熱海に、旅の人と熱海の人が繋がれ、心からくつろげ、仕事場にすることもでき、2拠点居住の拠点とすることも可能で、子育て中の方々も安心して宿泊でき、よき出会いがある、「宿と酒場」を作ります。

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶 

初めまして、小口真世と申します。昭和54年1月、滋賀県伊香郡高月町(現 長浜市)で、3人兄弟の長女として生まれました(38歳)。現在、「熱海上宿 宿と酒場 路地の奥にある縁側で」開業準備中です。

これまでの事業について ククイカフェ→エンククイ→モリククイ→エンとマル

平成15年8月、24歳の時、渋谷区恵比寿三丁目でククイカフェという名前のカフェバーをオープンしました。女の子が一人でも安心して飲めて、笑ってご飯を食べられて、そこで出会った誰かと楽しい時間を過ごせる、そんなお店を目指して作ったククイカフェ。開店時にかかった初期費用に貯金を使い果たし、今日の売り上げがないと明日の仕入れができないという自転車操業から始まりましたが(笑)、少しずつ少しずつお客様が増え、お店を始めてから3年半後の平成19年1月には、art&barエンククイと名前も新たにJR恵比寿駅西口から徒歩30秒の場所に移転オープンすることができました。

 

恵比寿駅前に移ってからも毎日様々なお客様に支えられ、励まされながら、本当に楽しんでお店を続けてゆくことができました。けれど、毎晩当たり前のように深夜まで働いているみんなを見ていて、エンククイも続けながら、みんながもう少ししっかり休める場所を作れないか、と思うようになりました。自然の中でゆっくりと過ごせて、太陽の光をたくさん浴びれて、しっかり眠れ、笑ったり泣いたりできる、みんなが今より休める場所を作ろう、と、物件を探し始め、熱海近くの山の上にある別荘地で、富士山と駿河湾が見える広い物件を見つけました。その場所をモリククイと名付け、お客様にも泊まっていただけるように改修。そこから、恵比寿エンククイと熱海モリククイの2拠点での生活が始まりました。モリククイ購入時には一生独身でいる予定だったのですが、引っ越し直前に出会った方と縁あって結婚することとなり、結婚後すぐに妊娠。出産の1ヶ月前に、子育てに専念するため、エンククイを閉店することにしました。エンククイ移転オープンから約6年と半年間、支えてくれた方々のおかげで、心から楽しんで、経営させていただけました。今も、感謝の気持ちで一杯です。

長男出産後すぐ二人目を授かり、慣れない山奥での暮らしに加え、家と庭を常に手入れしながらの生活で、完全移住後の2年半は、育児と家事にほぼ専念していました。訳あって離婚し、現在はシングルマザーとして子供達を育てています。

平成27年12月、上の子が2才半、下の子が1歳半になったのを機に、熱海にあるゲストハウスマルヤさんのテラスにある小屋をお借りして、デリカフェ「エンとマル」を開店させていただきました。

子育てしながらの自営業だったので、土曜日以外は夕方でお店を閉めさせていただいていて、さらに子供が風邪を引くたび臨時休業という不定期な営業だったにもかかわらず、ゲストハウスマルヤのスタッフの皆様をはじめとした、たくさんの方に応援していただき、遠方から通ってくださる方々にも恵まれ、助けられながら、1年と2ヶ月ちょっと、今年の2月末まで経営させていただいてました。

そして、現在、熱海市上宿町に、宿と酒場「路地の奥にある縁側で」の開業準備中です。

 

  

 

   

 

▼このプロジェクトで実現したいこと 熱海に宿と酒場を作る

熱海で働くようになり、私は、熱海が大好きになりました。

熱海には、個性豊かで魅力的なお店がびっくりするくらいたくさんあります。そのほとんどが個人経営のお店です。そして、どのお店を経営されてる方も、あたたかで、かっこよくて、私は熱海の町の人たちにすっかり魅了されました。

また、熱海には、北海道から、沖縄まで、日本中から旅する方々が来られます。静養に来られる方、遊びに来られる方、学びに来られる方、様々な目的で熱海を訪れる、旅の方々。熱海というのは、日本中の方と繋がれる場所なんだ、そんな風に思いました。

「エンとマル」を始めてからの1年と2ヶ月の間、様々な立場の、様々な場所に生きる、様々な価値観の方々と出会い、お話しする機会をいただき、とても幸せな日々でした。熱海の方々(熱海に移住を決めた方や、熱海と東京の2拠点で居住されている方々も含めて)と、熱海に旅しに来られた方々が、お店を介してつながってゆく事が、私にとっては本当に嬉しいことでした。

一方、エンとマルは席数に限りがあり、外との間に壁がないため、夏暑く、冬寒く、音の問題もあり、道路と接しているため小さな子供たちにとっては危なく、悩むことも多くありました。

