2016/10/22 22:16
たっすいがは、いかん!

朝晩冷え込む季節となりましたが、お風邪などひかれていませんか?「たっすいがはいかん!」ですよ!

先日なんと、このプロジェクトをキッカケに熊本放送のRKKラジオ「塚原まきこの福ミミらじお」に出演させていただきました!
すごーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!

全国47都道府県の変わったカレーを紹介するというコーナーで、高知県についての印象を紹介するゲストとして電話出演にてお話ししました。
アーカイブはこちらから!⇒http://www.ustream.tv/recorded/92337223

ぜひ聴いて欲しいです〜!!!

実は私には昔から、将来なりたい職業というものがありませんでした。何者かになるよりも、あれがやりたい!これがやりたい!というような小さな夢を少しずつ叶えていって満足するタイプ。
そんな私にも、人生のうちに絶対に叶えたい大きな夢・目標がありました。その一つが「ラジオに出ること」。

中学生の頃、家にあまり居場所がなかった私はラジオを聴くことが心の拠り所でした。
長女というのは厳しく育てられるもののようで、テレビもあまり見させては貰えないし、携帯電話も持たせてもらえなくて友達とメールもできないし。
一人部屋にこもって勉強をしながら、ラジオから流れる音に耳を傾け、自分の出したハガキが読まれないかとドキドキしながら夜を明かしたものでした。

だからいつか絶対、ラジオに関わってみたかったんです。テレビのお仕事の人に聞いてみたり、やりたいんです!って口にだしてみたり。今、ラジオはなかなか聴かれる機会も減ってるし、時代的に難しいんじゃない?なんて言われたこともありました。
でも、ずっとその気持ちと情熱を持っていれば、ひょんなことからある日突然それが叶うってことも、あるんですね。

最後の方でみなさんに伝えたいことはありますか?と聞かれたことに対して、私が言いたかったのは「日常と違う場所に自分を置くとハッとする言葉に出逢える」ということです。

今回は高知県の紹介だったので、高知で見た広告についてお話ししました。それが、見出しに使った「たっすいがは、いかん!」というコピーです。

助手席に乗せてもらった車から見た景色でたまたま目にしたこのノボリ。「どういう意味?」と聞いてみると「つよくないとダメだよってことかなあ。」と教えてもらえました。
土佐弁で「たすい」とは「弱々しい・張り合いがない・手ごたえがない。」というような意味らしいので、「ガツンとインパクトのある美味しいビール」や「お酒につよくないと!」って意味のコピーなのかなと思います。(高知のひとはグイグイ飲ませてきます。)

でも、見知らぬ土地の見知らぬ人々の中に飛び込んでいた私にとっては「つよくいないとダメだよ」という励ましの言葉に思えたのでした。

勿論、日常を淡々と続けていくことは変化よりも難しいことで、大事なことだと思っています。それでもたまに、どこかに出かけたり、誰かに会ったりすることは、「視点を変えるスイッチ」にもなるんです。
きっとずっとそこにあったもののはずなのに、ハッとするように出逢えるのは視点を変えるとそれに気付けるから。
だから私はやったことのないことをするのがすきだし、行ったことのない場所に行くのがすきだし、新しい人とお話ししてみるのも好きなんです。

しゃべり下手なので本当に緊張しましたが、お話をいただけて、たくさんの方に放送を聴いてもらえて嬉しかったです!
(そしていつか、自分でもラジオをやる夢が叶うといいなと願っています。)

 

そしてそして!

高知県の移住促進イベントにも呼んでいただきました!

10月29日に行われる「土佐のクリエイター 一本釣り」!
http://tosayamaacademy.org/ippon-zuri/

高知を面白くするためのアイデアマンを募集ということで、ちょうど半移住計画中だった私にお声がかかったので行ってきます!賞金10万円!!!わーお!!!

実際に向こうで生活するとなると、自分のやりたいことと地元の人の志を共にするって重要な課題になってきます。とっても良い機会をいただけて嬉しい〜
参加者もまだまだ募集してるようなので、興味のある方はぜひご一緒しましょう〜!

facebookページはこちらから!⇒https://www.facebook.com/events/350276901976876/

クラウドファンディング、出してみるもんです。

私のこのプロジェクトの支援額は目標達成には叶わなかったものの、多くの方に「自分の企画書」として見てもらうことができました。そこからこうやっていろんなお話をいただいたり、励ましの声をいただいたりしています。
全員にわかってもらえるとは思いません。不快だったという声もその分たくさん受けました。嬉しいこともたくさんあるし、キツイことも超〜〜〜あります。正直。
それでも、高知行きや「クラウドファンディング」という手段を私がまずやってみて示すことで、誰かの選択肢の一つとして持ってもらうことができれば。報われる瞬間もくるんじゃないかなと思っています。たっすいがはいかんもんねー!

引き続きどうぞ、見守っていてください!