私はいわき駅前にて15年飲食店「La Stanza」を運営し、地元食材を使ったイタリアンを提供してきました。シェフとして腕を振るいながら、生まれ育った商店街を考えるうち、ゲストハウスの立ち上げを決意。2020年5月開業を目指して、みんなで一緒にゲストハウスをつくります! ご支援よろしくお願いします!

プロジェクト本文

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2012.12.9追記
リターン品ともなっている、みんなで作るゲストハウス・ワークショップの日程が決定しました!

*2020年2月2日(日)
13:00~16:00 
FARO壁塗りワークショップ

*2020年2月8日(土)
9:00~12:00 
カフェテーブル作りワークショップ 

詳細はリンク先よりご確認ください!
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いわき駅前「La Stanza(スタンツァ)」オーナーシェフ、そして今回のゲストハウスプロジェクト代表の北林由布子(きたばやし ゆうこ)と申します。このページをご覧いただきまして、ありがとうございます!



普段はいわき駅前平三町目の目抜き通りに位置するビルの3階「La Stanza(スタンツァ)」で地元食材を使ったイタリアンを提供しています。そのかたわら、生まれ育った三町目商店街を盛り上げるために活動を続けてきました。まちなかマルシェイベント「三町目ジャンボリー」の運営や、時にはまちなか手作り新聞を作ることも。

 

思い起こせば、スタンツァを立ち上げた時から商店街に人が集う場を作りたいという思いは一貫していました。1階と2階で店を経営していた両親の引退を機に、ゲストハウスを立ち上げることを決断。私の中の妄想を、デザイナーの藤城光さんに形にしてもらったのがこの絵です。想いが詰まったこの1枚から、ゲストハウスプロジェクトは始まりました。



1階部分はラウンジ、2階部分は宿泊スペース。いわきを訪れる旅人と、いわきに暮らす人たちがまじりあうような、都市の「玄関口」になるような、そんなゲストハウスを作りたいと考えています。ゲストハウスの名前は、「Guest House & Lounge FARO」。FAROはイタリア語で灯台を意味します。誰もが足を運べる、誰だって来ていい、そんなゆるやかな雰囲気もロゴマークに込めました。ロゴはデザイナーの高木市之助さんに手がけていただきました。




福島県いわき市は、東北最南の先端に位置し、まさに灯台のような場所として旅人が目指す場所でもあります。いわき自体も広く、地域ごとに面白い人や土地、取り組みがあります。そこでゆるやかに旅人とまちの人が交わり、また新たな土地へ向かっていく。ここFAROから、いわきと同じ浜通りや、福島県内各地、さらにその先みちのくへつなぐ拠点にもなればと思っています。

ゲストハウスは、2020年5月の開業を目指して動いているところです。2019年10月からは工事も始まりました。今回は、ゲストハウス改装費用の一部として充てさせていただきたく、クラウドファンディングに挑戦いたします。ただ支援する・支援されるという関係ではなく、一緒にゲストハウスをつくる「仲間」になってほしいという思いのもと、ゲストハウスをつくるワークショッププランもご用意しております! ご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします!


もくじ(このページの構成です)

・ゲストハウスをつくる原点

・人が集う場を「まちなか」につくる

・ゲストハウスプロジェクト始動!

・一緒に作り上げるみんなの声

・開業までのロードマップ

・リターンについて


私がスタンツァを開業したのは2004年。それから15年間オーナーシェフとして続けてきました。飲食店を続けながら、2017年にSNSでゲストハウスの立ち上げ宣言をした時には、多くの方に驚かれました。地域の食を味わうお店ということも大切にしていますが、開業当時から人が集う「場」をつくることを意識していたこともあって、私の中では自然なことでした。場を作りたいという原点から今に至るまでを少し長くはなりますが、お伝えしたいと思います。



私は、この三町目商店街で生まれ育ちました。上京後、いわきに戻ってきてお店を始めるときに、人が呼べる業態がやりたいと思い、飲食業に決めました。東京での下積み時代に見た風景がゲストハウスをつくる原点になっています。当時お手伝いをしていた「イタリアンバール」。そのお店にはおしゃべりをする人もいれば、一杯だけキュッと飲んで帰る人がいたり。初めて来た女子高生と、犬を連れていつもやってくる常連のお爺ちゃんが会話してたり、雰囲気がとてもいいのが印象的でした。



