知多半島で「知多藍」はじめます!人々の暮らしに寄り添う藍を伝え残しアップデート!

知多半島に小さな藍染屋さんを作りたい!という思いから3年の修行期間を終え、ここ地元に戻りました。畑から染料づくり、染めまで一貫して行い「知多藍」という新しい産業を作ります。工房や畑は常にオープンにし「伝え残しアップデートしていく。」そんな、気軽に藍にふれられるフィールドを知多半島に!

現在の支援総額

3,050,211

152%

目標金額は2,000,000円

支援者数

338

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/01/22に募集を開始し、 338人の支援により 3,050,211円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

知多半島で「知多藍」はじめます!人々の暮らしに寄り添う藍を伝え残しアップデート!

現在の支援総額

3,050,211

152%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数338

このプロジェクトは、2022/01/22に募集を開始し、 338人の支援により 3,050,211円の資金を集め、 2022/02/28に募集を終了しました

知多半島に小さな藍染屋さんを作りたい!という思いから3年の修行期間を終え、ここ地元に戻りました。畑から染料づくり、染めまで一貫して行い「知多藍」という新しい産業を作ります。工房や畑は常にオープンにし「伝え残しアップデートしていく。」そんな、気軽に藍にふれられるフィールドを知多半島に!

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例えば、知多半島に小さな藍染め屋さんが1軒あったら。

汚れちゃった、白い服。
染めなおせば、また着られるようになる。

飽きた白いカーテンもグラデーションに染めれば、
家の中がすっと明るくなる。

それがもし自分の手で染めることができたら
愛着がわいて、更に長く着たくなる。



藍の可能性は無限大。

ものつくりに携わる様々な人も、工房に足を運んで染めていく。
布や、和紙、レザーに木。
いろんなものが、色を変えて広がり知多半島の人々の暮らしに寄り添い、日常に馴染むものが作り出される。


それは、江戸時代のようだけどちょっと新しい光景


そしてその藍は、畑から。



知多半島で藍の葉を育てて、発酵させて蒅(すくも)とよばれる染料の素を作る。

知多半島産の蒅(すくも) で染める藍。

それを「知多藍」と呼んで広げていく。


小さな藍染め屋さんから発信される「知多藍」を
いろんな人が染めて、使い、藍の価値を知る。


そのために私は、ここ知多半島で小さな藍染め屋さん『紺屋のナミホ』を作ります。


藍の世界はまだまだ分業制が主流で
蓼藍(たであい)を作る藍農家と、蒅を作る藍師、藍染めをする染師がいます。

しかし『紺屋のナミホ』では、自分で畑から染料つくり、染めまでを一貫して行います。

そして『天然藍灰汁発酵建て』という昔ながらの伝統的な技法にこだわり染色します。
タデ藍の葉っぱを発酵させて作る蒅(すくも)という自家製の染料を用います。

材料は蒅と灰汁と貝灰とフスマ。時々お酒。
全て天然素材を使用し、科学的なものは一切使いません。


土地の気候や温度、水などにより、日々変動する藍の染液に合わせて
染め方も日々変える。

このように自然から作り上げられる、藍の曖昧さに寄り添い染色をします。



自然から生み出される色とは思えないほど、美しく神秘的な天然藍。
染めた布は引き締まって丈夫になり、燃えにくく、虫食いからも守り、長く愛用できます。

染料の元となるタデ藍は抗菌や消臭や保温効果が期待され、染めた布にもその効能は残るといわれています。

また、藍は傷を早く治すとされていることから、武士も好んで身に付けたり、ゲン担ぎとして「勝ち色(褐色)」とも呼ばれたり。

染め上げた直後は灰汁に覆われて茶色っぽくなった布は、水で洗うとスッと灰汁が流れて、冴えた青色が浮かび上がります。



良く晴れた日と、私自身の手で丁寧に染め上げた青い布。

 

 

愛知県の西側に位置する自然豊かな、知多半島。
地元である、知多半島に根を張りものつくりをします。


『紺屋のナミホ』の工房をかまえたら、まず“常滑焼の甕”で藍を仕込みます。
お酒は、常滑に嘉永元年から続く老舗の酒蔵、澤田酒造さんの「白老」を。

灰は、常滑焼を焼いたときに出る灰や、知多半島にあるピザ屋さんから分けてもらったものを使います。

ワークショップに使う布やアイテムは知多岡田にある竹内宏商店さんに“知多木綿”をご用意いただくことができました。

有松でもご協力いただき、知多藍で染めた有松絞の商品化も進んでいます。

『紺屋のナミホ』の藍染めは、できるかぎり知多半島のものでまわる藍染めを目指します。


工房や畑は常にオープンな場に。

仕事、趣味を問わず『藍染めをやってみたい。知りたい。』という人たちが気軽に染めに来たり、学べる環境を知多半島に作ります。


そして、その畑や工房をフィールドとし『伝える。』をキーワードとしたワークショップや、習い事、講習会を定期的に開催します。


そして、藍染めで今までにない新しいものを日々作り出します。
それは時には一人ではできないので、ものつくりをしている方々や地域の方と協力をして
常に時代に合わせて変化をしながら、藍染めを生かしたものつくりをし続けます。



