これまで日本の小劇場は、英語字幕の公演は積極的に行われてきましたが、フランス語での上演はなかなか成されてきませんでした。そこで、関西学院大学フランス文学教授の東浦弘樹が自身のオリジナル戯曲をフランス語に翻訳。パリ・オペラ座近くのバーでプロジェクションマッピングを使って上演します!

プロジェクト本文

日本の小劇場文化をフランス人に知ってもらいたい!

これまで日本の小劇場は、英語字幕の公演は積極的に行われてきましたが、フランス語での上演はなかなか成されてきませんでした。

現在、フランスでも日本のサブカルチャーの文化は浸透しており、アニメやコスプレなどはどんどんと輸入されていっているにも関わらず、演劇文化に関しては全く知られていないのが現状です。

 

そこで・・・

 

『オズの部屋探し』をフランス・パリで公演したい!

主催である関西学院大学フランス文学教授の東浦弘樹は、本作を日本国内で25回公演、20192月の公演で日本在住のフランス人に向けフランス語字幕をつけて上演しました。

本作は、日本で不動産業を営む男性が、奇妙な女性客に出会い、次々と物件を案内させられるというファンタジーです。

現代の日本を不動産業という視点からとらえ、ジャパニーズサラリーマンの哀愁漂う姿を描いています。

プロジェクションマッピングも取り入れ、移り変わる部屋の風景を構成していきます。

 

フランス文学教授だからできること。

主催の東浦弘樹は、アルベール・カミュの研究者であり、フランス文学の教授です。

字幕はもちろん、現地での対応や、フランスの文化についても親しみのある東浦だからこそ、自身の想いをそのままフランスに届けることが可能なのです。

ヨーロッパにおいては、作品を上演するだけでなく、その作品の魅力や想いを伝える技術も必要です。

翻訳家を通さず、自身の言葉で話すことで、より深く現地の人とコミュニケーションを取り、作品を知ってもらうきっかけとなるのです。



作者プロフィール

東浦弘樹(とううら・ひろき)

1959年生まれ。兵庫県出身。演劇ユニット・チーム銀河代表。劇作家、役者。

関西学院大学文学部教授。フランス文学者。ピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学(フランス・アミアン)文学博士。

学生時代、京大西部講堂にあった劇団・風波(ふうは)に所属。その後、長い間、芝居から離れていたが、思うところあって2012年に兵庫県立ピッコロ演劇学校に入学、3年間在籍。

2014年、演劇ユニット・チーム銀河を結成。2014年に『マイ・スウィート・スウィート・ホーム』、2015年に『チェーホフなんか知らない〜または、余はいかにしてロシアの文豪となりしか』、2016年に『レミゼって呼ばないで〜または、本を飛び出したジャン・バルジャンの華麗な冒険』、2017年に『オズの部屋探し〜または、オーバー・ザ・レインボウ不動産のいちばん長い日』を執筆、上演、自らも出演した。

2018年からはモンゴルズシアターカンパニーの増田雄が提唱する「街ゲキ」に参加し、『改訂版・オズの部屋探し』と『リハーサル』を毎月1回1年間ロングラン公演。

2020年2月には『改訂版・オズの部屋探し』(フランス語字幕付き)のパリ公演を予定している。

 そのほかフランスのドキュメンタリー映画Vivre avec Camus(『カミュと生きる』、ジョエル・カルメット監督、2013年公開、ロングインタビュー)、サンテレビジョン開局45周年記念の映画・ドラマ『神戸在住』(白根弥仁監督、2015年公開)などにも出演。



演出家プロフィール
増田 雄(ますだ・ゆう)

モンゴルズシアターカンパニー代表。
ドラマコンサルタント、プロデューサー、劇作家、演出家、俳優。

1987年生。三重県出身。多摩美術大学映像演劇学科卒業後、一年間イギリスへ留学。2015年、株式会社パソナグループで出会った社員とモンゴルズシアターカンパニーを立ち上げ、これまでの演劇にはなかった、プロデュース・脚本・演出・営業を一手に担う作品受注型の創作メソッド〝ドラマコンサルティング〟を提唱。異業種とのコラボレーションを得意とする活動は様々な分野で大きな反響を生み、演劇の社会進出を進めている。

代表作に、アドベンチャーワールドウィンターナイトマリンライブ『UNISON』、大阪女優の会『テキスト闇教育』、東京イボンヌ『モーツァルトとマリー・アントワネット』(主演 宮地真緒)、『ドヴォルザークの新世界』(主演 なだぎ武・山田菜々)、劇王天下統一大会2015関西代表作『鼠』、