このようないろいろな人たちが自然とコミュニケーションができる場って本当にいいなと思いました。当時スタンツァのあるいわき駅前は、どんどんお店が閉店しており、商店街で思い出を作れるような感じではなかったんです。だから、平のまちなかにこんな場ができたらいいなと思って動き始めました。正直、「食」というよりは「場」を作りたいという考えでした。

 

いわきは車社会で、みんな車で過ごしてしまうし、異なる境遇の人たちや、自分とは違うように見える人たちと触れ合える場って意外にも少ない。だから、スタンツァは境目をなくして、いろいろな人たち、異なる人たちが集まる場にしたいと思いました。スタンツァのキッチンがガラス張りなのも、境を作りたくないと思ったからですし、お店に入ってすぐにあるカウンターは、バルの空間を意識してのものでした。




私がなぜいわき市平のこの町に戻ってきたかというと、この場所に生まれ育って、生まれた時から商店街を見てきた人間として、この商店街の衰退に対してなにかしなくてはいけない、言いようのない勝手な責任感を感じたからです。ぐちゃぐちゃ、でこぼこだからこそ、それぞれに逃げ込める場所があったり、いろいろな人たちの出会いがある。そういう商店街をなくしちゃいけないって思うんです。


普段の三町目商店街

地方は、ますます画一的なものになって、便利なサービスとか、大型店とかがどんどん増えています。しかし、そういう時代だからこそ商店街の価値があるのではと、この数年ずっと考えてきました。ちは、様々な人と出会う場所だなって思いますし、そういう泥臭いアナログな体験ができる場所こそ、商店街が生き残る道でもあると思います。実は、同じ三町目商店街・もりたか屋の会田さんたちと始めた「三町目ジャンボリー」も、そんな意味を込めています。


11月10日に行われた三町目ジャンボリーはホコ天! 商店街が多くの人で賑わいました

今の若い子たちは、商店街で過ごした思い出がないから、商店街に愛着が湧くはずがない。だからまず、この商店街のでこぼこを楽しんでもらって、いつの日か、商店街のなかに、思い悩んだ時に逃げ込めるような場所ができて欲しいし、そういう場所がある商店街でありたいと思っています。


2016年、1階と2階で店を経営している両親も引退が近くなって、そこに新しく何か作ろうって考え始めた時に、タイミングよく岸井大輔さんという劇作家に出会いました。岸井さんから、地方で活動している人たちの話を聞かせて頂いて、自分でも調べたり考えたりしているうちに、どう考えたって大変だけど、やっぱりゲストハウスがやりたいと思い立ちました。この店は駅前にあるし、外の人も来やすい。3階が飲食店(スタンツァ)だから、いわきの食にも出会ってもらえるなって。


ゲストハウスとラウンジを開業した時のイメージをまちなかの皆さんに感じてもらうためにも、「ゲストハウスが出来たつもりでゆるりと飲み会」を合計で3回開催しました。2019年3月に開催した第2回では学生インターンの子たちに、ゲストハウスの一番最初の「旅人」としてこの商店街の魅力やゲストハウスのコンセプトを1ヶ月間一緒に考えてもらい、発表してもらいました。外から来た学生とまちの人がゆるやかに交わる風景を見ていて、こういう風景を作っていきたいという手応えを得ることができました。



そして2019年9月30日の第3回。この日は、両親が運営する1,2階の「YAMATO」(花屋と洋服屋)の最後の営業日であり、ゲストハウスプロジェクトの具体的な「始動」の日でもありました。これまでみなさんと一緒にYAMATOを支えてくれた人たちにお礼を伝えるとともに、ゲストハウスの名前「Guest House & Lounge FARO」を発表しました。



翌日から改装工事が始まりました。両親が心を込めて作り上げてきたこの場所を改装し、ゲストハウスを作ります。2階がゲストハウス、1階は旅人とまちの人がゆるりと交わるラウンジ。ラウンジには、地元食材を使ったランチやカフェスペースを作る予定です。さらにチャレンジショップと称して、気軽にお店を出せる場所も作りたいと考えています。設計の北瀬さんと、うーむと頭を捻りながら、ワクワクしながら進めています。



2020年5月の開業に向けて、工事が急ピッチで進んでいます。クラウドファンディングに挑戦したのは、改装費用の一部を賄うためでもありますが、それ以上に、「みなさん」のゲストハウスにしてほしい、一緒に作り上げていきたいという思いを込めています。まちなかに旅人とまちの人が集うゲストハウスを一緒に作っていきましょう! 