知多半島の藍を伝え、残し、広めるために、『知多藍』という新しいブランドを作ります。

知多藍の定義は、「知多半島で仕込んだ、知多産の蒅で染めること。」

 

これから一人でも多く、藍染めをする人や藍染めのモノを使う人が増えれば
日常に溶け込む江戸時代のような暮らしの藍に近づけることができる。そして産業として『知多藍』の認知が広まっていけば、わたしがこの土地で藍染めをするという役割を果たすことができます。



常滑には、やきもの散歩道という観光地があります。




そこは昭和初期頃に常滑焼で栄え、今も煙突や窯や工場が残りノスタルジックな景色を残す場所。現在は小さな雑貨屋やカフェ、工房が立ち並び散歩しながら廻れるようになっています。

その街の中には、自分と同世代の仲間があつまり古民家カフェを作るんだと壁を塗り、

小さな団子屋にはおじいちゃんたちがぎゅうぎゅうに集まり昔話に花咲かせ、

聞き上手なオーナーが営むカフェには常滑の住人達がいろんな話のタネを抱えて今日も暖簾をくぐる。

そんな何気ない日常にわたしの藍も溶け込めたらなと、将来像を描くようになりました。


それからは、ものすごい速さでいろいろな物事が動き、私は常滑で出会うみんなをたどり、工房をつくりたい建物へと着きました。


 

そこはかつて、土管工場だった建物。赤く大きなレンガ作りの窯が残ります。

少し小高い場所にあって、景色も良好。頑張れば海が見えそう。
すぐそばには、常滑のシンボルでもある大きな大きな見守り猫の『とこにゃん』が手招きしています。

畑も、近くで貸してくださる人が見つかり、着々と準備が進みます。

工房所在地:紺屋のナミホ 常滑市栄町2-20
(工房の予定地は変更となる可能性がございます。)





 藍の職人になる決意をしたわたしは会社員を辞め
3年後に知多半島へ戻ることを決意し岐阜県郡上市の山奥へ。

白山の修験道の途中にある「石徹白(いとしろ)」という小さな集落へ移り住み、藍の修業に専念しました。

その山奥に、小さくも凛とした佇まいの洋品店があり、
そこでは集落に昔から伝わる『たつけ』という野良着が並びます。

直線裁ちで、できるだけ捨てる場所が出ないように作られたズボン達を、現代に溶け込むようアップデートして、藍染めや草木染など昔から伝わる方法で染色をして服作りが行われています。


https://itoshiro.org/


藍に使われる「蒅」といわれる染料は、買うのがまだまだ主流ですが、そこでは、種をまき、畑で藍を栽培し、夏に刈り取り、冬に葉を発酵させて蒅を仕込みます。

その土作りから染までの工程を全て一貫して行うことに、これからの時代の新しさや藍を深く追及する意味を感じ、

藍染師だけでなく、藍農家と、蒅を作る藍師となって知多半島へ戻ることにしました。

そうして、ようやく今年の10月で3年間の修業期間が終わり知多半島へ戻りました。


知多半島にも、かつては藍染めがあったといわれています。
常滑焼の藍甕、藍の有松絞、藍染めされた縞模様の知多木綿など、歴史に残されています。

常滑焼、有松絞り、知多木綿。どれも今も残る産業。

そんな中、消えてしまった藍染めを知多半島に再び取り戻せたら。

更にアップデートして、よりおもしろいものつくりができれば。


現在実現に向けて、工房の改修が始まり日々奮闘中ですがまだまだ、力不足な点もあり、皆さんの応援を必要とします。


「人々の暮らしに寄り添い、日常に馴染むものつくりをする。」

そんな小さな藍染め屋さんを地元の知多半島でスタートをさせるために

ぜひ、ご協力をお願いいたします。




【リターンを一部紹介】

[3,500円]
巻いたり、拭いたり、カットして。
お好きな使い方で。

[5,000円]
丈夫で程よく柔らかい知多木綿の藍染めのカバー。
リラックスに◎

[6,000円]
藍染めの材料に使用する澤田酒造さんの「白老」。
白老のロゴ入り手ぬぐいとセットでご用意。

[8,000円]
フリーターコーヒーとのオリジナルセット。
村ごとオーガニック認定を受けているミャンマー産のコーヒー豆と、
同じコーヒーの花から採れたコーヒーハニー。
藍のコースターをセットに。

