2017/12/14 00:07

-----「アフリカ」という言葉は「アフリカ」がもつ多様性や複雑さを、一元的で陳腐なイメージへと還元してしまう。

『WIRED』日本版編集長の若林さんが、9月発売の同誌アフリカ特集への取り組みに際しての葛藤を、エディターズレターの号外で語っていた言葉です。

 

一方、2ManySiblingsのヴェルマはこう語っています。

「わたしたちの使命は、アフリカでいま起こっているクリエイティヴシーンの動きを伝え、それをブランド化すること。アフリカと聞いて、クリエイティビティや幸せなイメージを描く人はまだ少ない。少なくとも欧米においてはそれとは違うイメージが発信されてきた。残念なことだけどね」

 

わたしたちMaki & Mphoも、常に「アフリカ」を伝えることの難しさを感じてきました。

「アフリカ」= ソーシャルグッド・開発支援

「アフリカ」= プリミティヴ・未開

「アフリカ」= サファリ・自然

 

こういった一元的なものとは違う、「アフリカの視点」を発信していきたいと思っています。

ぜひ12/16のイヴェントに参加してください。

クロストーク「アフリカの視点:ミレニアルズとメディア発信の意義」

日時  2017年12月16日(土)13時〜15時00分
会場  渋谷ヒカリエ8/ Creative Lounge MOV aiiima 1
概要  『WIRED』日本版編集長の若林恵氏と、ナイロビを中心にクリエイティブ表現の活動を行う2ManySiblingsのヴェルマ・ロッサ氏とオリヴァー・アシケ氏の3名に、それぞれの制作・発信活動の意図を通じた「アフリカの視点」の発信の重要性やおもしろさ、難しさについてお話を伺う。

申し込みリンク
https://peatix.com/event/328940/