2018/03/17 14:11

みなさまへ★

数あるサイトの中から、最終回 彩の国ゆめコンサートの頁をご覧いただき、
どうもありがとうございます。

いよいよついにあと9日!!!!!
あと37,500円で、目標達成です!

ひゃー!ドキドキ!!

パソコンやケータイの画面から、毎日ドキドキ、いっしょに見てくださっているかたも、
今はじめて、ゆめコンのことを知ったよ!というかたも、こんにちは!!
(最終回ではじめて知った!というかたともきっと、ふしぎな縁だね(・v・))

さて、今日は、最終回 記念CD制作に、詩曲の共作者として入ってくださる
CDのゲスト歌手おひとり目。松本佳奈さん。

第9回目 彩の国ゆめコンサートでは、佳奈さんのオリジナル楽曲を2曲(「インディゴの風」、「平和への祈り」)他、朝霧裕とのコラボコーナーでご出演いただきました。

松本佳奈さんは、こんなかた(・v・)

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松本佳奈 / シンガー・ソングライター

まつもとかな

1985年4月24日生まれ
海とあさりとブルーベリーの町、千葉県木更津市出身

「年齢も性別も価値観の違いも越えて、誰もが自然体でいられる場所をつくりたい」

現在、地元木更津を拠点とし、田んぼや森などの自然環境でのライブや、お寺で座禅体験とライブ、廃業してしまった銭湯でのライブなど、日々の営みと音楽とをむすび、空間丸ごと作り上げるシンガーソングライター。

見た目からは想像のつかない力強く透きとおった歌声を持つ。
ふとした日常の穏やかな風景からシニカルに世間を貫くメッセージまで、自身の経験から紡いだ楽曲たちは老若男女問わず共感を呼んでいる。

2014年、4thミニアルバム『死んだように生きるのはもうやめた』をベルウッドレコードより全国発売。渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてワンマンライブ開催。300名超えの超満員御礼となる。

2015年から全国ツアー開始。関東にとどまらず北海道、岩手、宮城、長野、福島、茨城、名古屋、大阪、山口、四国、九州にまで活動の幅を広げる。
同年、労音大久保会館にて弦楽四重奏とのワンマンライブを開催。

2016年、5thミニアルバム『魔法の手のひら』をクラウドファンディングによって制作・発売。200名以上のファンから総額172万の支援を得る。
同日、三軒茶屋GRAPE FRUIT MOONにて昼夜二回公演のリリースワンマン開催、満員御礼。
同年、「あしたのジョー」などで知られる漫画家ちばてつや氏原作のアニメ「風のように」主題歌『恋風』を書き下ろす。

2017年 ファンクラブ『まつかな食堂』立ち上げ。
同年、永福町の音楽ホールsonoriumにて100名限定の独演会を開催。

グランドピアノでのシンプルな弾き語りにこだわった【徒然日記】と、
お寺や森など一風変わった場所での【五感でたのしむ四季と音】という2種類の自主企画を主軸に精力的に活動している。

これまでに5枚のアルバム、2枚のシングルをリリース。

役者、エッセイの執筆、イラストも手掛ける。
マヤ暦鑑定士でもある。
今年で活動10周年。

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わたし(朝霧)と佳奈さんは、共通のサポーターであるギタリストの奥野裕介殿の
ご紹介にて出会い、2010年 第7回の彩の国 ゆめコンサートで初共演をしました。

各回ごとに、なるべく違うことをやろう、と、いろいろなジャンルからゲストをお迎えしていたゆめコン中期、その回は、とてもたくさんのミュージシャンが出演した回だったので、
1曲入魂「strings」という曲を歌っていただきました。

これは のちに 佳奈さんの個人活動の中で
オフィシャルミュージックビデオになった「strings」

 歌で、聴く人の魂を解放できる。

「歌う巫女さんのような人だな」

はじめて佳奈さんの歌を聴いたときのわたしは、そんな風に思い
「この人は、この人しかいない人だな」
と思いました。


それから、いくつかの共演のステージを重ねる中で
実はけっこう人見知りであることとか、佳奈さんは学生のときに、激しいいじめ(それは、やられる側も、「自分がターゲットにされたくない」という思いからのいじめに加わった側も)の体験、不登校の経験を持っていることがわかって

単に身体的なこと『だけ』で見れば
「ふつうの学校へ行ったふつうの子」
のようにしか(朝霧から見て)捉えられない人でも

その毎日の中で 心は 日々が生きるか死ぬかのような思いをして学校へ通っていたり
生き方の模索のかたちとして不登校を選ぶ人がいたり

ひとりの人と話してみれば こどものうちからいろいろなことがあって

「人ひとりの、個人の体験」というものに対して

「<ふつう>なんて ほんとにないもんだなあ。」

と 身体性を越えて 考えるきっかけを わたしであり ゆめコンの実行委員の仲間たちにもくれた大切な人になりました。

少なくともわたしが大人になってから(極度の人見知りを越えて)
「わたし、この人と友達になりたいな」
と自分から思った、貴重なひとりなのです(・v・)


2012年 朝霧企画 古民家かぐやの星まつり


2014年 松本佳奈さん企画ことだまカフェ
(「心もふくめたバリアフリー」について もうすこし 話すはずだったのに
このときは 共演がうれしすぎて 朝霧が はしゃぎすぎて 見た人は ごめんね!)


