどもに対するうれしいコメントのほかに
・親子関係が楽になった
・私がガミガミ言わなくなった

このように、親が自分の変化を感じることもできるようになったというコメントをいただいています。

自分で試行錯誤した体験を持つこどもは、そうでない子に比べ、たくさんの自信をつけており、その親も、こどもの一挙一動にヤキモキすることがぐっと少なくなるんです。つまり、このような体験で、親の自己肯定感も大きく向上するようになるんですね。

 

◆このプロジェクトをやろうと思った理由◆

私たちはこれまでイベントとして、商業施設に来られるお客様に無償・または材料費のみで参加していただいており、施設とお客様をつなぐゆるやかなコミュニティとして活きる【場】づくりを行ってきました。

そして5年経った今年、ふと気付いたんです。

事務所を構えている大阪市西区には、こどもが結構多い!
でも自然は少なく、体験を通した表現の学びの場は少ない。

事務所のある、お世話になっている大阪西区に貢献せず、外を飛び回っているだけではいけない!まず身近なこどもたちのためにも動かなくては!と。


 経験の機会が少ないこどもたちのために、開放感あふれる日の光をいっぱいとりこんだガラス張りの一階店舗で、いつでも自由にアートを楽しんで、 その様子をたくさんの人が微笑ましく眺めることのできる施設はつくれないだろうか。


これまで実施してきたイベントの再提供をしたり、新しいコンテンツを生み出すための実験劇所になったり、時に居場所の見つけにくい親子やこどもたちの居場所になれるような施設です。

都会の、表現する機会の少ないこどもに、自分の表現欲を満たすことができるスペースができれば、そのこどもの親も、もっとのびのびできるのではないだろうか!!

そう願っていたところ、なんと、 今入っているオフィスビルの一階の南向きのお部屋が空いたんです !
管理会社様に急いで問い合わせをし、 現在お部屋を仮押さえさせていただいています。


ただ、一つ問題があります。
このお部屋は、道路に面した部分が、ガラス張りではないんです。
できれば最初に描いた夢のように、 暖かい光の入るお部屋でこども達を迎え、 開放的な空気の中でアートを楽しんでほしいと思います。
また、近隣に駐車場は豊富にありますが、 自転車を置くスペースがなく、 室内にスペースを作る必要もあります。
さらに、授乳スペースやおむつ替えスペースを設け、 お母さんたちにはカフェスペースも設けて、 みんなが安心して過ごせる空間がつくりたいです。

保育所ならば国からの支援ももらえますが、 民間でこのような規模の教室を作ろうと思った時、こども達からのお月謝でこれらの費用を賄おうとすれば、 お月謝や入会費を高額にするしかなくなります。
それでは、 親が安心して気軽に通えるスペースとは言えないのではないか。
でも、やはりせっかくのスペースなんだから、 最低限設備は整えておきたい。

何より、こどもたちにたくさんの体験をしてもらうための場所づくりが目的です。

 

 

◆このプロジェクトで実現したいこと◆

こどもの笑顔とアートであふれた教室。

こどもたちがのびのびと、お母さんたちが安心して参加できるイベントやワークショップの開催。


子育ての悩み、お母さんたちの悩み、保育者の悩み、そういったものを解決に導ける各種お役立ち講座。
そういったものも実施していきたいです。

公教育や大きな会社では実現の厳しい問題を、フットワークの軽い小さな組織だからこそできる方法で改革していく。地域の皆様に貢献していく。そして、そこで築いたノウハウを全国に届けていきたい。

そのための第一歩として夢いっぱいの施設を実現したいと思っています。

 

◆資金の使い道◆

・入口面のガラス壁面工事
・室内駐輪スペースの設置
・教室の内装、装飾
・床面のリフォーム
・授乳&おむつ替えスペース、カフェスペースの設置
・自由に描けるミカン色の黒板の施工 
・小さいこどもがちょこんと座れる可愛い机や椅子を作る
・イベントやワークショップで使う材料費や道具の費用

 

 

◆さいごに◆

日本のこどもの自己肯定感は世界最低!

せめて自分のこどもには自分を信じて育ってほしいけど、こどもの将来のためにいったい何ができるの!?

今の親世代にはお金も、時間もありません。更に、新しすぎる時代に適したノウハウもないなかで、それでもこどもの未来のために、実は96%のパパママが「こどもの生きる力と表現力の伸ばし方」を悩んでいるんです。

お金があれば、良い塾もあるでしょう。(本当に高いです…)

時間があれば、こどもと余裕をもって毎日刺激的な体験を味わいに出かけることもできるでしょう。

もっと気軽に「ちょっとそこまで」っと通えるアートコミュニティスペースで、こどもたちの成長を見守りながら、子育てや教育のヒントを得られる。そんな開放的な場所を創りたい!

こどものことが好きで、好きで、好きすぎる私たちピカソプロジェクトとがつくる、アートで楽しみながら育てる施設づくりのプロジェクトにご支援よろしくお願いします!

  • 2018/11/28 09:29

    この嬉しさをどう表現したら良いのかわかりません。どんな写真が良いのかもわからないので、可愛いこどもの素敵な笑顔と夢中をお届けしておきます!!クラウドファンディングセミナーとやらに三回ほど参加させていただきました。ご経験者様に時間をとっていただいて、じっくり教えていただきました。お話を聞けば聞く...

  • 2018/11/27 23:27

    昨日と今日の二日間で、荷物の移動がほぼ終了しました!!風水も見てもらいつつ、荷物の配置も決めて…と、ここでトラブルが!! インターネットと電話工事の依頼を忘れていたーー! というわけで、慌てて手配をしましたが、12月の初週までは、六階の事務所と一階をいったり来たりしながらのお仕事になりそうです...

  • 2018/11/01 11:58

    つくってたたいてあそぼ! 今日は、ピカソプロジェクトのワークのご紹介です。   ピカソプロジェクトが得意とする「プロフェッショナルとのコラボ」の中から 『音楽家×アート×こども』でつくりあげたこのワーク。   建築関連の企業様から頂いた木や建材、そして職人さんに頂いた竹などを使って...

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