ゲストハウスの進行状況はfacebookで随時更新しています。チェックしてみてくださいね。
Guesthouse & Lounge FARO フェイスブックページ


ここでは、日頃お世話になっている方や一緒に作り上げる仲間たちからの応援メッセージをご紹介させてください! (敬称略・ご寄稿順。随時更新していきます!)

藤城 光(アーティスト/デザイナー)
確実に、ここから街の空気が変わっていく。そういう拠点となるに違いないと、最初にお話を伺った時に思いました。いわき駅前の誰もが立ち寄れる場で、人と人が出会い繋がりあい、新しい発想や取組みも生まれたり、ワクワクが尽きない、新しい人気スポットになっていくのだろうなと思っています!オープンが楽しみ!!


岸井 大輔(劇作家)
いわき平のボトルネックは、いわき市の様々な活動と外来者がかんたんにつながる機会です。ほかの都市よりも難しいと思う!楽しみです。


谷口 琢海 (立命館大学経営学部/大阪工業技術専門学校建築学科/インターン参加学生)
いわきは、人が暖かくて、何度も訪れたくなる街。この街にプラットホームのようなゲストハウスとラウンジができたら、訪れる人や住んでいる人にとって「街に開けた1つの居場所」が必ずできる。由布子さんの想いは、人を変え、街を変える。ここにしかない、ここでなければならない「FARO」に向かって、突き進んでいくのみ!

石井 健成(工学院大学建築学部建築デザイン学科/インターン参加学生)
自分は1ヶ月、インターンでゲストハウスプロジェクトに参加させていただきました! ゲストハウスに対して、様々なことに悩み、提案し、そしてそのゲストハウスが実現するのが本当に楽しみです! FARO iwakiが地域のプラットフォームになりますように!


佐久間 柚衣 (立命館大学文学部/インターン参加学生)
平の街は、私が青春を過ごした思い入れの深い街です。私がそうであったように、この街で色んな人と出会って世界がより鮮やかになる…FAROには、そんな素敵な"はじまり"を、訪れた人みんなに提供できる場になってほしいと思います。 みんなで作り上げるFARO。今後どんな色がついていくのか楽しみです!


三ヶ田 圭三(club SONIC iwaki 店長)
いわきに新しいゲストハウスができる。 お話を聞いたときに、すごく興奮しました。 旅人達の止まり木になるその場所が、地元の人間との交差点にもなったら素晴らしい。 自分もたくさん足を運んで、新しい出会いをみつけてみたいと思いました。 まだまだ新しくなっていくいわき。 その中心の場所の一つになる予感がするのは北林夫妻の人間力だと思います。 一緒に頑張って街を盛り上げたいです!


北瀬 幹哉(環デザイン舎 代表)
旅の楽しみは、その土地ならではの体験。FAROなら、いわき駅から5分で「いわきならでは」をたっぷり味わえます。建築的には、いわき産木材、いわきの古民家古材、いわきの土焼物洗面器、築40年代コンクリート躯体等の魅力。皆でDIY仕上げ&家具、来店者と共につくる、これからの「ならでは」もあります。ぜひ、ご参加ください!


小松 理虔(地域活動家)
心踊るプロジェクトが始まりました。前々からみんなが思っていた「いわきにこんな場所があったらいいのに」を詰め込んだ場所になりそうで、勝手ながら、完成する前から、こんなことができるかも、あれもやりたいと妄想を膨らませています。人をこんな風にワクワクさせてくれるプロジェクト、応援しない手はありません!


高木 市之助(アートディレクター/グラフィックデザイナー) 
いわき駅前にゲストハウスができることによって、いわきに新しい観光のカタチが生まれちゃいます。利用者同士で、かゆいところに手が届く情報を交換し合い、想像できない化学反応が生まれる場所になるんじゃないかとワクワクします。応援しております!


松本 丈(地域再生事業家)
「楽しい場所がまちなかにあるじゃん!」「このまちもまだまだ可能性がある!」「自分も何かやってみよう!」ゲストハウスが起こす小さな変化が、確実に人の心に火をともし、まちを変えていく道しるべとなるはずです! 完成が待ち遠しい! 自分のまちをなんとかしようとする仲間として、北林さんを心から応援しています!


