2012/12/05 13:06
CAMPFIRE上でのプロジェクト公開期間も残り3日となりました!
サクセス達成後も引き続き、沢山の皆様にご支援を頂き、現在支援額は639,000円なんと67人の方々にパトロンとなって頂く事ができました。

ラスト3日間、どうぞ引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします!

さて、今回は私事になりますが、実はCAMPFIREプロジェクト終了翌日の12月9日より、インドに出かけてきます。

僕たちが活動のモデルとしている南米ベネズエラのオーケストラ教育プロジェクト[エルシステマ]。その素晴らしい功績に感銘を受けた世界中の人々が、それぞれの場所で貧しい子ども達のための音楽教育事業をスタートさせています。

その一つが、今回僕の視察するCHILD'S PLAY INDIA FOUNDATIONです。(http://www.childsplayindia.org/)
インドのゴア地方を拠点に2009年から活動をはじめたこの団体は、現地の貧しい子ども達のためのバイオリン、リコーダー、合唱の各プログラムを実施しており、活動4年目の今年は拠点の拡大も果たしています。

正直に言うと僕も、幼児音楽教育の専門的な知識や経験もないままにフィリピンに飛び込んできました。エルシステマの子ども達へのインパクトも、映画や本、ドキュメンタリーで知りうる範囲内で感銘を受けてきましたが、本当に音楽教育を通して成長を遂げている子ども達と直に接した事はありません。

今回インドに行くチャンスをもらえたからには、子ども達の奏でる音をダイレクトに聴いて、子ども達の変化をしっかりと目で、耳で、頭で受け止め、今後の僕たちのフィリピンでの活動のヒントとしてきたいと思います。

僕たちの目標は、子ども達の音楽スキルの上達も勿論ですが、それ以上に子ども達の[ライフスキル]、すなわち、自分を取り巻く諸問題に、いかに効果的な対処ができるか、という力を、音楽経験の中から身につけさせることにあります。

インドとフィリピン。おなじ途上国とはいえ、抱えている問題はそれぞれ違うはず。インドの子ども達が、音楽を通して、自分たちの抱えている問題をどう解決しようとしているのか。しっかりとリサーチしてきます。


ベネズエラではじまったこの壮大な社会実験。プログラムのベースには、日本発の音楽教育システム"スズキメソード"が導入されていたり。今度は日本人である僕が、インドの団体から、フィリピンの子ども達のためにノウハウを学んでこようとしていたり。

世界のみんなが、よりよい未来と、より美しい音楽のために、持ちうるものを惜しみなくシェアできる。今回のCAMPFIREでの皆様からのご支援も、まさにその一部です。こんな素敵な領域で活動できていることが、とても幸せだと感じつつ、使命感も覚える今日このごろです。

インド滞在の様子も、後日ここで報告させて下さい!


余談ですが、カレーLOVEな僕が大学時代にアルバイトしていたインド料理屋さん"アンジュナ"。ゴアにあるビーチの名前なんです。本場のアンジュナに行けるのも、今から楽しみです!!