「仕事=会社で働く」だけとはかぎらない?岐阜県の岩村城下町にある町家を、菓子製造許可付きのシェアカフェ+レンタルスペースにリノベーション。今の仕事だけにとらわれず、自分の好きなことや少しだけ誰かの役に立つような、小さな”ナリワイ”をはじめるきっかけづくりの場をオープンします!

プロジェクト本文

■ご挨拶+ざくっと概要

はじめまして!
岐阜県恵那市の岩村町で、空き店舗や空き家を、”ナリワイ”と共に再生することを目指して活動をはじめたチームの園原麻友実と申します。

チーム「まいっか」(家主さんと、町の人と、大工さん)と、わたし。

私たちは今、城下町で空き店舗となっている町家をリノベーションして、
小さく”ナリワイ”をはじめる人を応援する場をつくっています。

具体的には、
✔︎菓子製造許可付きのキッチンスペースがあり
✔︎曜日ごとに店長が入れ替わる日替わりのカフェや
✔︎ワークショップなどのレンタルスペースとして利用できる場所。

誰もが1日から、店主になったり、講師になったり、イベントを開いたり…

「仕事」=会社で働く
「仕事」=ひとつだけ

いままでの"当たり前"や”思い込み”から、
「はたらく」を少しだけ自由にしてみたっていいんじゃない?

一人でも多くの方にこの場や取り組みを知っていただきたい!と思い、
今回クラウドファンディングにトライしています。

この町で、1軒の古い町家から
私たちがはじめる小さな挑戦のことを、聞いてください。


■このプロジェクトをやる理由&実現したいこと

まず、場所のご紹介から。
今回リノベーションする物件「立花屋」は、岐阜県恵那市の岩村城下町にあります。

江戸時代に政治・経済・文化の中心として栄えた城下町で、
国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。

電柱は地中化されています

私は昨年、この町に住まいを移したのですが、
美しい町並みはもちろんのこと、
観光地でありながらも
町のあちこちで人々の暮らしや営みを感じられることがとても気に入っているし、

「自分たちの町には何もない。」と話す人が田舎には多い中で、
「自分たちの町が好きだ。」といつも嬉しそうに話す町の人たちが
なんだかうらやましく、すてきだなと思っています。

岩村といえば、昨年はNHKの朝ドラ「半分、青い。」のロケ地として話題になり、
多くの観光客の方が訪れていました。それはものすごい人数でした。


”一体どれだけの人が、またこの町を訪れてくれるんだろう。”

岩村の街並みには、端的に言えば
「あの人に会いに、あのお店に行こう」という場が少なく、

”ないなら、つくろう”と思ったとしても、
城下町の町並みの空き物件情報は、そもそも表面化されにくいという課題があります。

どこの誰かわからない人に、大切な家を貸してくれる人はいないでしょうし、「なんとかしたい」と思っている意欲ある空き家の持ち主と、新しい挑戦をしたいと考える意欲ある若者がつながることは、一見簡単なようで簡単でないことも分かっていました。

そんな思いでいた11月の終わりに出会ったのが、冒頭で紹介したチーム「ま・いっか」の人たちです。

✔︎お店の賑わう姿が見たい。
✔︎移住者や福祉などに活用してほしい。

✔商売を始める人に借りてほしい。
✔︎でもそのノウハウも担い手もいない。
・・・そんな家主は他にも多い。

そう考えていた「立花屋」家主の丹羽健司さんと、岩村で町づくりに関わってきた宮地喜義さんと秋山豪さんとで「ま・いっか」を立ち上げ、空き店舗主とヨソモノをつなぎ、第1号モデルとして立花屋をシェアカフェにする構想が動き出していました。

チーム:「いま、自分の暮らしは自分でつくりたいと、持続可能な暮らしを目指して移住をする人や、様々な試みが始まっていますよね。命をはぐくむ農的な暮らしや、手ワザによるものづくりや、こだわりの食提供を目指す人たち。そんな、なにかを始めたい人が一歩を踏み出すのに、もっとハードルが低く挑戦できる場所があってもいいんじゃないか?」


先ほどもお話したように、歴史ある町並みにでお店、というよりも何かをはじめるとき、超えなければならない壁がたくさんあります。物件を借りるまでの大変さに加え、人間関係、当然多くの資金も必要です。

「半分、青い。」の熱が去ったこれからは、きっと本当の意味で、町の力が試される時。
美しい町並みや歴史ある建物だけではなくて、”わざわざ行きたい”場所やコト、人を増やしたい。

だから、低リスクで、小さなところから、継続的に挑戦ができる場を町につくり、やりたい人が挑戦しやすい環境を整えたいと思いました。



■どんな場所にするの?