そうしてだんだんと、「ゆっくり滞在できて、心からくつろげ、熱海の人と旅の人が繋がれ、子育て中の方々も安心していることができ、私自身も子供たちと一緒に暮らしてゆける宿と酒場」を熱海に作りたい、と思うようになりました。

今年2月、熱海市上宿町にある細い路地のどんつきにある古民家2棟を見つけ、この場所ならきっと、そんな宿と酒場を作れる、と、胸が躍りました。見つけた翌日から交渉を始め、現在はその2棟の改修計画を作り終え、各工事の見積もりも出て、日本政策金融公庫さんに融資の申し込みを終えたところです。

 

▼熱海上宿 宿と酒場「路地の奥にある縁側で」について

熱海にやってきた。

ごった返す駅前の商店街を抜け、ゆっくり坂を下る。

通り沿いにはたくさんの小さなお店。

やがて、店がまばらになればそこは、上宿町。

上宿町には、湯前神社、温泉寺、聖欣院、大乗寺という4つの神社仏閣があり、

上宿町はその神様たちを守る町なんだよ、と熱海の友人が教えてくれました。

細い道には、間歇泉、湯前神社。

清めの水は源泉で、温泉の神様がおられます。

その先には、古くから多くの人を慰めた日航亭大湯。

豊かな水流を誇り勢いよく流れる川の傍には、延命堂という和菓子屋。

日本で初めて作られたそこの温泉饅頭は、食べれば命が伸びるという。

そのまままっすぐ歩くと、左手に熱海市役所、右手に大きな空き地のある交差点。

交差点を右に曲がり、一つ目の細い路地を右に入る。

古民家が軒を連ね木々がひしめく路地を抜け

一番奥には古民家が二軒。

二軒を繋ぐのは、長い縁側と小さな庭。

左は宿で、右は酒場。

 

この場所の名前は "路地の奥にある縁側で"

'On the porch at the inmost depths of narrow path'

神様のすぐそばで営む宿と酒場です。

      

 

左が宿棟 1Fはゲストさんのための共有スペース 2Fは個室風のドミトリー

右が酒場棟 1Fはカフェバー 2Fには小さなお子さんがいても泊まれる部屋+私が子供たちと暮らす部屋

二つの棟を繋ぐ長い縁側で、晴れた日は日向ぼっこ、雨の日は読書、小さな庭を眺め季節を感じていただけます。

温泉、神社仏閣、海岸、裏熱海(電車ができるよりずっと前からある、駅から徒歩15分程度のエリアには、かつての花街、今もディープな飲食店が立ち並ぶ界隈があります。そのエリアを私は一人で勝手に「裏熱海」と呼んでいます)まで歩いて行け、熱海駅、来宮駅からも徒歩15分程度です。

宿代は、カフェバーでの1ドリンクチケット込みで、一泊3500円(税抜・土曜日と繁忙期は+1000円)を予定しております。

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

1.どんな状況でもただ一人の人間として人と出会える場所を作りたい

先にも書きましたが、間も無く3歳と4歳になるやんちゃな男の子二人を一人で育てています。故郷を遠く離れた熱海で、不安定な自営業を営み、上の子が抱える発達障害と向き合いながらの年子育児です。時には情けないくらい落ち込んでしまって、どうしても解決策が見つからず、ああ、今の自分ダメだ、旅に出たい(チビたち連れて一瞬だけでもこの状況から逃げだしたい)と思うことがありました。毎日朝から深夜まで、家でも外でもずっと働いていても、冬物と春物を整理する時間すら取れず、金銭的な余裕もありません。それでも旅に出たい、と、東京、横浜、京都、大阪にある様々なゲストハウスを探しましたが、小さな子供がいても泊まれ、そんな状況でも人との交流ができるよう工夫されたゲストハウスを見つけることが、私にはできませんでした。

人生、どんな人にもいろんな時期があります。どんな時期でも、どんな人でも、どんな場所に住んでいても、どんな立場でも関係なく、ただ、1人の人間として、気持ちよくいられ、楽しめ、笑え、人と繋がれる、そんな場所を作りたい、というのが宿と酒場を作ろうと思った一つの理由です。

小さなお子さんがいらっしゃる方には酒場棟2階にベッドをご用意。赤外線カメラで暗い部屋の様子もオンタイムで見聞きできるようにし、子供がぐずったらいつでもすぐに駆けつけられる環境を整えることで、安心して1人になれる時間を持っていただきたい、と思いました。

 

2.住む場所を超えて、人と人がつながれる場所を作りたい

東京で長く飲食店を経営していた間、私にとっての一番の喜びは、お店を介して人と人がつながること、そうして、誰かに恋人ができたり、新たな家族が生まれたり、新しいプロジェクトが生まれたり、会社が生まれたり、仲間ができたり、友達ができたりして、みんなの笑顔がどんどん増えていくことでした。

