2017/09/18 01:57
鶏しゅうまい『 鶏鳴 』のメディア取材とこれまでの経緯

早いもので昨年の宮崎大会から、10月で1年になります。

上の新聞記事はその時のものです。10月23日が宮崎大会でした。

あの時は上しか見て無くて、前しか見えて無くて無我夢中でした。

プレゼンも3分と言う時間しか頂いてないので、3人が話す時間が

本当にあっという間だったのを覚えています。

今年も、このセミナーは全国各地で開催されており

たくさんの商品が生まれてくることでしょう。

 

そして下の新聞記事は、JAPAN大会でグランプリを頂いた時のものです。

テレビでも何度も紹介して頂いて、本当に有難い限りでした。

でもでも、前に行けば行くほど解決していかなくてはならない事もたくさんでした。

最初は冷蔵で売っていた鶏鳴ですが、次の日はもち米がなんとなく固くなる。

食べれない事は無いけれど、やっぱり蒸したてには適わずどれだけ捨てたかな。

作ったからといって、全部売れたりはしませんし、売るスキルもない私でした。

それで、毎週毎週の木曜日と土曜日に宮崎山形屋さんの1階にある

ひむかよかもん市場に出店と店頭に置いてもらいました。

もちろん売るのが目的ですが、でも本当に一番大事にしたかったのは

いつでも同じ味が出せるように、作れる自分でいるって事でした。

昨日と今日は味が違う、大きさが違うでは話になりませんし、

宮崎大会でグランプリとっても、あの商品はどこにいったの?って

思われても相当嫌だし、みんなが食べたこともない見たこともない商品だからこそ

販促が必要だと店頭に立ちました。

 

2017年4月、JAPAN大会が5月に開催予定。

にもかかわらず、冷凍庫や保管用冷凍庫、厨房設備がまるで整っていませんでした。

だから、これ以上やるのであれば設備を整える必要があったんです。

4月までの間、補助金申請もたくさんしました。

いろんな申請をです。話もたくさん聞きに行きましたが、

どれも桜散る...

申請しては散り、申請しては散り...

それでも、補助金申請をすれば自腹の部分があるので

その部分を設備投資をしました。それでも結構な金額になりましたし、

まだ足りないものもたくさんあるわけです。

自腹にも限界があります。

 

一番高かったのは、日本の最先端技術を持った瞬間冷凍庫です。

丁度、知り合いのお店が買っていらして、試しもさせてもらって

購入の検討を早めにつける事が出来ました。

なんでそんな瞬間冷凍庫を入れたのかと言うと

保存料を一切使いたくなかったからです!

そして冷凍が安全に管理できる簡単な手段だからです。

おまけに蒸したてを冷凍するので、出来立てが味わえます!

いいこと尽くし!

でも、この冷凍庫、本当に高かった...ふ~...

あれだけいい食材を使って、刺身でも食べれるくらいの新鮮な地頭鶏を

ひき肉にするわけですから完璧でないと気が済みませんでした。

どんな冷凍庫か、気になる方はこちら

 

テレビや新聞でも随分取り上げて頂きました。

だからこそ、商品が無いと何しているかわかんないです。

JAPAN大会で調理部門グランプリを頂いてから

本当に覚悟がつきました!宮崎の新ブランドとして確立したい!と。

口に出すのはなんでも言えるけど、書くのは勇気がいりますよ、実際。

やれるかどうかわかんないですから。でもやりたい気持ちがずっと上です。

そして、やっと売るための準備が出来ました。

これまで売っては来ましたが、新ブランドにふさわしい

デザインに生まれ変わりました。

だから、お披露目なんですよ。

だから宮崎初の鶏しゅうまい「鶏鳴」

新ブランド立ち上げとして、このクラウドファンディングなんです!

長々となりましたが、これが今の気持ちです。

支援を形にして頂くことが、こんなにも嬉しくて有難いのを

身に染みて感じています。そしてパワーをもらっています。

まだ始まったばかり!

どうぞ、よろしくお付き合い下さいね!

                     女将 吉田文恵