三矢直生独り音楽劇『ジョルジュ・サンド』(演出 三木章雄、主演 三矢直生)、発達障害啓発芝居『私』などがある。

【演劇ユニット・チーム銀河とは?】

フランス文学者であり、関西学院大学文学部教授でもある東浦弘樹(とううら・ひろき)が2014年に結成した演劇ユニット。

 

 一年に一作のペースで、仲間を集め大阪で芝居を上演している。

  

 学生時代、京大西部講堂にあった劇団・風波(ふうは)に所属していた東浦は、その後久しく芝居から遠ざかっていたが、2012年に思うところあって兵庫県立ピッコロ演劇学校本科に入学。中間発表会(ピッコロ・パッソ)でオムニバスのうちの一編『銀河鉄道じゃない夜』を執筆、出演。卒業公演で『この空の下で』の脚本制作に参加・出演。

   

 2013年から2年間、同演劇学校研究科に在籍し、ゴーリキーの『どん底』(巡礼ルカ役)、カミュの『戒厳令』(ペスト役)、チェーホフの『三人姉妹』(老軍医チェブトイキン役)、ソーントン・ワイルダーの『わが町』(町医者ギブス役)に出演したほか、フランスのドキュメンタリー映画 Vivre avec Camus (『カミュと生きる』、ロングインタビュー)、サンテレビ制作の映画『神戸在住』(マスコミ論講師坂東役)などにも出演。

   

 2014年4月に演劇ユニットを結成、自作『銀河鉄道じゃない夜』にちなんで「チーム銀河」と命名。

 


 

 2014年12月に『マイ・スウィート・スウィート・ホーム』(作:東浦弘樹、演出:慶雲)を、2015年10月に『チェーホフなんか知らない〜または、余はいかにしてロシアの文豪となりしか』(作:東浦弘樹、演出:斜あゐり)を、2016年9〜10月に『レミゼって呼ばないで〜または、本を飛び出したジャン・バルジャンの華麗な冒険』(作:東浦弘樹、演出:増田雄)を、2017年10月に『オズの部屋探し〜または、オーバー・ザ・レインボウ不動産のいちばん長い日』(作:東浦弘樹、演出:増田雄)を上演。

 

 

 

 2018年からはモンゴルズシアターカンパニーの増田雄が提唱する「街ゲキ」に参加し、2018年5月〜2019年4月に『改訂版・オズの部屋探し〜または、オーバーザレインボウ不動産のいちばん長い日』(作:東浦弘樹、演出:増田雄)を、2018年9月〜2019年8月に『リハーサル』(作:東浦弘樹、演出:増田雄)を毎月1回1年間ロングラン。

 


 

 2019年9月からは『メフィスト』を毎月1回1年間ロングラン公演中(2020年8月まで)。




【『オズの部屋探し』とは?】

「オーバー・ザ・レインボウ不動産」という奇妙な名前の不動産屋に、ある日、ひとりの女性客がやってくる。女は部屋を探しているというが、間取りも広さも家賃も「小さな問題」だと言う。困り果てた不動産屋の男は、とりあえず女を現地に案内して、学生が住むような安下宿から豪華な4LDKまで4つの部屋を見せる。


 女は4つの部屋それぞれで、前に住んでいた住人の生活を勝手に想像し、不動産屋の男を無理やり巻き込んで即興で芝居を始める。こうしてふたりは、あるカップルの恋愛、結婚、離婚、再会の場面を演じることになる。


 フィクションという「魔法の国」に迷い込んだふたりは、どこに向かい、どこに行き着くのか? 彼らは黄色いレンガの道を通って、大魔術師のオズに会えるのか?


 夢と現実の間に引き裂かれた人間の栄光と悲惨、愚かさと美しさを描くメタフィクショナル・コメディ。



 

【公演場所】

WORKSOP ISSEhttps://www.workshop-isse.fr/

 

【滞在日程】

2020217()23()

 

【スケジュール】

2月17() 渡航、到着

2月18() 下見、リハーサル

2月19() 20時30分公演

2月20() 20時30分公演

2月21() 20時30分公演

2月22() 20時30分公演

2月23() 片付け、帰国

 

【メンバー】

脚本・出演 東浦弘樹(演劇ユニットチーム銀河代表、関西学院大学フランス文学教授)


演出・映像 増田雄(モンゴルズシアターカンパニー代表)


出演 大盛り佳子(劇団ウンウンウニウム)


【必要経費】
交通費 37万円(三人分)
宿泊費 13万円(三人分)

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