築120年の町家「立花屋」は、かつては洋品店が営まれてきました。
30年前に閉店して、20坪余りの広い店舗も現在はガランとした空き店舗状態。

ここを、菓子製造許可付きのキッチンスペース、カフェ機能、レンタルスペースとして利用できる場所へ改修し、7月上旬のオープンを目指しています。

外観

店内イメージ

町家からレスキューした古材や、古民家に使われていた建具や、美濃焼タイルなどを使いながら、大工さんとみんなで場をつくっていけたらと、少しずつ動き出しているところです。


■店名:HYAKKEIにこめた思い

私たちはこの場所を、HYAKKEI(百経)と名付けました。


仕事はひとつとは限らない?

そんな考え方や働き方は、都市部では広まっていると感じていますが、
地方では、まだまだ”変わった人”と見られることが多く、私も常々”本業はなに?”と聞かれます。

会社勤めをして、1つの会社で働くことがいつの間にか”普通”になったけれど、
もともとは百姓という言葉に表現されるように、多種多様な”しごと”を組み合わせながら働くのが当たり前で、暮らしは「買う」ものでなく「つくる」ものでした。

いま、わたしたちがそこから学ぶものはとても多くあります。

副業、兼業、小さな起業、ナリワイ…など
働き方の多様化は、いろいろな言葉で表現されているけれど、
「自分のできること」「好きなこと」「やりたいこと」「役に立つこと」をどう実践するのか
みんな模索している時代なんじゃないかなと思っています。 

一つの仕事だけで生きていかなくていいし、
暮らしと営みは、もっと曖昧であっていい。

小さな仕事を掛け合わせる、100のナリワイを成すような百姓的生き方は、
これからの時代をきっと少しだけ生きやすく、豊かに、心地よくしてくれるんじゃないかな。


■こんな使い方を

店主になるのに、特別な許可は必要ありません。(店舗に営業許可を取得しています。)
光熱水道費と器具使用料込みで、誰でも平日2500円〜(予定)で店主になれます。

土日祝は、主にカフェとして。(私もシェアして店舗に立つ予定です!)

平日は、ワークショップやお菓子教室、野草茶カフェ、発酵教室、子どもの図工教室をやってみたい!という声もいただいています。また毎週金曜日には恵那特別支援学校生徒らによるカフェも常設予定です。地域の知恵あるお年寄りの方から、暮らしの技を教えていただいたり、「聞き書き」もしていきたいです。

暮らしと営みを楽しむ人がこのまちに増えていくちょっと先の未来を想像しながら、慌ただしく準備をしている最中です。


■資金の使い道・実施スケジュール

古い町家の空き店舗部分には、上下水道や水洗トイレもありません。また規制のある中で、古い町家つくりを活かした店舗の設計や参加型の改修工事、厨房機器や什器を整える資金約360万円が必要となります。ご支援いただいた資金は、お店の改装、設備や物品購入、設計費に充当させていただきます。

自己資金を除いた一部を、今回のクラウドファンディングで皆さんに応援していただければと考えています。

<全体内訳>
・基礎工事(水周り、電気):約160万
・キッチン設備、家具照明、備品等:約150万
・設計デザイン等:約45万
(資金が集まれば、製氷機も購入したいです。)

<スケジュール予定>
2019年4月上旬 物件基礎工事開始
2019年4月末 イベントスペース仮オープン
2019年5月末 クラウドファンディング終了
2019年6月上旬 リターン発送開始(随時10月ごろまで)
2019年7月上旬 店舗オープン、イベント開催


■リターンのご紹介

今回は、身近な方、地域の方、遠方の方、そして小さくナリワイを始めたい方にむけ、様々なリターンをご用意させていただきました。どうか、あたたかく応援いただけると幸いです。


■最後に

まちをつくるのは、人です。
おもしろいコトが生まれる場所には、必ず人が集います。

HYAKKEIは「つくる」を、トライできる場、
仲間に出会える場所を目指しています。

個々の「働く」の捉え方、
自分と地域のつながりの捉え方に少しだけ変化が起きていけば、
きっと、個々も、地域も「良くなっていく」と信じています。

まだまだ始まったばかりの挑戦ですが、皆さんのご支援で、どうか背中を押してください!
そしてこのプロジェクトきっかけで、恵那に遊びに来てくれる人が増えたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします!



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