[10,000円]
工房より徒歩3分の古民家カフェimawoで1.5時間お茶ができます。藍のこと、移住のこと、その他、なんでも聞いてください。

[12,000円]
汚れた服、飽きた服。ありませんか。
染めなおしたら、また着たくなる。

[30,000円]
あなたの家に藍を建てに行きます。

[50,000円]
2日間で10人(以上)!
常滑のおもしろい人に合わせます!


【オープンまでの流れ】

1月~2月 クラウドファンディング

1月~2月 工房改修

3月      内装準備

4月上旬  工房オープン予定


【資金内訳】

・藍甕     200,000円

・蒅小屋製作費 700,000円

・内装改修費  600,000円

・備品、雑費  300,000円

クラウドファンディング手数料+その他 200,000円


お酒のリターンに関して、本プロジェクトは澤田酒造との共同起案となります。
澤田酒造 https://hakurou.com/p/about/terms

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-In方式で実施します。
目標金額を達成しなかったとしても、 終了日までの支援金を受け取れます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 【工房が決まりました!】2月上旬、クラウドファンディングのさなか、SOSの投稿から本当にたくさんの皆さんにお声掛け頂き、動いて頂き、ありがとうございました。たくさん悩んだし、困ったし、見つかるまですごく大変でしたが、覚悟も決まって、少し大きな建物をお借り出来ることになりました。常滑やきもの散歩道のBコースにあたる場所にあります。早速4月から準備が始まり本格的に改修工事が動きました。築95年のボロボロのその建物は、常滑焼の製陶所だった建物です。大きな窯や機械が残り、柱や窓は土や釉薬で汚れていて、3代に渡る歴史が残ってます。1ヶ月ほど悩みましたが、いろいろな想いがあり、この建物を使う決意をしました。とりあえず、5月頃には工房を稼働させられる状態までもっていけたらと思っています。わたしも、それまでは大工さんと一緒に改修工事を手伝います。この工房は、私1人ではなく皆さんの応援の下、成り立つということ。忘れずに、頑張りたいと思います。もし、タイミングが合う時がありましたら是非遊びにいらしてください。改修や掃除などを手伝ってくださる方も随時募集しています。(詳しくは各SNSで…)毎日確実にいるわけではないので、来られる前にご連絡いただけると助かります◎工房:常滑市奥条3-200(旧たちばは焼) もっと見る
  • 本日、目標としていた100%を達成致しました。ご支援してくださった方へ、厚くお礼を申し上げます。そして、ひとつクラウドファンディングの内容から変更があります。1週間ほど前に各SNSには投稿をしましたが、SNSをご覧になっていない方もいるかと思うので改めてここに記載します。昨年の7月から決めていた、常滑のやきもの散歩道の物件が、白紙になりました。最終決定は自分がしました。誰が悪いとか、何がいけなかったとかではなく、ただ、自分の工房となる場所はここじゃ無かったんだな、って。わたしの友人は「物件探しって恋人探すのに似てるよね。」って。ほんと、そんな気分です。さて、そこでわたしは今クラウドファンディングをしています。水面下で、散歩道内で再び探しなおして、しれっと、住所を書き換えて何事もなかったかのようにつき進めることも考えましたが、応援してくださる方が多くいらっしゃる中で、みなさんはこの事実を知る必要があると思い、わたしもひとりで抱え込んで塞ぎ込んで(一晩、二晩、落ち込んでみたりもしましたが。)いるよりかは、今の現状を包み隠さずお伝えする事が自分も少し、気持ちがすっとなるし、何より応援してくださっている方々への誠意かと思いました。クラウドファンディングはやめないし、知多藍を作ることも変わりません。(3年積み上げてきた思いは超ぶ厚い!)変わることはひとつ、建物だけ。でも、その建物を用意しないと進む事も進めない。落ち込みながらもどうにかこうにか今立ち止まっている場合では無いと、闇雲にこの1週間動きました。散歩道は知多半島の中でも更に物件を見つけるのは難しい。まず、不動産情報やネットにはほとんど上がってこない!良い感じの空き家を見つけては、隣の家にピンポンして情報を聞き出す。昔から住んでる常滑の地元の方々に聞き込みまわる。