2018/06/17 17:27

プロジェクトで予告している本の内容に

・環境新聞にて3年半連載していた「エコ娘シリーズ」39名の取材内容


と書きましたが、

今日はこの「エコ娘シリーズ」について書きたいと思います。

 

「エコ娘シリーズ」とは環境新聞にて私が、

2013年4月から2016年10月まで連載していたタイトルの通称名です。

 

2013年に「エコ娘が聞く!環境ビジネスに挑む女性たち」というタイトルで連載を開始し、

当初は環境ビジネスに焦点を当て、女性で環境事業に携わる方を取材してきました。

 

1年連載の後、NPOや任意団体で活躍する方も取材したいという想いから

「エコ娘が聞く!環境時代に生きる女性たち」とタイトルを改め、

2014年度は幅を持たせた取材をしました。

 

取材を続けて行く中で、

”環境に携わる人たちは次世代をつくる人たちなんだ”という意識が強まり、

2015年度は「エコ娘が聞く!環境世代へつなぐ女性たち」というタイトルに変更、


2016年10月まで同タイトルで連載を続けました。

 

実は私、文章を書くのがとても苦手です。

小学生の頃に作文が嫌いだという作文を書いたくらいずっと苦手でした(苦笑)

そんな私がなぜライターになったかというと…

それはエコアイドルに文章を書かせる選択をした環境新聞社の担当者さんの勇気です!

…というのは冗談で(それもあるとは思いますがw)、

私は自分にできるあらゆる手段で環境問題について発信したかったのです。

 

それまでまともに文章を書いたことがなかったのですが、

お話を伺いに行き、文字起こしをし、

重要な点を書き出すという作業を繰り返すことで、

徐々に自分なりの文章を書けるようになりました。

これは本当に取材させてくださったみなさんと

エコ娘シリーズを読んでくださっていたみなさんのおかげです。

本当に感謝の気持ちしかありません。

(でも結局連載の最後の方になっても苦手意識がなくなることはなく、

なぜか脂汗をかきながら執筆していたのは内緒ですw)

 

執筆時特にこだわっていたことが2つあります。

 

1つ目は、「すべて自分で文字起こし」をすることです。

文字起こしにすごく時間がかかると悩んでいたのですが、

やっぱり話し方や表現などにその人が現れる気がして、

そこを書かないと「生きている文章」にならないと感じていて

全部文字起こしをしていました。

 

2つ目は、「環境に興味を持ったきっかけ」を掘り下げて伺うことです。

一般的に「環境問題」というのは普段の生活の中では

行動どころかなかなか意識さえしにくいものだと思っています。

「環境問題」を「自分に関係あること」へ導くにはどうすればいいのか。

そのヒントが「環境に興味を持ったきっかけ」にあると思い、

かなり掘り下げて伺っていました。

興味を持ったのは幼少期から?学生時代?ここ数年?

どんな機会に?どこで?興味を持ってその後どうした?などなど…

それを知ることで、今環境問題に興味がない人へ、

今後どんな機会提供をすれば興味を持ってくれるのかを考えることができます。

 

 

「エコ娘シリーズ」の取材内容は、

エコアクションを実行する人を増やすヒントが盛り沢山です。

環境業界の人にはもちろん読んでいただきたいのですが、

先生など未来の人材を育てる立場の人にもぜひ読んでほしい内容です!

 

***

写真は学生さんへの講義の様子です。

環境に興味を持ってもらえるよう最大限砕いた表現でお伝えしたり、

みんなの中のエコのイメージを共有したり、

ファッションや簡単な行動で貢献できるエコを紹介していました。

 

 

 

上田マリノ

【女性39名の環境への想いと取り組みを1冊にまとめたい!子育てママの夢プロジェクト】 - CAMPFIRE
http://camp-fire.jp/projects/view/78004?token=17p7zbeg