小野寺 孝晃(事業構想家)
いよいよ始まりました!このプロジェクトは北林オーナーがかねてより温めていた企画で、たくさんの方の期待や応援に包まれております。FAROが作り出すいわき駅前の新しい変化を皆さんで応援していただければと思います。よろしくお願い致します!


霜村 真康(菩提院副住職) 
FAROの構想のきっかけとなった場から、付かず離れずご一緒することができました。 特に震災後、他所から訪れてくださる方の、滞在場所の確保が悩ましいなか、FAROのオープンはまさに希望の灯。ここから拡がる人の輪が目に浮かびます。ご近所の堂守として、まちの住人として、応援しています!


白石 長利(農家)
守りたいって思う場所&新しい事が生まれる場所。 そんな、両面を持つ場所が、いわきにできる!!  まさに、今、農業が直面している攻守の場所だなと直感しました!!  ここを拠点に、もっともっと、いわきの美味しさの魅力を伝えていきたいです!


会田 勝康(株式会社起点 取締役/三町目商店会 青年部)
僕は震災以後、東京からUターンしてきた人間なのですが、地元に帰ってから自分達の町の企画を、ずっとご一緒させて頂いたのが、北林さんでした。当初は夢のまた夢であったゲストハウスの計画が、様々な方のご協力を得てカタチになろうとしています。仲間として、感無量です。応援しています。よろしくお願いします!


萩 春朋(HAGIフランス料理店 シェフ)
いわきの駅前に人が集まる場所ができ、いわきの街がさらに、明るく活性化していく姿が思い浮かびます。 いわきの魅力的な場所が、また一つ増えること、うれしいです。応援してます。


坂本 博紀(映像制作集団BUNZU 代表/塩屋埼灯台点灯120周年記念事業 事務局)
新しく生まれ変わるゲストハウスの名は「FARO」、イタリア語で「灯台」のことである。いわき市の灯台といえば塩屋埼灯台で今年は1899年の初点灯から120周年を迎え、その記念事業に携わらせて頂いている。灯台のように明かりを目印に旅人が集う存在となれば…という想いがこめられたこの名前だが灯台というのはその灯り一つでは意味を成さない、二つの灯台を目印に自分の位置を把握したり複数の灯台で船の往く航路を形成する。「FARO」もきっと人と人を結び道を創るという役割を果たし、いわきから世界へつながる一つの標識になるだろうと思う。


ここで、現在想定している「Guest House & Lounge FARO」開業までのロードマップをお伝えします。5月にはグランドオープンしたいと考えており、現在進んでいる工事も2月いっぱいで終了する予定です。

開業前の2月には、みんなで作るワークショップを2回開催したいと考えています。一つはゲストハウスの壁塗りワークショップ、もう一つはラウンジのテーブル作りワークショップです。プロジェクトのご支援の中にワークショップ参加権があります。ご支援いただき、ご参加ください。

また、工事終了後の4月にはプレオープンを考えています。クラウドファンディング支援者さまには、本オープン前にご利用していただき、ご意見を頂戴したいと考えています。


今回のクラウドファンディングに関して、金額にかかわらず、ご支援いただいた皆さまの名前を記したプレートをゲストハウス階段脇に掲示させていただきます。ご支援の際には、備考欄にご希望のお名前・企業名等をご記入ください。プレートには木片を使用し、ご自身で直接貼り付けていただくことも可能です。(企業さまも同様です)

リターンには前述のワークショップ参加権やプレオープン宿泊券などのゲストハウス作りに関われるリターンや、オープン後に使用していただける宿泊券やコーヒーチケットもご用意しております。そのほかにも、1階のラウンジで気軽にお店を出せるチャレンジショップ出店権や、ゲストハウス貸切権もご用意しております。Guest House & Lounge FARO」の使い方をワクワク想像していただけたら幸いです!

複数のリターンをまとめて支援することも可能です。例えばワークショップにも参加したいし、宿泊券も欲しいという方は、「ワークショップ」と「お泊まりコース」のお二つを選択し、ご支援ください。(まとめて支援ですと、ご記入の手間も一度で済みます。)


○リターン早見表
リターンの詳細は、各コース説明欄をご確認ください。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最後になりましたが、まちなかにつくるゲストハウス「Guest House & Lounge FARO」にかける想いをご理解いただき、皆さまと一緒に作り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします! ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

2019年11月
「Guest House & Lounge FARO」代表
「La Stanza」オーナーシェフ
北林由布子

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