そんなこんなで数日が過ぎましたが、もちろんパッと、ポンと。出てくるわけはなく。それでも、今の最優先は工房をみつけるのと。わたしの工房が見つかるまで、止まることなく全力で動きます。なのでみなさま、変わらず応援くださるととても嬉しいです!!!リターンは遅れることないよう、確実に準備をして行きます。工房に関して、完成が遅れる可能性が十分にあること、みなさまへ、大変申し訳ありません。それでも、みなさまの応援、期待をしっかり握り締めているので、知多半島に藍の工房を必ず作ります。どうかどうか。お力を。今のところ2月いっぱいまでは散歩道周辺で探して、それでも難しいときは知多半島全域で探し直そうと思います。「常滑だから」応援したいと思ってくださった方たくさんおられると思います。大変申し訳ありません。もし、常滑で難しくなってしまった場合はどうにか対応できますよう検討しています。クラウドファンディング、残り10日ほど、引き続き最終日まで。よろしくお願いします。 もっと見る
  • あなたの家に藍を建てに行きます。半年間のアフターフォロー付き。家で藍建てにチャレンジしたいけど、独学でやるのは不安…という方へ、私が藍建てからお手伝いいたします。メールや電話にてアフターフォロー付きなので、日々の管理も困ったことがありましたら気軽に相談ができます。必要な材料はこちらで指示を致しますのでご用意お願いいたします。(季節や環境、仕込みたい量によって変わります。)基本的な材料・蒅・ポリバケツ(藍甕)・広葉樹の灰・貝灰・ふすま・混ぜる棒・洗い桶どのような環境で藍染めをするか、リターン購入前にご相談いただけますと安心です。有効期限はチケット到着後、5年です。※愛知県外の方は、交通費を別途お願いします。------------------------上記の内容のリターンになりますが、問い合わせ等多かったので、詳細をこちらに◎リターンに含まれるものは要するに講習代とその後のアフターフォロー。材料費は別途です。具体的にいくらくらいかかるのか。全て仕込む量によって前後があります。・蒅 → 2万〜5万・ポリバケツ(藍甕) →5000〜1万円・広葉樹の灰 →無料〜3,000円・貝灰 →1000〜4000円・ふすま →500〜2000円・混ぜる棒→ ものによる…・洗い桶 →1000〜3000円ざっとこんなあたりです。場所に関しては、わたしが賃貸のアパートで可能だったので、やり方によっては、わりとどこでも出来そうだと感じています。(野生動物の出入りが多い部屋や納屋は避けたほうが良いです!)仕込む時期は冬以外がおすすめ!そして、1番良くある質問ですが、初心者でも出来ますか?1番難しい藍建てはわたしが手助けしますので大丈夫。その後も藍の状態を確認しながらのお手入れも、都度ご連絡いただきフォローさせていただく事ができます。遠隔でわたしも一緒に管理する形になるので大丈夫かと思いますが、ただ、しっかり確認頂きたいことが「手軽ではない。」ということです。藍を仕込むと、1〜2週間。長い人で1ヶ月くらい朝晩2回の攪拌が毎日続きます。藍が建てば、その後は1日に1回の攪拌が、染められる間は続きます。(たまに撹拌できない日があっても多少なら大丈夫なので構え過ぎず…!)染められる期間は仕込む量や染める頻度によって差がありますが、大体3ヶ月〜半年ほど。中々藍が建たなかったり、ある日突然に藍の状態が不安定になったりします。そのように、心配や、不安になる事はわたしもまだまだあります。藍を始めると、そんな感情もセットになってくると思います。感覚的には子供、とは思いませんが、ペットが1匹増えた。ってくらいの覚悟は必要かと思います。それでも、自分専用の藍の液を持つ事は、本当に生活や心が豊かになります。その経験や、感動は何にも変え難い。なんで青になるのか不思議で仕方なくって、愛おしい。ぜひ、藍のある暮らしをおくってみませんか。本気でこのリターンを考えている人は、まだまだ聞きたいことがあると思うのでお気軽にメッセージください。では引き続きよろしくお願いします!!#藍染 #本藍染 #藍 #indigo #naturalindigo #知多木綿 #愛知 #知多半島 #知多 #紺屋のナミホ #有松絞り #蒅 #地獄建 #天然藍灰汁醗酵建て #クラウドファンディング #クラファン #発酵 #オーガニック #アップサイクル #ワークショップ  もっと見る

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