2016年 第9回 彩の国 ゆめコンサート


2017年 ふたりで企画 Seed Ship 2マンライブ(1回目のことだまカフェリベンジマッチ!)

2016年 佳奈さん企画 かずさ木更津キャンドルナイトにあそびにいったりも。
プライベートでは 大変貴重な 我が飲み友達よ(・v・)❤

「自分の心を押さえつけずに
自分らしく
話したいことを自由に話し
やりたいことを 自由にやって
自分自身の責任を自分で引き取って
人生を生きて死んでゆくこと」

わたしが養護学校にいて
おなじような障害のために まわりの友達が
とても若い年齢でたくさん死んで

わたしは わたしのいのちをどう使いたいんだろうか
何を表わして 生きて死にたいんだろうか

そんなことばっかりを 今よりまだずっと若い10代の頃だったのに

日常として ずっとずっとずっとずっと考えていた

あの 鋭さと閉塞感のようなもの

身体性も 育ってきた環境も違うのに

なぜか似たような 底流を持っているような人。

「自分の見たいライブ、
自分が居たいライブ」を

その答えには他人が企画したものを見ているだけでは着かないから

だから

『自分が居たい場所』を自分で創り続ける人。そしていつも風や水が流れるように、
ひとつの場所に滞らない。

とても 尊敬しているお方です。

その佳奈さんとわたしが 共通して それぞれの場所で体験をした 大きなことが
東日本大震災でした。

なんとわたしたち、そして奥野さんの3人は、

震災の日の翌日の2011年3月12日に、さいたま市(大宮)でコンサートへの出演が
決まっていました。(これは、後日開催になり、震災後1発目の歌う日となりました)

震災の当日にも、「東北に津波が来た」というニュースは
東京やさいたまにいた人は認識できた人が多く(埼玉県は、停電でわからなかったかたもいます)

埼玉県には海がないのだけれど

震災の日
「佳奈ちゃんちは千葉だから海がある」
ということで
わたしは 自分も池袋から帰れなくなりながら 胸をいっぱいにしていました。

3月11日の夜に、主催者さんから
「大丈夫、松本佳奈さんは生きています、怪我もしていないそうです」
と電話があった瞬間のことは

なんだか そこだけを切り取ったように、鮮明に覚えていて一生忘れられないかもしれません。

なぜかそのとき
「明日のライブはとにかく延期だけど わたしたちは これは 中止じゃなくて
また歌うほうがいいんだろうな」

と なぜか 直感的に とてもとても強く思ったことを覚えています。

そして 震災から3年目の3月11日、
空の上のまだ上の上から身の内にぽんと降ってきたように
わたしにことばが降りてきて

寸分の迷いもなく
書けた次の瞬間に

その詩を佳奈さんにメールで送りました。

そうしたら 佳奈さんからも
「すぐできた。もう曲がついたよ!」
と たしかその日のうちにメールを下さって

作詞 朝霧裕 作曲 松本佳奈 でのはじめてのコラボ曲ができました。

それは 「春のことづて」

という 歌になって 重ねたライブで だいじに だいじに 歌ってきました。
第9回 ゆめコンでも歌いました(・v・)

こんな 詩になりました。

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春のことづて 作詞 朝霧 裕 作曲 松本佳奈 ギター編曲 奥野裕介

ああそうだ 簡単な ことばで
うたえば
ああ どんな 遠くにいても
あなたには  届くね


三度目の 今年の春は 昼間から 白い月が
水彩の絵筆で引いたような空に笑っていた

 
言葉を 話すことが
こんなにも おそろしくなって 
身を 縮めていた
わたしのことも あなたは 空で見ていた?

 

ああそうだ 生きること それだけを
うたえば
ああ あなたが 生きていたことが
だれかには 届くね

東風吹かば あの日のままの 故郷の 花の色を
都まで 伝えておくれ わたしたちはここにいるわ


ああそうだ 簡単な ことばで
うたえば
ああ どんな 遠くにいても
あなたには  わかるね

 

ああそうだ 生きること それだけを
うたえば
ああ あなたが 生きていたことが
だれかには 届くね

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このうたを
詩と曲を 祈りとして形に残したいうただから
最終回 彩の国ゆめコンサートCDの中に収録します。
そばにおいて 詩曲を 身のそばに置いてほしい曲なの。
わたし自身の人生を 何度も これからも 勇気づける歌のひとつになるはずだから
だれかにとっても そうだといいな という願いを込めて入れます。

どうぞ皆さま 完成を お待ちくださいね(・v・)

公式ページに、佳奈さんの歌の動画やブログなどもたくさんのせられているので、
ぜひご覧ください。
公式HP 松本佳奈
matsumotokana.info/

最終回 彩の国ゆめコンサートクラウドファンディング
どうぞ最後まで よろしくお願いいたします。