熱海には、日本中のいろんな場所から、たくさんの方が旅しにいらっしゃいます。住む場所も価値観も立場も全く違う旅する方々が、熱海で出会い、熱海をより楽しめ、人ともつながれ、また帰ってきたくなるような、なんでもないことのようで、あんまりない、そんな場所を作りたいです。

それぞれ違うから難しいことも、きっとたくさんありますが、私にとって、誰もが違っているということは、とても大切なことです。春夏秋冬、どの季節にも様々な花を愛しみ、神様にも仏様にも等しく祈り、万物に命が宿っている感覚をなんとなく持ち、大きく変化する四季を楽しんで生きている、そんな日本だから、きっと私と同じように、違っていることを美しいなぁと一緒に思ったり、一緒に笑ってくださる方がたくさんいらっしゃるんじゃないかな、と思っています。

 

3.熱海の人と旅の人とが出会える場所を作りたい

街を好き、というのは、そこにいる人が好き、ということだと私は思っています。だから、エンマルでやっていたように、熱海の方々と旅に来られた方々をこれからも繋げてゆくつもりです。

これまで、エンマルで過ごされた旅の方々から、「熱海の方に出会い熱海について教えてもらえて、旅を本当に楽しめました。ありがとう。また絶対来ます!」という言葉をたくさんいただきました。一方、そんな時に一緒にアテンドしてくださった熱海の方々からは「楽しんでくれて嬉しいね。いろんな場所の人といろんな話をしながら飲むお酒は、楽しいね!熱海にいながら旅の気分をもらえるね!」という言葉をいただいたり。そんな風に、熱海の方と旅の方とで、一緒に飲めたり笑えたりする時間が大好きです。

また、大好きな裏熱海、かつての花街、今もディープな飲食店が立ち並ぶ界隈を、旅する方々にご紹介、ご案内させていただきたいと思っています。素敵な店主や美味しい料理や楽しい時間と出会い、もっと熱海を楽しんでいただけたなら、そんなに嬉しいことはありません。

  

4.子供たちと一緒にいながら働ける空間を作りたい

シングルマザーでも、子供達との時間も、仕事の時間も諦めず、人生をしっかり楽しみながら、子供達と共に笑って生きていける道がないか、ずっと探し続けています。今の私にとって、その答えが、「路地の奥にある縁側で」でした。

 

▼資金の使い道 目標金額は300万円です。

改修にはあと300万円必要です。まだまだ本当の達成には至ってません。

「路地の奥にある縁側で」は、築80年の古民家を二棟購入し、簡易宿所の許可と飲食店の営業許可を取れるよう改修します。

許可を取る上で、最低限絶対な設備のみで見積もっていただいていて、さらに、親方に申し訳なくなるくらい薄利でこちらの案件を受けてくださっていて、できることは全部自分でやるつもりで動いているのですが、それでも古民家2棟の設備費用は2000万円を超えています。こちらのクラウドファンディングでもし支援してくださる方がいらっしゃいましたら、その資金は全て、開業にかかる設備資金として使わせていただきたいと思っています。

プロジェクト自体がなくなることを避けたくて、100万円に目標金額を設定にしましたが、改修にはあと300万円必要で、まだまだ本当の達成にはいたっていません。

 

▼リターンについて

支援してくださった方全員のお名前をボードに記載しrojioku入り口に設置させていただき、「株主総会vol.1」と題してパーティにご招待させていただきます。一度きりのご縁で終わらぬよう、毎年開催する予定です。

株主総会は、今の所、秋頃に、熱海、東京、京都の三箇所で行いたいと思っています。(路地奥は個人事業です。株券を発行するわけではありません)

上記に加えて支援金に応じたチケットなどを発行させていただきます。全てのチケットの有効期限は1年間です。

1万円 宿泊無料チケット1枚 or フリードリンク(飲み放題)チケット1枚

2万円 宿泊無料チケット3枚 or フリードリンクチケット(飲み放題)3枚

3万円 宿泊無料チケット6枚 or フリードリンクチケット(飲み放題)6枚

6万円 rojiokuの棚をお貸しします。そちらの棚でミニショップなどを開いていただけます。(1年間)

10万円 宿泊無料チケット20枚 or フリードリンク(飲み放題)チケット20枚

20万円 いつでもrojiokuでお仕事していただける会員カード発行(1年間有効 郵便ポスト・荷物保管スペース・コーヒー1杯・電源貸出・wi-fiの料金を含む)or 2棟貸切チケット1枚 or 宿泊無料チケット40枚

50万円 2棟貸切チケット1枚 + 宿泊無料チケット60枚

100万円 専用ベッドをご用意させてください(1年間)突然でも満室でもオープンから365日いつでも無料で必ずお泊まりいただけるようにします

 

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

この場所で、人と人とを繋げてゆきたいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
 

 

熱海上宿 宿と酒場 路地の奥にある縁側で 小口真世

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